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更新日 2024.4.8

神戸女学院中学校・高等学校とは?学費・偏差値・入試・進路・評判をご紹介

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こちらの記事では、神戸女学院中学校・高等学校について紹介していきます。

神戸女学院は兵庫県にある関西最古の歴史を誇るミッションスクールです。

独自の教育方針や自由な校風に定評があり関西屈指の難関校となっています。

今回はそんな神戸女学院の偏差値や学費、カリキュラムや気になる口コミまで徹底解説していきます。

神戸女学院の受験を視野に入れている方には必見の内容になっていますので、ぜひ最後までご覧になって下さい。

神戸女学院中学校・高校とは

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神戸女学院の基本情報

神戸女学院の基本情報
創立年 1875年
アクセス 阪急電鉄今津線 「門戸厄神」駅 徒歩15〜20分
永久標語 愛神愛隣

神戸女学院高等部は、中等部からの内部進学のみです。

神戸女学院は、1875年創立と非常に長い歴史を誇る、関西最古のミッションスクールです。

中高一貫の女子校として、社会に必要とされる女性のリーダーを育成する使命を担っています。

神戸女学院中学校・高校の偏差値

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関西屈指の学力を誇る神戸女学院中学校の偏差値・入試情報をみていきましょう。

神戸女学院の偏差値

神戸女学院の偏差値は以下のようになっています。

中学校偏差値 65
県内順位 2位/140
全国順位 39位/2,175

神戸女学院中学校の偏差値は65とかなり高めで、兵庫県内でも灘中学校に次いで、須磨学園中学校・甲陽学院中学校と並び2位と非常にレベルが高い学校だと言うことが出来ます。

同じく兵庫県内に位置する中高一貫の女子校である神戸海星女子学院中学校は最も高いクラスで偏差値59程度ですので、他の女子校と比べても一歩レベルの高い学校です。

神戸女学院中学校・高校合格のためのおすすめ塾はこちかから。

✔県内2位の偏差値

✔県内の中高一貫の女子校の中で最も高い偏差値

神戸女学院中学校・高校の入試情報

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【2023年度】神戸女学院中学校の入試要項

神戸女学院中学校の入試要項
募集人員 女子約135名
受験料 24,000円
出願期間 2022年12月23日(金)~2023年1月5日(木)
試験日 2023年1月14日(土)学科試験
2023年1月16日(月)体育実技試験
合格発表 2023年1月17日(火)12時〜 書類発送
2023年1月17日(火)14時〜15時 Web上で公開

一般的な中学入試が複数日程を用意しているのに対し、神戸女学院は試験日程が分かれておらず、1回のみの入試となっています。

また、試験での判定以外にも、提出した調査書による評価も含まれています。

出段日程・試験日ともに中学校受験としてはやや早めの日程となっているため、注意して下さい。

試験科目・配点

科目 試験時間 配点
国語 50分 120点
算数 50分 120点
社会 45分 100点
理科 45分 100点
体育実技 -* 20点

*体育実技の詳細な試験時間は公開されておらず、午前中とのみ記載されています。

4科目の学科試験のほかに、体育実技があるのが特徴です。

以上5科目以外の受験方法は用意されていないため、神戸女学院中学校を受験する際には全ての科目に対策する必要があります。

2023年度神戸女学院中学校入試結果

募集人数 135名
志願者数 254名
受験者数 250名
合格者数 159名
合格最低点 261点(460点満点)

2023年度の神戸女学院中学校の入試結果では、倍率は1.6倍でした。

また、2023年度の体育実技テストは、バスケットボール(5号ボール)のシュート(20秒間)・縄跳び[二重とび](20秒間)・マット運動[後転]・ハンドボール投げの4種目でした。

✔︎出願方法は郵送のみ

✔︎4科目の学科試験+体育実技試験

✔︎2023年度の倍率は1.6倍

神戸女学院中学校・高校の特徴

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  • ✔︎ボランティア活動
  • ✔︎愛校バザー
  • ✔︎海外研修
  • ✔︎クローバー推薦

ボランティア活動

キリスト教精神に基づく人間形成を行う神戸女学院では、生徒がボランティア活動に接する機会を多く設けています。

これらの活動は自主的に実施されていますが、授業だけでは知ることができない貴重な経験を通し、人や社会のために、自分ができることはなにかを各自が考えます。

愛校バザー

創立者記念日である5月22日を含む「愛校週」の土曜日には国内外の援助に感謝し、愛校の念を新たにする機会として毎年バザーが催され、現在まで100年以上続いています。

