今回は上智大学の外国語学部を紹介します。
大学選びにお困りではないでしょうか。
自分の偏差値に見合った大学や、評判・口コミがいい大学、特色のある大学を調べている皆さんに向けて、上智大学外国語学部を徹底解説します。
上智大学外国語学部の難易度や、入試方法、就職状況、さらには対策のための学習塾まで教えます。
この記事をぜひ参考にしてみてください。
■まとめ
それでは上智大学 外国語学部の学科について早速紹介します。
上智大学外国語学部は上智大学の中で外国語学部に次いで多い6つの学科に分かれています。
他大学では扱いが無い言語の学科もあるため、人気の学部であると言えるでしょう。
外国語学部のキャンパスは四谷になります。
英語学科では実践的な英語力と幅広い教養を身に付けることができます。
これらを身に付けることで世界中どのような場所でも活躍できる人材になれるのです。
カリキュラムとしてはまず第一主専攻として英語4技能を集中的に勉強し、その他に英語圏の文化や歴史を学びます。
また1年間留学しても4年間で卒業する制度などを用いて、多くの学生が短期留学制度や交換留学制度で海外経験を積みます。
ドイツ語学科は、ネイティヴの教員を配置することでコミュニケーション重視の言語教育を行っています。
言語教育の他に思想・環境・政治・社会・メディアについても学ぶことができドイツ語圏の文化や価値観、思考方法などを理解できあます。
カリキュラムの特徴としては一般的な留学時期よりも早期にドイツ語圏で半年間勉強できる「在外履修」制度があります。
交換留学をプラスすることでよりドイツ語圏の言語を学ぶことができます。
世界で二番目に多くの国や地域で使用されているフランス語について高いレベルで学びます。
教員も思想、哲学、言語学、社会学、宗教学、政治学、経済学、歴史学といった幅広い専門を持ち講義をしています。
カリキュラムとしては1~2年次でフランス語の4技能を徹底的に学び、3~4年次により実践的に使いこなせるようにします。
さらに多様な研究コースの中から1つを選び、卒業論文や卒業研究の分野とします。
イスパニア語はスペイン、南北アメリカ大陸、カリブ海地域、そしてアフリカなどで使われており、国際連合の公用語の1つです。
イスパニア語を学ぶことで高い異文化コミュニケーション能力を身に付けます。
カリキュラムとしてはまずイスパニア語の4技能を習得し、イスパニア語圏に関する基礎知識を学びます。
そして各生徒が研究コースを選択しその地域や学問分野について学習し、卒業論文にまとめます。
ロシア語学科ではロシア語の習得と、ロシアをはじめバルト諸国、ウクライナ、中央アジア諸国、南コーカサス諸国など15の独立国の地域研究をしています。
ソ連時代から世界の中心的国家であったロシアを学ぶことで、日本とロシア、世界との関係を構築できる人材に育成します。
1~2年次でロシア語の基礎を徹底して学びます。
3~4年次には中~上級のロシア語を学び、高度なコミュニケーション能力を身につけます。
ポルトガル語圏の地域を総合的に理解し、ほかの言語圏へアプローチする際にも役立つ能力を身に付けます。
ポルトガル語を学ぶことで、ビジネス界だけでなくNGOやNPOなど幅広い分野で活躍できる人材に育ちます。
1~2年次にポルトガル語の基礎とポルトガル語圏各地域の歴史を学び、3~4年次にはポルトガル語でコミュニケーションがとれるようになります。
また4年次では卒業論文を執筆することで学びの集大成とします。
✔︎豊富な6学科
✔︎他大では学べない言語
✔︎どの学科でもしっかりとしたカリキュラム
ここで上智大学外国語学部を卒業した先輩方の就職先をそれぞれ紹介します。
上智大学外国語学部の卒業生は、外資系を含む民間企業・公的機関・国際機関・教育機関等に就職しています。
建設業から食料品メーカー、金融など幅広い業界に進みます。
そのような多様な就職先が挙げられる中でも、特に上智大学外国語学部の生徒が多く進んでいる業界は情報通信をメインとするIT業界や運輸業界、さらに卸売業、金融機関、専門サービス業です。
今回はこれらの業界で2022年度の実際の先輩方の就職先をいくつか紹介します。
