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更新日 2019.5.15

【中学受験】小学生に塾は必要?通う理由やタイミング、塾選びについて

今回は中学受験を考えている小学生、学校の授業の補習のために塾通いを考えている方のために、小学生の時から塾に通うメリットやどのタイミングで入ればいいのか、費用や、個別指導塾、集団指導塾の違いなどを詳しく解説していきます!

小学生が塾に通うメリット

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小学生が塾に通うと聞くと、中学受験を目指している子供なんだと思う人が多いものです。

確かに中学を受験するのであれば、小学生でも塾に通うことは必要になるでしょう。

しかし小学生の中には中学受験はしないけれども塾に通っている子供も多く見られます。

中学を受験するためだけに塾に通うだけではなく、そのほかにもたくさんのメリットがあるのです。

小学生が塾に通うメリットとして、まず第一に基礎学力を向上させるということが挙げられます。

学校の授業になかなかついていけないという子供であったとしても、塾に通い勉強する時間を増やすことにより理解度も高まり、少しずつ学校の授業にもついていけるようになります。

自宅で勉強しようと思っても怠けてしまう子供は多く、塾という非日常の空間に通うことにより、気持ちの切り替えをすることができ、これが集中して勉強することにつながります。

ある程度強制的に勉強する場であるため、あまり勉強が好きではないという小学生にも向いていることでしょう。

特に小学生の間は、勉強が分からないのでつまらないと感じる子供もたくさんいます。

勉強がつまらないと思っている子供であっても、だんだんと勉強がわかるようになると、自然と楽しいと感じるようになります。

授業でわからないことがあったとしても、休み時間になると友達と遊ぶことが楽しくて、なかなか先生にわからなかったところを質問することはできないでしょう。

授業中に分からないところがあったら質問するようにと、子供に投げかける先生もいますが、自分で授業中に手を挙げて分からないことを質問することは、なかなか勇気のいることです。

このようなときに塾に通っていれば、講義が終わった後などに学校でわからなかった部分を講師に質問することもできます。

特に性格が内気な小学生の場合には、少人数制の塾を選ぶと、質問がしやすくなります。

わからないとこをそのままにしていると、どんどん勉強に対する苦手意識が高まり、勉強が嫌になってしまいます。

そのためわからなかったことはその場で解決できる環境を整えることが何よりも大切です。

学校から帰宅すると、多くの子供は友達と遊んだりテレビを見て過ごす子供も多く、自宅での勉強は宿題だけという子供も多いものです。

多くの塾では、学校から帰宅した後の夕方から夜にかけて講義が行われることになります。

塾に通うことにより、この時間帯は勉強する時間になり、勉強をする習慣を身につけることができれば、自然と学校の予習や復習ができる子供になるでしょう。

学校から帰って来て宿題以外の勉強をしない子供と、勉強する習慣が身に付いている子供では、その後の学力や授業の理解度などにも大きな差が付くことになります。

早い段階で、勉強の習慣を身につけさせることは、非常に重要であることがわかります。

基礎的な学力や勉強する習慣を身につけるだけではなく、精神面においても大きな影響を及ぼすことでしょう。

小学生の場合には、学校の同じクラスの仲間での結び付きが強くなるものです。

同じクラスの仲間たちと、遊びも勉強もスポーツも同じようにすすめることになるので、クラスの仲間とは一緒に勉強をして高め合っていこうという意識はなかなか生まれません。

しかし勉強だけに特化している塾に集まる子供たちの間には、学校のクラスとはまた異なるつながりが生まれることでしょう。

勉強を中心とした新しいつながりが生まれることにより、子供たちがお互いに学習意欲を高め合っていけるようになります。

小学生にとって学校という狭い世界だけではなく、そのほかにも居場所を作ることは、自分の世界を広げていくことにもつながります。

学校とは異なるコミュニティーに属することは、学習意欲を高めるためにも非常に効果的と言えます。

中学を受験することを目的で通っていなかったとしても、塾に通うことによって勉強が好きだという気持ちが芽生えれば、中学を受験したいと考える子供が出てくるかもしれません。

たとえ中学受験を経験しなかったとしても、ほとんどの人が高校受験は経験することになります。

高校受験の際にも、幼いころに勉強することが好きになれたということは、大きなメリットにつながるでしょう。

塾に行くことで得られるメリットは、目先の学力だけではないのです。

分からなくなったらどうすればよいのか、どうやって勉強していけばよいのかという基礎的な部分をしっかりと固めることにより、将来に大きく役立つことでしょう。

塾に通うことで得られるメリットとしては、単なる学校の成績を上げるだけではないということがわかります。

苦手な分野をカバーしたり、学習意欲を向上させる、学習の習慣を身につけるなど、その後の学校生活においても、そして将来にわたっても役立つことがたくさんあります。

今後の勉強をスムーズに行う力をつけることができるでしょう。

POINT

✔基礎的な学力の向上

✔異なるコミュニティーの仲間ができる

✔自分で勉強する習慣を身に着けることができる

進学塾と学習塾の違いは?

