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更新日 2022.6.8

数学検定の難易度や勉強法、メリットとは、合格率や各級のレベル

数学検定は英検や漢検などその他の検定と比べてマイナーなのではないでしょうか。

マイナーな数検ですが、持っておくと進路や就職で有利になります。

今回は、数学検定の各級の合格率などの難易度、出題範囲やおすすめの塾をご紹介します。

数学検定の受験をお考えの方はぜひ参考にしてみてください。

数学検定とは

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数学検定の基本情報

数検のレベル分け
検定レベル 数学検定 1~5級
算数検定 6~11級

文部科学省の推進する「高校生のための学びの基礎診断」事業において、準2級、3級が測定ツールとして認められています。

準2級・3級の合格率についてはこちらを参考にしてください。

文部科学省が後援している検定

数学検定は日本で開催されている数学・算数に特化した検定であり、文部科学省が後援しています。

数学検定では、数学の技能・論理構成力を判断する記述式試験を採用しています。

数学検定が1級〜5級、算数検定が6級〜11級となっており、数が小さい級ほど難易度が高いです。

5級以下には2次試験が課される

数学検定1 級〜5級は 1次試験である計算技能検定と2次試験である数理技能検定の2つの試験を受ける必要があります。

一方、算数検定6級〜11級は1次試験のみです。

数学検定1 級〜5級を受検予定の方は注意してください。

個人か団体受検で実施回数が異なる

受験形態 2022年度実施回数
個人受検 3回
団体受検 17回

個人受検は3ヶ月に1回、団体受検は2ヶ月に3回のペースで実施されております。

団体受検の回数は個人受検の約3倍です。

また、算数検定9級〜11級は団体受検のみ、1級は個人受検のみ受検することができるので、注意してください。

【幼児向け】かず・かたち検定もある

数学検定は中学生〜大学生向けの難易度、算数検定は小学生向けの難易度となっています。

また、幼児向けにかず・かたち検定も実施されています。

くり上がり・くり下がりのない計算が主な検定内容となっており、2,500円で受検可能です。

ここまで、数学検定の全体的な内容の説明をしてきましたが、そもそも数学検定は何のために受けるのでしょうか?また、どんなメリットがあるのでしょうか?

