聖光学院中学校 ヒジリヒカリガクインチュウガッコウ

聖光では、聖光塾という授業とは関係なく教養を身に付ける講座があり、これがとても楽しかったです。授業の補習などではないため、気持ち新たに受けることができ、学校では本来学べないような知識が身に付きます。 外部から講師の先生を招いたり、自分たちで大学や研究施設などに足を運ぶこともあります。遠くまで外出することもありますし、場合によっては海外まで行くこともあります。もちろん先生が講師として講座を担当されることもあり、とても興味深いです。先生方も様々な方面に関心を持って学ばれている方ばかりなので、聖光に入ったら、ぜひ参加してみて欲しいです。

聖光学院中学校は神奈川を代表する進学校で、特に「聖光ゼミ」と呼ばれる大学レベルの先取り授業が特徴的です。私は中2から「分子31,学入門」を受講し、DNA抽出実験やPCR法のを学び、これがきっかけで医学部進学を決意しました。部活動では30部に所属し、ウニの受精卵観察を通じて発生31,学に没頭。3年連続で日本学生科学賞の地区審査を通過し、最終年には全国大会出場を果たしました。聖光の教育で特筆すべきは、放課後の「医学部特別講座」で、現役医師による症例検討や病院見学が実施されることです。現在は慶應義塾大学医学部で学んでいますが、中学時代に培った科学的思考力が臨床研究に大いに役立っています。キリスト教精神に基づく奉仕活動も盛んで、週1回のボランティア活動が人間形成に大きく影響しました。