偏差値
60.0〜72.5
合格体験記
17件

慶應経済×起業~学生ベンチャーから上場企業へ
慶應義塾大学
経済学部在学中に「行動経済学」の授業に感銘を受け、行動科学を応用したマーケティングベンチャーを創業しました。慶應の起業支援制度を最大限活用し、三田キャンパス内のインキュベーションオフィスを拠点に事業を展開。3年次には経済政策ゼミで学びつつ、並行してビジネスコンテストで優勝し、初期資金を獲得しました。特に役立ったのは、慶應の強力なOBネットワーク。卒業後5年で会社を上場させるまでに成長させられたのは、学生時代から相談に乗ってくれた先輩経営者たちの存在が大きかったです。現在は新規事業開発ディレクターとして、慶應で学んだ経済理論と起業経験の両方を活かした仕事をしています。
自分の言葉で考え抜くことを学んだ四年間
慶應義塾大学
慶應義塾大学に進学した最大の理由は、自主性が重視される風土でした。誰かに管理されるのではなく、自由に学び、その責任を自分で引き受けるという空気が、説明会の時点から明確に伝わってきました。法学部政治学科では制度や理論に加え、現実の政治的課題に自分の立場で向き合う力が求められることも魅力のひとつでした。駿台では35の訓練に多くの時間を費やしました。慶應の入試では、与えられた資料をどう読み解き、どう問題提起し、どこまで自分の意見として展開できるかが見られます。書き方の型よりも、問いに対する自分の言葉と論理の一貫性が何より重要でした。世界史は暗記に偏らず、背景を論理的に語れる力を鍛えるように意識して学びました。入学後は想像以上に議論の機会が多く、特に政治思想や国際関係のゼミでは、単に資料を読んで終わるのではなく、問い直しや再構成が求められました。他人の意見を否定せずに自分の視点を通す、論理と礼節の両方が問われる環境で、自身の思考の癖や限界にも向き合うことができました。キャンパスには多様な背景を持った学生が集まり、それぞれが自分の軸を持ちながら活動していました。自主ゼミや学外プロジェクトに参加することで、アカデミックと実4の距離感が縮まり、学びが理論だけでなく実践にも根差していく感覚を得ました。現在は都内の国際系シンクタンクで調査分析に従事しております。大量の情報の中から課題を抽出し、構造化し、仮説とデータで論じるという仕事において、大学時代に磨いた思考力と表現力は確かな基盤となっています。自分の頭で考え、自分の言葉で伝えるという訓練の継続が、今の職務でも強い武器になっています。