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更新日 2019.8.19

国連英検とは、英検との違い、難易度や合格点、メリットや申し込み方法

国連英検をご存じでしょうか。

英検やTOEICなどその他の資格とは何が違うのでしょうか。

今回は国連英検について、そのレベルや合格率について説明していきます。

中学生からシニアまで幅広いレベル

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国連英検を受験する時に大切なのは、試験の難易度を間違えないように注意しておくことです。

国連英検は、一つの種類だけで提供されている資格試験ではありません。

それぞれの英語力に応じて階級が設けられています。

その階級に応じた試験対策を行わなくてはいけませんので、自分の英語力に見合った階級を受験しなくてはならないのです。

また、国連英検は一般的な英語の資格と比較しても難易度が高い傾向にあります。

特別に対策をしないと、試験をクリアすることが難しい試験であるためその点を注意しておきましょう。

国連英検が他の資格試験と異なるのは、実用的なコミュニケーション能力や英語力が試されている点にあります。

例えば、英検やTOEICなどに関しては日本の高校受験や大学受験の文法や構文の知識で対応することができるという側面があります。

内容に関しても、高校受験や大学受験と重なっているものも多いため、そちらの対策を行っておけばある程度の点数を取ることが可能です。

しかし、国連英検はこういった通常の英語の資格と異なって、現実的なコミュニケーション能力などが問われることが多く、対策をしておかないと全く点数が取れないこともあります。

ですから、事前の対策をきちんと行ってから受験をするように心がけなくてはいけません。

一般的に、国連英検は階級の低い試験であっても難易度が高い傾向にあります。

例えば、日本ではC級の対策が講じられているところが多いですが、こういった低級の試験であっても中学生のレベルでは対抗することができないくらいの知識が必要になります。

実際に、C級の国連英検の問題は日本の高校卒業レベルと同程度の学力が必要であると考えられていて、TOEICに換算すると700点以上の点数に相当するものと考えられています。

中学生が国連英検を受験するためには、さらにその下の階級で受験しなくてはいけないわけです。

しかも、日本教育で行われているような文法中心の問題が出てくるわけではありませんので、やはり対策をして挑まなくてはいけません。

国連英検が他の英語の資格試験と根本的に異なるのは、相手との会話能力が重視される点にあります。

これは、例えば英字新聞を読むことができるような知識があったり、ビジネス上の会話で必要になるに表現やニュアンスなどが求められることになります。

一般的な英語の資格試験は、文法問題やヒアリングなどを中心とした問題に終始していますが、国連英検の場合はそれ以上に世界で通用する人材を育成するために、コミュニケーション能力を非常に重要視しています

そのため従来までの試験対策を行っていると国連英検の試験を突破することが難しいという背景があるわけです。

実際に、C級でも合格率は30%程度と考えられていますので、何の対策もしないで試験を受けることはかなり無謀な行為になってしまうでしょう。

国連英検では、どの階級の試験であっても例外なくコミュニケーション能力が求められています。

最も低い階級のものであっても簡易的な自己紹介などができるだけの能力が求められていますので、この点からも従来までの英語の試験とは異なった傾向があるということがわかります。

特に、国連英検はその名前の通り国際的に活躍できる人材を育成することを目的としています。

会話ができないと意味がないという観点から設立されているわけです。

そのため、文法はもちろん必要ですがそれ以上に相手との会話能力を身につける対策をしていく必要があるでしょう。

POINT

✔一般の資格よりも難易度が高い

✔コミュニケーション能力が問われる

対策が絶対に必要

コミュニケーション能力重視の筆記!A級以上は面接試験も

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国連英検は、筆記試験でもコミュニケーション能力が試されるような出題が多く、A級と特A級には面接もあり、そこでは同時通訳ができるほどのレベルが求められます。

英語のボキャブラリーが豊富であるのはもちろん、臨機応変な対応力も必要です。

筆記試験は実用英検1級のほうが難しいですが、面接は国連英検A級のほうが難しいという声が多いです。

面接前に、国際情勢をよく把握しておくことも大事です。

自分の意見も述べられるよう用意しておきましょう。

筆記試験はマークシート問題となりますが、B級とA級および特A級には作文もあります。

筆記試験時間は120分と長く、実力が問われることになります。

前回または前々回の筆記試験に合格し、第2次試験となる面接に不合格もしくは欠席した場合、事前に申請すれば、その後筆記試験は免除され、第2次試験だけの受験とできます。

