みなさんは中央大学についてどのようなイメージを抱くでしょうか。
多くの有名人が卒業しており、社会で活躍する優秀な人材を輩出しています。
全国的に見ても偏差値が高く、毎年多くの学生が受験している数少ない大学です。
今回はそんな中央大学経済学部についてご紹介します。
中央大学経済学部は、経済に関する学問領域を取り扱っており、将来金融業界などで活躍したい方におすすめの学部です。
中央大学経済学部について偏差値や入試情報、口コミ・評判を含めてご紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。
■まとめ
ここでは、中央大学経済学部についてご紹介します。
中央大学経済学部の基本情報 | |
---|---|
創立 | 1905年(明治38年) |
キャンパス | 多摩キャンパス |
特徴 | 経済学や関連領域について研究教育をしており、豊かな教養・学識、専門知識を身につけることが可能。 |
中央大学は、関東難関私立大学であるMARCHのCを担うほど有名で学力が高い大学です。
イギリス教育の考え方を取り入れ、学びの基礎から応用までを授業や研究などを通して身につけることで国際的な社会で広く活躍できる人材の育成をしています。
また、大学卒業までに高度な専門性を身につけることができるため毎年多くの学生が受験しています。
中央大学経済学部では、興味のあるテーマに対して2年次~4年次までの3年間研究することができます。
長い時間をかけて研究を進めることで本質に迫る良質なものを作ることが可能で、ゼミによっては、海外で実地調査を行い英語で論文を書くなど積極的に活動しているゼミもあります。
所属学科に関わらず研究をすることができるのも魅力の1つです。
中央大学経済学部では、海外インターンシップやグローカル・フィールド・スタディーズ、グローバル・リーダーズ・プログラムを通して、将来国際社会において活躍できる人材の養成を行っています。
実際に海外にて就業体験をしたり、TOEIC700点を目指した講義など本質的なものが多く、グローバル・リーダーとしての成長が見込めます。
中央大学経済学部では、自立した社会人を目指し、自分の将来設計を有利に進めることができるように「キャリア科目」というものがあります。
ビジネス・プロジェクト講座では、入学直後の1年生の段階から民間企業の取り組みを実際に体験することができるため社会人としての主体性やスキルを認識することが可能です。
はじめに設置されている学科についてご紹介します。
経済学科は専門科目が多彩で、基礎マクロ経済学、基礎ミクロ経済学、統計学、計量経済学などを学ぶことができます。
基礎科目にて培った分析方法をもとに政学や金融論、経済政策論などの応用科目を学び専門性を高めていきます。
現代経済を始めとした経済に関することに対して自分なりに分析できるようにしていきます。
経済情報システム学科は、現代社会の経済の仕組みや仕組みに関係している産業や企業について学ぶことで、よりよい経済活動のあり方について探求していきます。
産業構造論や経営学、空間経済学、統計学、情報処理関連科目などを学び、生産から流通、情報システムについて体系的に理解を深めていきます。
国際経済学科は、日本と諸外国の間の経済問題について総合的に学ぶことが可能です。
英語などの外国語の知識を始めとして、基礎ミクロ・マクロ経済学、統計学、計量経済学、情報処理関連科目などについて学習していくことができます。
学んだ分析方法を用いて国際経済学や国際金融論などを深く考えていきます。
公共・環境経済学科は、公共・環境に関わる国や公的機関、行政サービスなど様々な環境組織のあり方や活動について学びます。
基礎ミクロ経済学や基礎マクロ経済学などの経済理論や経済政策論などをベースに公共経済学や行政学、財政学、公共政策、国際公共政策を学ぶことができます。
✔関東難関私立大学の中央大学
✔グローバル社会を視野に入れた教育をしている
✔経済学部には4種類の学科がある
ここでは、各学科の偏差値についてご紹介します。
学部・学科名 | 偏差値 |
---|---|
経済学部 | 57.5~60.0 |
経済学科 | 60.0 |
経済情報システム学科 | 60.0 |
国際経済学科 | 60.0 |
公共・環境経済学科 | 57.5 |
