大学受験本番に向けて模試を受ける高校生や高卒生も多くいますよね。
模試を受けたいけれど「模試をどのように受験対策に活用したらよいのかわからない」や「河合模試や東進模試等、模試の種類がありすぎてどの模試を受けたら良いのかわからない」といった方も多いかと思います。
そんな方に向けて今回は模試を受験する際の対策から活用法、各模試の違いまで徹底的に解説していきます。
模試の対策は様々ありますが、効果的な模試対策のひとつとして過去問をたくさん解くことがあげられます。
そうすることで練習問題をたくさん解くことができますし、問題の傾向が掴めます。
また対策を行っていく中で、自分でも気付いていなかった苦手分野を発見することができるので思いがけないところで点数を落としてしまうということもないでしょう。
模試対策をしていく中で「次は○○点取る」「次の模試ではここのパートは落とさない」等と、明確に目標を立てていくことはとても効果的です。
目標を毎回立ててそこに向かって模試対策を行うことは、モチベーションの維持に繋がるのみでなくスコアアップをも狙えるので学力向上を測るためには模試対策は必須です。
模試の対策は大事ですが、それと同様かもしくはそれ以上にスコアアップのために欠かせないことは、ずばり復習です。
模試を受けて結果を見て終わりにするのではなく、どこが間違えたのかを明確に突き止め復習をすることが次の模試以降で成績を伸ばすことに繋がります。
なのでスコアが返却されれば徹底的に復習を行いましょう。
✔模試を受けることは必要
✔模試で自分の苦手を発見できる
✔目標を意識することで学力向上
模試受験をする上での思わぬ落とし穴は、模試で高得点を取れればそこで満足してしまうことではないでしょうか。
きちんと対策をして目標点数に到達すると、少し気が抜けてしまい学習に力が入らず、点数が下がってしまうなんてこともあり得ます。
目標を達成できれば、更に高い目標を立て次の試験に向かって学習をスタートさせましょう。
模試は自分の学力を測り、志望校への到達度を測れる良い機会ですが、あまりにも模試を中心に学習を進めるのは良くありません。
模試の問題すべてが志望校の入試問題に繋がっているとは限らないからです。
模試で仮に落としてしまう問題があっても、目標校の合否には関係のない問題も含まれていることもあります。
そういった問題の対策に時間を割いてもあまり意味がありませんので、取捨選択を正しく行うことが大切となってきますね。
✔模試だけを目標にするのはNG
✔模試で点数がいいと満足してしまう
✔志望校に関係ないことに時間を使ってしまう
模試を試験本番に向けて有効に活用する方法の一つとして毎回各教科明確に数字の目標を設定することが上げられます。
これは例えば「この教科は○○点以上取る」といったスコアの目標や、「ここのパートは○○分以内に解き切る」といった時間の目標を立てることです。
数字の目標は目に見えて分かりやすいので達成しやすく、学力を伸ばしていくにはとても効果的です。
模試は試験慣れすることにも有効活用できます。
多くの模試は実際の試験と同等の時間配分であったりしますので長時間に渡る試験時間に慣れるという面でも模試は有効でしょう。
また受験本番を意識することで適度な緊張感も持てますし、その緊張感の中で自分の力を出し切り問題を解いていくコツも掴めます。
受験本番を意識して模試に挑むことで模試を最大限活用することができるでしょう。
✔各科目、明確な数字目標を立てる
✔受験の日程に慣れることができる
河合塾の模試は全国各地の受験生が受ける最も大きな大学受験模試のひとつとなっており、母集団が多いのが特徴です。
その中でも大学入学共通テスト対策模試は共通テストを意識したマーク式の模試となっています。
私立大や短大入試問題にも対応しているので、国公立大学受験者のみでなく私大短大志望者にもおすすめの模試となっています。
河合塾ではマーク式試験の他にも、国公立大二次・私立大入試対策模試や難関大入試対策模試等複数の記述模試を提供しています。
各模試対象となる受験者が異なりますので、自分の志望校のレベルに合わせて最適な模試を受験することができ試験対策にも無駄がありません。
また上述の大学入学共通テスト対策模試とのドッキング判定も可能なので総合的な成績評価を得ることができます。
東進の共通テスト本番レベル模試は年4回開催され、本番の共通テストとボリュームやレベル、試験時間が全て同じ構成となっています。
2か月ごとに開催されるので常に得点アップを意識しながら、テンポよく試験対策を行っていくことができます。
また成績返却が中5日での返却と、とても早くすぐに復習に取り掛かることができます。
