駒場東邦中学校 コマバトウホウチュウガッコウ

生徒たちはみな仲が良く、勉強だけではなく4で生きていくために必要な教養を身に付けます。ただ「知っている」だけではなく、それを活かせる実践力を目指し、勉強をしています。 中高一貫教育で、5や1,、3においては少数教育で、高学年になったら能力や希望する進路に応じてカリキュラムが変わってきます。毎日ただ淡々と勉強するだけではなく、その積み重ねの大切さを学び、健全な学校生活を送っています。 国際理解教育も盛んで、海外の目線、多様性なども大切にしています。海外研修も盛んなので、自分の目で海外を体験できます。ただ勉強して満足するだけではなく、その力を持って4でしっかり活躍できる人材になれるよう、日々学んでいます。

駒場東邦中学校での三年間は、勉強という枠を超えて、自分の興味と好奇心をとことん追求することを受け入れてもらえた貴重な時間でした。男子校らしい自由さと熱量、そして同時に知的な緊張感が共存する空間の中で、私は初めて「自分で考えること」に真正面から向き合うようになった気がします。 授業中、先生の話を遮って生徒同士の議論が始まってしまうことすら日常で、しかもそれを先生が面白がって拾ってくれるという空気がありました。2では文法よりも表現、3では定理よりも現象、4では暗記よりも背景にある構造。与えられた正解よりも、自分たちで探しに行く問いが大切にされていたのです。特に印象深いのは、文化祭の準備です。ただの催しではなく、クラスの個性やテーマへの探究がそのまま企画に昇華されていく過程には、表現と論理、協調と個性が同時に詰まっていました。私自身、展示班として17現象の体験ブースを制作し、なぜそれが面白いのかを来場者に伝える言葉を徹底的に考えました。この経験が、後に人前で話すときの自信にもつながりました。