ここでは、各学科の共通テスト得点率についてご紹介します。
学部・学科名 | 共通テスト得点率 |
---|---|
経済学科 | 79% |
経済情報システム学科 | 78% |
国際経済学科 | 76% |
公共・環境経済学科 | 74% |
ここでは、各学科の合格最低点と倍率についてご紹介します。
学科名 | 合格最低点 | 倍率 |
---|---|---|
経済学科 | 237(偏)/350点 | 6.8倍 |
経済情報システム学科 | 233(偏)/350点 | 4.1倍 |
国際経済学科 | 224.1(偏)/350点 | 2.9倍 |
公共・環境経済学科 | 224(偏)/350点 | 1.9倍 |
ここでは、各学部の偏差値についてご紹介します。
学部名 | 偏差値 |
---|---|
経済学部 | 57.5~60.0 |
法学部 | 57.5~60.0 |
理工学部 | 55.0~60.0 |
商学部 | 57.5~60.0 |
文学部 | 57.5~60.0 |
総合政策学部 | 57.5~60.0 |
国際経営学部 | 60.0 |
国際情報学部 | 60.0~62.5 |
中央大学の中で特に偏差値が高いのは国際経営学部と国際情報学部で難易度が高いです。
経済学部を含めたその他の学部は、だいたい同じ程度の難易度といえます。
ここでは、MARCH内の偏差値についてランキング形式でまとめたものをご紹介します。
大学名 | 偏差値 |
---|---|
明治大学政治経済学部 | 62.5~65.0 |
青山学院大学経済学部 | 62.5~65.0 |
立教大学経済学部 | 60.0~62.5 |
中央大学経済学部 | 57.5~60.0 |
法政大学経済学部 | 55.0~60.0 |
✔経済学部の偏差値は57.5~60.0
✔経済学部は、標準的な難易度
✔国際経営学部と国際情報学部の難易度が高い
ここでは、経済学部の6学部共通選抜についてご紹介します。
6学部共通選抜 | |
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募集人数 | 80人 |
出願期間 | 2023年1月5日(木)~1月24日(火)※締切日消印有効 |
試験日 | 2月9日(木) |
合格発表日 | 2月20日(月) |
入試科目 | 地理歴史公民・外国語・国語・数学 |
ここでは、経済学部の学部選抜一般方式入試についてご紹介します。
一般方式 | |
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募集人数 | 477人 |
出願期間 | 2023年1月5日(水)~1月24日(火)※締切日消印有効 |
試験日 | 学部内選抜Ⅰ:2月14日(火) 学部内選抜Ⅱ:2月15日(水) |
合格発表日 | 2月25日(土) |
入試科目 | 地理歴史公民・英語・国語・数学 |
2021年度の英語は、大問が5題あります。
読解問題は3題あり、長文問題に関しては標準的な難易度のようです。
全体的に基本的な問題が出題される傾向にあり、読解問題のほかには文法問題や正誤問題が出題される可能性が高いです。
2021年度の日本史の大問は5題あり、全問マークシート方式です。
原始から近世まで幅広く出題され、難易度は高めのようです。
世界史は例年通り小問が50問あり、全て選択形式です。
記述形式は少ない傾向にあり、問題数も多いですが難易度はあまり高くないようです。
ここでは経済学部の学費についてご紹介します。
経済学部の学費(税込) | |
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入学金 | 240,000円 |
授業料 | 823,400円 |
実験実習料 | 15,000円 |
施設設備費 | 218,900円 |
諸会費 | 15,000円 |
合計 | 1,312,300円 |
✔経済学部は文系科目が多い
✔学費は他学部より比較的安い
基礎的な文法問題や正誤問題は大問で2題あります。
長文読解問題になるべく時間を残すことができれば焦らず冷静に問題に取り組むことが可能になるため、基礎問題を素早く解く必要があります。
正誤問題は頻出のパターンがあるため過去問などを通してよく確認しておきましょう。
