冬休みの期間を使って、苦手な教科を克服しようとしている方、志望校合格に向けて志望校対策をしたい方、多くの高校生が冬休みを勝負の期間だと定めているのではないでしょうか？

そこで、確実に学力アップさせるためにおすすめなのが冬期講習です。

塾・予備校に通っていなくても各塾・予備校の渾身の授業を受けることができます。

今回は、冬期講習のおすすめの理由、高校生・受験生におすすめの冬期講習を紹介致しますので是非参考にしてみてください。

高校生が冬期講習に通う目的とは？

「高校生が冬期講習に行く必要ってあるの？」と疑問に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか？

結論、高校生だからと言って冬期講習に必ず参加する必要はありません。

冬期講習に通う人たちの目的とどんな人は冬期講習に通う必要があるのかご紹介します。

冬期講習の目的

高校１・2年生の目的

高校1年生が冬期講習に通う目的の多くは、大学受験を見据え中学校や高校1年生の分野を復習するためです。

高校2年生が冬期講習に通う理由は、来年に迫った大学受験に向けて対策を開始するためと考えられます。

大学受験対策は高校2年生の秋から始める人が多いので、高校2年生で冬期講習に参加し始める人が多いと考えられます。

冬期講習に参加することで、高校1.2年生にとっては本格的に受験勉強を始める機会を得ることができます。

高校3年生の目的

高校3年生が冬期講習に通う理由は、直前に迫った大学受験の対策を完璧なものにするためです。

高校3年生の冬期講習では、大学受験本番に向けて、志望校の過去問や大学入学共通テストの問題演習が主に行われます。

入試に近づくにつれ、不安な気持ちが募るので、どんな学習をすればいいのか提案してもらうと安心です。

冬期講習の内容

冬期講習の内容は授業形式ごと様々

高校生の冬期講習の内容は、個別指導なのか集団指導なのかによって異なります。

個別指導では、一人一人に合わせた苦手分野の対策や志望校に合わせた対策を行ってくれます。

それに対して集団指導塾では、講義形式で一般的に間違えやすい問題や基礎知識の復習などを行います。

冬期講習におすすめの個別塾・集団塾はこちらから➡

冬期講習のみの利用も可能

各塾・予備校の冬期講習は、一般的に塾生でなくても冬期講習のみ利用可能です。

塾・予備校側も通塾のきっかけになったらよいと考えているため、冬期講習のみ利用する場合でも丁寧な指導が期待できます。

高校1・2年生で大学受験対策の塾を探している方は、一度冬期講習に通ってみて自分に合っているのか判断すると良いでしょう。

こんな人は冬期講習がおすすめ

冬期講習は必ず参加しなければならないものではありません。

しかし受験対策を完璧に仕上げるには重要な講習であるといえるでしょう。

高校生が冬期講習に参加すべき理由

高校生が冬期講習に通うことで得られるメリットはたくさんあります。

ここでは、主なメリットをご紹介します。

冬期講習に参加するメリット

授業内容の総復習・予習ができる

高校1・2年生であれば冬期講習を利用して、これまで1学期・2学期で学んできた学習範囲を総復習を行うことができます。

総復習を行うことで自分の苦手分野・得意分野が明確化します。

大学受験が本格化した際には、苦手分野が成績の足を引っ張り、思うように成績が上がりにくくなります。

高校1.2年生の時間に余裕があるうちに冬期講習を利用し、学習範囲の総復習を行いましょう。

志望校受験対策ができる

各大手予備校では、志望校別対策講座を実施しています。

各塾・予備校の長年のノウハウ・情報をもとに精度の高い予想問題や頻出問題対策指導を行っています。

各大学出題傾向が特色を帯びていて、対策しづらいと感じている方は、是非塾・予備校の冬期講習を利用して対策することをおすすめします。

「大学入学共通テスト」対策ができる

