公募制推薦入試は、主に、書類選考、学科試験、面接などを通して評価し、合格判定を行うことが多いです。
みなさんは、志望する大学の公募推薦入試についてどのくらい理解しているでしょうか。
大学によっては、様々な変更点があり、前年度と募集情報が異なる場合があります。
今回は、公募制推薦入試を行っている甲南大学についてご紹介します。
甲南大学公募制推薦入試の種類や注意点を含めてご紹介するため、甲南大学を公募制推薦入試で受験する予定の人は必見の内容です。
甲南大学の公募制推薦入試には、教科科目型と個性重視型の2種類があります。
教科科目型は各学部の指定された科目の学科試験と面接で合格判定を行います。
個性重視型は書類選考と面接または、グループワークで合格判定を行います。
どちらも面接があるため十分な準備をして臨みましょう。
甲南大学の公募推薦入試は、募集人員が増えているようです。
募集人員が増えたことによりチャンスは大きくなりましたが、過去の募集情報と混同しないように注意しましょう。
甲南大学の公募推薦入試の試験会場は、前回と比べて試験地が拡大され試験が受けやすくなりました。
追加された地域は、兵庫県豊岡市と大阪府堺市となっています。
兵庫県と大阪府は全部で3つずつになりました。
受験生の負担が減るため、良いパフォーマンスを出す生徒が増えるでしょう。
試験会場の拡大に合わせて試験名称の変更もしています。
「大学入試センター試験併用型」が「大学入学共通テスト併用型」になるなど7つの試験名称が変更されています。
過去の募集情報と間違えないように注意しましょう。
公募推薦試験では筆記試験などの学力だけでなく、面接で人柄や大学への熱意をもとに合否を判断します。
そのため、なぜ自分が甲南大学に入学したいのかを明確にしたり、大学の求める学生像といかに自分が一致しているかをアピールしなくてはならないため、大学のアドミッションポリシーは一度確認しておくべきでしょう。
甲南大学では、基礎的教養と専門的知識・技能を身につけ、自ら率先して社会に貢献し、社会人に求められる責任感と倫理観を意識して他者と協調・協働する人材、さらに、天賦の特性を自ら伸ばし、社会生活においてそれらを総合的に活用できる人材を養成するため、下記の能力・資質・意欲をもつ学生を求めます。
❶甲南大学での学びにおける知識や技能を修得するため、高等学校または相当する教育機関において、学習指導要領で示された、幅広く基礎的な学力や能力を身につけている。
❷事象の中から問題を発見し、論理的に考察し、収集した情報を整理・分析し、それらを総合して問題解決を図る意志と能力を、主体性を持って意欲的に身につけることができる。
❸人文科学・自然科学・社会科学に関する基礎的教養と、自己の意見をわかりやすく説明する能力を身につけ、自己の能力・資質を社会生活で活用し、社会の発展に貢献する意欲をもっている。
✓多数の変更点がある
✓よく確認して受験に臨もう
✓前年度の募集情報と混同しないように注意しよう
個性重視型の、出願資格は卒業見込みの人や浪人生も受験することができます。
また、高等学校3年間の平均評定が3.6以上であること、以下の表の資格をどれか一つ以上有している人に出願資格が与えられます。
必要資格 | |
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1 | 日本英語検定協会実用英語技能検定2級以上 |
2 | 全国商業高等学校協会英語検定1級 |
3 | 日本商工会議所簿記検定2級以上 |
4 | 全国商業高等学校協会簿記実務検定1級 |
ここでは、個性重視型の対象学部についてご紹介します。
対象学部 |
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経営学部 |
マネジメント創成学部 |
ここでは、個性重視型の1次試験についてご紹介します。
1次試験は書類選考にて決まります。
書類選考に関わる書類 | |
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経営学部 | 志望理由書 |
修学活動計画書 | |
マネジメント創成学部 | 志望理由書 |
パーソナルヒストリー |