長文読解問題は、大問で3題あります。
内容との一致を問う問題や穴埋め問題などが設問として用意されています。
長文問題は、多くの時間を使うと時間が足りなくなってしまうため参考書などを使用して慣れておく必要があるでしょう。
グラフ読み取り問題が出題される傾向にあるため対策が必要です。
2021年度は経済史をテーマにしたグラフ読み取り問題でした。
経済関連の問題が出題されやすいため経済学部の過去問を中心に対策すると良いでしょう。
日本史も世界史も頻出とされる分野があります。
特に、近現代、経済史の内容は必ず出題されるためよく勉強しておくと良いでしょう。
全体的にみて標準レベルの問題が多いため、基礎的な部分をしっかり抑えておくことや誤字脱字などのミスをしないように心がけると点数に繋がるでしょう。
問題数が多いですが難易度は標準レベルなため基礎を固める必要があります。
特に統一入試の世界史は、MARCH入門レベルの問題集でも解ける問題があるようです。
過去問をなるべく多く解き、傾向を自分の中で掴んでおくことで、悩む必要なく解答していくことができるでしょう。
✔基礎を固める必要がある
✔標準レベルの問題が多い
✔過去問などを通して対策をしよう
ここでは、授業の口コミについてご紹介します。
とても充実している。
分からないところがあれば教授にすぐに聞くことが出来てとても助かっている。
学習環境は整っており、教授にもすぐに質問できるようです。
経済学部のみならず中央大学全体が生徒に対して親身に接してくれるようです。
ここでは、就職の口コミについてご紹介します。
経済学部に限らず、中央大学全体でキャリアサポートがとても充実していると思う。
就職に関して経済学部は重視している部分があるため就職率は高く、就活サポートも充実しているようです。
ここでは、アクセスの口コミについてご紹介します。
キャンパスは都心から離れていて、一人暮らしの人たち以外はあまりアクセスは良くない。
自分含め県外から来る人も多いが、大体2時間以上かけて通学している。
多摩キャンパスは、立地の関係上交通アクセスが良くありません。
1人暮らしで周辺に住むと改善されますが通学に時間がかかります。
ここでは、学校生活の口コミについてご紹介します。
もちろんこれは中央大学だけに即したことではないがサークルが危険か危険じゃ無いかがわかりづらい。
もう少し全体意的に活動を公開的にするべきである。
サークル活動は盛んで数も多いですが、活動自体に疑念を持っている生徒が多く、不透明なサークルが多数存在しているようです。
ここでは中央大学経済学部の主な就職先についてご紹介します。
主な就職先 | 人数 |
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日本生命保険 | 7名 |
明治安田生命保険 | 6名 |
日本電気 | 6名 |
国税庁 | 6名 |
三井不動産リアルティ | 5名 |
ソニー生命保険 | 5名 |
三井住友海上火災保険 | 5名 |
りそなホールディングス | 5名 |
みずほフィナンシャルグループ | 5名 |
日本食研ホールディングス | 4名 |
中央大学経済学部の就職先は、大手保険会社をはじめとした有名な企業が多いです。
就職先不満を感じている生徒はほとんどおらず充実しているといえるでしょう。
✔学習環境が充実している
✔交通アクセスが悪い
✔就職先は大手企業ばかり
この項目では、MARCHの経済学部の偏差値をご紹介します。
中央大学と他MARCHの経済学部を比較することで、中央大学経済学部の難易度が明らかになります。
MARCHで経済学部の併願を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
MARCHの経済学部の偏差値 | |
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明治大学(政治経済学部) | 62.5~65 |
青山学院大学 | 62.5~65 |
立教大学 | 60~62.5 |
<em>中央大学</em> | <em>57.5~60</em> |
法政大学 | 55~57.5 |
明治大学と法政大学を比較すると、偏差値が10離れていることが分かります。
中央大学