2021年度大学入試から、センター試験に代わり、大学入学共通テストが始まりました。

受験生の方は、過去問が少ない大学入学共通テストに不安を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

過去問が少なくとも、各塾は自信を持って大学入学共通テスト対策講座を開講しています。

見たことがない問題でも落ち着きを持って解き進めるように冬期講習で事前の準備をおすすめします。

共通テスト対策講座のある大手予備校の冬期講習はこちら→

冬期講習に参加する際の注意点

自分に合っていない可能性がある

大学受験直前に必要な学習は一人一人異なります。

そのため、冬期講習で学習した内容が自分の志望大学の入試では出題されない内容・問題形式で、自分には合わない学習の可能性があります。

自分に合った学習をしたい場合には、個別指導塾の一人一人に合わせたカリキュラムを作成してくれる個別指導塾を選ぶか、早めに大手予備校の自分に合った冬期講習の講座を予約するようにしましょう。

生徒に合わせたカリキュラムを作成してくれる個別指導塾はこちら→

費用がかさむ

大学受験は参考書代や受験料で費用がかさむにもかかわらず、冬期講習にも多くの費用がかかります。

個別指導塾は、一人一人に合わせた指導を受けることができる代わりに集団塾よりも費用が高くなっています。

高校生の冬期講習の費用についてはこちら→

高校生の冬期講習の費用相場は？

高校生の冬期講習の費用相場は以下になります。

講座数や個別指導・集団指導によって多少変動しますので、目安として参考にしてみてください。

高校1・2年生の料金相場

授業形式	料金相場
集団授業	3万円～6万円
個別指導	4万円～7万円

※自社調べです。

一般的に料金は、集団塾よりも個別指導塾のほうが高い傾向にあります。

高校3年生の料金相場

授業形式	料金相場
集団授業	5万円～8万円
個別指導	6万円～13万円

※自社調べです。

高校生の冬期講習は、どういった目的で利用するかによっても料金・費用が異なります。

一般的に個別指導塾を利用する場合、予習・復習といった目的ではなく大学受験対策を目的とした利用の方が料金が高くなります。

【個別指導】高校生におすすめの冬期講習

予備校に通えば多数の高校生とともに学習することから、競争心を煽られモチベーションが高まるという生徒もいれます。

逆に先生に質問することを躊躇してしまう性格だったり、集団授業だと気が散ってしまうという方もいらっしゃるのではないでしょうか？

そんな方は、集団授業よりも個別指導が適していると考えられます。

以下では、個別指導塾の冬期講習についてご紹介していますので是非参加を検討してみてください。

個別教室のトライ

個別教室のトライの冬期講習の基本情報
対象学年	全学年
対象科目	主要5科目
指導形態	個別指導
受講期間	いつでも可能

個別教室のトライの冬期講習の特徴は以下の通りです。

受験生は付きっきりの授業で最後の追い込みを、受験生以外でも長期休みを活かしてトライ式学習法で他の生徒に差をつけることができます。

以下の点も個別教室のトライの冬期講習をおすすめするポイントです。

個別指導なので、自分のスケジュールに合わせて授業スケジュールを組むことができます。

冬期講習の教材費は無料なので、講習の出費を抑えることができます。

個別教室のトライの冬期講習は、授業数や学年などによって金額が異なるため、授業料を公開していません。

詳しい料金を知りたい方は、ぜひ一度個別教室のトライへお問い合わせください。

また、冬期講習も無料体験ができるので、一度体験したいという方はぜひ体験授業をお申込みください。

東京個別指導学院（関西個別指導学院）

東京個別指導学院の基本情報
対象	小学生・中学生・高校生・高卒生
授業形式	個別指導
校舎	東京・千葉・埼玉・神奈川・愛知・福岡
冬期講習の期間	2023年12月11日～2024年1月7日

