冬期講習のような短期間の講座を受けてみて、塾に入るかどうか決めるのも一つの方法です。
今回は、小学生の冬期講習の授業内容・受講するメリット・費用(料金)相場についてご説明します。
また、実際に冬期講習を実施している塾の中から小学生におすすめの塾を記事の最後で紹介しています。
冬期講習を受講するかお悩みのご家庭は、是非参考にしてみてください。
■まとめ
ここでは小学生の冬期講習について目的別に見た授業内容をご紹介します。
小学生の冬期講習の目的として1つは総復習を目的とした授業があります。
冬休みは期間が短いので予習と復習を同時にやろうとすると中途半端に終わってしまう可能性があります。
そのため、1・2学期の内容やこれまで習ってきたことを総復習する方が主流です。
もう1つ小学生の冬期講習の授業内容としてよくあるのが中学受験の対策です。
受験向けの問題演習を行ったり、過去問などの入試問題にチャレンジする授業になります。
これは主に高学年の授業内容ですが、希望すれば学年は関係なく受講できるでしょう。
小学生の学年別の冬期講習の主な授業内容は以下の通りです。
小学生の学年別の冬期講習の授業内容 | |
---|---|
小1~3 | 冬期講習だからといって特別内容が変わらない場合が多い |
小4 | 受験を考えている生徒ならこれまでの総復習 |
小5 | 入試問題を解き始めるなど受験対策がメインになってくる |
小6 | 入試直前のため実践形式の授業 |
小1~3年生の低学年の冬期講習の授業内容は学校の授業の補足や新学期の予習が中心になります。
ただ、この時期はまだ受験を意識し始めている生徒は少なく、冬期講習とはいっても通常の授業と内容は大きく変わらないでしょう。
小学校中学年から高学年になってくると中学受験を考え始める生徒が本格的に塾に通い始めます。
そのため、小4ならこれまでの総復習を一気に行ったり、小5・6年なら受験に向けた実践形式の対策などが主な授業内容になってきます。
塾に通っていなくても冬期講習だけ参加したいと考えている方も少なくないのではないでしょうか。
実際に塾に通っていなくても冬期講習に参加できる塾はあります。
ただし、塾生よりも冬期講習の値段が高い場合があるのでその点は注意が必要です。
✔︎小学校低学年の冬期講習は珍しい
✔︎冬期講習の目的は様々
✔︎小学校高学年になると受験対策が冬期講習のメイン
中学受験生が受験勉強を本格的に始めた時期は、3・4年生といわれています。
中学受験生が多数いる塾の冬期講習に通う場合、ライバルがいる環境で刺激を受けることで受験勉強をスタートする機会になるでしょう。
冬期講習では志望校対策専用の講座を開講している塾が多いです。
冬期講習では、志望校別に傾向と対策を細かに指導してもらえるので、無駄なく最短で合格に近づくことができます。
冬期講習に参加すれば、たとえ外部生であっても学習相談はじめ、進路相談にのってもらえます。
受験の専門家であるスタッフによる的確なアドバイスは今後の進路選択にも役立つはずです。
冬期講習では、1~2学期の復習、また新学期に向けての予習をすることもできます。
復習をすることで、お子さん自身でも気付けなかった苦手科目が発見できることもあります。
また、新学期の予習をすることで、他のお子さんよりも一歩先に行くことが可能です。
周囲と差をつけたいのであれば、冬期講習の利用は必須だといえるでしょう。
冬休みの短い期間でこれまでの総復習をするとなると、できるだけスケジュールを詰め込んで集中的に学習しなくてはなりません。
そのため冬期講習を使って総復習をするのはより高い集中効果を生むことができます。
✔小学生のうちに学習習慣を身につけることができる
✔中学受験の対策を効率的よく行うことができる
✔短期間で総復習を行える
小学生低学年が冬期講習を受けることはほとんどないので今回は小学4~6年生までの冬期講習の費用相場をご紹介します。
ただし、自社調べなのであくまで目安としてご参考ください。
学年 | 2科目の費用 | 4科目の費用 |
---|---|---|
小学4~5年生 | 1~3万円 | 2~6万円 |
小学6年生 | 2~4万円 | 5~8万円 |
基本的に小学生の冬期講習は中学受験をする場合の方が料金を高く支払わなくてはいけません。
演習問題を中心に解いていく講座や直前対策といった講座が中学受験生には用意されていたり、講師のチェックする時間も多くなるため、授業料高くつくのでしょう。
