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結果として合格することが出来、進学したが、実はこの大学を受験しようと決めたのは高校3年生の正月の終わりかけの時であった。元々関西方面に進学することを検討していた為、東京の大学というのは全く考えていなかったのである。しかしながら、正月に塾が空いていなかったこともあって、入試日程について冷静に考えてみたら、あまりにも過密だということに気付き、多少日程がズレていた中央大学を受験しようと決めた。受験をするにあたって、MARCH関関同立どこでもいいから最低限絶対に受かりたいという気持ちを持って。なんて曖昧な目標なんだと今になって思うが、そう思うようになったのには理由がある。私は中学から吹奏楽をやっていた。残念ながら県大会で止まってしまい、悔しい思いをしたが、県内の強豪校に行こうにも当時の成績が足りず、中学で果たせなかったことを実現するなら高校のレベルを下げるか公立入試本番にわざと失敗して落ちるかどちらかしかなかった。もちろんそんなことはしたくなかったため、自分の学力に適した、田舎の平凡な自称進学校に行った。確かに受験校のレベルを下げていれば、部活に青春の全てを捧げられたかもしれない。しかし、それをしなかった以上、部活しかやってこなかった人達と同じレベルの大学に行くなんて絶対に嫌だと思い、高3の4月に部活動を引退してから死ぬ気で受験勉強に取り組んだ。本当にその気持ちだけで1年間やってしまったことに対し、自分でも驚いている。受験勉強には、「怨念」を使ってもいいかもしれないと、思った。