ホーム >> 学習関連コラム >> 受験・資格 >> 青山学院大学の社会情報学部とは?偏差値・難易度・勉強法・評判をご紹介
更新日 2024.2.2

青山学院大学の社会情報学部とは?偏差値・難易度・勉強法・評判をご紹介

今回は、青山学院大学の社会情報学部について紹介します。

「大学受験の勉強をそろそろ始めないといけないけど志望校が決まっていない」という人も居るかもしれません。

この記事では、社会情報学部で学べることはもちろん、入試の勉強法や対策、おすすめの予備校についても紹介していくのでぜひ参考にしてください。

青山学院大学の社会情報学部とは?

_画像

青山学院大学社会情報学部の基本情報
創設 2008年
生徒数 901名
キャンパス 相模原
学科名 社会情報学科

社会情報学部は、神奈川県相模原市に位置し、文理融合をコンセプトにした学部です。

社会情報学部とは?

文系志望でも学べる社会・情報学

文系で社会情報学部を受験した人の中には、情報学や数学が心配だという人もいるのではないでしょうか。

社会情報学部では、そんな人のために数学質問部屋が用意されており、個別で質問することが出来るので、分からないところを解決しながら学ぶことが出来ます。

実践力を身につけられるプロジェクト学習

プロジェクト学習では、グループで様々な現実問題に取り組みます。

某携帯会社と協働し、モバイルシステム活用の提案をしたり、神奈川県の某企業の具体的な経営課題の解決にチャレンジするなど幅広い機会に携わることが出来ます。

情報の高度な応用力

プログラミングやWEBテクノロジーなどのIT技術はもちろん、経営情報のIT管理の知識やシステム管理なども習得することができます。

これにより、コンピューターを活用してさまざまな問題の解決をデザインするスキルを十分に身に付けることが出来ます。

社会情報学部の偏差値

偏差値 57.5~65.0
共通テスト得点率 76~85%

社会情報学部の偏差値は60前後で、共通テストでは8割程度の得点が求められます。

✔社会情報学部では、実生活で活用できるIT技術を習得できる

✔プロジェクト学習では様々な企業と協働して課題解決を目指す

✔偏差値は60前後である

青山学院大学社会情報学部の入試

_画像

社会情報学部の入試情報(2023年度)

一般入試の日程

ここでは、一般入試の日程を方式別に紹介していきます。

個別学部日程(A・B方式)
出願期間 試験日 合格発表日
1/6~1/24 2/9 2/17

まず、A・B方式は2月9日の午後に試験が実施されます。

その約1週間後に合格発表があります。

個別学部日程(C・D方式)
出願期間 試験日 合格発表日
1/6~1/24 2/9 2/17

C・D方式の試験は、A・B方式と同じ日の午前に実施されます。

合格発表は約1週間後です。

一般入試の試験内容

ここでは、一般入試の試験の内容や配点について方式ごとに紹介していきます。

個別A方式の試験内容
共通テスト 2教科2科目(200点満点)
【国語】国語(近代以降の文章)(100点)
≪地歴≫世界史B・日本史B・地理Bから選択
≪公民≫現社・倫理・政経・「倫理・政経」から選択
●選択→地歴・公民から1科目(100点)
個別学力試験 コミュ英・英表(200点)

まず、A方式では、共通テストで2教科、個別学力試験で1教科必要です。

共通テストは、地歴公民から1科目と必須である国語を合わせて200点満点です。

個別学力試験では、英語のみ受験することになります。

個別B方式の試験内容
共通テスト 2教科2科目(200点満点)
【国語】国語(近代以降の文章)(100点)
【外国語】英[リスニングを課す](100点)
個別学力試験 数学Ⅰ・Ⅱ・A・B(数列・ベクトル)(200点)

