PR 更新日 2025.8.1

明治大学法学部の偏差値・倍率・難易度・就職状況についてご紹介

みなさんは大学受験に向けて志望校の情報を十分に調べることができていますか?

こちらの記事ではMARCHの一角をなす人気大学、明治大学の法学部について紹介していきます。

明治大学法学部で学べる内容から、入試情報、偏差値や倍率といった難易度、問題傾向や対策、卒業生の進路まで様々な情報を解説しています。

ぜひ最後まで記事をご覧になって、明治大学法学部への理解を深めてください。

明治大学法学部の基本情報

明治大学法学部の基本情報
キャンパス 和泉キャンパス(1~2年次)
駿河台キャンパス(3~4年次)
偏差値 60.0~62.5
在籍者数 3,806名
設置学科 法律学科
 
 

明治大学は4つのキャンパスを構えており、法学部が利用するキャンパスは和泉キャンパス駿河台キャンパスです。

法学部生は他の文系学部と同じように、1・2年次には和泉キャンパス、3・4年次には駿河台キャンパスを利用します。

法学部の生徒は約4,000人ほど在籍し、明治大学の中でも他学部と比較すると多くの学生数を誇っています。

明治大学の発祥は、1881年(明治14年)に設立された明治法律学校であり、法学部は明治大学のルーツとなっています。

明治大学法学部の魅力とは?

5つのコースから選択できる

明治大学法学部は学科が法律学科の1つのみになっており、2年次から5つのコースに分かれます。

  1. 法曹コース
  2. 法と情報コース
  3. 国際関係法コース
  4. ビジネスローコース
  5. 公共公務コース

入学後、半年間法律の基礎、教養を学んだうえで、1年次10月にコース選択を行います。
その後、2年次から各コースに分かれて専門性を身に着けていきます。

また、学びの過程で進路を変更したいと考えた場合、3年次に法曹コース以外であれば柔軟に変更可能となっています。

英語での法律専門科目

英語で法律の仕事ができる人材の育成を目的として、日本法、外国法、国際法それぞれを英語で説明し討論する能力の修得をする講義を実施しています

外国法の知識や専門的、実践的な英語運用能力を修得するために海外法学研修も設置しています。

司法演習

2年次以上の選択科目として、法曹や公務員を目指す学生向けに全コースの学生が履修できる司法演習の講義があります。

憲法、民法、刑法を中心に、各分野の専門知識を持った教員が、重要判例などをもとにテーマの設定を行い、グループ討論を通じて法的素養や思考力を高めます。

担当教員やテーマ(授業内容)が異なれば、2つまで履修可能です

各コースの特徴

ビジネスローコース

  • ✔︎ビジネスの世界で活躍したい人向け
  • ✔︎組織や企業活動に関する法律の知識を持つ人材の育成

「ビジネスローコース」は、将来ビジネスの世界で活躍したい学生を対象としたコースです

大規模な企業や団体には、法律問題に対応する「法務部」などの部署が設けられているため、組織や企業活動に関する法律の知識を持つ人材が求められます。

知的財産法、労働法の知識や、海外取引、国際ビジネス法務、企業組織の内部統制システムの構築や実践などに携わりたい学生に向いています

国際関係法コース

  • ✔︎国際的な組織で活躍したい人向け
  • ✔︎法律だけではなく世界各地の歴史や文化を学ぶ科目も学ぶ

「国際関係法コース」では、国連などの国際機関、経済援助を行う組織、海外の日系企業で現地メンバーとの協働、メーカー・商社の輸出入や投資に関わる部門を学びたい学生に向いています

国家や個人が国際的な活動をするときのあり方を考え、どのような法的ルールが適用されるか、紛争が発生した場合どのように処理するのかを学びます。

また、法律だけではなく世界各地の歴史や文化を学ぶ科目も数多く設置しています

公共法務コース

  • ✔︎法律関連の専門職に就きたい人向け
  • ✔︎公務員志望の学生が多い

「公共法務コース」では、国家・地方公務員、国会、裁判所の職員、国税専門官、労働基準監督官などの公務員や法律関連の専門職に就くことを希望する学生のために用意されています

