就実中学校・高等学校とは

就実中学校・高等学校の基本情報

就実中学校・高等学校の基本情報
創立年	1904年（明治37年）
所在地	岡山市北区弓之町14-23
建学の精神	去華就実（きょかしゅうじつ）「華を去り、実に就く」の意味
偏差値	中学　33~50 高校　45~71

就実中学校・高等学校は岡山県にある中高一貫校で、非常に歴史ある学校です。

学校生活

部活動

中学校、高校それぞれに、バレーボール部・バスケットボール部・剣道部・ソフトテニス部・陸上競技部・水泳クラブ・茶道部・音楽部など多様な部活動が存在しています。

全国レベルで優勝を狙う部活動も多く、活発に活動をしています。

一方で、七宝焼きで小物を作る七宝部など珍しい部活動もあります。

野球部	第99回全国高等学校野球選手権大会2回戦進出
女子バレーボール部	春の高校バレー2017準優勝
女子ソフトテニス部	第44回 全日本高等学校選抜ソフトテニス大会

このように多くの部活動が優秀な成績を残しています。

行事

就実中学校・高等学校は1年間を通して様々な行事が用意されています。

中学では体育祭、3年生の沖縄修学旅行・文化祭・希望者のみ参加のカナダ海外語学研修などが用意されています。

高校でも体育祭、東京への修学旅行・文化祭・希望者のみ参加のカナダ海外語学研修や芸術鑑賞など多くの行事があります。

就実中学校・高等学校の偏差値

就実中学校の偏差値

就実中学校の偏差値は33～50です。

岡山県内では私立中学校37件中7位、全国では2237件中556位となっています。

コースによって偏差値に大きくばらつきがあります。

中学校入学の段階では中堅校と言えるでしょう。

就実高等学校の偏差値

就実高等学校の偏差値は46～71です。

岡山県内では私立中学校100件中2位、全国では10,024件中123位となっています。

コースによって偏差値に大きくばらつきがあるので、コースごとの偏差値を見てみましょう。

コース	偏差値
普通科特別進学コース（ハイＧ）	71
普通科特別進学コース（アドバン）	60
普通科特別進学チャレンジコース	52
普通科総合進学コース	46

就実中学校・高等学校のコース

就実中学校のコース

進学コース

基礎から応用まで、一人ひとりに対して分かりやすく指導します。

ICTの活用や定期テスト前の補修授業、定期テスト後の振りかえり学習や長期休暇中の補修により、苦手分野の克服を目指します。

授業を核とした知識の定着が達成できます。

特別進学コース

特別進学コースではICTスキルの習得や活動を通して学習を進めていきます。

学力向上・人間力育成・英語教育の3つのプランをより重点的に実践していきます。

情報メディアリテラシーを身につけ、グローバル社会に対応する能力を育成します。

難関大合格者を毎年確実に出しているコースです。

就実高等学校のコース

特別進学コース

特別進学コースは、最難関国公立大学を目指すハイグレードクラスとアドバンスクラスに分かれています。

未来構想プログラムで将来像を描き、表現力育成プログラムで自己発信能力を身に付けることでさらに深い次元での学習を達成します。

またオンライン英会話や土曜日の6限までの授業により確実に難関大学に合格する力を身に付けます。

特別進学チャレンジコース

特別進学チャレンジコースは高校2年生で文系と理系に分かれて授業を行う、文武両道のコースです。

単元ごとの確認テストや、月2回の土曜日の授業を行うことで大学受験において役に立つ力を養います。

文系では小論文講座を行いより大学への進学の可能性の幅を広げることができ、理系では薬学部にも進学できる高い学力を育成します。

総合進学コース

総合進学コースは人文クラス、情報デザインクラス、科学体育クラス、幼児教育保育クラス、医療看護・科学クラス、芸術クラスに分かれて、それぞれのクラスにあった授業が行われています。

ドリカムプランといい、1年で夢を見つけ2年で育て3年で実現するというプログラムにそって希望の進路を決めます。

このため2年次にそれぞれ6つのクラスに分かれることが特徴です。

就実中学校・高等学校の入試情報

就実中学校の入試情報

以下は2023年度の実際の就実中学校の募集要項です。

対象は2023年3月に小学校を卒業する児童が対象です。

	3教科型	適性検査型	2教科型
受験料	2回までの出願　13,000円 3回出願　18,000円
募集人数	100名
コース	特別進学コース （ハイグレードクラス）	特別進学コース （アドバンスクラス）	特別進学コース （アドバンスクラス） 進学コース
試験科目	国語・算数・理科・面接	適性検査1Ⅱ・面接	国語・算数・面接
出願方法	インターネット出願

