浦和明の星女子中学校 ウラワアキラノホシジョシチュウガッコウ

本当の自分を生きるということは、自分の生きる意味を実現することという意味であるということを実行に移していく学校です。自分のありのままを受け入れ、自分を大切にし、その上でみんなを受け入れてみんなで仲良くする、ということを重視する学校生活を送ります。誰もがかけがえのない人間であるということを理解し、キリスト教の人間観に基づいて自分の生きる意味を大切にします。そのため、自分の能力、個性、得意なことを大切にし、周りの人と互いにかかわりながら自己実現を目指していきます。学習するだけではなく、生き方、人格形成などを学ぶ場所であり、とても充実した学校生活を送ることができます。

浦和明の星女子中学校に入学した日、静かな礼拝堂に差し込む光の中で、ここでの学びがただの勉強以上の意味を持つことを予感しました。知識を得ることと同じくらい、心を整えることが大切にされる学校であったことが、その後の私の思考や生き方に深く影響を与えてくれました。キリスト教の教えに基づいた毎朝の祈りは、当初こそ儀式的に感じられたものの、日々の積み重ねの中で、自分の心と静かに対話する貴重な時間になっていきました。中学生という多感な時期に、自分の考えや感情を整理する習慣を持てたことは、思いがけず大きな財産となっています。学業に関しては非常に丁寧で、から発展まで着実に積み上げる授業設計がなされていました。先生方の教え方は熱心で、質問すればどこまでも答えてくださる懐の深さがあり、学ぶことへの信頼感が自然と育ちました。私は3と5が好きで、授業後に図書室で関連書籍を読み漁ったり、5の多読教材に夢中になったりと、勉強が知識だけでなく好奇心を刺激する営みへと変わっていきました。