B方式も共通テストで2教科、個別学力試験で1教科と合わせて3科目の受験が必要です。

共通テストでは、国語と英語の受験が必須です。

個別学力試験では、数学の試験があり、200点満点となっています。

個別C方式の試験内容
共通テスト 2教科3科目(200点満点)
【数学】数学ⅠA・ⅡB(100点)
【外国語】英[リスニングを課す](100点)
個別学力試験 数学Ⅰ・Ⅱ・A・B(数列・ベクトル)(200点)

C方式は、共通テストで数学・外国語の2教科3科目、個別学力試験で数学が必要です。

英語ではリスニングも課されるのでリーディング・リスニングともに対策が必要です。

個別D方式の試験内容
共通テスト 2教科2科目(200点満点)
【外国語】英[リスニングを課す](100点)
≪国語≫国語(近代以降の文章)(100点)
≪地歴≫世界史B・日本史B・地理Bから選択
≪公民≫現社・倫理・政経・「倫理・政経」から選択
●選択→国語・地歴・公民から1科目(100点)
個別学力試験 総合問題(200点)

D方式では、共通テスト以外に個別学力試験で総合問題の受験が必要になってきます。

共通テストは、必須の外国語に加え、国語・地歴公民から1科目選択する形式で、合計200点満点となります。

個別学力試験には総合問題が課されます。

以上全ての方式において、共通テストの受験が必須となります。

個別学力試験を受けるだけでは受験できないので注意しましょう。

社会情報学部の難易度は?

社会情報学部の難易度の変化

入試名 倍率 募集人数 受験者数 合格者数
2022 2023
一般選抜合計 4.0 3.6 147 1,427 393
学校推薦型選抜合計 - - - - 104
共テ合計 3.9 4.0 162 1,731 426