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親が子供の塾を選ぶときには、どのような目的で入塾させたいのかを考えなくてはいけません。

一般的に、塾と一言でいっても進学や学習など様々な形をした学習サービスが提供されています。

それぞれの形態には目的が存在しますので、小学生に学びをさせたいときにはどのような目的で選択するのかをしっかりと考えなくてはいけません。

言い換えると、自分の子供の学力や状況にあわせた選択が大切になるのです。

子どもの学力を把握して、勉強方針を決めることはとても大切です。

例えば、元々子どもが勉強ができる場合にはそのレベルに合わせて塾を探さなくてはいけません。

一方で、それほど勉強ができない子どもに対してレベルの高い場所を選んでも、内容についていけないことも考えられます。

特に、小学生の場合は基礎的な知識をしっかりさせているところと応用を中心に勉強させているところと差が激しい傾向があります。

ですから、子どもの学習レベルに応じた最適な塾選びが非常に重要になるのです。

小学生に、これからの進学を考慮したレベルの高い学習をさせたいときには進学塾が向いています。

文字通り、進学を中心とした講義内容になっていますので、子どもに進学させたいときには入試問題対策として点数が取れるように講義を教えてもらうことが大切になります。

特に、小学生の場合は中学試験の対策になりますので学校ごとにかなり傾向が異なります。

大学受験と異なって豊富な参考書などが存在するわけでもありませんので、特別に対策をする必要性もあるのです。

ある程度、勉強を理解している小学生にとっては基礎を学習するよりもこうした実践的な場所が向いています。

勉強に自信がない小学生に対しては、難しい応用を教えても意味がありません。

そのため、基礎力を学ばせることができるように、学習塾を選択することが大切です。

主に、学校の授業内容を大まかに理解できるようになり、テストの点数などで高得点が取れるようになります。

学習塾の中には、一人一人に講師がついて学校ごとの定期試験対策などを実施してくれるところもあります。

特に、学校の授業の内容がわからなかったり、テストの点数が芳しくない小学生にはこうした基礎力を学ばせることができる場所が向いています。

小学生の進学塾で大切になるのは、合格実績です。

レベルの高い中学受験に関しては、ノウハウをどれだけ多く持っているかで合格実績が左右されます。

大学受験と異なって大規模に対策がされているわけではなく、地域ごとに対策内容が異なっていることが大半です。

実際に、合格実績の存在するところでは詳細なクラス分けがされていることが多いです。

これは、目指す学校によって対策が異なっているため、クラスごとに対策内容を変えているからです。

そのため、自分の子どもに目指してほしい学校があるときには、その学校への実績があるかどうかを判断すると分かりやすいです。

学習塾のように、学校の授業内容や定期試験の内容を教えてもらいたい場合には、広域型の塾よりも地域密着型のところの方が向いています。

そもそも、学校の授業の内容を把握するためには、そこで講師をしている人に対して学校指定の教科書や参考書を理解してもらわなくてはいけません。

この場合、複数の箇所から多くの小学生が集まるような状況だと、一つのクラスで同じような講義を行うことが難しくなります。

この点、地域から好まれているような場所だと、その地域の学校の授業内容に造詣の深い講師がいる可能性が高いです。

レベルの高い内容は必要ないので、こうした生徒の立場の近くに立ってくれる地域密着型が好ましいです。

塾の選択は、学習費用によっても違いが生じることがあります。

そもそも、入試対策として勉強させる場合には他の場所と異なって費用が割高になることが多いです。

良質なノウハウを教えてもらうことができる代わりに、費用が高くなる傾向があります。

一方で、学習を中心とする場合には費用が安い代わりに入試対策のノウハウなどを知ることはできません。

リーズナブルな価格に違いはありませんが、将来的に中学受験をさせたいときに不利になることがあります。

このようなお互いの長所はきちんと理解しておくことです。

様々なポイントや違いは存在しますが、何よりも大切なのは子供の意見を無視しないことです。

実際に勉強をするのは子どもなのですから、その子どもにとって最適な環境でなくてはいけません。

多少レベルが低くても本人が望むのならばレベルの高い方を選べば良いです。

費用の問題で学習塾しか選択できなくても、子どもがそれで良いのならば問題にならないのです。

この点は、子どものためにも誤解をしないように気をつけておくことです。

POINT

✔子供のレベルをしっかりと把握し、レベルに合った塾選びが大切

✔合格実績はしっかりと確認する

✔子供の意見を無視してはいけない

塾の選び方と通いはじめるベストな時期は?