このコースでは、公務員資格や各種採用試験に共通する憲法、民法、行政法を中心としたカリキュラム構成になっています。

このコースを選択する学生の多くは公務員志望ですが、行政にかかわる法律を活かして、一般企業に就職する学生も少なくありません

法と情報コース

  • ✔︎問題に適切な対処ができる人材の育成
  • ✔︎あらゆる業界で活躍できる

「法と情報コース」では、情報ツールや情報コンテンツを使いこなし、問題に適切な対処ができる人材の育成を行っています

情報化が進んだ現代において、情報セキュリティの問題が取り上げられる機会が増加しました。

ビジネスや日常生活に欠かせないツールであることから、企業や団体、官公庁などあらゆる業界で活躍できる可能性があります

法曹コース

  • ✔︎裁判官、検察官、弁護士を目指す人向け
  • ✔︎卒業後は法科大学院に進み、司法試験の合格を目指す生徒が多数

「法曹」とは、法律に関する実務に従事する専門家で、一般的には裁判官、検察官、弁護士の3つの職業の総称です。

このコースではこれら3つの職を目指す人の他、司法書士や裁判所の事務官を目指す人を対象にしています。

卒業後は、法科大学院に進学し、司法試験の行政書士試験の合格を目指す生徒が多いです。

そこで憲法、民法、刑法、商法、民事訴訟法、刑事訴訟法といった必須科目を中心に経済法、環境法、知的財産法、租税法、倒産処理法、医事法などの専門分野も学びます

このコースのみ人数制限(定員200名)があり、2年次終了時の成績により選抜を行います。

明治大学法学部の学費・奨学金情報

学費情報

明治大学法学部の学費については以下の通りです。

明治大学法学部の学費情報(年間)
1年次 1,327,300円
2年次 1,132,300円
3年次 1,137,300円
4年字 1,172,300円

学費の納入は、半期ごと(春学期、秋学期)の分納になります。
1年次のみ、年間の学費に加えて入学金も発生するので、他年次よりも約20万円ほど支払う金額が多くなります。

年間で約110~120万円ほどの学費が発生し、入学金も含め、卒業まで合計で約480万円ほどかかる計算です。

私立大学の文系学部の中では、480万円という数字は平均~若干高い程度に位置するでしょう。

奨学金情報

明治大学には同大学が実施する各種奨学金と国・日本学生支援機構・地方公共団体・篤志家による民間団体等が実施する各種奨学金があり、それぞれ資格や条件、学力、家計(家庭)状況、人物など選考基準が独自に定められています。

中でも、明治大学独自の奨学金はすべて給費型となっており、返還の義務がありません。

奨学金を申請する前に、資格や基準を確認をしっかりと確認し、特に貸与型の奨学金を利用する場合は将来きちんと返還する自覚を持ちましょう。

✔明治大学の法学部は全部で4,000人程度

✔進路に合わせた豊富なコース

✔独自の奨学金制度

明治大学法学部の偏差値・倍率

偏差値

明治大学法学部の偏差値はどのくらいなのでしょうか。

同大学内の他の学部や早慶、MARCHなどの他の難関私立大学とも比較してみましょう。

明治大学の他学部との比較

明治大学の学部ごとの偏差値
法学部 60.0~62.5
商学部 62.5
政治経済学部 60.0~67.5
文学部 57.5~67.5
経営学部 62.5
情報コミュニケーション学部 60.0~62.5
国際日本学部 60.0~62.5
理工学部 57.5~62.5
農学部 57.5~62.5
総合理数学部 57.5~62.5

明治大学法学部の偏差値は入試方式によって異なりますが、60.0~62.5となっています。

明治大学内の全体の学部の中でも比較的平均に近い偏差値だということができます。

偏差値60.0~62.5という数字は十分難関大学といえる数値で、毎年、受験生から多くの人気を誇ります。

他大学の法学部と比較

難関私立大学 法学部の偏差値
早稲田大学 67.5
慶応義塾大学 65.0~67.5
中央大学 62.5~65.0
明治大学 62.5~65.0
青山学院大学 57.5~60.0
立教大学 60.0
法政大学 57.5~60.0

