PR 更新日 2025.10.21

東京大学推薦入試の難易度は? 倍率・過去問・小論文対策につてい紹介

東京大学は、日本一の大学として知られる大学で、知らない人はいないでしょう。

毎年多くの学生が受験をしており、優秀な学生のみ東京大学の教育を受けることが許されています。

今回は、そんな東京大学の推薦入試の難易度・倍率・対策法をご紹介します。

推薦入試の募集人員は少なく狭き門ですが、推薦入試を活用して東京大学の合格の可能性を広げたい人にとっては必見の内容です。

【東京大学推薦入試】難易度はかなり厳しい?

年度の倍率

ここでは、推薦入試合格者を学部別にご紹介します。

東京大学推薦入試の倍率は経済学部、教養学部、理学部、農学部、医学部医学科の倍率が3倍を超えています。

試験は非常に難しいため合格者が定員に満たしてない学部もあります。

2025年度 東京大学推薦入試情報
学部・学科 募集人員 合格者数 倍率
法学部 10人程度 10名 1.5
経済学部 10人程度 7名 3.4
文学部 10人程度 7名 2.9
教育学部 5人程度 7名 2.3
教養学部 5人程度 3名 8.0
工学部 30人程度 29名 2.7
理学部 10人程度 8名 3.3
農学部 10人程度 8名 3.0
薬学部 5人程度 4名 1.3
医学部医学科 3人程度 2名 5.0
医学部健康総合科学科 2人程度 2名 1.5
 

東京大学 一般入試との比較

文理種類 倍率
文科一類 2.8
文科二類 2.8
文科三類 2.8
理科一類 2.4
理科二類 3.4
理科三類 4.0

一般入試と推薦入試では、募集人数が大きく違います。

推薦入試のほうが募集人数は少ないため合格者は極めて少ないです。

一般入試の倍率は、推薦入試よりも全体的に高く、2.4倍~3.0倍以上が基本となっています。

特に、理科二類と理科三類に関しては3.4倍、4.0倍と非常に高いです。

特に優秀な生徒は理科三類に集まることが多いです。

受験対策をしっかりとして試験に臨みましょう。

✓推薦入試は経済学部、教養学部、理学部、農学部、医学部医学科の倍率が高い

✓一般入試の倍率は高い

✓理科二類と三類の難易度が一番高い

【東京大学推薦入試】問題と対策法

2022年度の問題

問題の例①:教養学科

教養学部には小論文の課題があります。

課題によって文字数は異なりますが、800字~1000字程度で書くことが求められるでしょう。

小論文の内容の例として「メリトクラシーの和訳は業績主義ではなく能力主義のほうが適しているのではないか」という大きな議題に対し著者がその理由を述べているものなどがあります。

また、内容に対しての問いは、「傍線部について欧米のメリトクラシーに対して日本の能力主義のどこが大きくなるかを10行以内で答えなさい」や、「著者の考えに対してあなた自身はどのように感じるかを具体的な例を上げて述べなさい」といったものです。

著者の考えに対して自分の意見を持ち、論述する力と読解力が大きく関わってきます。

他にも全て英語で作られた小論文課題もあるため、総合的な英語技能が必要になります。

問題の例②:文学部

文学部にも小論文の課題があります。

問題文の内容は特段多くはなく一般的な小論文の内容程度のようです。

小論文の内容の例としては「人間は、ヨーロッパ世界がその歴史によって明らかにしてきたような、デカルト的な二元論的分裂のなかだけで生きているのであろうか。

つまり、「自然」の言葉は、明証的な数学であり、そこに加えられるのは、物質と運動だけである一方で、人間の言葉は最終的には第一人称単数現在のみに集約されてしまうようなこころの言葉であって、それは多義的かつ象徴的な、そして客観的な共有性を持てない限界を持つ、という理解だけで、人間は生きているのであろうか」という冒頭から「奇跡」について科学と宗教の二つの観点から考えたものがあります。

また、内容に対しての問いは、「右の文章で『奇跡』は、どのようなことと考えられているか」や、「文学部で学ぶということについて、右の文章を踏まえながらあなたの考えを述べなさい」となっており、文学部で学ぶことを間接的に聞いてくることがあります。

2022年度の対策法

ほとんどの学部では試験科目に面接と小論文が課せられています。

ここでは、面接と小論文の対策法についてご紹介します。

東京大学推薦入試の面接対策

面接は、大学側が受験生について知りたいことを聞いてきます。

志望理由書と合わせて、なぜ東京大学を選んだのか、なぜ選択した学部で学びたいのか、何を学びたいのか、将来にどのように繋げていくのかなど、深いところまで質問されます。