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小学生といえば遊びたい時期ですが、最近は遊びと習い事を両立している子がたくさんいます。

いろいろな習い事がある中、よく名前が挙がるのが塾です。

通っている子たちは何のために、いつ頃から通い始めているのでしょうか。

塾を選ぶときの注目点や、通うタイミングも気になるところです。

子どもが通いたいと言い出したときは、理由を聞いてみることが一番大切です。

友達が通っているから一緒に行きたいだけの場合もあれば、はっきりとした目標があることも。

友達が理由だったとしても、すぐにだめだと言わずに一緒に何か目標を達成しようとしているのか聞いてみることをおすすめします。

勉強は流行を追いかけることとは違うので、誰かが行っているからという理由では長続きしない可能性が高いでしょう。

そのときの気分だけで決めてしまわず、将来をきちんと考えることがポイントです。

小学生の場合は学校の勉強について行けるようにする学習塾と、中学受験に向けた進学塾へ通う子に分けられます。

いつもテストの結果が悪かったり、授業が面白くないときは学習塾で苦手分野を克服しましょう。

この場合は通いたいと思った時期がベストです。

学校の勉強ができるほうで、中学校は受験したいと考えている場合は進学塾で受験対策を行います。

小学6年生になってからでは遅いので、小学5年生で通っている状態が良いでしょう。

最初は補習のために勉強していた子が、途中で中学受験を希望するようになって、本格的に受験勉強を開始することもあります。

小学4年生頃から補習のために勉強して、だんだんと楽しくやる気も出てきたので、翌年からは受験を考えた勉強を始める方法もあります。

長く勉強すれば良いというわけではなく、期間が短くなったとしてもやる気が重要です。

子どもが本気で受験を考えているときは、なぜ受験したいのかを聞いてみてください。

補習と受験に分かれると言っても、両方に対応している場合もあります。

目的がどちらであっても、通うことを決めたら場所を絞って探してみましょう。

小学生の行動範囲は主に家の近所なので、最初は徒歩や自転車で通える距離のほうが安心です。

進学を考えると実績のある塾を選ぶため、電車で通うことになる可能性もあります。

学校が終わってから通うので、あまり遠方を選ぶと負担だけでなく安全面にも関わるので注意が必要です。

また、急病やケガといったアクシデントが起きたときを考え、保護者が迎えに行かれることも考えて場所を選ぶようにしてください。

学校の授業は集団指導ですが、塾の場合は集団指導と個別指導、少人数指導など何種類か用意されています。

大勢いると友達としゃべってしまったり、先生の目が行き届かなくてさぼりがちだという子には少人数のほうが向いています。

兄弟や姉妹で一緒に授業が受けられるだけでなく、分からないことは気軽に質問することが可能です。

先生の目がしっかり行き届くので、勉強に集中できる環境が整います。

さらに集中して苦手克服に力を入れたい人には、個別指導が良いでしょう。

受験対策を行う進学塾では集団指導が多いですが、個別に対応してくれるところも存在します。

先生との相性は長続きするために、成績アップのために見逃せないチェックポイントです。

先生が嫌になってしまうと、勉強そのものが苦痛になりかねません。

反対に相性が良いと会話の延長で質問することができたり、アドバイスも受け入れやすくなるはずです。

体験授業があれば利用するに越したことはありませんし、通い始めてから様子を見て合わないときは遠慮せず変更をお願いしましょう。

最初に希望の先生を塾に伝えておく方法もあります。

1回だけで明らかに嫌だと言うこともあれば、最初は怖そうで苦手意識があったけれど、何度か授業を受けているうちに「この先生がいい」と思えるように変化することもあります。

成績が思わしくないので塾へ行かせたいけれど、子どもが勉強嫌いで乗り気ではないこともあるでしょう。

そんなとき頼もしい存在が友達です。

一緒に頑張ろうと思える仲間がいることで、塾通いが楽しいものに変化するかもしれません。

注意したいのは遊び半分で楽しいのではないという点です。

集団指導でおしゃべりを続けてしまったり、寄り道をすることが多くなったりするようでは意味がありません。

悪い方向へ行かないように、きちんと勉強しようと励まし合える存在が本当の「良い友達」です。

ちょっとした相談をすることができて、勉強面では良きライバルにもなる、そんな友達が一緒であれば長続きする可能性が高いです。

POINT

✔なんのために塾に通うのかをはっきりさせておく

✔先生との相性は大事なファクター

どのくらいかかるのか?小学生が通う塾の費用

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少子化の影響で、一家族当たりの子供の人数も若干減少してきている傾向がありますが、その分子供にかけるお金が増えている状態です。