一般選抜の倍率は、2020年に比べるとかなり低くなりましたが、それでも4倍程度となっています。

青山学院大学の中での難易度

共通テストの点数が必須になったことから、全ての学部で2020年よりも倍率が下がっています。

定員が少ないこともあり、どこの学部も倍率は高めですが、それでも6倍くらいのところが多いので、倍率だけで言えば社会情報学部は穴場の学部ともいえます。

✔社会情報学部の一般選抜にはA~Dの4方式がある

✔一般選抜でも共通テストの点数が必須なので注意する必要がある

✔大学全体が例年より低倍率だがそれでも4倍程度である

青山学院大学社会情報学部の勉強法・対策法

_画像

個別学部日程の一般入試は共通テストが必須

共通テストは8割が大前提

青山学院大学社会情報学部の個別学部日程では、共通テストの点数が必須となっています。

つまり、どれだけ大学独自の問題で点数が取れたとしても、共通テストの点数が低いと合格を掴み取れない可能性もあるということです。

そこで、共通テストでは8割以上取ることを目標とし、下回ることのないように努力しましょう。

独自入試の勉強法

外国語の出題傾向・対策

大問数は5題で、試験時間は90分です。

文法や語法問題のレベルが高いことに加え、長文読解の問題文が英語で書かれているなど時間の使い方が非常に重要になってきます。

また、最後の設問で長文問題が出現するのも受験生を悩ませる一因となっているので、解く順番を決めておくことをおすすめします。

数学の出題傾向

B方式だと大問数は4問、C方式だと5題となっています。

微積や図形と方程式、ベクトルの範囲が頻出なので、教科書や参考書で今一度確認しておくようにしましょう。

また、マーク問題だけでなく記述式の問題も含まれるので必ず対策し、途中式を書く癖を付けましょう。

総合問題の出題傾向・対策

総合問題の試験時間は90分です。

総合問題では、日本語で書かれた文章やデータから物事を論理的に考察し、的確に表現する力を問う論述などが出題されます。

✔共通テストでは8割程度の得点率が求められる

✔英語の試験では長文が多く出題されるので速読力が必要

✔記述問題も頻出である

青山学院大学社会情報学部と明治大学情報コミュニケーション学部を比べると

青山学院大学の社会情報学部を考えている方、青山学院大学の社会情報学部がどのくらいの難易度なのか知りたい方。

今回はそんな方のために青山学院大学の社会情報学部を同じMARCHの明治大学の情報コミュニケーション学部と比較して説明していきます。

偏差値を比較すると

まずは各大学の偏差値を比較します。

大学 偏差値
青山学院大学社会情報学部 57.5~65.0
明治大学情報コミュニケーション学部 62.5~65.0

偏差値を比較すると、青山学院大学の社会情報学部は学科によって差はあります。

ただ明治大学の情報コミュニケーション学部と大きな差はないと言えます。

倍率を比較すると

次に一般入試の倍率を比較します。

大学 倍率(2022年) 倍率(2021年)
青山学院大学社会情報学部 4.0 9.2
明治大学情報コミュニケーション学部 4.6 5.0
 

倍率は共に高いです。

MARCHは人気の大学なのでどの学部でも倍率は高くなってきます。

共通テストも共に8割を超える点数が必要になってくるでしょう。

なのでどちらの大学も難易度が高いと言えます。

✓偏差値は高い

✓倍率も高い

✓難易度も高め

青山学院大学社会情報学部の口コミ・就職先

_画像

社会情報学部の口コミ

社会情報学部の良い口コミ

やることが多く、色々な考えを学ぶことができる。

情報技術でマネジメントや企画に興味がある人はオススメ。

言語学習もサポートが充実しているため良い。

情報系の授業はもちろん、言語の学習にも力を入れていることに高い評価を得ているようです。

青山学院大学の中でも特に就職率が高い学部として知られている。

またその就職先も大手が多い。

リクルーターも多く来校するため充実している

就職率が高く、支援制度やリクルーターの来校者数が多いことに満足する声が多く見られました。

社会情報学部の悪い口コミ

大学の最寄りから大学までが長すぎる。

雨なんて降ろうものなら教室ついたころにはびしょびしょ。

買い物にいく場所はない。

立地があまり良くないという意見が見受けられましたが、自然が多く過ごしやすいという人も一定数いるようです。

文理系両方の人向けなのはいい。

だが、やりたいことが決まっていないとコース選択が難しい。

社会、情報、人間エリアから2つを選ぶが、人間エリアの科目数が異常に少ない。

コース選択やエリアの科目数への不満も少し見受けられました。

社会情報学部の主な就職先

主な就職先
伊藤忠テクノソリューションズ クレディセゾン 凸版印刷
日本総合研究所 サイバーエージェント 楽天グループ
NECソリューションイノベーター 電通デジタル トランス・コスモス

社会情報学部の学生の主な就職先は上記の通りです。

また、大きな特徴として、約半数が情報通信系の業界に就職していることが挙げられます。

✔就職支援や情報の専門知識を付けられる点には高い評価を得ている

✔アクセスが悪く、あまり立ち寄れる店が無いという意見もあった

✔情報通信系への就職が約半数を占める

青山学院大学社会情報学部合格におすすめの学習塾

【数学克服なら】オンライン数学克服塾MeTa

_画像

オンライン数学克服塾MeTaの基本情報
対象学年 中学生・高校生
展開地域 全国
授業形態 オンライン個別・集団授業

オンライン数学克服塾MeTaは、数学の苦手克服や対策に特化した指導を行っているオンライン専門塾です。

オンライン数学克服塾MeTaの特徴

ソクラテスメソッドを取り入れ、丸暗記ではなく、生徒自身に考えさせる授業を行っています。

また、1対1の授業以外に、週1回行われる演習授業に参加でき、分からない問題を質問可能です。

この授業での進捗具合をもとに、計画を立てながら進めていくのでズレが生じても安心です。

オンライン数学克服塾MeTaの口コミ

高校入学後のコロナ休校によって数学に苦手意識が芽生えていましたが、数学塾MeTaの講師の方に分かるまで根気強く教えていただきました。

今では娘も「分からないところはMeTaの先生に聞けばいい」と思えるようになり、安心して部活など高校生活に打ち込めています。

コロナウイルスの拡大で塾に行くことが出来なかったため数学塾MeTaのオンライン授業を受講しました。

最初は正直あまり気が乗りませんでしたが受けてみると対面授業と変わらないクオリティに驚きました!