自分のことについて改めて考えを分析し、自分だけの特別な答えを見つけましょう。

また、遅刻をしないことや服装を正しく着て行くなど、最低限必要なことは怠らないようにしましょう。

遅刻は言語道断です。

自宅から試験会場までの道のりは何度も確認して所用時間などを調べておきましょう。

東京大学推薦入試の小論文対策

小論文には大きく分けて2つの形式があります。

1つ目は、テーマ型小論文では、与えられたテーマに対して自分の意見を述べる形式のものです。

漠然とした問いに対して自分の意見を絞ることがポイントで、具体的な例などを織り交ぜて論述しましょう。

2つ目は、課題文型論文です。

著者の主張を理解することから始まり、要約したうえで自分の意見を述べるというのが一般的な課題論文型です。

課題文のテーマや著者の意見がポイントとなります。

また、賛成、反対の意見を述べるときはその理由と解決策などを提示するとよいでしょう。

✓推薦入試には小論文が課題としてある

✓定員数より合格者が満たない学部が多い

✓東京大学推薦入試は受験者と競い合うものではない

【東京大学推薦入試】入試要項

東大推薦入試のアドミッションポリシー

東京大学の生徒は、健全な倫理観と責任感、主体性と行動力が備わっていることが期待されています。

リベラル・アーツ教育により、多くのことを学びながら豊かな人間性を育てています。

東京大学の教育理念に応えることのできる広い視野と深い洞察力を兼ね備えた人材を求めています。

推薦入試では、東京大学の教育についていける学力と特定の分野における卓越した能力、強い関心と学ぶ意欲が求められます。

東京大学推薦入試の日程

ここでは、出願から合格発表までの流れを日付ごとにご紹介します。

試験は、出願から最終合格発表まで約4か月程度を目安として行われます。

中でも大学入学共通テストは大きな節目となるため十分な準備をして臨みましょう。

日程 項目
令和6(2024)年 10/15~11/6 インターネット出願登録
令和6(2024)年 11/1~11/6 出願受付(高等学校による提出書類・資料のアップロード)
令和6(2024)年 12月2日(月)15時 第1次選考結果発表
令和6(2024)年 12/14・15 面接等実施(学部ごと)
令和6(2024)年 12/24必着 大学入学共通テスト成績請求票提出期限
令和7(2025)年 1/18・19 大学入学共通テスト(本試験)実施
令和7(2025)年 1/25・26 大学入学共通テスト(追試験)実施
令和7(2025)年 2/12 最終合格者発表

出願するうえでの注意点

東京大学は、合格者が定員数を満たしていないことが多いです。

受験者と競うというよりは、いかに自分という人間をアピールできるかがカギになるでしょう。

自分が今までに勉強してきたことを振り返り、東京大学が求める人材なのかを考え、将来どのような人間として大学で学びたいのかを明確にする必要があるでしょう。

志望理由書から選考は始まるため、自分のことを深く理解することをおすすめします。

一般入試の日程と比較

一般入試は、年明けから試験が行われます。

学力試験の前に書類審査があり、書類審査に合格した人のみが学力試験を受けることができます。

一般入試日程 項目
令和7年 1/27~2/5 書留速達郵便
令和7年 2/25・26・27(※ 27日は理科三類のみ) 学力試験
令和7年 3/10 合格発表

✓最大で4か月間の試験期間

✓出願はインターネットか書類速達郵便

✓自己分析をすることが非常に大切

【東京大学推薦入試】対策におすすめ塾

東進

 
東進の基本情報
対象学年 中学生、高校生、高卒生
校舎 全国1,100校舎以上
【2025/9/16-翌3/31まで高3生の申込は受付なし】

東進ハイスクールの特徴

東進は、映像授業と担任指導を組み合わせた独自の学習システムが特徴です。

全国のトップ講師による授業を自宅や校舎で受けられるため、効率的に受験対策を進めることができます。

また、担任や担任助手が学習計画の作成から進捗管理までサポートし、生徒一人ひとりに合わせた学習環境を提供しています。

これにより、志望校合格に向けたモチベーション維持と自己管理能力の向上が期待できます。

さらに、全国統一模試や共通テスト対策講座など、大学受験に直結する実践的なコンテンツも充実しており、多くの合格実績を支えています。

東進の料金

東進ハイスクールの料金(税込)
入学金 33,000円(税込)
担任指導費 受験生:55,000円(税込)~
高2生以下:27,500円(税込)~
模試費 受験生:22,000円(税込)~
高2生:11,000円(税込)~
高1生・高0生:8,800円(税込)~
通期講座受験料/1講座 82,500円(税込)/講座