ここでは、個性重視型の2次試験についてご紹介します。
2次試験は面接にて決まります。
学部 | 試験科目 | 内容 |
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経営学部 | 面接 | 個人面接 |
マネジメント創成学部 | グループワーク | グループワーク |
面接 | 個人面接 |
教科科目型の出願資格は、卒業見込みの人や浪人生にもあります。
教科科目型に関しては、平均評定の指定がないため、評定に関わらず受験することができます。
また、必要な資格等もなく対象学部が多いため、教科科目型の方が受験しやすい試験方式です。
教科科目型の1次試験はフロンティアサイエンス学部以外は外国語の受験が必須です。
また、理系の学部は外国語に加えて数学ⅠA・Ⅱbの受験が必須です。
一方、文系の学部は文学部のみ外国語に加えて小論文が課せられています。
2次試験では全学部個人面接が行われますが、経営学部のみ集団面接を行う場合があります。
また、英語英米文学科では英語に関する質問や英語での質疑応答・理工学部では各学科の専門知識について面接で問われるので、試験科目をただ対策するだけではなくて、自分の志望する学問分野に磨きをかけておきましょう。
出願資格はもちろんのこと、各学部のアドミッションポリシーを見て、どんな人物が求められているのかを確認しておくことは推薦入試を受験する上で必須の対策です。
ここでは、スポーツ能力に優れた者の推薦入学試験の出願資格についてご紹介します。
スポーツ能力に優れた者の推薦入学試験は、これまでにスポーツにおいて顕著な実績を収めていないと出願できない入試方式になっています。
出願資格 | 1.高等学校または中等教育学校の卒業見込み者 2.3年1学期までの成績が文、経済、法、経は3.3以上、知能情報学部には3.5以上の者 3.甲南大学の指定する競技成績基準を満たしている者 |
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ここでは、経営学部高等学校商学科推薦入学試験の出願資格についてご紹介します。
経営学部高等学校商学科推薦入学試験は、高等学校で商業に関する学科を修得していないと受験できない方式になっています。
出願資格 | 1.商業高等学校全日制課程または高等学校全日制課程の商業に関する学科の卒業見込み者 2.高等学校3年生1学期までの全体の成績が4.0以上の者 3.甲南大学の指定する資格を有している者 |
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ここでは、理工学部高等学校工業科推薦入学試験の出願資格についてご紹介します。
理工学部高等学校工業科推薦入学試験は、高等学校で商業に関する学科を修得していないと受験できない方式になっています。
出願資格 | 1.高等学校の工業に関する学科、総合学科の卒業見込み者 2.工業高等専門学校の第3学年を修了見込みの者 3.理工学部物理学科または機能分子化学科への入学を専願 する者 4.高等学校3年生1学期までの全体の成績が4.0以上の者 |
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ここでは、帰国生選抜入学試験の出願資格についてご紹介します。
帰国生選抜入学試験は決められた英語の資格試験で一定以上のスコアを出すか、スクールで正式な留学を終えた帰国生しか受験できない方式になっています。
出願資格 | 1.高等学校または中等教育学校の卒業見込み者 2.通常の課程による12年の学校教育を修了した者また、修了見込みの者 3.高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められる者 |
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✓出願には資格が必要な場合がある
✓評定平均は3.6以上必要
✓志望学部のことはよく調べよう
ここでは、翔励学院の特徴について確認していきましょう。
翔励学院の基本情報 | |
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対象学年 | 中学生~社会人 |