他大学の法学部と比較すると、早慶や上智には劣るものの、MARCHの中では中央大学と並んでトップクラスの偏差値を誇っています。

早慶志望の受験生の滑り止めないし第二希望の大学として選ばれる傾向も高いです。

法曹の輩出率も、早慶には劣りますが、毎年一定程度の司法試験での合格実績を残しています。

倍率

データが公表されている2022年度〜2025年度の倍率の推移をグラフにまとめてみました。

2022年度〜2023年度にかけては倍率が下降傾向にあったものの、2025年度入試では4.6倍まで盛り返しています。

また、全学部入試では他の学部との併願が可能で受験者数が多いことから倍率も高くなります

他学部と比較して決して倍率が大幅に高い学部ではありませんが、十分な対策をした上で試験に臨みましょう。

✔偏差値は60.0〜62.5

✔早慶上智より低いが、MARCHの中では高め

✔倍率は下降傾向にあったが、近年は上昇傾向

明治大学法学部の入試について

次に、明治大学法学部の入試情報について紹介していきます。

明治大学の一般選抜には学部別入試・全学部統一入試・共通テスト利用入試の3つの方式があります。

  1. 学部別入試
  2. 全学部統一入試
  3. 共通テスト利用入試

それぞれの入試方式について、入試日程・試験科目を見ていきましょう。

学部別入試

一般選抜の中でも最も一般的なのが、学部別入試です。

各学部独自の試験問題が課され、それぞれの学部が別の日程で試験を実施します。

学部ごとに問題が異なり、それぞれ傾向も異なってくるため、学部に応じた対策が必要です。

入試日程

学部別入試の入試日程
出願期間 2025年1月6日(月) 10:00〜2025年1月27日(月) 23:59
試験日 2025年2月14日(金)
合格発表日 2025年2月21日(金) 9:30

2025年度の入試日程は以上の表の通りです。

試験日は2月半ばの2月14日となっており、他の私立大学でも多くの試験が実施される日程です。

併願する大学・学部と試験日が被ったり連続しすぎないように調整しましょう。

試験科目・配点

教科 科目 配点
外国語(70分) 「英語」(英語コミュニケーションⅠ~Ⅲ・論理・表現Ⅰ~Ⅲ)
「ドイツ語」、「フランス語」から1科目選択
150点
国語(60分) 「国語」(現代の国語・言語文化)
※漢文の独立問題は出題しない
100点
地理歴史、公民(60分) 「歴史総合、世界史探究」、「歴史総合、日本史探究」
「公共、政治・経済」 から1科目選択
100点

試験科目は以上の表の通りです。

国語・外国語・地理歴史もしくは公民の3教科を受験する形になっており、数学や理科の理系科目を利用した受験はできません。

外国語の配点が150点とやや高くなっており、他の科目よりも重点的な対策が必要になるでしょう。

全学部統一入試

全学部統一入試は、明治大学の全ての学部で統一された日程・問題の入学試験を受ける形式です。

1日の日程で複数学部の併願が可能なので、明治大学内で複数の学部を志望している方におすすめの入試形式となっています。

入試日程

全学部統一入試の入試日程
出願期間 2025年1月6日(月) 10:00〜2025年1月17日(金) 23:59
試験日 2025年2月5日(水)
合格発表日 2025年2月13日(木) 9:30

2025年度の入試日程は以上の表の通りです。

試験日は2月5日で、各学部の学部別入試に先立って行われます。

明治大学内の他学部との併願も可能なので、法学部への志望度にかかわらず、滑り止めとしてとりあえず受験しておく選択肢も存在します。

試験科目・配点

教科 時限 科目 配点
外国語 1時限 「英語」(英語コミュニケーションⅠ~Ⅲ、論理・表現Ⅰ~Ⅲ)、「ドイツ語」、「フランス語」の3科目から1科目を選択 100点
国語 2時限 「国語」(現代の国語、言語文化) ※漢文を除く 100点
下記の4教科8科目のうちから1科目を選択して受験する
地理歴史 3時限 「歴史総合、世界史探究」、「歴史総合、日本史探究」、「地理総合、地理探究」 100点
公民 「公共、政治・経済」
理科 「物理」(物理基礎、物理)、「化学」(化学基礎、化学)
「生物」(生物基礎、生物)
数学 4時限 「数学」(数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学B「数列」、数学C「ベクトル」)
合計 300点

*2科目選択した場合には高得点の科目を合否判定に利用する。

試験科目は以上の表の通りです。

学部別入試では文系3科目でのみ受験が可能でしたが、全学部統一入試では数学を選択することも可能です。

英語・国語では実際の得点がより高い点数に換算されるため、取りこぼさないようにしましょう。

共通テスト利用入試

入試日程

共通テスト利用入試の入試日程
出願期間 2025年1月6日(月) 10:00〜2025年1月17日(金) 23:59
試験日 2025年1月18日(土)・19日(日)
合格発表日 2025年2月13日(木) 9:30

2025年度の入試日程は以上の表の通りでした。

他の多くの大学・学部と同様に、明治大学法学部では共通テスト利用入試を導入しています。

明治大学では、共通テストの得点のみが合否判断に使用され、共通テストと一般試験を合わせた加算式ではありません。

明治大学法学部の共通テスト利用入試では、3科目方式、4科目方式、5科目方式の3つの形式から選ぶことができます。

3科目方式の試験科目・配点

共通テスト利用入試 3科目方式
国語 『国語』 200点
外国語 『英語』、『ドイツ語』、『フランス語』、『中国語』から1科目 200点
下記の科目のうちから1科目を選択
地理歴史 『地理総合,地理探究』、『歴史総合,日本史探究』、 『歴史総合,世界史探究』 100点
公民 『公共,倫理』、『公共,政治・経済』
数学 『数学Ⅰ,数学A』、『数学Ⅱ,数学B,数学C』
理科 『物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎』
『物理』、『化学』、『生物』、『地学』
情報 『情報Ⅰ』
合計(3科目) 500点

