ホーム >> 学習関連コラム >> 受験・資格 >> 私立大学医学部の偏差値ランキングTOP10|学費や国公立大学との比較も
更新日 2024.4.10

私立大学医学部の偏差値ランキングTOP10|学費や国公立大学との比較も

カテゴリ

医学部受験で国公立と私立どちらを受験するか迷っていたり、私立の受験を決めたもののどこを受験するべきか決めかねたりしていませんか?

この記事では、医学部受験における国公立と私立の違い、私立大学医学部の偏差値ランキング、学費ランキング、医学部受験に役立つ塾や予備校をご紹介します。

ぜひ医学部受験の参考にしてください。

【目次】

私立医学部と国公立医学部の違い

↓↓最も偏差値の高い大学はこちら↓↓

私立医学部の偏差値ランキングTOP10

私立医学部の効果的な勉強法は?

↓↓私立大学の医学部受験におすすめの塾はこちら↓↓

私立大学の医学部受験にオススメの塾・予備校

学費の安い私立医学部はどこ?

まとめ

私立医学部と国公立医学部の違い

画像

まずは医学部受験における私立大学と国公立大学の違いです。

私立大学と国公立大学では、入試の方法学費をはじめとした様々な項目で違いがあります。

医学部受験の現状

就職難民が多くいる現代では、国家試験を取ることのできる医学部はとても人気のある学部です。

そのため、大学受験が年々激化する現在では、もちろん医学部も倍率や難易度が高くなっています。

医学部のある大学と言っても、私立大学と国公立大学の医学部があり、私立大学国公立大学に比べ医学部に特化した大学である場合が多いです。

以下私立大学と国公立大学の医学部の違いをご紹介していきます。

入試方法で比較すると?

 
私立医学部と国公立医学部の入試方法の違い
私立大学医学部 科目数が少ない
志望校に合わせた対策が必要
国公立大学医学部 共通テストの受験が必須
記述式の問題が多い

私立医学部の入試方法

私立大学医学部の入試の特徴は科目数が少ないことです。

基本的に試験科目は英語、数学、理科が必要になり、国公立大学よりも専門的な内容が問われやすいのが特徴です。

また、マーク式の問題が多く、できるだけ早く正確に問題を解く必要があります。

学校ごとに問題傾向が異なるためそれぞれへの対策が必須であり、受験者数が多いことから受験校をしっかりと決め志望校に対して適切な対策をする必要があります。

私立大学医学部入試を勝ち抜きたい方はこちら→

国公立医学部の入試方法

国公立大学医学部と私立大学医学部では、国公立大の学医学部の方が難易度が高いイメージがありますが、試験の内容を考えると一概には国公立大学医学部の方が難易度が高いとは限りません。

国公立大学医学部の入試の特徴としては、共通テストの受験が必須です。

また学校に寄りますが多数の科目の受験が必要で、国語と社会も学習する必要があり、さらに二次試験では記述式の問題が出題されるため、論理的思考や地頭が必要となります。

学費で比較すると?

私立大学と国公立大学の医学部の学費は大きく異なります。

それでは私立大学と国公立大学医学部の学費を比較していきます。

  私立大学医学部 国公立大学医学部
大学6年間 約1,000万円~3,000万円 約349万円
大学1年間 約145万円〜168万円 約87万円

表のように私立大学の医学部は、国公立大学の医学部に比べて倍程度の学費が必要であることがわかります。

私立医学部の学費

私立大学医学部の学費は、各大学によって幅広く設定してあるのが特徴的です。

また獣医学部や薬学部の学費になると、医学部よりも高くなる場合もあります。

私立医学部の偏差値ランキングはこちら→

国公立医学部の学費

国公立大学医学部の学費は私立大学よりは安いですが、文科省が定めている「授業料」(1年分)の標準額53万5,800円を大学の判断で120%まで増額することができます。

各大学によって料金が異なりますので、学費をできるだけ抑えようと考えている方は、志望校の学費を調べておきましょう。

倍率で比較すると?