東進ハイスクールの主な費用は、入学金33,000円(税込)です。

担任指導費は受験生55,000円~/高2生以下27,500円~(税込)となっています。

模試費は受験生22,000円~/高2生11,000円~/高1・高0生8,800円~(税込)です。

また、授業にあたる通期講座受験料は1講座82,500円(税込)です。

選択講座数や校舎、時期のキャンペーン等で変動するため、最新情報の確認を推奨します。

【2025年】東進の冬期特別招待講習

【2025/9/16-翌3/31まで高3生の申込は受付なし】
【2025年】東進の冬期特別招待講習
対象学年 高校0年生~高校2年生
※高校0年生は中学3年生です。
受付期間 2025年10月25日~2025年12月26日
講習期間 2025年10月26日~2026年1月7日まで
授業料 通常1講座20,900円(税込)相当の講習
最大3講座(62,700円分相当)が無料!
冬期特別招待講習の詳細はこちら⇒
冬期講習のポイント 最大3講座(62,700円相当)が無料
対象校舎 全国約1,100校舎で実施
お近くの校舎を探す⇒
お問い合わせ 冬期特別招待講習のお問い合わせはこちら⇒

東進では、2025年の冬期特別招待講習を実施しています。

東進の冬期特別招待講習では、通常1講座20,900円(税込)が最大3講座(62,700円相当)分無料で受講することができる、お得なキャンペーンとなっています。

高校0年生~高校2年生を対象に、全国の1,100校舎以上で冬期特別招待講座を受け付けているので、是非この機会に東進のハイレベルな授業を体験してみてください。

冬期特別招待講習の詳細はこちら

東進の冬期特別招待講習のポイント

東進の冬期特別招待講習のポイント
  • 実力派講師陣の質の高い授業
  • 膨大なデータの活用
  • スケジュールに合わせて受講可能
  • 高速マスターが利用できる

東進の冬期特別招待講習では、実力派講師陣の質の高い授業が受講できるのが1つの強みです。

東進の講師には、予備校界最強と言われる圧倒的指導力の講師が多数在籍しており、苦手分野や受験の難所をわかりやすく解説した最高品質の授業をお届けしています。

また、過去100万人の東進生の学習履歴などの膨大なデータを活用し、生徒により効果的で効率の良い学習指導を提供しています。

さらに、生徒自身の予定に合わせてスケジュールを調整できる点も特徴です。

また、基礎学力の定着を図る東進の高速マスターの利用が可能で、スキマ時間を活用して基礎学力を徹底的に向上させることができます。

冬期特別招待講習のお申し込みこちら

東進の冬期特別招待講習の料金

東進の冬期特別招待講習の料金
入会金 無料
教材費
授業料 通常1講座20,900円(税込)相当が今なら
最大3講座(62,700円分相当)が無料!
冬期特別招待講習の詳細はこちら⇒

東進の冬期特別招待講習では、講習入会金やテキスト料などが全て無料となっています。

さらに、授業料については、通常20,900円/講座(税込)の講座が最大3講座分無料となります。

62,700円分相当が無料になるため、東進のハイレベルな講師による質の高い授業をお得に体験するチャンスです。

この機会に是非東進の授業を体験して、他の生徒と差をつけましょう。

冬期特別招待講習の詳細はこちら

東進の冬期特別招待講習のコース

東進の冬期特別招待講習の講座は、以下より選ぶことができます。

東進の冬期特別招待講習の講座一覧
高校0・1年生コース
詳細を確認する⇒
英語
数学
国語
理科
地歴
総合問題・小論文
高校2年生コース
詳細を確認する⇒
英語
数学
国語
理科
地歴
総合問題・小論文