学年 | 1コマあたりの費用 |
---|---|
小学4~5年生 | 1~3千円 |
小学6年生 | 2~4千円 |
中学受験対策の場合、対策したい科目数によって料金は変わります。
小学6年生だと、塾によっては「入試直前講座」のような特別な講座が設けられているケースもあります。
元旦などに開催される特別講習は別途費用がかかります。
指導形式別の小学生の冬期講習の費用(料金)相場 | ||
---|---|---|
学年 | 授業形式 | 費用 |
小学4~6年 | 個別指導 | 4万~8万 |
集団指導 | 2万~5万 |
やはり個別指導の方が冬期講習の費用相場も高いです。
完全1対1か1対2または3の個別指導によって料金に差がでてくることもあります。
✔︎多くの場合小学6年生になると受講料が高くなる
✔︎中学受験の場合は受講料が少し高い
✔︎安く抑えたいなら復習メインの集団授業
メガスタ小学生は講師の指導力に自信があり、厳しい選考を乗り越えた講師が1対1の個別指導を行ってくれます。
勉強が嫌いなお子さんもメガスタ小学生の指導を受けることで、勉強を好きになるため、この冬期に一度体験授業を受けてみることをおすすめします。
メガスタ小学生は公立小学校と私立小学校の指導があります。
私立小学校の専門的な指導も行っているため、特殊なカリキュラムで対応してくれます。
お近くの塾で対応できないような指導もお気軽に相談してみてください。
東京個別指導学院の冬期講習は対面かオンライン授業かで形式を選択できます。
また、時間割と講師も選ぶことができるので非常に融通が効く点が注目ポイントです。
2023年度の冬期講習の実施期間は2023年12月上旬~2024年1月上旬と他塾と比較して長めに設定されています。
東京個別指導学院の小学生の冬期講習は小6生向けの入試直前対策から他塾のサポートも行ってくれます。
そのため、中学受験専門の塾に通う生徒のサポートもこの冬期講習を利用して行うことができる点が魅力的です。
東京個別指導学院の冬期講習の料金はお問い合わせが必要です。
以下より東京個別指導学院の冬期講習のページにアクセスできるのでぜひご確認ください。
個別指導塾TOMASの冬期講習は自分だけのカリキュラムを作成してもらえて、全室ホワイトボード付きの完全個室で自分だけの授業を受けられ、スケジュールに合わせて自分だけの時間割を作成できます。
TOMASの冬期講習は「自分だけ」にこだわり生徒一人ひとりの弱点克服に努めます。
また、2022年度の冬期講習の実施期間は12/24(土)~1/9(月)です。
個別指導塾TOMASの小学生の冬期講習の講座は以下のように分けられています。
小学3年生から対策講座を受講できる点がポイントです。
学年 | 講座名 |
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小3・4・5 | 学年総まとめ |
中学受験スタートアップ講座 | |
弱点単元克服 | |
小6 | 志望校過去問演習 |
弱点最終克服 |
個別指導塾TOMASは自分だけの時間割とカリキュラムを作成するため生徒によって料金が異なってしまいます。
受講する前に料金を見積もる必要があるのでぜひ以下より気軽にお問い合わせください。
小学生にとって冬休みは学習習慣を身につける上で大切な時期です。
また、中学受験を考えているのであれば、苦手科目を早めに解消しておく必要があります。
「今まで塾に通ったことがない」というお子さんでも、塾デビューとして、体験授業に参加することも非常に有効です。
正しい学習スタイルを習慣化するために、冬期講習に参加してお子さんと相性の良い塾や講師を探すのも一つの手です。
早い段階から勉強に向かう姿勢を育てるためにも、冬期講習を利用してみるのはいかがでしょうか。
「小学生 冬期講習」に関してよくある質問を集めました。
小学生の冬期講習の授業内容は、主にこれまでの総復習か中学受験対策をメインにするかで分かれます。また、小学校1~3年生は冬期講習で特別な対策をすることはほとんどなく、4~6年の高学年になるにつれて入試問題を解いたりする時間が増えていきます。
小学生の冬期講習の費用(料金)相場は、中学受験を視野に入れている小学4.5年生は2科目で1~3万円、小学6年生では2~4万円です。授業の復習や予習の為となると小学4.5年生は1~6万円、小学6年生は2~8万円となっています。