以下は、数学検定の特徴やメリットをご紹介します。

✔文部科学省が後援している検定

✔5級以下には2次試験が課される

✔個人か団体受検で実施回数が異なる

今後に活かせる!数検の特徴やメリットについて

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数検の特徴

問題が記述式だから理解度が明確

数学検定と算数検定は、数学・算数の実用的な技能と論理的構成力を測るために記述式を採用しています。

そのため、受検者がどこまで数学を理解して問題を解いているかを正確に判断して結果を出すことができます。

数学検定・算数検定を受けることで、数学・算数の正確な理解度を測ることができます。

成績優秀者が表彰される

数学検定・算数検定では、1年に1回成績優秀な受検者・学校などの団体に対して表彰を行い、文部科学大臣賞と文部科学省からの賞を授与します。

また、数学検定・算数検定の資格は多くの中学・高校・大学で評価されるので、受験する際に有利に働く可能性があります。

数学検定のメリット

数学検定のメリットは以下の3点です。

  • 入試優遇・単位認定制度を活用
  • 海外でも高い評価
  • 就職に有利

入試優遇・単位認定制度を活用

数検の資格を持っておくことで中学から大学受験などで優遇処置や高評価を受けることがあります。

この入試優遇制度は全国で高等専門学校、高等学校・中学校で780校以上、大学・短期大学・専門学校で500校以上で導入されています。

単位認定制度は数検の資格を持っていることで大学・高等専門学校・高等学校の特定科目の単位を認められる制度です。

海外でも高い評価

数学検定・算数検定は海外でも実施されています。

主に東南アジアを中心に行われており、検定に関連したワークショップやセミナーも行っています。

検定を実施している国は以下の通りです。

タイ/カンボジア/フィリピン/インドネシア/ジャマイカなど

就職に有利

SPI試験の非言語分野において出題範囲が数学検定の準2級で74%、3級で53%共通しています。

また、数学検定に合格すると、ESや履歴書に記載して自分の数学力を証明することが可能です。

しかし、1級や準1級ぐらいのある程度高いレベルに達していないと数学が得意で、事務処理能力が高い人材として評価されることはありません。

比較的数学検定の優遇されやすいのは
中学生・高校生

数学検定が使える場面や、メリットをご紹介しましたが、比較的高校・大学受験の際に優遇されやすいです。

次からは、各級別の難易度や出題内容をご紹介します。

各級の該当学年も一緒に解説しているため、ぜひ参考にしてください。

【各級】数検の難易度・合格率の比較

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数学検定の各階級の難易度

一番下から見ると数学検定の難易度は幼児レベルから大学・一般程度まで対応していることが分かります。

各級の対応している学年に達していない状態で合格すると入試で評価されやすいです。

各階級の難易度
1級 大学程度・一般 6級 小学6年生程度
準1級 高校3年生程度 7級 小学5年生程度
2級 高校2年生程度 8級 小学4年生程度
準2級 高校1年生程度 9級 小学3年生程度
3級 中学3年生程度 10級 小学2年生程度
4級 中学2年生程度 11級 小学1年生程度
5級 中学1年生程度 かず・かたち検定 幼児

高校受験の際には、3級または2級・大学受験の時は、準1級または1級を取得していれば、他の受験生よりも有利になることが出来ます。

正しい対策をするために、次は各級の出題傾向をご紹介します。

数学検定(1~5級)の出題内容

数学検定(1級~5級)の出題内容
1級 解析系・線形代数・確率統計・コンピュータ
準1級 極限・関数・微分法・2級の内容
2級 式と証明・関数・ベクトル・方程式の解・準2級の内容
準2級 数と集合・二次関数・三角比・図形の性質・3級の内容
3級 平方根・因数分解・二次方程式・体積比・4級の内容
4級 四則計算・連立方程式・一次関数・確率の基礎・5級の内容
5級 正の数負の数・空間図形・弧の長さと面積

各級の出題内容には、前の級の内容も入ってきます。

それぞれ内容は、該当学年で習う内容を軸として出題されているので、数学の授業や演習をしっかりするだけでも、数検の対策になっています。

数学に特化して指導をしてもらえる塾はこちら

1級の出題範囲

数学検定1級は大学・一般レベルの難易度です。

検定内容は微分法・積分法などの解析、線形方程式などの線形代数、相関係数などの確率統計、コンピュータなどです。

準1級・2級の問題も出題範囲に含まれます。

数学検定1級は、情報社会の発展や経済活動を円滑に推進するための必要なレベルの数学力に値します。

準1級の出題範囲

数学検定準1級は高校3年生レベルの難易度です。

検定内容は数列と極限、関数と極限、関数、微分法・積分法などの数学3の問題が50%出題され、2級の問題が40%出題されます。

数学検定準1級では、情報社会の課題を解決するために必要な数学技能を測定します。

2級の出題範囲

数学検定2級は高校2年生レベルの難易度です。

検定内容は式と証明、関数、高次方程式、ベクトル、方程式の解など数学2・数学Bの問題が50%出題され、準2級の問題が40%出題されます。

数学検定2級・準2級では、日常生活の課題を解決するために必要な数学技能を測定します。

準2級の出題範囲

数学検定準2級は高校1年生レベルの難易度です。

検定内容は数と集合、二次関数、三角比、場合の数、n進法、図形の性質など数学1・数学Aの問題が50%出題され、3級の問題が40%出題されます。

3級の出題範囲

数学検定3級は中学校3年生レベルの難易度です。

検定内容は平方根、式の展開と因数分解、二次方程式、三平方の定理、面積比、体積比などが30%、4級の問題が30%、5級の問題が30%出題されます。

数学検定3級では、社会で行動する際に役立つ創造的な数学技能の基礎力を測定します。

4級の出題範囲

数学検定4級は中学校2年生レベルの難易度です。

検定内容は簡単な四則混合計算、連立方程式、平行線の性質、四角形の性質、一次関数、確立の基礎などの問題が30%、5級の問題が30%、6級の問題が30%出題されます。

