日本史はとにかく流れを把握すべし
東京大学
【数学】私の時は2問完答出来ればかなり有利だったと記憶している。私は確率が得意でほぼ毎年出題されていたのでそこは落とさず、他は部分点でも良いから取るという作戦を取った。 出題頻度が高い分野をモノにしておくことと、部分点狙いで諦めずに取り組むことが肝である。 【日本史】暗記モノが苦手で中々勉強が進んでいなかったが、日本史の全体的な流れが分かる本を何度か繰り返し読み、流れを頭に入れたところ東大の出題傾向と合致し、本番は手応えがあった。おそらく受験生のなかで日本史はほぼ最低勉強時間と自負している。 【地理】 とにかく教科書に書いてある内容を理解に努めた。苦手科目(夏のセンター模試で偏差値30台)だったので、センター試験にわざと選んでそれまでに基礎固めをおこなった。 上記科目に加え、英語や国語は出題の運・不運なく実力に応じて点数が取れる科目である。直前までDE判定だったにも関わらず合格したのは、英語・国語は一定して得意科目だったお陰もあると思っている。もちろん、すべての科目で完全に仕上げられるに越したことはないが、英語・国語で点数のベースをつくることが出来れば、他の科目では残された時間で最大限の成果を得る勉強法を取ってラッキーを掴み取ることも出来るかも、、という体験談でした。
毎日10時間勉強してギリギリ
東京大学
高校一年の秋から東京大学を目指しはじめて、一浪して理科二類に合格しました。現役のときは3年の夏まで部活をしていたものの、引退の翌日からは毎日10時間ほど勉強をしていました。もちろん部活をやっていたときも学校の予習復習はしっかりしていました。予備校は通っていませんでした。 ただ、進学校にギリギリ合格したので入学当初は学年でも下から数番目という成績でした。真面目に勉強していたのでだんだん順位は上がっていたものの、それでも300人中の学年10?30位くらいをとれれば良い方でした。学年から年間10人東大に進学できれば上々といった学校でした。 なので、結局それだけ勉強したのにも関わらず現役のときはセンター試験の一次すら通過できませんでした。私大には学費の面で行けないので、一年浪人することになりました。浪人してからも毎日10時間以上は勉強して、時々は模試のA判定も取れるようになりました。それでも結局センター試験は苦手で9割も取れず、二次試験も合格最低点ギリギリでようやく受かりました。 そんなわけであまり成功体験といった感じはしませんが、そんなに苦手でも勉強は好きだったし受かりたいという気持ちは人一倍強かったので、結果的に合格できてよかったです。 最後の一文が「合格最低点にギリギリ届かず受かりませんでした」でもあり得たわけで、良くも悪くも結局その日一回の点数で受かる受からないが決まるだけのことだなと今では思います。 ただ、これだけやったから落ちていてももっとやっておけばと後悔はしなかっただろうなあとは思います。