PR 更新日 2025.6.11

探求学習|積極的に学ぶ|教材だけでなく自分で課題を立てる

本日は「探究学習」について徹底解説していきたいと思います。

皆さんの中には「探究学習って何?」と疑問に思っておられる方も少なからずいらっしゃいますよね。

高等学校でも本格的に導入される予定なのでぜひ知っておいて頂きたい学習メソッドです。

探究学習についてより深く知りたい、という方は今回の記事が参考になると思うのでぜひ最後まで読んでみてください。

探究学習がもたらす効果

まず始めに探究学習とは一体何なのか、という疑問にお応えするために、その特徴から見ていきましょう。

高校の新科目「探究学習」

2022年度から新たに導入される探究学習。

従来の「総合的な学習の時間」が「総合的な探究」に変わったり、新科目として地理探究や古典探究、日本史探究といったものも加えられる予定です。

一体「探究学習」とは何なのでしょうか?以下で詳しく見ていきましょう。

自分で問いを立てる

探究学習の大きな特徴に「生徒自らが問いを立て自分でその答えを探していく」ということがあります。

従来の学校での学びと言えば、教師が生徒に問題を提起し、その問題に対する答えを生徒が探していくというものでした。

しかし探究学習で大切にしているのは「これはどうしてこうなのかな?この問題や事象の答えを見つけたい」という生徒の探究心。

この探究心を育てるために、敢えて教師は問題を提示せずに生徒に全てを任せるのです。

生徒の主体性を引き出していく教育方法だと言えますよね。

多くの情報を分析する

始めに自分で問いを立てるとその答えを見つけるために情報を集め分析していくことが必要となります。

探究学習は問いを立てて終わりなのではなく、問いの答えを見つけようとする姿勢が探究学習では大切になってくるのですね。

世の中に溢れている多種多様な情報から自分に必要な情報のみを選び取るのは簡単なことではありませんが、それも探究学習の醍醐味の一つだと言えるのではないでしょうか。

分かりやすく発表する

問いを立て、情報を分析し終わったらいよいよ発表です。

探究学習では自分の探究をまとめて発表することを大切にしています。

なぜなら発表というアウトプットをする時間がなければせっかくの学習も意味がなくなるからです。

アウトプットの時間を設けることで、情報集めにも一層の力が入り、より深い学びを得ることができるのです。

探究学習と教科学習の違い

ここまでで探究学習について少し理解を深められたかと思います。

では探究学習は従来のいわゆる「教科学習」とどう違うのでしょうか。

気になりますよね。

ここからは、その両者の違いについて解説していきます。

【教科学習】決められた時間に先生から生徒に対して授業を行う

教科学習とは今までの学校教育で行われてきた一般的な学習方法で、授業は主に先生から生徒に対して行われます

科目によって習得すべき知識や身に着けるべきスキルが異なり、生徒は各科目の本質に沿った考え方を学ぶのが特徴的ですね。

また授業は時間が決められており、予め定められた時間割に沿って授業が実施されていきます。

【探究学習】自分自身で決めて、進度も自分で計画する

探究学習では逆に自らが抱える「なぜ?どうして?」という疑問を自身で解決しようとする学習方法です。

他者から教えを得る教科学習とは異なり、探究学習では主体的に学んでいくのでその学びの定着率が格段にアップします。

答えを見つけていく段階で他者とも協力し合いながら情報収集を行っていきます。

そのため教科学習で学ぶよりも協調性を鍛えていくことができるというのも探究学習の特徴です。

✔自分で立てた問いの答えを自分で探していくこと

✔課題の答えを見つけるために情報を集めることも大切

✔従来の教科学習とは異なるメリットを持つのが探究学習

探究学習がもたらす効果

今注目の探究学習ですが、では一体どのような効果があるのでしょうか。

なぜ、今探究学習が必要なのか

前述の通り、2022年度から高校で導入される探究学習ですが、なぜ今探究学習が必要なのでしょうか。

探究学習を導入する目的は、正解のない問題が溢れるこの現代では自分で考え行動し、解決していく力を養っていく必要があるからです。

例えば新型コロナウイルスを例にとってみましょう。

前代未聞の世界的流行を引き起こしたウイルス。

この問題を解決する答えは予め用意されていた訳ではありませんでしたよね。

そういった正解のない問題に直面した際に必要なのは「答えがないなりに自分で考え解決しようと取り組む姿勢」なのです。

では具体的にどのような力を付けていくことができるのか詳しく見ていきましょう。

主体性

探究学習では何といっても主体性を身に着けることができます。

くり返しになりますが、探究学習では生徒が主体となって問題解決に取り組んでいきますので主体性とともに積極性も培っていくことができます。