3科目方式での試験科目は以上の表の通りです。

3科目方式では国語と外国語が必須科目となっており、他の1科目は幅広い科目の中から選択が可能です。

学部別入試や全学部統一入試では選択できない理系科目なども選択可能なため、自分の自身のある教科で勝負できるのが強みです。

4科目方式の試験科目・配点

共通テスト利用入試 4科目方式
国語 『国語』 200点
外国語 『英語』、『ドイツ語』、『フランス語』、『中国語』から1科目 200点
下記の科目のうちから1科目を選択
地理歴史 『地理総合,地理探究』、『歴史総合,日本史探究』、 『歴史総合,世界史探究』 200点
公民 『公共,倫理』、『公共,政治・経済』
下記の科目のうちから1科目を選択
数学 『数学Ⅰ,数学A』、『数学Ⅱ,数学B,数学C』 200点
理科 『物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎』
『物理』、『化学』、『生物』、『地学』
情報 『情報Ⅰ』
合計(4科目) 800点

2科目選択した場合には高得点の科目を合否判定に利用します。

国語・外国語の2つの必須科目に加えて、地歴・公民から1科目数学・理科から1科目ずつ選択して受験します。

この方式では理数系の科目1つ(情報含む)が必須になるため、文系科目が得意で理系科目が苦手な方は3科目方式をとることをおすすめします。

5科目方式の試験科目・配点

共通テスト利用入試 5科目方式
国語 『国語』 200点
外国語 『英語』、『ドイツ語』、『フランス語』、『中国語』から1科目 200点
数学 『数学Ⅰ,数学A』、『数学Ⅱ,数学B,数学C』 200点
理科 『物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎』
『物理』、『化学』、『生物』、『地学』
200点
下記の科目のうちから1科目を選択
地理歴史 『地理総合,地理探究』、『歴史総合,日本史探究』、 『歴史総合,世界史探究』 200点
公民 『公共,倫理』、『公共,政治・経済』
情報 『情報Ⅰ』
合計(5科目) 1000点