東進では東大本番レベル模試や阪大本番レベル模試等、各大学の二次試験別に模試を用意しています。
各大学の本番試験と出題範囲やレベルが同様なのでまさに本番さながらの環境で受験することができます。
駿台の共通テスト模試も受験者数が非常に多く、本番さながらの母集団での成績判定が可能です。
テストのレベルは大学入学共通テストに準拠しているので、国公立大志望や私立大志望問わず全レベルの受験者を対象としています。
また駿台atamaを使用したマーク式試験も行っており、こちらはオンラインでの受験が可能です。
記述式の駿台全国模試はレベルの高い模試であることで有名で、難関大志望者や医学部受験者を対象としています。
その他にも大学別入試実践模試等、各大学の試験範囲やレベルで構成された記述式模試を提供しています。
これらの模試は共通テスト型模試とドッキング判定が行われるので自分の成績を知るのにとても有効的です。
大学受験ディアロの基本情報 | |
---|---|
対象学年 | 大学受験生 |
授業形式 | 映像授業・対話式トレーニング |
エリア | 東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県・静岡県に複数教室を展開に加え、オンライン校も開講 |
大学受験ディアロでは生徒はまず初めに映像授業を受けます。
この映像授業は大学受験を知り尽くしたZ会によるものですので、授業の質には定評があります。
そしてその後映像授業で理解した内容を講師に対して生徒がプレゼンします。
映像授業からのインプットのみでなく、対話式のアウトプットの時間があることで学んだ内容の理解を深められ定着を測れます。
大学受験ディアロでは毎回講師が学習カウンセリングを行い、生徒の学習に対する悩みや志望校への悩み等の解決に挑みます。
授業は映像授業が主になりますが、このように毎回カウンセリングを行ってくれるので一人で学んでいると感じる必要はなく、二人三脚で受験勉強に挑め学習のモチベーションを維持し続けることができます。
TOMASの基本情報 | |
---|---|
対象学年 | 小学生・中学生・高校生 |
授業形式 | 個別指導 |
エリア | 首都圏中心に90校以上 |
TOMASでは生徒の志望校合格に必要な学力を現在の学力から逆算した「合格逆算カリキュラム」を作成します。
このカリキュラムは生徒一人一人に合わせたオリジナルのカリキュラムとなっており志望校合格へと最も効率よく導いてくれます。
また、作成されたカリキュラムは生徒の学習の進度に合わせ毎月修正されていきます。
常に自分にとって最適なカリキュラムで受験対策ができるのはとても大きな利点ですね。
TOMASは指導する講師とは別に担任を配置するクラス担任システムを導入しており、担任は生徒の成績確認や進路相談から講師との面談まで幅広く管理します。
TOMASでは生徒と保護者、講師、そして担任のそれぞれが円滑なコミュニケーションをとれるシステムが構築してありますので、生徒の志望校合格への夢を四者一体となり徹底的にサポートします。
✔ディアロはインプットとアウトプットを兼ね備えた授業
✔個別指導塾TOMASは個別カリキュラムと徹底したサポートが魅力
模試は受験本番の練習となるのみでなく、目標を見据えて対策をしたりすることで学力を伸ばす上でもとても効果的です。
模試の種類もいくつかあり、その対象となる受験生も違ってきますので自分の志望校に合った模試を適切に選んで受験していきたいですね。
模試対策含め受験勉強をサポートしてくれる塾もたくさんありますので、ぜひチェックしてみてください。
「模試対策」に関してよくある質問を集めました。
結論模試の対策は、必要です。過去問をたくさん行い、対策をすることで、問題の傾向をつかむことができるだけでなく、自分の苦手分野を発見することもできます。また、目標を常に意識することでモティベーションをアップさせることができ、学力を向上させることができます。詳しくは記事をご覧ください。
模試を目標に勉強してはいけない理由の1つ目は、模試でいい点数をとることができると、そこで満足してしまうということが挙げられます。2つ目は模試の問題形式と志望校の問題形式が同じとは限らないので、自分の志望校とは関係ないところで時間を無駄にしてしまう可能性があるということが挙げられます。詳しくは記事をご覧ください。
模試の有効な活用方法の1つめは、模試を受けることで実力を把握でき、各教科確実な数字の目標設定をすることができるということです。2つ目は、模試を受けることで試験になれることができ、本番当日を意識したスケジュールで学習することができあるようになります。詳しくは記事をご覧ください。