関西個別指導学院の詳細についてはこちら

東京個別指導学院は、小学生から高校生を対象とした生徒のやる気を引き出す指導を行う個別指導塾です。

一人一人の志望校に合わせた指導

東京個別指導学院の冬期講習では、生徒の学力を分析し、冬期講習の目的を達成するためのカリキュラムを作成してくれます。

受講回数や受講科目・受講スケジュールはすべて生徒が決定することができ、振替授業も無料で行うことができるので、部活などで忙しい方にもぴったりです。

東京個別指導学院はベネッセグループのため、豊富な指導実績を誇ってており、その実績から効果的な学習で生徒を合格に導きます。

モチベーションをアップさせる指導

東京個別指導学院では、生徒が実際に講師の授業を体験し、自分に合う講師を選択することができます。

その講師が、「褒めて伸ばす」指導を行い、目標を1つ1つ達成させてくれるので勉強に対するモチベーションを維持することができます。

大学受験に関する豊富な知識を持っているので、受験科目や志望校の選択についても親身になって相談にのってくれます。

東京個別指導学院の冬期講習の料金・費用

授業料	資料請求にて開示

東京個別指導学院の冬期講習の料金は、受講回数やカリキュラムによってことなるため公開されていません。

大学受験ディアロ

大学受験ディアロの基本情報
対象	中学生（中高一貫生）・高校生
授業形式	映像授業・個別指導
校舎	東京・千葉・埼玉・神奈川・静岡
冬期講習の期間	2023年12月開講

大学受験ディアロは、通信教育で有名なZ会の大学受験専門塾です。

通信教育の中でも難関大学への合格実績が豊富なZ会の教材とダイアログ学習で志望校合格を目指します。

生徒満足度の高い指導

大学受験ディアロは、生徒満足度99%以上を誇るダイアログ学習とZ会の質の良い映像授業を組み合わせた指導を行っています。

映像授業でインプットした内容を対話式トレーニングでアウトプットするとで、大学入試で必要とされる応用力が身に付きます。

また、大学受験ディアロの冬期講習は、少人数定員制をとっており、先着順となっています。

ディアロのコース内容

大学受験ディアロは、ニーズに合わせた多様なコースを用意しています。

コースによって対象学年や対象科目が異なります。

詳しくは大学受験ディアロの公式HPをご覧ください。

冬期講習の料金・費用

授業料	資料請求にて開示

 

大学受験ディアロでは、教室やカリキュラムによって料金が異なるため、授業料が公開されていません。

詳しくは以下からお問い合わせください。

高校生におすすめの塾・予備校を比較すると

ここでは、おすすめした4つの学習塾・予備校の特徴や料金を比較していきます。

比較項目	個別教室のトライ	東京個別指導学院	大学受験ディアロ
対象学年	小学生～高卒生	小学生～高卒生	高校生・高卒生
授業形式	個別指導	個別指導	個別指導
対象地域	全国	首都圏	首都圏
料金（税込）	資料請求にて開示	資料請求にて開示	資料請求にて開示
特徴	トライ式学習	やる気を引き出す 指導	実践力の付く指導