私立医学部の倍率

私立大医学部の倍率
東京医科大学 12.8倍
聖マリアンナ医科大学 13.2倍
慶應義塾大学 医学部 7.3倍
東京慈恵会医科大学 7.5倍
日本医科大学 11.3倍

私立大学の医学部では、2023年度の一般入試の倍率を比較してみました。

倍率は大学や年度によって異なりますが、5倍~20倍程度あるようです。

また、一般入試の中でも共通テスト利用入試は倍率が高いため、志望度の高い大学は大学独自の入試を受けるのがおすすめです。

国公立医学部の倍率

国公立大医学部の倍率
東京大学 4.83倍
筑波大学 2.5倍
東京医科歯科大学 4.5倍
京都大学 2.8倍
大阪大学 2.6倍

国公立大学では、2023年度の各大学医学部の一般入試の倍率を比較しています。

国公立大学の医学部の倍率は、2倍~4倍程度となっており、私立大学の医学部よりも倍率が低いです。

その理由としては、私立大学の医学部を併願として受けることが多く、また国公立は共通テストでの足きりがあるからであると考えられます。

POINT

✔試験内容や出題方式で大きく難易度が変わる

✔学費だと私立大学が圧倒的に高い

✔私立医学部の方が倍率が高い

私立医学部の偏差値ランキングTOP10

画像

私立大学医学部の偏差値トップ10

レベルの高い医学部受験ですが、私立大学ではどの大学の医学部の偏差値が高いのでしょうか。

私立大学の医学部の中で偏差値の高い大学トップ10をご紹介します。

私立医学部偏差値ランキング
順位 大学名 都道府県 偏差値
1 慶應義塾大学 東京都 71.8
2 順天堂大学 東京都 69.3
3 東京慈恵会医科大学 東京都 69.3
4 日本医科大学 東京都 68.7
5 産業医科大学 福岡県 68.3
6 自治医科大学 栃木県 67.8
7 大阪医科大学 大阪府 67.2
8 関西医科大学 大阪府 67.2
9 昭和大学 東京都 66.8
10 東邦大学 東京都 66.5

私立大学の医学部の中で偏差値が高いのは、慶應義塾大学で71.8です。

やはり偏差値上位4校は東京都の大学ですが、福岡・栃木・大阪などにもレベルの高い大学があるようです。

偏差値と学費を比較してみると、慶應義塾大学や順天堂大学、日本医科大学は学費が安く、偏差値が高いため、学費が安い方が偏差値が高いということがわかります。

医学部受験におすすめの予備校はこちら⇨

私立大学医学部の御三家とは?

私立大学の医学部の御三家とは、慶應義塾大学・東京慈恵会医科大学・日本医科大学の3つのことを指しています。

この3つの大学は、戦前から医学について先進的に研究を行っていたため、「私立御三家」と呼ばれています。

しかし近年では、慶應義塾大学・東京慈恵会医科大学・順天堂大学と「新御三家」と呼ぶ声や、そこに日本医科大学を含めて「私立医大四天王」と呼ぶこともあります。

POINT

✔最も偏差値の高い私立医学部は慶應義塾大学

✔私立御三家は慶應義塾大学・東京慈恵会医科大学・順天堂大学

✔偏差値が高いと学費も安い

私立医学部の効果的な勉強法は?