従来の学校教育では先生から生徒への一方方向の授業も多いですが、主体性をもって学習を進めていける探究学習では今までよりもより深く理解していくことができるのです。

実行力

次に実行力も探究学習によって習得できる力の一つでしょう。

課題解決のための情報集めや集めた情報の分析をするのも自分自身です。

探究学習では人任せにするのではなく、自分で答えを見つけていく必要があるため実行力の有無が問われてきますね。

自ら行動していける力というのは今後社会で活躍する上でも必要となってくる力ですので、学校教育で培っていけるのはありがたいと言えるでしょう。

解決能力

3つ目に解決能力が挙げられるでしょう。

自分で問いを立てることも大切ですが、探究学習の目的はその問いを解決していくことです。

自らで考えて試行錯誤しながら解決していける力というのは簡単に習得できるものではありませんが、探究学習を通して少しずつ培っていくことができます。

探究学習による生徒への影響

探究学習が上手く機能すれば生徒が得られるメリットもたくさんあります。

探究学習が生み出す生徒への影響を一つずつ詳しく説明していきますね。

学力が上昇する

一つ目に期待できることとしては、生徒の学力の向上です。

事実全国学力調査などの生徒のスコアを分析してみると、探究学習を取り入れている学校の生徒のスコアの方が高い傾向にあるのです。

確かに探究学習によって習得できる主体性や課題解決能力などの力は汎用性が高く様々な場面で応用していけると言えるでしょう。

やる気が高まる

二つ目に注目すべきこととして生徒の学習意欲が高まるということが言えるでしょう。

探究学習は自分で提示した問題を自分で考え解決していく学習方法ですよね。

なので従来の一方的な教科学習とは違いより一層の興味を持って学習に取り組んでいけるというのは納得できる方も多いのではないでしょうか。

自分の気になっていること、疑問に思っていることが解けた際はやはり嬉しいものですし、「自分はやればできる」と自己肯定感のアップにもつながりますよね。

今後の進路に活きる

探究することで自分が持っている疑問点を考えることは、自分が社会とどう関わっているのかを考える良い機会ともなります。

社会と自分、を考えていくことで進路や今後どういった将来を歩んでいきたいのかを決められるきっかけにもなりますよね。

また探究学習で行った学習や研究をAO入試などに活用することもでき、まさに受験と直接関わりのある無駄のない学習をすることができると言えますよね。

✔探究学習は様々なメリットがある

✔生徒の主体性や実行力、課題解決力が身に着く

✔自分の今後の進路を考えるチャンスともなる

探究学習の書き方・進め方

探究学習の特徴やメリットが分かったところで、では「実際に探究学習を取り入れたければどうしたらいいの?」と疑問に思っている方もいらっしゃいますよね。

ここからは探究学習の進め方を4つのポイントを抑えながら説明していきます。

ぜひ参考にしてみてください。

課題の設定

まずは探究学習のスタート地点となる問いを設定するところです。

ここで大切になってくるのは「生徒が自分で課題設定をすること」と「深い問いを立てる」ことの2点です。

生徒が自分の考えで課題設定すること

探究学習は生徒が自分自身で課題設定を行う必要があります。

そのために先生ができることは、様々な体験学習やフィールドワークを生徒に体験させ、いろんな刺激を与えてあげることです。

新しい刺激がないと疑問に思うことを見つけるのも難しいのは当然のことですよね。

そのため先生側が生徒に働きかけを行い、自分で課題を見つけられるよう誘導してあげましょう。

深い問いを立てる

問いを立てる際に重要なのはその問いが深い学びを得られるものであるのかどうかです。

せっかく問いを立てられても、その問いが表面的なものであれば浅い学びで終わってしまいますよね。

そうならないためにも先生は生徒の問いをより深いものにしてあげる必要があるのです。

例えば違う視点を提示してあげたり、同じ課題が抱える別の問題を教えてあげたりなどをしてあげると良いでしょう。

情報を集める

課題を設定したら次に行うことは課題解決のための情報収集です。

この段階で抑えておきたいポイントは以下の3つです。

課題の解決に何が必要なのか

現代には情報が溢れてますよね。

その中から課題解決のための情報を見つけることは簡単な事ではありません。

情報探しを始める前にまずは「どういった情報が必要なのか」見通しを立てることが重要です。

自分でどの情報が必要なのかを取捨選択することが、生徒の思考力を高めることに繋がるのです。

情報入手手段を計画的に用いる

情報を集めるには様々な手段がありますよね。

例えばインターネットで調べる、図書館で調べる、またはインタビューやアンケートを実施することも効果的です。