情報通信業界 | サイバーエージェント、日本アイ・ビー・エム、富士通、NTTデータ |
---|---|
運輸業界 | 商船三井、東日本旅客鉄道、阪急阪神エクスプレス、西日本鉄道 |
卸売業 | 丸紅、三菱商事エネルギー、三菱食品、島田商事 |
金融機関 | りそなグループ、日本銀行、商工組合中央金庫、日本生命保険 |
専門サービス業 | アクセンチュア、デロイトトーマツコンサルティング、PwCあらた有限責任監査法人、フューチャーアーキテクト |
このように表を見るだけで名だたる大企業に就職していることが分かります。
✔︎偏差値は学科全て高い
✔︎中でも英語学科は難関
✔︎大企業に就職
ここで上智大学外国語学部の入試方式をそれぞれ紹介します。
上智大学外国語学部には3つの受験方式のいずれかを突破することで入学することができます。
上智大学外国語学部は英語外部試験TEAPまたはTEAP CAPという英語の4技能試験のスコアを出願時に提出することで、英語以外の科目のみの試験で成立するという入試方式です。
国語や社会など英語の試験科目は上智大学が用意した試験問題を行います。
提出したTEAPのスコアを英語の点数とみなし、それに国語社会の得点を合計して入試結果を判定します。
上智大学での試験問題は出題科目によく注意してください。
次に大学入試共通テストと上智大学の学科試験の得点を合計して合否判定を行う試験を紹介します。
この入試での上智大学独自の学科試験は国語、英語、社会(世界史か日本史)の3教科の試験です。
また各学科によって大学入試共通テストの受験科目が異なることがありますのでよく確認してください。
大学入試共通テストで指定された受験科目を受けていれば、一度の試験で異なる学科、さらに別日程の学部学科の併願が可能です。
共通テスト利用型入試は大学入試共通テストとその他の出願書類のみで合否の判定を行うものです。
わざわざ上智大学に足を運ぶ必要はありません。
受けたい学科の大学入試共通テストの受験科目を満たしていれば、複数の学部・学科を同時に併願できます。
外国語外部検定の試験結果は必要はありませんが、CEFRレベルB2以上の結果であれば、共通テストの外国語科目と比べてどちらか得点の高い方を採用するという制度があります。
そのため、外国語系の資格を提出した方が有利であると言えるでしょう。
上智大学外国語学部はTEAP以外にも資格を使って受験をすることができます。
これにより語学科目の点数が加点されたり、語学科目の試験を免除されることがあります。
外国語外部検定試験名 | 有効期限 |
---|---|
実用英語技能検定(英検) | 過去3年間に受験したもの |
TEAP | 過去2年間に受験したもの |
TEAP CBT | |
TOEFL | 出願書類提出期限より2年以内に受験したもの |
IELTS | |
GTEC | |
TCF(フランス語) |
これらの外部試験を利用することができます。
有効期限に注意して受験や提出を行いましょう。
✔︎TEAP受験がある
✔︎共通テスト利用型は併願できる
✔︎外国語外部検定試験が利用できる
それでは気になる上智大学外国語学部の偏差値や難易度はどのくらいなのでしょうか。
外国語学部の各学科の偏差値は以下の表のようになっています。
共通テスト型入試の場合の偏差値と共通テスト併用型での偏差値を表にまとめてみました。
学科 | 入試方式 | 偏差値 |
---|---|---|
英語学科 | 共通テスト併用型 | 67.5 |
TEAP利用型 | 65.0 | |
ドイツ語学科 | 共通テスト併用型 | 65.0 |
TEAP利用型 | 65.0 | |
フランス語学科 | 共通テスト併用型 | 65.0 |
TEAP利用型 | 62.5 | |
イスパニア語学科 | 共通テスト併用型 | 65.0 |
TEAP利用型 | 62.5 | |
ロシア語学科 | 共通テスト併用型 | 62.5 |
TEAP利用型 | 60.0 | |
ポルトガル語学科 | 共通テスト併用型 | 62.5 |
TEAP利用型 | 62.5 |
このように全体としてかなり偏差値が高い学部であると言えます。
しっかりとした対策が必要になってくるでしょう。