5科目方式での試験科目は以上の表の通りです。

5科目方式では「数学」・「理科」からそれぞれ1科目ずつの受験が必須になります。

共通テストで各科目、満遍なく高い点数を取れた受験生には非常におすすめの受験方式です。

✔学部別・全学部統一・共通テスト利用の3種類

✔全学部統一は1度の試験で複数学部に併願可能

✔共通テスト利用は試験科目に注意

明治大学法学部の問題傾向・対策

国語の問題傾向・対策

問題傾向

  • 大問1...論説文
  • 大問2...論説文
  • 大問3...古文

明治大学法学部の国語の長文読解では、制度や法律に関する文章が多く出題されます。

また、漢字問題の難易度は他大学や明治大学の他学部よりもレベルが高い傾向です。

対策

  • 思想や法律の基本的な知識をつける
  • 漢字問題対策をする

明治大学法学部の国語の特徴となっている制度や法律に関係する問題を解きやすくするため、日本の思想の歴史や世界の宗教に関しての知識を蓄えておけるといいでしょう。

また、漢字問題はかなり高いレベルの知識が必要とされるため、国公立や早慶レベルを意識して対策を進めましょう。

英語の問題傾向・対策

問題傾向

  • 読解問題が2〜3問
  • 社会、科学の論説文が頻出

明治大学法学部の英語の試験問題は読解問題となっており、直接的な文法問題は問われません。

出題される長文はどれもかなり長めで、テーマは様々です。

細部を精密に読み込む必要のある内容説明から、語彙力以外にも文脈判断の力が必要になる同意表現などの問題が課されます。

対策

  • 多読で長文に慣れる
  • 語彙力を高める

上記の通り、明治大学法学部の英語ではかなり長めの長文読解が課されるため、とにかく多くの長文に触れて読解に慣れ、速読力をつける必要があります。

そのために有効な手段として挙げられるのが多読です。

自分にとって少し難しいくらいの難易度の問題を、速読、辞書を使って精読、何度か速読という流れで演習すると良いでしょう。

また、語彙力を高めるため、単語を例文やフレーズで学習し、長文の中でどのように使われるのかを理解しておきましょう。

日本史の問題傾向・対策

問題傾向

  • 大問は4題
  • 記述が多め

明治大学法学部の日本史の問題では記述式の問題が比較的多い傾向にあり、説明記述も出題されます。

頻出のテーマは特になく、毎年異なるテーマから出題されるため、幅広い知識が必要となります。

対策

  • 時代背景をしっかり把握する
  • あらゆる範囲を想定してカバーする

明治大学法学部の日本史は15字程度の説明記述の問題が課され、問われている問題の時代背景を考えて答える必要があります。

そのため、単語だけではなく、しっかりと時代全体の流れを覚えるようにしましょう。

また、広い出題範囲に対応するため、戦後の文化史などのマイナーな範囲に関しても知識をつけておけると有利です。

世界史の問題傾向・対策

問題傾向

  • 一問一答式や空所補充が中心
  • 幅広い出題範囲

2014年ごろまでは正文選択問題が多く出題されていましたが、2015年以降は一問一答式や空所補充を中心に出題されています。

過去問を解く際にもこの問題傾向の変化に留意すると良いでしょう。

西洋史と東洋史の割合はやや西洋史が高めになっており、西洋史は1つの国を取り上げた歴史問題が出題される傾向、東洋史は1つの国に注目した問題のほか東南アジアなど地域として幅広く出題される場合もあります。

対策

  • 近代史の対策が必須
  • 幅広い学習と知識の生理が重要

明治大学法学部の世界史の問題は、近現代史の出題があることが特徴で、他大学や他学部と比べて割合が高くなっています。

国際問題の学習をはじめとして、普段から新聞やニュースで国際動向に注目しておけるとなお良いです。

また、テーマがバランスよく選出されるため、様々なテーマに対応できるよう、幅広い学習を行った上で知識をまとめて整理しましょう。

✔国語は法律や制度の知識をつけておくと良い

✔英語は長文読解の力が重要

✔歴史は幅広い知識を体系的に理解することが大切

明治大学法学部の卒業生の進路

2024年度の明治大学法学部の主な卒業後の進路をご紹介します。

明治大学法学部の卒業生の就職先
国家公務員(一般職) 33人
東京特別区 27人
りそなグループ 15人
みずほファイナンシャルグループ 12人
国税専門官 9人
裁判所職員(一般職) 9人
東京都庁 7人
アクセンチュア(株) 4人
警視庁 4人
伊藤忠テクノソリューションズ 3人
野村証券(株) 3人

以上のように、国家公務員や地方公務員への就職が多くなっています

また、法学の知識を生かせる裁判所職員や国税専門官となる人もいるようです。

法曹コースに所属する学生は、卒業後、40~50%の生徒が法科大学院へ進学しているようです。

もちろん法学とは関連のない一般企業に就職する人も多いです。
中にはアクセンチュアや伊藤忠などの外資系企業や総合商社への就職を果たす卒業生も存在します。

法学部独自のキャリアサポート制度も存在し、幅広い業種における卒業生の活躍を手助けしています。

✔公務員を就職先に選ぶ人が多い

✔法学の知識を生かせる裁判所職員や国税専門官になる人も

✔大企業への就職実績も多数

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まとめ

今回は明治大学法学部について紹介してきました。

明治大学法学部は法律について様々な観点から学ぶことのできる学部です。

こちらの記事ではそんな明治大学法学部の特徴や入試情報、難易度、対策方法についてまとめてきました。

是非、この記事を参考に志望校対策を進めてみてください。

偏差値40から早慶上智MARCHへ逆転合格【メガスタ高校生】

✔家庭教師人数:約15,000名以上
✔実績:大学受験では首都圏最大級の合格実績
✔特徴:偏差値40台からの逆転合格が得意

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【初心者でもわかる】この記事のまとめ

「明治大学法学部」に関してよくある質問を集めました。

明治大学法学部の偏差値は?

明治大学法学部の偏差値は60.0~62.5です。この偏差値は明治大学内の学部としては中程度〜やや低めです。また、他大学の文学部と比較すると、早慶や上地には劣るものの、MARCHの中では中央大学に並んで高い値になっています。明治大学法学部の偏差値や倍率など難易度に関する情報はこちらを参考にしてください。

明治大学法学部の入試方式は?

明治大学法学部の一般選抜は、学部別入試、全学部統一入試、共通テスト利用入試の3種類です。学部別入試では文学部独自の試験が課され、全学部統一入試では他学部と統一の試験が課されます。それぞれの入試方式についての詳しい情報はこちらを参考にしてください。

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