清風南海中学校 セイフウナミチュウガッコウ

清風南海中学校 ～関西屈指の進学校で育む文武両道の精神～

清風南海中学校は、関西圏で圧倒的な進学実績を誇る男子校として知られ、私もその教育環境に大きな期待を抱いて入学しました。入学後すぐに実感したのは、他校には真似できない「文武両道」を徹底した校風です。朝7時からの早朝学習と放課後の部活動を両立させる生活は最初こそ厳しく感じましたが、次第にこれが当たり前のリズムとなり、時間管理能力が飛躍的に向上しました。 特徴的なのは「スパルタ」と評されることもある学習システムで、特に1,と5の先取り教育が顕著です。中学2年生までに中学校課程を修了し、3年生からは高校内容に完全移行。私自身、中3の段階で数Aを終え、高1レベルの英文読解に取り組めたことが、その後の学力向上に大きく寄与しました。夏休みには「勉強合宿」が実施され、1日12時間以上の学習に挑戦。この経験が、困難に立ち向かう精神力を鍛えてくれました。 一方で、部活動も非常に盛んで、私は少林寺拳法部に所属し、全国大会出場を目指して稽古に励みました。学校側も学業と部活動の両立を積極的にサポートし、大会前には特別な学習フォローが受けられるなど、生徒の努力を多方面から支えてくれる環境が整っていました。 6年一貫教育の最大の強みは、計画的に大学受験対策ができること。高校受験のない分、中高の枠を超えた効率的なカリキュラムが組まれ、特に東大・京大・医学部を目指す「特別選抜クラス」では、通常授業に加えて高度な演習が豊富に用意されています。清風南海で培った「諦めない心」と「効率的な学習法」は、今の大学生活でも大いに活かされています。