東進の冬期特別招待講習では、上記の科目から選択でき、それぞれ超基礎〜最難関までの講座を受講できます。

自分のレベルや学習したい科目に合わせて講座を選べる点が大きな特徴です。

さらに、大学受験に欠かせない総合問題対策や小論文対策のコースも用意されており、目的に応じた有意義な学習が可能です。

冬期特別招待講習のお申し込みこちら

東進の合格実績

東進は、多くの難関大学へ合格者を輩出しています。

2025年の合格実績は、以下の通りです。

大学名 合格者数
東京大学 815名
京都大学 488名
早稲田大学・慶応大学 5,628名

東京大学へ800人以上の合格者を輩出しており、高い合格実績を持っています。

他にも旧七帝大やMARCH、関関同立へ多くの合格者も輩出しています。

東進の指導力やカリキュラムが、目標達成に非常に効果的であることがわかります。

東進の冬期特別招待講座の申込方法

ここでは、東進の冬期特別招待講座のお申し込み方法をご説明します。

  1. 公式サイトよりお申し込み
  2. 学力診断と面談を受講
  3. テキストを受け取り受講開始

まず、公式サイトより冬期特別招待講座にお申し込みを行ないます。

その後、問い合わせた校舎よりメールまたは電話で連絡を受け取り、来校日時を決定します。

来校日時が決定したら、受講準備のための学力診断と面談を個別に実施し、生徒に合わせた最適な個別カリキュラムを作成します。

テキストを受け取ったら、個別カリキュラムに沿って指導が開始されます。

冬期特別招待講習のお申し込みこちら

1:東進ネットーワークの早稲田塾

ここでは東進ネットーワークの早稲田塾の基本情報についてご紹介します。

東進ネットーワークの早稲田塾
対象学年 高校生
授業形態 個別指導(1対1)
対象地域 首都圏

東進ネットーワークの早稲田塾をおすすめする理由

東進ネットーワークの早稲田塾のカリキュラムには、総合型・学校推薦型選抜入試の特別講座が設けられています。

面接や志望理由書など、推薦入試には欠かせない対策をしてくれます。

また、総合的な英語力を鍛えることができる講座もあり、志望校の推薦入試に合わせた受験対策をすることができます。

各大学が求める「出会いたい人」そのものを目指して対策に励むことが可能です。

東進ネットーワークの早稲田塾の授業料

ここでは、東進ネットーワークの早稲田塾の授業料についてご紹介します。

入塾金 32,400円
総合指導・模試費用 52,920円
諸経費 12,960円
プレミアムコース(高3) 1,196,640円
スタンダードコース(高3) 798,120円
ベーシックコース(高3) 398,520円

東進ネットーワークの早稲田塾の合格実績

ここでは、東進ネットーワークの早稲田塾の合格実績をご紹介します。

大学名 合格者数
慶応義塾大学 134名
早稲田大学 65名
上智大学 112名
立教大学 110名
法政大学 62名
中央大学 102名
青山学院大学 44名
明治大学 40名
↓↓詳細はこちら↓↓

✓総合型・学校推薦型選抜入試の特別講座がある

✓志望校の推薦入試に合わせた受験対策が可能

2:洋々

ここでは洋々の基本情報についてご紹介します。

洋々
対象学年 高校生
授業形態 個別指導(1対1)
対象地域 東京都

洋々をおすすめする理由

洋々では、各生徒ごとにオーダーメイドの受験戦略を作成し、志望校の推薦入試に合わせて学習を進めていくことができます。

入試形態・科目、それぞれの志望校や個々の特性を考えた上で、様々な専門家を講師として招き入れることで高い指導効果を目指しています。

また、洋々の専用受講システムにより、学習状況の把握や講師とのメッセージを確認することができ、サポートも充実しています。

洋々の授業料

ここでは、洋々の授業料についてご紹介します。

入会金・コース 書類総合コース 面接総合コース
入会金 25,000円 25,000円
ベーシック、ライトコース 414,700円 61,600円
スタンダードコース 502,700円 119,900円
プレミアコース 685,300円 178,200円

※料金は全て税込み価格です。

洋々の合格実績

ここでは、東進ネットーワークの早稲田塾の合格実績をご紹介します。

合格実績
慶応義塾大学 同志社大学
早稲田大学 立命館大学
上智大学 関西大学
立教大学 関西学院大学
法政大学 横浜国立大学
中央大学 お茶の水女子大学
青山学院大学 筑波大学
明治大学 東京学芸大学
↓↓詳細はこちら↓↓

✓オーダーメイドカリキュラムを作成してくれる

✓志望校に合わせた学習をすることができる

まとめ

東京大学の推薦入試は、毎年多くの学生が受験しますが合格者が定員に満たないことが多いです。

また、受験生同士の競い合いではなく、東京大学に必要な人材のみ合格していることが分かります。

自分の過去の経験や未来の将来像、東京大学に入学して何を学びたいのかをはっきりと応えれる上で、東京大学に必要な人材であることをしっかりとアピールすることができれば合格の可能性が高まるかもしれません。

【初心者でもわかる】この記事のまとめ

「東京大学 推薦入試」に関してよくある質問を集めました。

東京大学 推薦入試の難易度は?

【東京大学推薦入試】難易度は、高いですが倍率の数値に惑わされてはいけません。東京大学の推薦入試は合格者が定員に満たない年度があるため、周りの受験生と戦うという意識を変えなくてはいけません。

東京大学 推薦入試の対策法は?

【東京大学推薦入試】問題と対策法は、面接は自分のことについて改めて考えを分析し、自分だけの特別な答えを見つけましょう。小論文は漠然とした問いに対して自分の意見を絞ることがポイントで、具体的な例などを織り交ぜて論述しましょう。

この記事を企画・執筆した人
-StudySearch編集部-
この記事は、StudySearchを運営している株式会社デジタルトレンズのStudySearch編集部が企画・執筆した記事です。
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