数学検定4級では、主体的に社会で行動する際に役立つ数学技能の基礎力を測定します。

5級の出題範囲

数学検定5級は中学校1年生レベルの難易度です。

検定内容は正の数・負の数含む四則混合計算、一次方程式の加法・減法、平行移動、回転移動、扇型の弧の長さと面積、空間図形の展開などの問題が30%、6級の問題が30%、7級の問題が30%出題されます。

数学検定5級では、社会で生活する際に必要な数学技能の基礎力を測定します。

数学検定の出題傾向
  • 一番下の5級は中1レベルから
  • 1級に対してだいたい1学年ごに上がっていく
  • 最高級の1級は大学レべル

算数検定(6~11級)の出題内容

算数検定では主に、生活に役立つレベルの数学力が試されます。

算数検定(6級~11級)の出題範囲
6級 四則計算・円の面積・縮図・単位・7級の内容
7級 約数・倍数・四角形の面積・円周の長さ・8級の内容
8級 少数の計算・長方形の面積・角の大きさ・折れ線グラフ・9級の内容
9級 整数の表し方・2桁の掛け算・時刻の計算・10級の内容
10級 足し算・引き算・掛け算・割り算・11級の内容
11級 時計の見方・前後左右の理解・個数や順番

算数検定も同様に前の級の内容が出題内容には入ってくるようです。

ぜひ数学検定の過去問を使って学習しましょう。

6級の出題範囲

算数検定6級は小学校6年生レベルの難易度です。

検定内容は分数含む四則混合計算、円の面積、円柱の体積、縮図と拡大図、単位、比例の理解、簡単な文字と式などの問題が45%、7級の問題が45%出題されます。

7級の出題範囲

算数検定7級は小学5校年生レベルの難易度です。

検定内容は整数や小数含む四則混合計算、約数・倍数・分数、三角形・四角形の面積、立方体の体積、平均、円周の長さ、グラフの表現などの問題が45%、8級の問題が45%出題されます。

8級の出題範囲

算数検定8級は小学校4年生レベルの難易度です。

検定内容は整数の四則混合計算、小数の加減、長方形・正方形の面積、角の大きさ、図形の理解、折れ線グラフなどの問題が45%、9級の問題が45%出題されます。

9級の出題範囲

算数検定9級は小学校3年生レベルの難易度です。

検定内容は整数の表し方、整数の加減、2桁の掛け算、小数・分数の加減、単位の計算、時刻の理解、図形の理解などの問題が45%、10級の問題が45%出題されます。

10級の出題範囲

算数検定10級は小学校2年生レベルの難易度です。

検定内容は足し算・引き算・掛け算、簡単な分数、図形の理解、時間の味方、人数や個数のグラフなどの問題が45%、11級の問題が45%出題されます。

11級の出題範囲

算数検定11級は小学校1年生レベルの難易度です。

検定内容は個数や順番、整数の意味と表し方、足し算・引き算・広さ、時計の見方、前後・左右の理解などの問題が90%出題されます。

算数検定の出題傾向
  • 一番下11級は小1レベルから
  • 1級に対してだいたい1学年ごに上がっていく
  • 最高級の6級は小6レべル

数学検定の合格率

数学検定の難易度や合格率は基本的には階級が上がるごとに難易度が上がり、合格率は下がっていきます。

現在数学検定の合格率は2020年度版までしか公式発表されていないので注意してください。

2020年の合格率
階級 合格率(%) 階級 合格率(%)
1級 12.1 7級 80.2
準1級 22.5 8級 87.7
2級 34.5 9級 88.5
準2級 44.5 10級 93.8
3級 66.6 11級 94.8
4級 73.4 ゴールドスター 98.4
5級 77.1 シルバースター 99.5
6級 81.8 - -

