早稲田予備校は、東京の高田馬場と千葉県の西船橋と茨城県の水戸に校舎がある大学受験予備校です。
早稲田予備校というのは通称であり、本来は専修学校早稲田予備学校と言います。
その早稲田予備校は、早稲田大学を始めとする難関私立大学の文化系受験に強い予備校です。
ここでは、その早稲田予備校の学費(料金)、評判・口コミ、夏期講習、講師などさまざまな特徴に迫ってみます。
■まとめ
早稲田予備校の基本情報 | |
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対象 | 高校生、高卒生 |
指導法 | 少人数制授業 |
映像復習 | |
特徴 | オリジナルテキストで学生が志望校に合格するようきめ細かい指導 |
早稲田予備校は、高校生や高卒生を対象にした大学受験予備校です。
早稲田大学の受験合格者が多い予備校ですが、その他の難関私立大学の受験でも大きな成果を上げています。
ただ、水戸校だけは国公立大学の受験生の受講も多く、東大、京大、一橋大などへの合格実績もあります。
早稲田予備校の授業のほとんどは少人数制です。
1クラス15人以下で、講師が生徒と直接ふれあいながら授業を進めていきます。
講師は生徒の名前をすべて覚え、理解度を確認し、生徒も講師にわからない点を質問しやすくなっています。
都合により欠席する場合は、映像復習を受けることができます。
録画された授業を繰り返し確認ができるため、欠席時のみならずもう一度講義を見たいという時にも役立つでしょう。
部活と受験を両立させたいという現役生からも評判はいいです。
早稲田予備校では既存のテキストは使わず、すべてオリジナルとなっています。
受験のエキスパートが過去の出題傾向を詳しく分析したうえで、テキスト作成に臨んでいます。
しかも、生徒の目的別学力レベル別にテキストが分かれているので、一人一人が効率的に学習を進められるようになっているのです。
そのテキストをもとに講師がライブ授業を行いますが、生徒と講師の距離も近く、休憩時間でも質問しやすい雰囲気があります。
早稲田予備校の学習環境も恵まれています。
まず周りの環境としては、何よりも校舎が駅から近く、どの校舎も最寄り駅から歩いて1~3分程度です。
校舎には自習室もありますが、とても静かで勉強に集中しやすくなっています。
予備校生用の学生寮も完備しています。
しかも、朝夕食事付きで、その食事も専門の栄養士チームが作るというだけにバランスが非常にいいです。
家具・家電も最初からあり、オートロック・24時間警備システムも導入され、安心して暮らせます。
お試し宿泊制度もあり、受験宿泊の時にも利用が可能です。
✔殆どの授業は少人数制できめ細かい指導
✔テキストはオリジナルで、能力別に編成
✔学習環境に恵まれ勉強に集中しやすい
早稲田予備校のコースは、高校生用と高卒生用で分かれています。
それぞれの特徴を見てみましょう。
早稲田予備校の高校生コースのカリキュラムは、英語文法系、読解系、総合系、現代文・国語、古文・漢文、数学、理科、社会などから成り立っています。
それぞれ細かく内容が分かれ、志望校や目的、学習レベル別に勉強を進められるようになっています。
一例を上げると、英語総合系だけでも、「早大総合英語」「慶應対策英語」「MARCH英語」などのコースがあります。
高校生コースの年間スケジュールもチェックしてみましょう。
時期 | 内容 | |
---|---|---|
4~5月 | 基礎力養成期 | |
7~8月 | 重点学習 | |
9~10月 | 応用力養成期 | |
1~2月 | 高1・2 | 新年度準備期間 |
高3 | 入試特別面接 |
他にも、高1と高2の場合は1学期の授業を経て、8月に校内実力テスが行われます。
2学期の授業が終わり、3学期の授業を始まった時にまた校内実力テストという流れです。
高3生の場合は、アチーブメントテストが毎月のように行われます。
これで自分の学習の成果を測れるでしょう。
時間が限られている高卒生のことを配慮し、無駄を徹底的に排除して、効率の良いプログラム編成となっています。
代表的なクラス編成として、以下のようなクラスがあります。
早稲田予備校は難関私立の文化系の受験に強い予備校ですが、下記のような理科系のクラスもあります。
文化系受験ほどは目立ちませんが、優れた成果を上げているクラスです。
なお、特別選抜クラスや選抜クラスに入るには認定試験があります。