海外研修

神戸女学院では夏休みに希望制の海外研修を行っています。

アメリカの現地の高校でアジアからきた生徒と共に語学研修プログラムに参加したり、オーストラリアの姉妹校に2週間ホームステイをしながら通学するプログラムなどがあります。

クローバー推薦

クローバー推薦入学試験とは志願者の母・祖母もしくは姉妹が神戸女学院諸学校を卒業、あるいは在学している場合に神戸女学院大学に推薦枠で応募することができる制度です。

高い知性と教養を育み、また全人的な成長を促す神戸女学院のこのかけがえのない校風や雰囲気を、世代を超えて守り育むことを目的として実施します。

✔︎1875年創立の伝統校

✔︎キリスト教に基づいた指導

✔︎豊富な海外研修

神戸女学院中学校・高校のカリキュラム

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神戸女学院の教育指針

神戸女学院には9つの独自教育方針があります。

神戸女学院の9つの教育方針
  1. 関西最古のミッションスクール
  2. キリスト教に基づく教育
  3. 特色ある英語教育
  4. ヴォーリズ建築と岡田山の自然
  5. 自由な校風
  6. 生徒主体の学校生活
  7. 全人的教育
  8. 卒業後の進路
  9. 愛神愛隣

関西最古のミッションスクールとして社会に必要とされる女性のリーダーを育成することを重視しています。

また、キリスト教に基づく教育や日本語を原則として使用しない英語教育など独自の教育で生徒の学力を伸ばします。

神戸女学院の教育内容

神戸女学院の英語の授業では原則全て英語で行い、耳から英語教育の基礎を身に着けるというCrew Methodを基に学習します。

また、歌やゲームなど、生徒の興味をひきつけ積極的な参加を促す学習法を取り入れ、臆せず英語を話す姿勢と能力を育んでいます。

入学後に実施されるデイキャンプは、新入生が神戸女学院の生活にいち早く馴染めるように企画されています。

2日間、オリエンテーリングなどを楽しむなかでリーダーやクラスの人と親しみます。

✔︎関西最古のミッションスクール

✔︎耳から身に着ける英語教育

✔︎学校に馴染みやすいデイキャンプ

神戸女学院中学校・高校の学費

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神戸女学院の初年度納入金

神戸女学院の初年度納入金
入学金 400,000円
授業料 398,200円
その他 377,100円
合計 1,175,300円

※価格は全て税込み表記です。また、金額は目安であり、年度によって変わる場合があります。

神戸女学院中学校の初年度納入金のうち、入学金が400,000円とかなり高額になっています。

初年度納入金の合計は1,175,300円と兵庫県内の私立女子校としては中程度の金額です。

ただし、高額な入学金を除いた2年次以降の学費は兵庫県内の私立女子校の中でも4番目に安くなっています。

✔︎入学金は40万円

✔︎兵庫県内の私立女子校としては中程度

✔︎純粋な学費は一般〜やや安め

神戸女学院中学校・高校の評判・口コミ

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ここまで神戸女学院の特徴や入試情報について紹介してきました。

ほかに気になるのはやはり実際に通っている生徒の生の声ですよね。

こちらでは進学実績と学費に関する良い口コミや気になる評判を紹介していきます。

進学実績に関する評判・口コミ

学校として公開していませんが、国立医学部等への進学実績が高いです。

学校自体は進学実績を公表していませんが、関西屈指の難関校というだけあり、国立医学部や理系への進学が多いそうです。

塾は不要です、学校で全て面倒を見ます、といった学校ではないので、予備校には行くことにはなるが、学校の授業自体の進度や深度もかなりのレベルである。

7割近い生徒が理系に進む上、国公立進学者がかなり多い。

学校の授業だけで十分な学力がつくため、塾に通う必要はないとの口コミです。

女子校でありながら多くの生徒が理系に進学しているようですね。

学費に関する評判・口コミ

学費等にかかる費用についてですが、入学金、学費等については学校案内などをご覧になるとわかると思います。

その他にかかる費用はそんなにはかかりません。

修学旅行費も国内なので、他の私立にくらべれば安いと思います。

学費は高いと感じる意見もありますが、私立中学としては平均的な学費のようです。

また、私立中学校は海外への修学旅行が多い中、修学旅行先が国内になっているため、積立金などの分が安くなっているようです。

✔︎進学実績が良い

✔︎国公立大学への進学が多い

✔︎学費は納得の声が多い

神戸女学院中学校・高校合格のためのおすすめ塾

創学アカデミー

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創学アカデミーの基本情報
対象 小学生(中学受験生)
授業形態 集団指導
所在地 兵庫県(神戸、三田、明石、加古川、姫路)

