偏差値
60.0〜72.5
合格体験記
17件

自分の言葉で考え抜くことを学んだ四年間
慶應義塾大学
慶應義塾大学に進学した最大の理由は、自主性が重視される風土でした。誰かに管理されるのではなく、自由に学び、その責任を自分で引き受けるという空気が、説明会の時点から明確に伝わってきました。法学部政治学科では制度や理論に加え、現実の政治的課題に自分の立場で向き合う力が求められることも魅力のひとつでした。駿台では35の訓練に多くの時間を費やしました。慶應の入試では、与えられた資料をどう読み解き、どう問題提起し、どこまで自分の意見として展開できるかが見られます。書き方の型よりも、問いに対する自分の言葉と論理の一貫性が何より重要でした。世界史は暗記に偏らず、背景を論理的に語れる力を鍛えるように意識して学びました。入学後は想像以上に議論の機会が多く、特に政治思想や国際関係のゼミでは、単に資料を読んで終わるのではなく、問い直しや再構成が求められました。他人の意見を否定せずに自分の視点を通す、論理と礼節の両方が問われる環境で、自身の思考の癖や限界にも向き合うことができました。キャンパスには多様な背景を持った学生が集まり、それぞれが自分の軸を持ちながら活動していました。自主ゼミや学外プロジェクトに参加することで、アカデミックと実4の距離感が縮まり、学びが理論だけでなく実践にも根差していく感覚を得ました。現在は都内の国際系シンクタンクで調査分析に従事しております。大量の情報の中から課題を抽出し、構造化し、仮説とデータで論じるという仕事において、大学時代に磨いた思考力と表現力は確かな基盤となっています。自分の頭で考え、自分の言葉で伝えるという訓練の継続が、今の職務でも強い武器になっています。
大学受験で入学しました
慶應義塾大学
国立大学が第一志望でしたが、私立では第一志望だったので3学部受験しました。科目はどの学部も同じもので受けられたので受験しやすかったです。当時は法科大学院ができたばかりで合格者数が減っていたので不安だったことを覚えています。入学後は少しキャンパスが遠かったので大変でしたが、4年間で卒業できました。入学前から聞いてはいましたが、内部進学の人たちは経済力や家柄が違うなあと思うこともありましたが、楽しく過ごすことができました。