_画像

国公立大学医学部と比べ応用問題が少ない

私立大学の医学部入試は、国公立の医学部入試と比べると、標準的な問題を素早く答えることが求められます。

国公立大学と比べ、記述問題ではなくマーク式のことが多いので、正誤を見極める力や細かい知識が必要になります。

英数理を徹底的に学習する

私立大学医学部の入試では学校によって異なりますが、英数理の3科目で受験可能なことがほとんどです。

受験科目数が少ないことで各科目のより広く詳細な範囲の対策が必要となります。

英数理の3科目の中で、最も点数が伸びやすいのは理科なので、理科を完璧にしておくことが大切です。

そして、理系の学生では英語に苦手意識を持つ人が多く、点数の差がつきやすいため、毎日コツコツ学習することが大切です。

すべての単元を隈なく学習する

私立大学の入試では教科数が少ないため、苦手分野や苦手単元があると致命的です。

すべての単元をそれぞれ深堀し学習することで、広範囲の詳細な知識をつけることができます。

苦手を失くし、すべての単元で点数が取れるようにしましょう。

苦手科目を失くすことのできる医学部専門塾はこちら→

POINT

✔私立大学は国公立に比べ標準的な問題が多い

✔入試科目を完璧に学習する必要がある

✔苦手科目は克服するべき

私立大学の医学部受験にオススメの塾・予備校

それでは、医学部対策に特化したおすすめの医学部専門予備校をご紹介します。

京都医塾

画像

京都医塾の基本情報
対象学年 高校生、高卒生(医学部に合格したい人)
指導形態 個別指導、少人数授業
校舎展開 京都府中京区

京都医塾は、私立大学の医学部受験に特化した、寮制度のある医学部専門予備校です。

志望校の傾向を基にしたオリジナルのカリキュラム

京都医塾は、私立大学医学部専門の予備校のため、各私立大学の医学部入試を熟知し分析しています。

そのため、生徒それぞれの志望校の傾向と、その生徒の学力に合わせて一人一人にオリジナルのカリキュラムを作成してくれます。

私立大学医学部受験に特化した合格実績

京都医塾は私立大学医学部の合格実績がある医学部専門予備校です。

【2023年度】合格実績
大学名 合格者数 大学名 合格者数
京都府立医科大学 3名 福島県立医科大学 2名
大分大学 1名 川崎医科大学 8名
帝京大学 5名 福岡大学 4名
金沢医科大学 10名 愛知医科大学 5名
杏林大学 3名 兵庫医科大学 9名
藤田医科大学 2名 岩手医科大学 1名
獨協医科大学 2名 性マリアンナ医科大学 1名
久留米大学 4名 北里大学 6名

※他にも多数合格実績があります。

京都医塾は慶応義塾大学の医学部など、偏差値の高い難関校への合格実績が毎年あります。

また、国公立大学の京都府立医科大学などにも合格実績があります。

全寮制を無料体験可能!

京都医塾は京都に構えていますが全国から生徒募集しています。

全寮制なので、全国から生徒が体験授業を受けることができるように交通費・宿泊費無料の無料体験を実施しています。

今年こそ医学部の合格を勝ち取りたい方は公式サイトからお申し込みください。

↓↓無料の京都留学はこちら↓↓

医進の会

_画像

医進の会の基本情報
対象学年 高校生、高卒生
指導形態 個別指導
校舎展開 大阪府

医進の会は、プロの講師による個別指導で医学部受験を徹底的にサポートしてくれる医学部受験専門予備校です。

一人一人に合わせた完全個別指導

医進の会は、講師と生徒が1対1の完全個別指導で授業が行われます。

生徒の学力や志望校に合わせた学習計画の基、オリジナルのテキストや教材を用いて効率的に学習することができます。

常に講師がサポートしてくれるので、苦手をその場で潰しながら学習することができます。

2023年度の合格実績

大学名 合格者数 大学名 合格者数
愛知医科大学 4名 関西医科大学 8名
国際医療福祉大学 2名 近畿大学 5名
藤田医科大学 3名 岩手医科大学学 1名
福岡大学 2名 大阪医科薬科大学 7名
京都府立医科大学 1名 和歌山県立医科大学 1名

※他にも多数の合格実績があります。

医進の会では、国公立大学の医学部合格率と、関西4私立大学医学部の合格率No.1を誇っています。

私立大学・国公立大学両方への入試対策が万全です。

料金や詳細については以下の公式HPからお問い合わせしてみてください。

↓↓料金はこちら↓↓

学費の安い私立医学部はどこ?