創学アカデミーの特徴

創学アカデミーは、兵庫県の中学受験を専門としている集団指導塾です。

一般的な塾に通う小学生の第一志望合格率が60%前後なのに対して、創学アカデミーの第一志望合格率は87.2%にものぼります。

このような高い合格実績を可能にしているのは、習熟度別に用意されたクラス編成です。

一人ひとりの希望や志望校にあった指導がしにくいという集団指導塾の弱点をカバーし、きめ細かい指導が可能になるのです。

創学アカデミーの料金

創学アカデミーでは、詳細な料金を開示していません。

料金が気になった方は公式サイトよりお問い合わせください。

↓↓創学アカデミーの詳細はこちら↓↓

関西個別指導学院

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関西個別指導学院の基本情報
対象 小学1年生~高校3年生・高卒生
授業形態 個別指導(1対1・1対2)
対象地域 大阪府・兵庫県・京都府

関西個別指導学院の特徴

関西個別指導学院は、教育大手ベネッセグループが経営する個別指導塾です。

その強みは長年の指導経験を生かした豊富な情報力と人材力にあります。

35年以上の指導経験の中で、各学校の入試に必要な情報などを熟知しているため、神戸女学院などの中学校入試にもおすすめの塾になっています。

また、豊富な人材力から生徒に合う講師が必ず見つかるマッチングシステムを持っており、相性の良い講師が見つかるまで何度でも講師を変えることができます。

関西個別指導学院の料金

関西個別指導学院では、料金を開示していません。

料金が気になる方は、公式サイトよりお問い合わせください。

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紹介した塾の比較

ここでは、今回紹介した2つの塾を比較していきます。

指導形態 特徴 料金
創学アカデミー 集団指導 兵庫県の中学受験専門塾 資料請求にて開示
関西個別指導学院 個別指導 ベネッセグループの大手個別指導塾 資料請求にて開示

今回紹介した創学アカデミーと関西個別指導学院は、まったく異なる指導形態を持っています。

創学アカデミーは習熟度別のクラス編成による集団指導、関西個別指導学院は最大1:2の個別指導を行っています。

ぜひお子さんに合った指導形態の塾を選択してください。

✔中学受験専門の集団塾なら創学アカデミー

✔教育大手の個別指導塾なら関西個別指導学院

✔お子さんに合った指導形態の塾を選ぶと良い

まとめ

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いかがでしたか。

今回は、自由な校風や独自の教育に定評がある関西屈指の難関校、神戸女学院の特徴や学費、口コミなどを紹介しました。

また、中学受験におすすめの塾として地域密着指導で兵庫県の中学受験専門塾の創学アカデミーとベネッセの個別指導塾である関西個別指導学院を紹介しました。

受験対策は、早くから始めるほど周りと差がつき有利になります。

気になった方はまずはお問い合わせをしてみてください。

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【初心者でもわかる】この記事のまとめ

「神戸女学院中学校・高校」に関してよくある質問を集めました。

神戸女学院中学校・高校の特徴とは?

神戸女学院中学校とは、兵庫県の神戸市にある、関西最古の歴史を誇るミッションスクールです。特徴としてはボランティア活動に力を入れていること・愛校バザーを100年以上続けていること・アメリカやオーストラリアへの海外研修を行っていること・神戸女学院学院大学に推薦入学ができることが挙げられます。詳しくは記事に記載しています。ぜひ参考にしてみてください。

神戸女学院中学校・高校の入試や偏差値は?

神戸女学院の偏差値は、65となっており、県内屈指の難関校です。入試は国・数・社・理の4教科と、体育実技、調査書で合否が決まります。詳しくは記事に記載しています。

神戸女学院中学校の学費はどのくらい?

神戸女学院の学費は、入学金400,000円、協力金100,000円、授業料398,200円、授業充実費239,200円です。ほかの中高一貫の中学校の学費と比較すると、神戸女学院中学校は約80万円・須磨中学校は130万円・六甲学院中学校は95万円のため、そこまで高くはないことがわかります。詳しい金額は記事に記載しています。参考にしてみてください。

この記事を企画・執筆した人
-StudySearch編集部-
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