面接試験しか受けない場合でも、検定料金は同じです。

A級と特A級でおこなわれている面接は、ネイティブがおこないます

ネイティブは概して、積極性やコミュニケーションをとろうとする姿勢を重視しがちです。

誤った表現をせずに済まそうとして、必要最小限しか話さないようにすると、評価は低くなる可能性があります。

ネイティブは一般的に、間違ってもいいから自分の意見を人前で話すよう推奨され、またそれが最大の価値だと言われて育っている可能性が高いです。

日本人にありがちな、控えめに必要最小限のことを正確に、という姿勢で受け答えをすると、高い評価にはつながらない可能性もあるでしょう。

日本人が面接官であることが多い、実用英語検定の面接とは違います。

国連英検では、国連関係の時事問題や国際情勢に関する問題が出やすく、時事英語は必須となります。

実用英語検定よりも、筆記試験はむしろ簡単ですが、時事英語はきちんと押さえておいたほうがいいでしょう。

英語であるなら、英米文学でも時事英語でも同じ、というわけにはいきません。

国連英検で時事英語の比重が高いなら、それに合わせて時事英語に力を入れて学習することが望まれます。

ただ、国内においては実用英語検定の知名度が圧倒的に高く、各方面で評価されやすい中で、国連英検の受験を考える人は、もともと時事問題に関心があるケースが多いので、その点は問題にはならなそうです。

筆記試験では英検1級のほうが難しいと言われますが、面接は日本人の場合、A級や特A級のほうが通りにくいでしょう。

やはり面接官がネイティブであり、受験者の日本人と、コミュニケーションの際の望ましいあり方に対する価値観が違うというのがそれなりに影響していると考えられます。

意見の表明はどのような内容であれ語彙であれ文章であれ、正誤は気にせず積極的におこない、ブロークンでも相手に伝えたいという強い意志があるとわかってもらえるようアピールし、多弁であったほうが評価が高くなる可能性はありそうです。

もちろん、特A級の場合は同時通訳として通用するくらいの英語力が必要ですから、語学力は不可欠です。

国連英検は、C級までなら合格するのはかなり簡単であると言われています。

ただ、目指す最終目標はB級以上となるでしょうから、時事英語や英会話などに力をつけていくのが得策です。

B級にはリスニング問題もあります。

これが最初の難関になるケースが多いでしょう。

POINT

✔同時通訳ができるほどの英語力が必要

✔時事英語は必須

✔間違いを恐れない積極性が大切

C級でも合格率は3割?実用英検より高い難易度

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皆さんは英語にまつわる試験といえば、実用英検を思い浮かべるというような方も多くいらっしゃるでしょう。

しかし、実用英検だけが英語に関する試験ではありません。

国連英検と呼ばれる試験では、場合によっては実用英検よりも高い難易度になっている試験であるということができます。

特に国際的な事情を考える必要があるという点では背景知識が単語力を身に着ける以前に必要になってくるので、それなりの対策が重要になってくる試験であるということができます。

国際的な知識を身につけることが出来るというような意味では、現代社会でも国際化が進むごとにますます重要になる試験であるといえます。

国連英検は、全部で6段階の級が存在しています。

その中でも一番簡単なレベルがE級です。

このレベルは中学生程度であると言われております。

つまり、中学生で国際社会に関する英語を勉強したい場合にはお勧めのレベルです。

最高難度である特A級は実用英検の1級よりも難易度が高くなっていると言われています。

実用英検では英語の使いこなしに関する試験としての認識が高いです。

それに対して国連英検の場合は、国際社会問題を解決するための能力を養うための試験であると考えることが無難でしょう。

そのため、英語は最低でも一つの手段としての意味合いが強くなっているということができます。

この試験の中でもC級は難易度的に言うならば、普通レベルとみなされることが多いです。

しかし、ここで実用英検と比較をした場合にはその違いが大きいと言えます。

特にその国連英検のC級の合格率は3割程度となっており、実用英検ではちょうど2級程度ということが出来るでしょう。

そのような英語レベルは大学入試で採用されているセンター試験の英語レベルと同じくらいのレベルであるということができます。

つまり、高校生の文法を一通りマスターすることでやっと到達することができるようなレベルであるとすることが可能です。

国連英検は国際連合の仕組みを理解していることが求められている試験になっておりますので、将来的に国際機関で働きたいとお考えの方にはまさにピッタリな試験です。

国際機関で働くような方が身につけている能力はいかにして伝えたいことを伝えることができるかという能力です。

そのため、発音を重点的に勉強をすることも大切ではありますが、自分の意見をしっかりさせておくことで、ただ話すための能力を付けるというだけではなく、内容重視で相手と深い話ができるようになるための対策を国連英検で磨くことが出来るので国際機関で働かない場合にも意見を素直に言う訓練ができるので、お勧めの試験です。