経済学部の偏差値はMARCH内では4番目で、偏差値はやや低めであることが分かります。
ただ中央大学経済学部に合格するためには偏差値は60近く必要となっています。
そのため念入りな受験対策が必要となるでしょう。
この項目では、MARCHの経済学部の倍率をご紹介します。
一般選抜合計の2022年度と2021年度の倍率をご紹介します。
MARCHの経済学部の倍率 | ||
---|---|---|
2022 | 2021 | |
明治大学 | 3.4 | 4.8 |
青山学院大学 | 6.0 | 7.0 |
立教大学 | 3.9 | 4.8 |
中央大学 | 5.3 | 7.4 |
法政大学 | 3.6 | 4.6 |
2022年度の倍率を見てみると、中央大学経済学部の倍率は約5倍です。
最も倍率が高い青山学院大学の約6倍に続く、高めの倍率となっています。
ただどの大学も偏差値・倍率ともに高くなっています。
MARCHを目指している方は全て併願する方が多いため、どの大学も非常に人気が高いです。
MARCHに合格するためにご自身にあった塾探しをすることをおすすめします。
ここでは、大学受験ディアロについて簡単にご紹介します。
大学受験ディアロの基本情報 | |
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対象学年 | 中学生・高校生 |
授業形態 | 個別指導(1対1または少人数制)、オンライン指導 |
対象地域 | 東京・神奈川・埼玉・千葉・静岡 |
大学受験ディアロは勉強環境が整っています。
映像×1対1対話式トレーニングコースでは、映像授業でインプットをし、対話式授業でアウトプットをすることで効率よく学習していきます。
授業中、講師からは鋭い質問が来たり仮に答えが合っていても「さらに効率よく問題を解くにはどうしたらいいか」など深い部分まで質問されます。
対話式授業でしかできない勉強法を取り入れており、独自の効果的な指導をしています。
入塾金 | 約33,000円(税込) |
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大学受験ディアロは詳細な授業料は公表しておりませんので公式サイトまでお問い合わせください。
以下は、目安の授業料です。
学年 | 月額(税込) | 年額(税込) |
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中学1年~高校1年 | 23,000~25,000円 | 270,000~280,000円 |
高校2年 | 24,000~26,000円 | 290,000~300,000円 |
高校3年 | 25,000~27,000円 | 310,000~320,000円 |
✔大学受験に特化
✔映像教材でインプット
✔授業内でアウトプットしてより深い理解を
中央大学経済学部は、国際的な社会で活躍できる人材を育成するために海外インターンシップなど積極的にグローバル活動を取り入れています。
また、少しでも早く社会について知ることができるように、入学直後から実際に企業がやっている取り組みなどに参加し、社会人同様に考えることが可能です。
偏差値も57.5~60.0と高く、試験科目には文系科目があります。
傾向や対策があるため、過去問などを通して十分に準備をすることができれば合格の可能性は大いに高まるでしょう。
「中央大学 経済学部」に関してよくある質問を集めました。
中央大学経済学部は、偏差値が高く、難関私立大学として有名です。毎年多くの学生が経済学部で専門的なことを学ぶために受験しています。学科は4つあり、経済学科の倍率は6.8倍と非常に高いですが、公共・環境経済学科は1.9倍と入りやすいようです。どうしても経済学部で勉強をしたい方は公共・環境経済学科を受験すると良いでしょう。中央大学経済学部の偏差値の詳細はこちらを参考にしてください。
中央大学経済学部は、4つの学科に分かれており、様々な学問領域を専門として多くのことを学ぶことができます。教授陣も学生に対して親身になって教えてくれる方が多いため評判が良いです。しかし、キャンパスの立地が悪く、県外などから通うとなると1時間以上かかってしまい、交通アクセスが悪いため注意しましょう。中央大学経済学部の評判についてはこちらを参考にしてください。