偏差値
71.0〜71.0
合格体験記
9件

知識の深さよりも問いの鋭さを学んだ中学三年間
桜蔭中学校
桜蔭中学校に入学してまず圧倒されたのは、生徒全員が当たり前のように深く考えることを習慣にしているという点でした。知識の量ではなく、その知識をどう使うか、どのように結び付けて思考を展開するかが問われる環境に身を置くことで、学ぶという行為の意味を初めて真剣に考えるようになりました。授業は常に密度が高く、進度も速かったため、自分で予習・復習のサイクルを確立する必要がありました。最初のうちは戸惑いもありましたが、クラスメートたちの姿に刺激を受け、やらされる勉強ではなく、理解したいから学ぶという意識に自然と切り替わっていったことを覚えています。3や1,では、教科書の記述に対して「なぜそうなるのか」と自分なりの視点で問い直すような指導が多く、知識を疑いながら検証する姿勢が鍛えられました。桜蔭の生徒同士の関係は、とても静かで落ち着いていながら、決して距離があるわけではありませんでした。お互いを必要以上に干渉せず、それでも困ったときには支え合う。そうした空気の中で、自分のペースを大切にしながら生活できました。校則に縛られることもなく、むしろ「どう振る舞うべきか」を各自が考えることが求められていたように思っています。
時代に合わせた学習、精神の発達を大切にする
桜蔭中学校
中高一貫の女子教育を行っており、時代に合わせた勉強、そして精神の発達を大切にしています。女性として国際4を生きるために、そして女性として家庭を築くために、必要な知識や強さ、どのように貢献できるか、ということを学んでいきます。 勤勉、温雅、聡明であることが求められており、そのために自分の言動に責任を持つことを学びます。より良い生徒というよりも、よりよい人間であるために何が必要なのかということを学び、礼儀正しい学校生活を目指します。周りと協力して困っている人を助ける精神や、自分の責任を果たすことなども学び、学力を付けながら人格形成を図ります。 部活動にも参加して心身ともに健全であることを重視して、答えの出ない事態にも耐える力、諦めない力なども学ぶことができます。