冬期講習は大学受験の結果に直結するものなので、体験授業を受けたり比較することで自分に合った塾を選びましょう。

【大手予備校】高校生おすすめの冬期講習

ここでは、実績が豊富の大手予備校3社の2023年度の冬期講習についてご紹介します。

東進ハイスクール

東進ハイスクールの冬期講習
対象	高1・高2・高0※
授業形態	映像授業
対象地域	全国
受講期間	2023年10月26日～2023年1月7日

※高0生とは高校生レベルの学力を持った中学生のことを指します。

東進ハイスクールの冬期講習の特長は以下の通りです。

東進の冬期講習では、指導経験が豊富な講師がたくさん在籍しており、映像授業ながら高品質の指導が受けられます。

面談も定期的に行われ、学習状況や勉強の進捗状況の共有はもちろん、受験に関する最新情報や相談にも乗ってくれます。

担任・担任助手と生徒5~6人で1チームになって、ミーティングも行われます。

学習の進捗状況や将来の夢などを共有し、勉強に対するモチベーションを上げるための場でもあります。

また、受講料は無料となっているのでぜひこの機会に東進の冬期講習をご検討ください。

※申込日によって無料で受講できる口座数が変更になるため注意してください。

河合塾

河合塾の冬期講習
対象	中学生・高校生・高卒生
授業形態	対面指導・映像授業
対象地域	全国
冬期講習の期間	12月～1月初旬の冬休み期間

河合塾では、第一志望大学を目指す高校生・高卒生を対象に短期集中講座を実施しています。

新カリキュラム完全対応

2021年度から開始された新大学入試制度に完全対応しており、思考力・表現力が求められるカリキュラムを取り入れた授業を行います。

また、過去問がない新入試「大学入学共通入試」も河合塾では、長年培ったノウハウと分析力で共通テスト対策を実施します。

臨場感が違うライブ授業

河合塾では、映像授業に頼らない対面授業を実施しています。

講師やライバルの本気を感じながら受ける授業は、授業内容の理解度・集中力が飛躍的に高まります。

河合塾の冬期講習の料金・費用

入会金（税込）	4,400円

インターネットで申し込んだ場合は、入会金は全額免除となります。

冬期講習の授業料（税込）
講座数	90分×5講座
一般生	18,100円
塾生	17,600円

河合塾では、冬期講習が終了後、二次試験対策に特化したコースも用意していますので、そちらも公式サイトでチェックして参加を検討してみてください。

直前講習の授業料（税込）
講座数	90分×4講座
一般生	14,500円
塾生	14,100円

 

上記のように冬期講習で6講座を一般生が受講した場合、料金は以下のようになります。

全ての講座が一律の料金ではないので、詳細はお近くの校舎にお尋ねください。

駿台予備校

駿台予備校の冬期講習
対象	高校生・高卒生
授業形態	対面授業・映像授業
対象地域	全国
冬期講習の期間	2023年12月上旬～2024年3月上旬

駿台予備校は、他の予備校と比較しても、東京大学・京都大学・医学部受験などの難関大学合格実績が豊富な予備校です。

豊富な講座ラインナップ

駿台予備校では、 テーマ・レベル別講座・大学入学共通テスト対策講座・大学別対策講座など多様なニーズに対応できる講座を用意しています。

オリジナルで講座を組み合わせて自分に合ったレベルで学習を進めることができます。

冬期講習の料金・費用

↓↓600分（50分×12)講座↓↓

	講座数	授業 時間数	受講料（税込）
			一般生	校内生
国公立大学理系演習講座 国公立大学文系演習講座 私立大学理系演習講座 私立大学文系演習講座	3	36	67,200円	65,700円
	4	48	89,600円	87600円
	5	60	112,000円	109,500円
	6	72	134,400円	131,400円
	7	84	156,800円	153,300円
	8	96	179,200円	175,200円
	9	108	201,600円	197,100円
	1講座の加算額		22,400円	21,900円

↓↓600分（50分×12）講座以外↓↓

	講座数	授業 時間数	受講料（税込）
			一般生	校内生
ハイグレード（HG） 徹底教科講座	1	36	28,700円	28,200円
冬期講習要点集中講座 直前講習	1	9	18,100円	17,600円
	1	8	16,300円	15,800円
	1	6	12,700円	12,400円
	1	4	9,400円	9,100円
	1	3	7,100円	6,800円
直前講習共通テストプレ演習講座	1	--	7,100円	6,800円

上記の履修プランのように国立大学の講座を6講座受講する場合には、以下のような金額になります。

 

まとめ

冬期講習を受けることで高校1.2年生は予習や復習をしっかり行うことができ、高校3年生は、大学受験対策を効率的に行うことができます。

出費が大きいなどのデメリットもありますが、冬期講習を受ける回数やコースで費用は安く済ませることもできるので、自分で上手に計画すればメリットの方が大きくなるはずです。

大学受験する対策や成績向上をさらに伸ばすこともできます。

おすすめの塾も紹介しているので、参考にして自分に合った冬期講習を行っている塾を探してみてください。

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