また、特待生制度があり、成績が優秀で、勉学意欲が盛んな高卒生は学費が免除されます。
それぞれの試験科目は、文系が英語・国語・面接、理系が英語・数学・面接です。
なお、他の方法でも選抜クラスへ入学できます。
全国模試の平均偏差値が55.0以上なら、模試認定が受けられます。
また、出身高校の内申書評価がB以上の高卒生、出身高校の推薦を受けた高卒生も対象です。
✔高校生と高卒生コースがある
✔高3は毎月アチーブメントテストがある
✔高卒コースには特定生制度もあり学費免除も
気になる早稲田予備校の学費(料金)ですが、公式ページを見ても載っていません。
したがって、詳しい情報を知りたければ、パンフレットを取り寄せるか、直接早稲田予備校に問い合わせる必要があります。
ただ、いくつかのサイトや口コミ情報などを参考にすると、年間で50万円以上は必要なようです。
もちろん選択するコースが少なくなれば、学費(料金)は安くなります。
学費には入学金、授業料、諸経費などが含まれており、分納も可能です。
また途中からの入会、クラスの変更、推薦入試合格後の途中退会などにも柔軟に対応してくれます。
それから、すでに紹介したような高卒生用の特待制度もあります。
以下で簡単に紹介します。
✔公式ページには学費についての記述はない
✔評判によると年間50万円以上必要
✔特待生なら一部学費が免除される
早稲田予備校を利用しようかどうか迷っている人にとって、一番参考になる情報は評判や口コミでしょう、そこで、良い評判と口コミ、気になる評判と口コミの順で掲載します。
早稲田予備校の良い評判と口コミには次のようなものがあります。
居心地がよくてあたたかい予備校
話しやすいスタッフさんや先生がいるのはもちろん、少人数制の授業は友だちもできやすく、大きな塾よりも孤独感を感じずに勉強できました
大きな予備校にはない早稲田予備校の良さを感じている方の口コミです。
少人数制授業は早稲田予備校の一番の売りです。
ほとんどの人が早稲田を目指しているので、生徒の士気が高く、一丸となってがんばることができる予備校でした
雰囲気も良く、受験直前・最中でも無駄にストレスをかかえることなく勉強を続けることができました
早稲田予備校で勉強する人の多くが早稲田大学を志望しています。
それだけに仲間が多く、刺激も受けやすいということでしょう。
講師の先生も1人1人の顔と名前を覚えていてくれて距離感を感じなかった
受験アドバイザーも不安なことや悩みがあったときは親身になってくれたり、すべり止めを選ぶときも必死に探してもらえてすごく助かりました
少人数制だったので、その分1人1人の勉強や相談に向き合ってもらえたと思います
講師との距離感がない、これは生徒にとってもとてもありがたいことでしょう。
少人数制授業のほどよい緊張感はやる気の維持にはかなり役立ったと思います
クラス全員が早稲田大学を目指していたので、気持ちがブレることもなく、寂しさを感じたりすることもなく、受験にとても適した環境で、過ごしやすい予備校でした
ここでも少人数制のメリットを感じている人の口コミが出ています。
大人数制授業にはない緊張感とモチベーションを活かしながら、早稲田大学教育学部へ合格した人の口コミです。
今度は、気になる評判と口コミを見てみましょう。
早稲田大学に特化したプログラムは強みでもあるが、それゆえに慶応義塾や他の大学への対応力が弱い
早稲田予備校から早稲田大学以外へ進学できた人はたくさんいますが、それでも早稲田寄りなのが気になるということでしょう。
人によって合う人合わない人がいると思います
国公立志望だと少し寂しいです
良い口コミが多い早稲田予備校ですが、中にはこんな口コミもあります。
また早稲田予備校は私立大学の受験生に向いているので、国公立大学を目指す人には合わないようです。
早稲田予備校に関しては、良い口コミのほうが圧倒的に多いです。
少人数制で講師との関係も築きやすく、落ち着いた雰囲気で勉強に励めるようです。
また、友達も作りやすい、適度な緊張感があるなどのメリットもあるとのことです。
✔大きな塾にはない居心地の良さがある
✔早稲田大学を目指している人の士気は高い
早稲田大学を始め、私立難関大学に強いと言われる早稲田予備校の合格実績を見てみましょう。
具体的な数字は公表されていませんが、早稲田大学合格者が一番多いです。
学部の例を見てみると、文化構想学部、人間科学部、スポーツ科学部、法学部、文学部、教育学部などさまざまな方面へ早稲田予備校卒業生が入学しています。