階級が上がるにつれて合格率は高くなっていますが、1級などは12%ととても低い合格率になっています。

しかし、高校受験・大学受験の際に効果を発揮するのは1級~準2級あたりですが、どれも合格率は約30%以下になっています。

中学生や高校生が、授業を受けて課題がある中で、合格率30%以下の内容を独学で勉強するのは難しいですよね。

そんな時は、数学に特化して指導してもらえる塾に通って、効率よく数学検定の対策をしましょう。

✔対象学年は幼児レベルから大学レベルまで

✔1~5級は数学検定

✔6~11級は算数検定

数検対策ができるおすすめ塾

オンライン数学克服塾MeTa

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オンライン数学克服塾MeTaの基本情報
対象 中学生・高校生
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数検対策を行っており、数検の成績を上げたい方におすすめです。

また、入塾3ヵ月で偏差値を20.6UPさせたり、定期テストの点数を72点UPでクラス1位の成績を獲得させたりといった数学の指導実績があるので数学力を上げたいなら間違いない数学専門塾です。

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【対策ばっちり】数検の申し込みや検定料は?

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数検の申し込み方法・手順

申し込み方法の種類

受験形態 実施検定 特徴
個人受検 1〜8級、かず・かたち検定 全国主要都市で実施
団体受検 準1級〜11級、かず・かたち検定 提携会場を選択
提携会場受検 準1級〜11級 学校・塾などで実施

学校・塾などで実施

数学検定・算数検定には個人受検・団体受検・提携会場受検の3通りの受検が可能です。

個人受検・団体受検・提携会場受検それぞれ受検できる級が違うので、受検する際は注意してください。

団体受験は学校・学習塾などで実施されるため、個人で申し込みすることができません。

数検受験から合格発表までの流れ

受検方法から数検受験から合格発表までの流れ

受検方法から数検受験から合格発表までの流れ
個人受検 ネットなどで検定申し込み→受検→合否発表
団体受検 団体担当者に申し込み→受検→合否発表
提携会場受検 提携会場受検サイトで検定申し込み→受検→合否発表

個人受検ではネット・LINÉ・郵送・コンビニ申し込みが可能です。

団体受検では個人では直接申し込めず、所属している学校や学習塾の担当者に申し込む必要があります。

提携会場受験はCBTS提携会場受験サイトから申し込み可能です。

数検の検定料は階級によって異なる

数学検定(1~5級)の検定料

  1級 準1級 2級 準2級 3級 4級 5級
個人受検 7,800円 6,700円 6,000円 5,200円 4,500円 4,000円 4,000円
団体受検 - 5,500円 4,800円 4,000円 3,500円 3,000円 3,000円
提携会場受検 - 5,500円 4,800円 4,000円 3,500円 3,000円 3,000円

数学検定1級〜5級の金額を受検方法別に紹介しました。

団体受検・提携会場受検は個人受検よりも安く受検できることが表からわかります。

団体受検・提携会場受検では1級の受検はできません。

受検する際に参考にしてみてください。

算数検定(6~11級)の検定料

  6級 7級 8級 9級 10級 11級
個人受検 3,000円 3,000円 3,000円 - - -
団体受検 2,500円 2,500円 2,500円 2,000円 2,000円 2,000円
提携会場受検 2,500円 2,500円 2,500円 2,000円 2,000円 2,000円

算数検定6級〜11級の金額を受検方法別に紹介しました。

団体受検・提携会場受検は個人受検よりも安く受検できることが表からわかります。

個人受検では9級・10級・11級の検定は実施されていませんので注意してください。

受検する際に参考にしてみてください。

まとめ

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数検の申し込みはインターネットの他に、コンビニエンスストアや取り扱い書店でも行えます。

詳しくは日本数学検定協会を参考にしてください。

数学検定は様々な進路で役に立つので取得しておいて損はありません。

数学が得意な方や好きな方は自分のスキルのを証明するためにも一度受験してみてはいかがでしょうか。

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【初心者でもわかる】この記事のまとめ

「数学検定」に関してよくある質問を集めました。

数検の合格率は?

数検の合格率は、2020年のデータで1級は12.1%です。一方、1番合格率の高いシルバースターは99.5%とほぼ100%に近い数値も出ています。数検の合格率の詳細はこちらを参考にしてください。

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-StudySearch編集部-
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