実用英検では、単語帳を勉強して語彙力を強化させたというようなケースもあるでしょう。

国連英検の最終的な目標としては単語では、英字新聞などで出てくる単語で分からないものにチェックをつけながら少しずつ覚えていくことをお勧めします

新聞を使うことで、試験で出される時事問題に強くなることができるだけではなく、単語力やリーディング力も磨くことができるため、非常に最適な勉強法でしょう。

しかし、最初からすべての記事に目を通すということは難しい場合もあります。

そのような場合には、自分の興味のある記事から目をざっと通すことから始めてみることをおすすめします。

POINT

✔目安となるC級は高校卒業レベル

✔国際機関で働きたい方にはピッタリ

✔英字新聞を有効に使う

申し込み方法はネット・コンビニなど複数

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国連英検への申し込み方法はいくつかあり、個人または学校・企業向けの団体申し込みがあります。

手続き方法はそれぞれ異なりますので、事前にご確認のうえお申し込み下さい。

PCやスマートフォンを利用して申し込む場合は国連英検のホームページ内にある「申し込みフォーム」から行えます。

フォーム内にメールアドレスを入力して送信すると「仮受付メール」が届きますので、仮受付メール内に記載されたURLから「専用のお申し込みフォーム」にアクセスします。

フォーム内の必要事項に「受験級・受験会場・免除申請の有無(A級以上のみ)」、「氏名、住所」、「検定料の支払い方法」を記入し送信します。

送信後に確認のメールが届けば手続きは完了です。

なお、検定料の支払方法は「クレジットカード払い」、「コンビニ払込票」、「銀行振込」、「郵便振替」の4種類になります。

セブンイレブンでの申し込み方法は、セブンイレブンに設置された「マルチコピー機」を利用して行います。

コピー機の「資格・検定・受験」メニューから「国連英検(国際連合公用語英語検定試験)」を選んで下さい。

次に、画面の指示に従い、「受験級」や「会場の選択」、「氏名、連絡先」の登録を行います。

登録が完了すると「払込票」が印刷されるので、「30分以内」にレジにて検定料を支払って下さい。

(支払いは現金のみ)支払いが済めば手続きは完了です。

なお、「1次試験免除」を申請する場合は、受験級の選択画面で「免除申請有」の該当級を選択する必要がありますので注意が必要です。

ローソンからの申し込みは、ローソンに設置されている「Loppi」を利用して行います。

Loppi画面内に表示されている「各種サービスメニュー」から「各種申込(学び・保険等)」を選択します。

次に「各種検定試験」から「各種検定試験申込み」へと進んで下さい。

画面の指示に従って、「受験級」、「会場の選択」、「氏名・連絡先」の登録を行います。

登録が完了すると「申込券(お客様控)」が印刷されるので、「30分以内」にレジにて検定料を支払って下さい。

(決済は現金のみ)なお、「1次試験免除」を申請する場合は、受験級の選択画面で「免除申請有」の該当級を選択する必要がありますので注意が必要です。

郵便またはFAXを利用して申し込みをする場合は、はじめに国連英検事務局に「受験申込書」を請求する必要がありますので電話またはFAXにて資料の請求を行って下さい。

郵送の場合は、届いた受験申込書に必要事項を記入して国連英検事務局へ郵送します。

検定料の支払い方法は「銀行振込」または「郵便振替」になりますので、いずれかの指定口座に入金をすれば手続きは完了です。

FAXの場合は、届いた受験申込書に必要事項を記入し、FAXにて国連英検事務局へ送信します。

後日、「コンビニ払込用紙」が郵送されて来ますので、近くのコンビニで検定料を支払えば手続きは完了です。

電話にて申し込みを行う場合は、国連英検事務局に電話をします。

その際に「氏名・生年月日・住所・電話番号」、「受験級」、「ご希望の受験会場」を伝える必要がありますので、事前に準備をしておいて下さい。

電話にて申し込みに必要な情報を伝えると、後日「コンビニ払い込み用紙」が郵送されて来ますので、近くのコンビニで検定料を支払えば手続きは完了です。

学校および企業などによる団体受験の申込み手続きは、「電話」、「FAX」、「ホームページ内のお問い合わせフォーム」の何れかの方法で連絡をします。

お問い合わせフォームを利用する場合は、メールフォームに「氏名」、「メールアドレス」、「電話番号」、「お問い合わせ内容」を記入して送信して下さい。

POINT

✔個人か団体かで申し込み

✔申し込み方法はネット・コンビニなど複数

まとめ

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国際英検は実用英検よりも難易度は若干高めかもしれませんが、E級から特A級まで無理なくステップアップ出来るような仕組みになっていますので、中高生からシニアの方までが自分のペースで取り組むことが可能です。

また、国際英検はコミュニケーション能力を重視した試験ですから、試験勉強を通して学んだことや、筆記・面接試験の経験はその後の人生において無駄になることは無いでしょう。

スキルアップやビジネスのキャリアアップ、留学やグローバルな活動といった目標をお持ちであれば、国際社会で通用する英語力は必須です。

ご自身にその実力が備わっているか、どのレベルに達しているかを国際英検で確認してみては如何でしょうか。