偏差値
78.0〜86.0
合格体験記
21件

越境する思考と表現を支えた知の交差点での日々
東京大学
東京大学大学院総合文化研究科に進学したのは、専門に閉じない知的越境を実現できる数少ない環境だと感じたからです。学部時代から教養学部表象文化論分科に所属しており、文学・映像・哲学・政治思想といった分野をまたぐ研究を行う中で、境界線の中にこそ問いが生まれるという実感を得ていました。大学院入試では、一次試験での専門論述とTOEFLによる5力評価、そして二次の33での研究構想提示が重要となりました。自分は独学で準備し、修士論文の方向性を初期段階から丁寧に文献と接続させる作業を繰り返しました。学部卒業後に一度就職を挟みながら進学したため、4経験を踏まえた問い直しの視点が33では評価されたように思っています。大学院では、批評理論や記号論、カルチュラル・スタディーズを横断的に学び、表象としての記憶や歴史の語りを分析対象としました。研究対象は戦後日本の映像表現における記憶のメタ構造であり、ゼミでは海外の理論と日本語的感性の接点について議論を重ねました。指導教員との距離も近く、論文執筆の各段階で厳密な問い返しが入ることにより、思考の精度が大きく高まったと感じています。
東大進学を目指し、努力と大学生活両立
東京大学
日本の最難関大学が東京大学です。日本中の全ての高校生が知っていて、あこがれの対象でもあります。ただ実際に受験する大学として選ぶ学生はほんの一握りで、更にそのハードルを越えて赤門にたどり着くものは非常に少ないです。その選ばれた者たちが集まっているのが東大で、クラスの半分が、それぞれの地元で「神童」と言われてきた者たちです。素晴らしく理解力が良く、一度見たことは全て覚えているというものがゴロゴロいます。その為、普通に努力して入学してきた者は異様な違和感を感じるものが何割かいるし、鬱になる者もいます。都心の中にあるキャンパスでは周辺に派手目の私立大学があり、そこの学生たちとの交流も楽しむことが出来ます。そうはいうものの、基本的には、まじめな学生が多いです。卒業後は、希望する企業に顔パスのように採用になるのが当たり前だし、最近は在学中に企業する強者が沢山います。