試験時間・配点

まず3教科型の入試試験の時間と配点です。

以下の配点にプラスして1グループ5名の集団面接が行われます。

	国語	算数	理科
配点	100点	100点	100点
時間	60分	60分	50分

続いて適性検査型の入試です。

この入試形態では適性検査Ⅰ・適性検査Ⅱと面接が行われますが、これらの配点は非公開となっています。

最後に2教科型の入試試験の時間と配点です。

以下の配点にプラスして1グループ5名の集団面接が行われます。

国語と算数の問題は希望のコースによって問題が異なります。

	国語	算数
配点	100点	100点
時間	60分	60分

就実高等学校の入試情報

以下は2023年度の実際の就実中学校の募集要項です。

対象は2023年3月に中学校を卒業する学生が対象です。

	特別進学コース （アドバンスクラス）	特別進学 チャレンジコース	総合進学 コース
受験料	13,000円
募集人数	450名
試験科目	国語・算数・英語
出願方法	インターネット出願

試験時間・配点

	国語	算数	英語
配点	100点	100点	100点
時間	50分	50分	50分

就実中学校・高等学校の学費について

就実中学校の学費

まずは就実中学校の月額の学費をご紹介します。

価格はすべて税込価格です。

授業料	19,000円/月
施設維持費	9,400円/月
特色教育充実費	10,500円/月
その他費用	3,600円/月
合計	42,500円/月

※料金は自社調べにより、あくまで目安として参考にしてください。

就実高等学校の学費

まずは就実高等学校の月額の学費をご紹介します。

価格はすべて税込価格です。

	特別進学コース 特別進学チャレンジコース	総合進学コース
授業料	33,000円/月	33,000円/月
施設維持費	7,100円/月	7,100円/月
教育充実費	3,000円/月	0円
その他費用	2,400円/月	2,400円/月
合計	45,500円/月	42,500円/月

※料金は自社調べにより、あくまで目安として参考にしてください。

就実中学校・高等学校の口コミや合格実績について

就実中学校・高等学校の評判・口コミ

いじめがない

親の知り得るかぎりでは、いじめはあまりないようである。

他府県の子供も多く、それが良い。

みんなの中学情報

部活動も活発で充実している

生徒、教職員、父兄の意識が高いので一丸になって物事に対処している　よき伝統がある

みんなの中学情報

学生生活については多少の友人トラブルはあっても、いじめが少なく多様な生徒を尊重してくれる校風であるようです。

また部活動も活発に行っているそうです。

先生が親身になってくれる

定期テスト前、英語検定前など、補習をしてくれます。

先生に質問しやすい環境のようです。

みんなの中学情報

進学実績も上昇傾向にある

年々、旧帝国大学や医歯薬学部への進学率が向上しているようです。

東大への合格者も増えてきており、中学生の時点で、先方の学校訪問というかたちで、東大の赤門をくぐって駒場キャンパスまで校外学習に赴き、就実出身の東大生の、大学生活や当時の受験勉強の話を聞き、より具体的な将来ビジョンを持ってもらえるような、取り組みも学校して行われています。

みんなの中学情報

先生と生徒が一丸となって勉強をしているそうです。

中学の段階から大学進学を視野にいれた授業が行われているようです。

就実高等学校の進学実績

国立大学の合格実績

以下は2023度の就実高等学校の国公立大学合格者数です。

大学名	人数	大学名	人数
大阪大学	３名	九州大学	1名
国立大医学部医科学科	5名	防衛医科大学校	1名

他にも多数の合格実績があります。

私立大学の合格実績

以下は2023度の就実高等学校の私立大学合格者数です。

大学名	人数	大学名	人数
早稲田大学	5名	慶應義塾大学	1名
上智大学	3名	東京理科大学	3名
自治医科大学	１名

他にも多数の合格実績があります。

このように難関国公立大学から中堅の私立大学まで進学先は様々です。

都内の大学や県内の国公立大学など多様な進学先が挙げられるようです。

まとめ

今回は就実中学校を紹介しました。

この記事を中学高校選び、また学習塾・家庭教師選びの参考にしてください。