画像

私立医学部の入学金・料金相場

私立医学部で卒業までの6年間にかかる学費が安い大学を順に並べています。

参考までに、国公立大学の場合にかかる学費は6年間で約400万円程度です。

私立医学部の学費の安さランキング
順位 大学名 都道府県 6年間の総学費
1 国際医療福祉大学 千葉県 19,100,000円
2 順天堂大学 東京都 20,800,000円
3 日本医科大学 東京都 22,000,000円
4 慶應義塾大学 東京都 22,059,600円
5 東京慈恵会医科大学 福岡県 22,855,000円
6 自治医科大学 栃木県 23,323,820円
7 東邦医科大学 大阪府 26,297,800円
8 関西医科大学 大阪府 28,140,000円
9 昭和大学 東京都 28,172,000円
10 東京医科大学 東京都 29,833,800円

年間の授業料に加え、入学金や教材費、実験費などを含んだ6年間の学費は、上記のようになっています。

価格が安い大学でも約2,000万円はかかるため、医学部を目指している方は経済面を考慮する必要があります。

私立医学部の学費免除

国公立大学の医学部では、国の制度として家庭の経済状況に合わせて学費が免除される可能性があります。

同様に私立大学でも奨学金制度のある大学があります。

私立大学でも奨学金のある医学部

私立大学でも奨学金のある医学部
慶應義塾大学 年間200万円を給付
北里大学 合計3,890万円を免除
国際医療福祉大学 年間200万円程度を給付
順天堂大学 合計1,380万円を免除
東京医科大学 初年度290万円を免除

※他にも多数の大学で学費免除を行っています。

私立大学の医学部の学費免除では、成績上位者の学費を免除することがほとんどのようです。

地方の大学では、地元出身の方の学費を免除する制度のある大学もあるようなのでチェックしてみてください。

医学部対策に適したおすすめの医学部専門予備校はこちら→

POINT

✔国際医療福祉大学の医学部が最も学費が安い

✔奨学金が成績上位者が対象

✔授業料を全額免除してくれることも

まとめ

画像

最後までお読みいただきありがとうございました。

医学部受験における国公立と私立の違い、私立大学医学部の偏差値ランキング、学費ランキング、医学部受験に役立つ塾や予備校と、多岐にわたってご紹介をいたしました。

私立大学の医学部入試はとても難易度が高いため、きちんと対策をすることが必要です。

まだ私立と国公立で迷っている方も、志望校が決まっている方も、合格に向けて少しでも参考にしていただけると幸いです。

【初心者でもわかる】この記事のまとめ

「私立大学の医学部」に関してよくある質問を集めました。

偏差値の高い私立大学の医学部は?

医学部の偏差値の高い私立大学は、1位慶應義塾大学・2位順天堂大学・3位東京慈恵会医科大学です。上位4校は東京都の大学ですが、福岡県の産業医科大学や栃木県の自治医科大学などもレベルの高い大学です。詳しいランキングは記事に記載しています。

学費の安い私立大学の医学部は?

学費の安い私立大学の医学部は、1位国際医療福祉大学、2位順天堂大学、3位日本医科大学です。価格が安い大学でも教材費や実験費などを含めると、6年間で約2,000万円がかかります。また、価格の安い大学は偏差値の高い大学である傾向があります。私立大学の医学部でも奨学金や学費免除のあるところもありますので、詳しくは記事をご覧ください。

この記事を企画・執筆した人
-StudySearch編集部-
この記事は、StudySearchを運営している株式会社デジタルトレンズのStudySearch編集部が企画・執筆した記事です。
StudySearchでは、塾・予備校・家庭教師探しをテーマに塾の探し方や勉強方法について情報発信をしています。
StudySearch編集部が企画・執筆した他の記事はこちら→