かつては、塾に行っている子供はそれほど多くありませんでしたが最近は中学校三年生にもなると9割程度の人がどこかしらの学習塾にはいっています。

もちろん小学生でも、半数近くが学習塾に通っているような状態です。

そこで、初期費用がどれぐらいになるか頭に入れておきましょう。

学習塾は、入会金がかかることがありますが実は全くお金を取らないようなところも少なくありません。

なぜかといえば、そもそも最初の段階でお金を取らないようにして多くの生徒を引き込もうとしているからです。

たいていの家庭では、最初に入れてきそれなりのにまとまったお金を支払わなければいけないと考えていますが、実際に入会金は免除のところが多いわけです。

免除にすることで、最初の敷居を低くすることになりここなら問題ないと感じる保護者がいます。

ある意味、それぞれの教室の差別化がされていないことにも関係があるでしょう。

差別化されていれば、入会金の有無にかかわらず沢山の生徒が入会してきます。

学習塾のほとんどは、体験学習と呼ばれるものがあります。

これは、いきなり入会するのではなくまず会員になる前にどのような内容のことを学んでいるのかあるいは教室の雰囲気はどうかさらには先生はどのような人なのかを確認するためのものです。

これを無料としているところもあればお金をとっているところもあります。

お金をとっているところでも、通常の授業料の半分程度から30パーセント程度のところまで様々です。

無料のところは、価値がないからむようにしているのではなくやはり入会金と同じように敷居を下げるためにお金を取らないようにしているわけです。

どちらがしっかり行ってくれるかといえばどちらも大して違いはないでしょう。

本格的に入会することになったならば、教材が必要になることがほとんどです。

そのため、教材費がかかることを頭の中に入れておく必要があるでしょう。

どれくらいかかるかといえば、それは教室によって大きく異なりますが良心的なところは1科目1年間で3000円程度になります。

ところが、教材費で稼ごうとたくらんでいる教室の場合には1科目3万円ぐらい取るところもあります。

実は、教材費の原価を考えればそれほどお金がかかることはありえません。

この実態を知ると、高額なお金をとる塾はあまりお勧めできないことがわかるはずです。

その実態とはどのようになっているか、その中身を見ていきましょう。

テキストが各科目に数冊ずつありますが、たいていの場合仕入れ値は300円から500円ほどになっています。

普通の商売ならば、仕入れ値の2倍から3倍程度のお金で販売するはずです。

1科目につき教材が3冊あるとすればそれぞれの原価は1000円から1500円程度になります。

そうすると、これを3000円ぐらいで販売するならば妥当な金額と言えますが、1万円以上かかる場合には妥当な金額とは言えないことがわかるはずです。

そのような視点からも、学習塾を見定めることが重要になります。

入会してからも何かとお金がかかるのは学習塾に通わせる親の定めですが、いったいどれほどのお金になるかは基本的に毎月の月謝講習費用を知ることで明確になります。

そこで、一般的にどれほどのお金がかかっているかを知り、適切な料金を支払うようにしましょう。

授業料は、個別と集団によって大きく異なるところです。

どちらが安いかといえば、やはり集団の方が安くなる傾向があるでしょう。

きめ細かな指導を受けたい場合には、個別の方が圧倒的に良いですが集団の1.5倍ぐらいのお金がかかると考えておけば間違いありません。

個別の場合は、毎週2回ずつ通うとなれば小学生で2万円ぐらいになり中学生だと2万5千円ほどになるのがポイントです。

最終的には、その生徒の性格によってどちらを選ぶかは変わってくることになります。

安い方がよいと言うわけではありませんが、かといって高いところがよいわけでもありません。

学習塾に支払うお金の中で、最も高いと言われているのが夏期講習の費用になります。

特に受験生の場合には、夏が勝負と言われていますのでそれなりにお金を支払わなければなりません。

特に中学校三年生はほかの学年よりもコマ数をたくさん取らなければならないところも多いため、高くなりやすい傾向にあります。

実際にどれぐらいになるかは、塾によって変わるところですが通常の月謝の2倍から5倍ぐらいになると考えておけばよいでしょう。

POINT

✔入会金、体験授業は無料のところもある

✔授業料は個別と集団で異なる

✔夏期講習は費用をを頭に入れておく

まとめ

小学生から塾通いを考えている方の参考になったでしょうか。

まずは子供の学力を知ってあげること、そしてなんのために塾に通うのかという目的をはっきりさせてあげることが重要ですね。

個別指導塾、集団指導塾のどちらに通うのかということも、子どもの意見や学力のレベルを考えて選択しましょう。

小学校の5年生から、6年生という大切な時期なので、間違いのない塾選びを行いたいですね。