授業形態 | マンツーマン個別指導 |
対象地域 | 全国 |
翔励学院は大学入試はもちろん、就職試験に課せられる小論文の対策なども対応している学習塾です。
マンツーマン指導により、生徒に合わせた小論文対策をすることが可能で、生徒本人の小論文レベルを確認しながら確実にステップアップしていきます。
多くの場合、志望大学の小論文対策に特化して過去問から問題の傾向をつかみ取り、効果的な勉強を練っていきます。
小論文指導では決まりきった答えを教えるのではなく、生徒の応用力や修正力を上げられるよう親身になって教えてくれます。
結果的に多くの生徒が難関私立大学に合格しています。
翔励学院の高校生向けコースは総合型選抜や学校推薦型選抜、一般選抜、帰国性入試対策に至るまで対応しています。
それぞれの試験や志望校ごとの特徴を踏まえた上で基礎学習や知識の補填などを行っています。
小論文とは別に志望理由書や手出書類の指導などもサポートしてくれるので、小論文を使って大学入試に挑む人は利用してみてください。
対象学年 | 高校生 |
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授業形態 | 集団指導 |
対応している入試形態 | 総合選抜型・AO推薦入試・一般入試 |
校舎 | 渋谷本校・新宿代々木校・三田校・池袋校・町田校・吉祥寺校・下北沢校・ 目黒校・自由が丘校・上野校・御茶ノ水・秋葉原校・新小岩校・柏校(千葉)・ 横浜校(神奈川)・青葉台校(神奈川)・藤沢校・仙台校(宮城)・大阪中津校(大阪)・京都四条校(京都)・西宮北口校(兵庫)・姫路校(兵庫)・名古屋校(愛知)・ 福岡天神校(福岡)・沖縄校・オンライン校 |
関西圏で人気の私立大学である甲南大学は、一般入試のほかにも公募推薦を採用しています。
特に近年公募推薦での募集人数を増やし、受験できる会場も増えているため甲南大学の公募制推薦は今がねらい目とも言えるでしょう。
甲南大学の公募制推薦入試には、教科科目型と個性重視型の2種類があり、受ける公募制推薦入試によって対策方法が異なります。
甲南大学の公募制推薦を狙うなら、Loohcs志塾がおすすめです。
公募型推薦や選抜型推薦(旧AO入試)専門の塾のため、志望する大学はもちろん、推薦入試の種類に応じた適切な指導が受けられます。
難関大学への進学率は86.1%を達成しているため、実績も充分です。
Loohcs志塾は、推薦入試対策専門塾として13年以上の実績を持っている塾です。
今まで培った推薦入試のノウハウはもちろん、最新の推薦入試に関する情報の収集や分析も都度行われています。
甲南大学の公募制推薦対策も、最新情報を元にしっかりと指導を行います。
さらに、面接での人柄のほか学力が重視される教科科目型、面接のほかにもグループワークが課される個性重視型と受験する公募制推薦入試に合わせた対策や指導を行います。
講師が生徒を多角的に見ることで、新しい長所や魅力の発見にもつながるため、甲南大学の公募制推薦対策におすすめの塾と言えます。
✔各学校の様々な推薦入試に対応
✔たくさんのデータから分析から出された確実性の高い実績
✔最新の対策法を常に更新
甲南大学の公募推薦入試は、各生徒の高校生活の学習状況などが大きく関わっています。
評定平均は最低でも3.6以上が必要になるため高校1年生のころから勉強に力を入れなければなりません。
また、教科科目型、個性重視型によって試験方式が異なるため注意しましょう。
募集人員の増加や試験地の増加、名称変更など、変更点が多くあるため、日程などと照らし合わせてよく確認するようにしましょう。
「甲南大学 公募推薦」に関してよくある質問を集めました。
【2023年度】甲南大学 公募制推薦入試は、例年と比較して募集人数・試験地域・試験名称の3点に変更が加わりました。募集人数は増え、兵庫県豊岡市と大阪府堺市に試験会場が増え、全部で7つも試験名称が変更されました。
【2023年度】甲南大学 公募制入試の種類は、出願に高校の評定に条件が課される個性重視型と評定に条件が課されない教科科目型の2つに分かれています。試験方式はスポーツ推薦試験や帰国生に有利な推薦入試などが用意されています。