学部内での入試難度の差はどれくらいあるのでしょうか。
上述した表を参考にすると英語学科は一番難度が高く、ロシア語学科とポルトガル語学科は比較的簡単であるといえるでしょう。
ドイツ語学科、フランス語学科、イスパニア学科はほぼ難易度が変わりません。
しかしどの学科もレベルが高いことは確かであるので、自分が学びたい学科をよく検討しましょう。
では同じ上智大学の国際教養学部と難易度を比べてみましょう。
国際教養学部はAO入試などを積極的に活用しており、外国語学部とはまた異なった入試方法を広く採用しています。
基本的には国際教養学部と外国語学部では国際教養学部の方がさらに偏差値が高いとされています。
どちらの学部も非常にレベルが高く、しっかりとした入試対策が必要です。
✔︎偏差値は60.0~65.0
✔︎学科によって多少偏差値にばらつきあり
✔︎全体としてかなりレベルが高い
上智大学外国語学部の入学試験では外部の英語の試験を利用できることが分かりました。
そこで英語専門の塾で資格試験の対策に打ち込むことで、受験でより優位に立つという方法があります。
今回おすすめするのは英語に特化した学習ができるトリプレットイングリッシュスクールです。
トリプレットイングリッシュスクールの基本情報 | |
---|---|
指導対象 | 小学5年生からの小学生、中学生、高校生 |
授業形態 | 少人数制の授業 |
展開 | 首都圏、関西圏 |
特徴 | 受験で成果を出すための英語4技能対策 |
トリプレットには自立学習コースと徹底指導コースの2つのコースがあります。
自立学習コースは中学英語~高校1年生までの学習内容を行う基本的なコースで1コマ2時間、授業の進度に合わせて行います。
徹底指導コースは全学年の生徒に対応可能なコースで大学受験英語まで幅広く指導します。
1時間単位で自由に授業時間を決められることが特徴です。
高いが英語力は確実にあがります。
カリキュラムが良いので、先生に左右されません
上智大学外国語学部は英語の入試レベルが非常に高いことが特徴です。
少々お値段が貼るようですが、確実な英語力UPが期待できる塾に通いたいですよね。
大学受験に合わせたカリキュラムであり、希望大学にあったことをやってくれる
どんなにカリキュラムの内容が良かったとしても、目標にあった内容でなければ合格には遠回りすることになってしまいます。
希望大学に合わせた指導を行ってくれるところは嬉しいポイントではないでしょうか。
塾が休みの日も遅れている子には補修をしてくれたし、授業時間も長めで助かった。
授業数が足りなくなってしまった場合でもその補填をしっかりと行ってくれるようです。
また、英語に特化してみっちりと教えてくれるようです。
トリプレット・イングリッシュ・スクールが気になった方はこちらのHPと当サイトの記事から詳細をチェックしてみてください。
✔︎英語力が必須
✔︎英語外部試験対策ができるトリプレット
今回が上智大学外国語学部とさらに合格のための対話式学習塾 トリプレットイングリッシュスクールを紹介しました。
上智大学外国語学部に合格するためには英語力が必須となります。
対話式学習塾トリプレットイングリッシュスクールはどちらも上智大学外国語学部の入試英語を特に集中して対策できる点が魅力です。
この記事を大学選び、また学習塾・家庭教師選びの参考にしてください。
「上智大学 外国語学部」に関してよくある質問を集めました。
偏差値は60.0~65.0で全体としてかなり偏差値が高い学部です。英語学科は一番難易度が高く、ロシア語学科とポルトガル語学科は比較的簡単であるといえます。同じ外国語に特化した学部である国際教養学部の方が少し偏差値は高いです。上智大学外国語学部の難易度についての詳しい情報はこちらを参考にしてください。
卒業生は、外資系を含む民間企業・公的機関・国際機関・教育機関等に就職しています。幅広い業界が就職先として挙げられていますが、特に最近の卒業生が多く進んでいる業界は情報通信をメインとするIT業界や運輸業界、さらに卸売業、金融機関、専門サービス業です。上智大学外国語学部の就職先についての詳しい情報はこちらを参考にしてください。