早稲田大学以外では、以下のような大学への受験に成功した学生も多数います。
早稲田予備校の合格実績 | ||
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青山学院大学 | 日本女子大学 | 千葉大学 |
立教大学 | 筑波大学 | 法政大学 |
この他に東北大学や横浜国立大学などの国立大学合格者も出しています。
✔早稲田大学合格者が圧倒的に多い
✔他の有名難関私立大学への合格者も多い
✔水戸校には国立大学に合格した人も
塾は幅広い年代の生徒の学習向上を目指す場ですが、大学受験の指導を行っているところもあります。
その塾にはいろいろな種類がありますが、いくつか例を挙げてみると、自習型指導塾、集団指導塾、個別指導塾などです。
どのようなタイプの塾がおすすめなのかは個人個人によっても変わってきます。
基礎学力から固めたいという場合は個別指導塾や中小の指導塾、勉強の仕方自体を知りたいというのなら、自学自習型の塾もあります。
今回は大学受験対策を行うことができる塾と予備校の比較を簡単にまとめ、大学受験対策におすすめの学習塾について解説しました。
塾と予備校を比較して、一番大きな違いとして挙げられるのが、目的の違いです。
まず塾は、大学受験だけに限らず、小学生から高校生までの学習能力の向上や定期テスト対策を指導します。
一方、予備校は、高校生や高卒生の大学受験合格のみを目指す学校です。
塾と予備校でどちらのほうが優れているということはありませんが、目的が違うので利用する学生も違い、授業形態も異なっています。
その授業形態でいうと、塾は講師と生徒の双方向コミュニケーションで成り立ち、予備校では講師が生徒に講義するという形が多くなっています。
講師のレベルで言うと、塾は大学生などのアルバイト講師もいるので、一定ではありません。
それに対して、予備校の場合は、大学受験のエキスパートが講師を務めていることも多く、かなりレベルが高いです。
塾の場合は体験授業に積極的に参加し、講師のレベルを確かめると良いでしょう。
東京個別指導学院の基本情報 | |
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対象 | 小学生・中学生・高校生 |
指導法 | 一人ひとりに寄り添った個別指導塾 |
特徴 | 35年間の個別指導の実績とノウハウ |
東京個別指導学院は指導だけではなく、学習の計画から進捗の管理、目標設定まで、お子さんに最適な学習方法を提案してくれます。
個別指導のため、一人ひとりオーダーメイドでのカリキュラム作成やお子さんと相性のいい講師の選定をしてくれるのが特徴です。
丁寧で寄り添った指導とサポートで家庭にまで寄り添った教育を行ってくれるのが、東京個別指導学院の強みとなっています。
東京個別指導学院がおすすめの生徒は、志望校に最適な学習プランで細かいところから丁寧に指導を受けたい人におすすめです。
個別指導のため、講師と生徒の距離が近く、講師の目が行き届きやすい環境での学習ができる点が強みです。
1人で勉強するのが苦手、集団塾のように周りのペースについていくのが不安という方には東京個別指導学院がおすすめです。
早稲田予備校の学費は高めですが、早稲田大学を始め難関私立大学の合格実績も高く、多くの高校生や高卒生が受験に成功しています。
そういう意味では、受験勉強に行き詰まったら、大きな味方になってくれます。
もし予算的に可能であるということなら、ぜひ早稲田予備校に入学し、学力向上を図ってください。
「早稲田予備校」に関してよくある質問を集めました。
早稲田予備校(ワセヨビ)とは高校生や高卒生を対象とし、早稲田大学の受験合格者が多い大学受験予備校です。記事内では早稲田予備校独自の強みや特徴について詳しく解説しているため詳細が知りたい方は記事内を参考にしてみてください。
早稲田予備校の学費(料金)は口コミによると、年間50万円以上は必要なようです。記事内で高卒生向けの特待制度を紹介しています。詳細は記事内の情報を参考にしてみてください。
良い評判・口コミと気になる評判・口コミをいくつか紹介しています。予備校選びの参考にして下さい。「居心地が良かった。」「生徒や先生と仲良くなれる環境がある」というような声が様々ありました。詳細については記事内の口コミを参考にしてみてください。