対象学年:小学生 / 中学生 / 高校生
授業方式:個別指導
男子高
東京
73.0〜73.0
筑波大学附属駒場中学校は、1947年創立の国立系男子中高一貫校で、東京・世田谷区にあります。
教育理念は「自由・闊達」の校風のもと、「挑戦」「創造」「貢献」を通じて生き方を築くこと。
詰め込み型ではなく生徒の自主性を重視し、教師・学生教育研究機関として研究にも貢献しています。
SSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定を受け、探究的学びと理科教育に力を注ぎ、稲作体験も行われるなど、実践的な教育環境が整っています。
「駒場の自由」と呼ばれる明るく伸びやかな雰囲気が評価され、男子校としては極めて珍しい国立の併設校です。
合格実績で見るおすすめ3選
東京・関西個別指導学院

対象学年:
小1~6 / 中1~3 / 高1~3 / 既卒生
授業方式:
個別指導塾
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筑波大学附属駒場中学校
自由と探究が交差する場所で考えることそのものが喜びになった
筑波大学附属駒場中学校での三年間は、知識の蓄積ではなく、問いの角度を変える力、常識に疑問を持つ勇気を育てられた時間でした。教科書の範囲を超えて、未知の領域に自ら踏み込むことがごく自然に求められ、それに応えようとする仲間に囲まれた毎日は、学びが単なる義務ではなく、心からの好奇心によって駆動される体験だったと振り返っています。授業では、正解にたどり着くスピードよりも、どのように考えたか、そのプロセスが重視されていました。1,の授業では、生徒それぞれが異なる解法を発表することが日常で、先生もまた、それを一緒に楽しむ姿勢でした。2では評論文の読解を通して論理の解体と再構築を行い、自分自身の考えを言葉で編み上げる練習が積み重ねられていきました。筑駒の特徴は、自由であると同時に、知的な厳しさが共存している点にあります。制服も校則もほとんどなく、時間の使い方も生徒の裁量に委ねられていましたが、その自由の中で何をするかが常に問われました。私は、校内の自由研究発表に参加し、人工言語の構造をテーマに探究を行いました。誰かに評価されるためではなく、純粋に「面白い」と感じたことを突き詰められる喜びを、あの時間が教えてくれました。