逆に夜遅くでも自宅から受けられるので学校生活で忙しい今では大変便利でありがたい存在です。

オンライン授業のため、コロナで外出を控える中でも受けやすく、対面授業に勝るクオリティに驚く声も見受けられました。

↓↓MeTaの詳細はこちら↓↓

【総合選抜型入試なら】総合型選抜専門塾AOI

_画像

総合型選抜専門塾AOIの基本情報
対象学年 高校生・高卒生
展開地域 全国
授業形態 個別指導・集団授業・オンライン

総合型選抜専門塾AOIは、首都圏や関西を中心に校舎を展開している他、オンラインでも授業を実施しており、全国で受講可能な学習塾です。

総合型選抜専門塾AOIの特徴

大きな特徴としては、総合型選抜や推薦入試に特化した予備校なので、多くの卒業生のデータベースを基にした幅広い対策を行うことが可能となっている点です。

また、ただ学習するだけでなく、ゲストスピーカーによる講演や合宿プログラムを通して、自らの将来について考えられるので、モチベーションも高まります。

総合型選抜専門塾AOIの口コミ

明確な目標をもってカリキュラムを組んでくれるため、何故それをする必要があるのかが理解できます。

AO推薦入試に特化している塾自体がそれほど多くないと思うので、AO推薦入試を目指しているならばおすすめかもしれません。

料金は決して安いわけではないけれど、選ぶコースによって結構違います

しっかり個人を見てくれる分高いかもしれません。

料金は安くないという意見も見られましたが、その分個々をしっかり指導してくれるという点で満足する声が非常に多かったです。

↓↓AOIの詳細についてはこちら↓↓
↓↓お電話でのお問い合わせはこちらから【無料】↓↓

✔オンライン数学克服塾MeTaは数学の指導に特化したオンライン予備校である

✔総合型選抜専門塾AOI は推薦対策に特化したオンライン指導を行っている

✔どちらも場所を気にせず授業が受けられる点で評価が高い

まとめ

_画像

この記事では、青山学院大学の社会情報学部について紹介してきました。

社会情報学部は、文理の枠に捉われず、情報的観点から課題を解決することを目的とした学部です。

様々な大企業と協働してプロジェクトに取り組む機会もあり、実践的な活動に携われるといえます。

将来IT技術や知識を利用して仕事がしたいと思っている人はもちろん、漠然とコンピューターを使って学習をしたいと考えている人にもおすすめなので、ぜひ参考にしてください。

【初心者でもわかる】この記事のまとめ

「青山学院大学 社会情報学部」に関してよくある質問を集めました。

青山学院大学社会情報学部の対策方法とは?

青山学院大学社会情報学部は、「英語の青山」と言われるだけあってかなり英語のレベルが高くなっています。基礎レベルを超えた文法や語法問題が出題されるので、共通テストレベルを完璧にした上で、難関私大用の参考書やテキストで確認しておくと良いでしょう。数学では、マークシートだけでなく、記述式問題も出題されるので練習が必要です。

青山学院大学社会情報学部の評判とは?

青山学院大学社会情報学部は、文系でも数学や情報学に触れやすい環境づくりに励んでいる他、将来実生活で活かすことのできるIT知識や技能を身に付けることが出来る点で高い評価を得ています。一方で、駅からの距離の遠さや周りの飲食店の少なさに不満を持つ生徒もいますが、自然豊かなキャンパスに親しみを持つ生徒も少なくないようです。

この記事を企画・執筆した人
-StudySearch編集部-
この記事は、StudySearchを運営している株式会社デジタルトレンズのStudySearch編集部が企画・執筆した記事です。
StudySearchでは、塾・予備校・家庭教師探しをテーマに塾の探し方や勉強方法について情報発信をしています。
StudySearch編集部が企画・執筆した他の記事はこちら→