第五商業高校 ダイゴショウギョウコウコウ

入学前、商業高校にそれほど強い興味があったわけではありません。普通科に落ちて「なんとなく受かった学校」そんな印象すらありました。でも、そんな気持ちは1年生の販売実習で一変しました。校内で模擬店舗を出す授業で、私はなぜか“店長役”を任され、売上計画からポップ作り、当日の声かけまで全て経験。数字が伸びていく感覚が面白くて、そこからはマーケティングの授業にもどっぷりハマっていきました。勉強が得意じゃなかった自分でも、動きながら学べる環境がちょうどよかったんです。今では都内の小さな会社でECサイトの運営を担当していますが、「現場から学ぶ姿勢」はあの高校生活が育ててくれたと思っています。

高校卒業後、アパレル業界で勤務していましたが、将来的に自分の店を持つ夢を実現するためには商業のが必要だと気づきました。学び直しを決意し、東京都立第五商業高校を含めて数校を受験。日々の仕事と両立しながら塾でから勉強を積み上げ、なんとか合格を掴み取りました。4人としての視点から「なぜ今学びたいのか」を33で明確に伝えられたことが合格につながったと思っています。過去の経歴をマイナスにせず、武器に変えることができた受験体験でした。