今回は、家庭教師のアルバイトをしようかなと考えている時に出てくる疑問をここで解消していきます。
・家庭教師は短期でもできるのか
・求人募集の探し方とは
・評判や口コミは?
これら3つを中心に掘り下げていくので、ぜひ参考にしてみてください。
それでは、家庭教師は短期で募集できるのか、この答えについて見ていきましょう。
家庭教師というと、長く生徒と寄り添って志望する高校や大学の合格までサポートするイメージがあるかもしれません。
しかし、家庭教師の求人は短期のものもたくさんあります。
生徒目線からでは、部活に打ち込みたいから短期だけで良いと希望されることもありますし、親御さん目線からでは、金銭面の事情で短期を希望することがあります。
これらの理由により、むしろ長期でのお付き合いは望まないご家庭もあります。
短期バイトを狙うなら、家庭教師の場合は生徒の長期休みが狙い目です。
夏休みなどに短期集中してグッと成績を上げたいと望む場合も多いからです。
学習塾などでは夏期講習をするので、それを自宅でやってほしいという考えです。
長期休みの間は学校がある時より時間的余裕が生まれるので、その時間を有効活用したいと考えている場合も多いです。
✔短期の家庭教師バイトの需要が高い
✔生徒の長期休みが狙い目である
✔短期集中で学力アップしたい生徒が多い
それでは、単発や短期の家庭教師としてアルバイトをする際の求人の探し方について解説していきます。
一番ポピュラーな応募方法が、アルバイトの求人をたくさん載せているサイトからの応募です。
中には正社員や派遣社員などの求人もありますが、その場合は雇用形態をアルバイトに絞り、家庭教師とキーワード検索すると簡単にたくさんの求人が見つかります。
家庭教師を雇ってくれる先の会社にはそれぞれ個性があり、規模も実績も異なります。
アルバイト求人サイトではこれらを比較できるので、気になったところは時給や働く頻度などをチェックしてから応募してみましょう。
有名で安心できるところに雇ってもらいたいのであれば、全国展開している家庭教師の会社に狙いを定める方法がおすすめです。
公式ホームページの「採用情報」から応募ができるので、必要事項を記入して相手からの返信を待ちましょう。
全国的な家庭教師の会社であればそれだけの信頼を維持しなければならないので、短期と言えど家庭教師の選定は慎重に行う傾向にあります。
学力のブラッシュアップだけでなく、礼儀やマナーを今一度確認しておきましょう。
大手の会社でなくてもいいという場合には、地域限定の家庭教師アルバイト求人や、オンライン限定のアルバイトを探す手もあります。
この場合のメリットは地元で働ける確率が高くなることや、地方に住んでいる場合に関東などの出社の難しい地域に住む生徒をあらかじめ対象外にできることです。
もともと地域を絞っているため近所の生徒が登録していればすぐに仕事が決まりますし、オンライン限定のものなら自宅からアルバイトができます。
パソコンとイヤホンマイクさえあれば、あとは研修で家庭教師用のサイトの使い方を教えてもらえます。
バイトをするなら家からの近さを重視するという人におすすめです。
✔アルバイト求人サイトで会社を比較
✔全国的な家庭教師の会社HPで安心
✔地域限定・オンライン限定で出勤楽々
次に、短期の家庭教師バイトの収入など、金銭面について見ていきましょう。
短期の家庭教師バイトの場合、その平均時給は誰もが気になるところです。
これは1,500円~2,000円ぐらいが相場で高収入です。
長期でやる場合には実績が考慮されてさらに時給が高くなっていくこともありますが、短期であれば最低で1,500円くらいと頭に入れておきましょう。
これは飲食店など、大学生に多いアルバイトよりかなり良いと言えます。
また、平均月収はざっくりと216,000円くらいになります。
時給1,800円とし、1人の生徒を1日90分指導、週2回でアルバイトをした計算です。
ただ、短期の場合は大学生も長期休みという時間のある時期に働き、複数人の生徒を掛け持ちすることが可能となるため、さらに稼ごうと思えばもっと高い収入となります。
短期で家庭教師のアルバイトをする際の勤務時間やその日数ですが、これはかなり融通が利きます。
多くの求人サイトで見られるのが、「週1からOK」、「1科目からOK」、「1日90分~」という条件です。
中には超短期の単発日払いなんて求人もあります。
あまりがっつり入りたくない場合でもこれならできそうだと思いませんか?反対にもっとシフトを入れたいと思っている人はどんどん勤務時間を増やすこともできます。
このように、家庭教師のアルバイトは勤務時間や日数をかなり自由に変更できるところが魅力です。
入ってくるお金のことだけでなく、出て行くお金があるならこちらにも注意しなければなりません。
しかし、家庭教師のアルバイトをしていて出て行くお金はほぼありません。
もちろん家庭教師の会社にもよりますが、ほとんどの場合交通費などは一切支払わなくてOKです。
電車やバスなど、交通費がわかりやすいものではその料金が支払われますが、原付バイクや車を利用した場合、多くの家庭教師求人では「車で向かう場合は1kmあたり20円」、「原付・バイクの場合は1kmあたり10円」という交通費が一般的になっています。
そのため、どのような手段で生徒の家へ向かおうと、交通費に関しては心配しなくて大丈夫です。
✔短期の場合の平均時給と平均月収
✔勤務時間や日数
✔交通費の負担は必要なし
これから短期で家庭教師のアルバイトをしようという時に気になるのが先輩たちの口コミでしょう。
まずは先輩たちがなぜ家庭教師を短期でやろうと思ったのか、その目的から見ていきましょう。
大学生の場合、高校生や中学生と異なり春休みも長くなる傾向が強いです。
ですから、この期間を有効活用しようと思う人が多いことが特徴です。
春休みから家庭教師を始めれば、新学年となる生徒のスタートアップの時期にぴったり合うことから、春休み期間中だけ集中してガッツリ稼ごうと考える人もいます。
大学が始まってからは勉強に集中したい、メリハリをつけたい、このように考えている人が家庭教師を短期でする目的として非常に多いです。
短期で家庭教師をするメリットは、このようにメリハリのある学生生活を送れることです。
生徒に気に入ってもらえば、次の長期休みにも声がかかるかもしれません。
一方で、家庭教師バイトを短期でするデメリットとしては、生徒の成績が上がりにくいことが挙げられます。
親御さんとしては短期間で生徒の成績アップを期待するものですが、春休みや夏休み期間中だけで目標に届かない場合も多々あります。
特に定期テストは点数が出るため成績が上がったのか下がったのかとてもわかりやすい指標となりますが、復習に力を入れている場合はそれが定期テストには反映されず、親御さんからクレームを入れられることもあります。
復習しなければそもそも定期テストの範囲は理解できないという場合には、先にそれを親御さんにしっかりと伝え、テスト勉強よりも復習に徹すると言うことが大切です。
それでもテストの点数を上げたいと言われた場合には、付け焼き刃的な対応となってしまいますがそちらに従う他ありません。
短期だと、このように生徒の学力アップが思うようにいかない場合があります。
✔長期休みを利用して始める傾向あり
✔生徒の成績が上がらないのが難点
家庭教師のアルバイトは、短期であっても収入が他の業界よりも高い傾向にあることがわかりました。
応募方法を再度まとめておくと、
・求人サイトの利用
・大手会社のホームページから直接応募
・地域限定の小さなコミュニティやオンライン限定の求人を探す
これらの方法がメインです。
実際にやってみて良かったこと、悪かったことは当然あるので、メリットもデメリットも理解した上で応募してみましょう。