こういった異なる情報収集手段の用途やメリット等をきちんと理解した上で使い分けることが効果的に学習を行っていける鍵となりますね。

コミュニケーション能力

情報収集にはコミュニケーション能力も大切になってきます。

例えば上記で述べたようにインタビューを行う場合。

地域の人や普段関わりのない人に質問を投げかける際は、円滑にインタビューを進め必要な情報を得るためにもコミュニケーション能力が必要です。

またグループで探究学習を行うこともあり、その際はチーム内で話し合い協力しながら研究を進めていくのでやはりここでもコミュニケーションをとれる力が鍵となってきますよね。

分析してまとめる

情報を集めただけでは問題の解決には繋がらないですよね。

ですのでその収集した情報を整理して分析する必要がありますね。

この整理し、分析する課程でポイントとなるのは以下の2点です。

整理方法を理解する

情報と一言で言ってもその情報の種類は異なりますよね。

情報を整理する方法も様々で、例えば原因と結果の形でまとめる方法や数値であればグラフにまとめるのが分かりやすくて良いですよね。

そういう風にどの情報にはどの整理の方法が最適なのかを理解していればしているほど、効率よく情報整理をすることが可能です。

十分に情報が集まったかを考える

情報整理の方法を理解し、整理をすればそれで終わりではありません。

集めた情報だけで自分が提起した課題の解決が可能なのかを考える必要もあります。

考えることで集めた情報が十分なのか、またはもっと集めなければならないのか、集める場合はどういった情報を集める必要があるのかなどが明確に分かってきます。

まとめて表現する

ここまで進んだらあとはまとめて、それを発表するだけです。

このステップで意識しておくべきポイントは「最後まで仕上げる」と「フィードバックを行う」の2つです。

最後まで仕上がっているか

探究学習は通常半年~1年もの長い年月をかけて取り組んでいくものです。

その長期間頑張ってきた研究の集大成とも言える発表に向けて諦めることなく最後まで仕上げていくことが重要です。

せっかくここまで取り組んできたものなので、良いものに仕上げたいですよね。

最後に焦ることがないように、発表までの準備期間に余裕を持ちましょう。

発表後の質問・フィードバックが大切

発表後は他者からの質問やフィードバックの時間を設けることも大切です。

なぜならフィードバックをもらうことで、自分とは異なる考え方に出会うことができ、自分の考え方が偏っていたことに気付けるきっかけにもなるからです。

そういったフィードバックは次の研究に生かすこともできるので生徒のためになる良い機会となるでしょう。

  • 課題の設定
  • 情報を集める
  • 分析してまとめる
  • まとめて表現する

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東京個別指導学院

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まとめ

今回は探究学習について徹底的に解説しました。

2022年度から高等学校に導入されることもあり、今大注目の教育方針ですが参考になりましたでしょうか?

従来の先生から生徒への指導方法とはまた違うメリットが探究学習にはあり、生徒の主体性や課題解決能力を鍛えてくれるとの声も上がっています。

積極性を養うことは今後社会で活躍していく中で必要不可欠な力となってきますので、探究学習を取り入れることでその力を養っていきましょう。

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【初心者でもわかる】この記事のまとめ

「探求学習」に関してよくある質問を集めました。

探求学習って何?

探求学習とは、生徒自らが課題設定をしその課題解決に向けて主体的に取り組んでいく学習方法の事です。一般的な、教科学習とは異なり生徒が積極的に学習に関わっていけることが特徴としてあげられ、そうすることで学びの定着率が格段にアップすることでも知られています。

探求学習の進め方とは?

探求学習の進め方とは、4つのステップがあり、そのステップに沿って順番に進めていきます。そのステップとは、まずは課題設定を行い、その次に解決のために必要な情報を集めること。そして3つ目のステップは集めたその情報を分析し整理します。そして最後にまとめて仕上げ、発表するという流れになります。

この記事を企画・執筆した人
-StudySearch編集部-
この記事は、StudySearchを運営している株式会社デジタルトレンズのStudySearch編集部が企画・執筆した記事です。
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