大学受験を突破する上で、模試を受けることは非常に重要です。
模試を受けることで、自身のその時点での実力を把握することができるからです。
このことは多くの方がご存知だと思います。
しかし模試は受けること以上に、受けた後の結果の分析が大切だということはご存知でしょうか。
模試の結果をしっかりと分析し、その後の学習にきちんと繋げることで、自身の学力を着実に伸ばすことができるのです。
そこで本記事では、模試の結果を分析する際の、模試の判定の正しい見方について解説していきます。
またそれ以外にも、実力を伸ばす勉強法や、おすすめの塾・予備校について紹介していきます。
模試の判定を見る際にはいくつかの点に注意しましょう。
模試の判定を見て、一喜一憂してはいけません。
模試は自身の実力を測ることや、弱点を発見するために何回も受けるものです。
従って、結果を受け止めて反省することは大事ですが、一喜一憂していてはいけないのです。
結果を受け止めた後は、学力向上のために淡々と勉強に励みましょう。
A.B判定が出ると気持ちが緩みがちですが、そこで安心してしまうのは危険です。
たまたま1教科が高得点だったおかげで、実力以上の結果や判定が出てしまうことがあるからです。
また、余裕を持ってA.B判定を出していても本試験で不合格になってしまう人は意外とたくさんいます。
模試の判定はあくまで、その時点における自分の学力や結果を示すものです。
良い結果が出ても安心せずに更なる高みを目指しましょう。
模試の判定は信頼しすぎてはいけません。
模試の判定というのは、その模試を受けた受験生の偏差値を、過去の受験生の偏差値や志望大学への合格率と照らし合わせることで算出しています。
しかし、学生が受験で争うのは現在進行形で受験勉強に励んでいる学生です。
そうした学生が過去の受験生に比べて優秀であれば、その分だけ合格の難易度は上がります。
また、模試で受ける問題は入試で受ける問題とは異なります。
どれだけ判定が良くても、入試問題をしっかり解けないのであれば合格はできません。
模試の判定はあくまで参考程度にしかならないことをしっかり理解しておきましょう。
✔︎模試の判定で一喜一憂しない
✔︎A.B判定が出ても油断は禁物
✔︎判定を信頼しすぎない
それでは、どのようにして模試の結果を見ればいいのでしょうか?
以下、解説していきたいと思います。
模試の結果を見ることで得られる最大のメリットは、自分の苦手分野を知ることができる点です。
苦手分野をしっかり把握することができると、その後の学習効率が大きく上がります。
模試の結果では、問題別で得点が出る場合が多いです。
その部分を見れば、自分が何が得意でないが不得意かがはっきりとわかるので、模試の結果を見る際は要チェックです!
模試の結果を見ることで、自身のそれまでの勉強の成果を振り返ることができます。
「得意科目は安定して取れているか、苦手科目が引きずりすぎていないか。
こうした点を確認することで、正しく学力を伸ばせているか確認できますし、伸ばせていない場合は勉強法を改善することができます。
また、模試の結果を見ることで他の志望者のレベルを体感することができます。
特に東大・京大オープンなどの志望校別の模試では、他の志望者のレベルが良く分かります。
こうした模試では合格可能性の判定だけでなく、その模試の受験者の中での自身の順位も見ることができます。
他の志望者がどのくらいのレベルなのか、またその中で自分はどの位置にいるのか、ということを体感することはその後の学習に良い意味で大きく影響します。
✔︎苦手分野を理解する
✔︎勉強の成果を振り返る
✔︎他の志望者のレベルを体感する
模試の判定は参考程度に見るべきですが、その一方で判定をしっかり伸ばしていくことは合格を掴む上で重要です。
そして判定を伸ばすためには、勉強の際に3つのことに注意する必要があります。
復習は絶対に欠かしてはいけません。
模試や問題集は一度解いたらそのまま満足して終わってしまいがちですが、実はその後の復習が最も学力向上に貢献するのです。
学力を上げるということは、苦手な分野や理解できない部分を減らして、得意な分野や理解できる分野を増やすことを意味します。
そして復習とは自分が解けなかった問題をきちんと理解する作業です。
つまり、復習で行うことは学力を上げることに直結するのです。
勉強の際は、インプットとアウトプットのバランスをしっかり取りましょう。
インプットが少なければ問題を解くことができないですし、アウトプットが少なければ得点をもらいやすい答案を作成することができません。
このバランスをしっかりと守っていきましょう。
最後は自分を信じることです。
勉強を進める中で、悩むことはたくさんあるかと思います。
受験勉強に不安はつきものです。
しかしそこで立ち止まることなく、自分を信じて突き進んだ人が最後に合格を勝ち取るのです。
✔︎復習を徹底する
✔︎インプットとアウトプットのバランスをとる
✔︎自分を信じる
以上で解説した勉強法で志望校に合格することは十分可能ですが、これから紹介する学習塾を利用することで、より確実に合格がつかめます。
TOMASの基本情報 | |
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対象 | 小学生・中学生・高校生 |
指導形態 | 個別指導 |
エリア | 一都三県 |
自習室情報 | 完備 |
特徴 | 圧倒的な合格実績と受験対策 |
TOMASは志望校設定と志望校対策として合格逆算カリキュラムを作成することが他塾と違った強みとなります。
生徒が進みたい志望校に対してどのような学習をしていけば合格を達成できるのかというところを意識した指導をおこなっているのが特徴です。
模試も志望校に対してどの位置に自分がいるのかということがわかる手段の1つですが、TOMASの指導を着実にこなしていくことで合格に近づくことができます。
模試は受けるだけで満足してしまいがちです。
しかし、受けるだけで終えてしまうのは非常にもったいないということを、この記事を通して理解してもらえたと思います。
模試の結果をきちんと分析することで、自身の勉強内容を大きく改善することができ、結果として合格に大きく近づきます。
また、分析以外にも問題の復習をしっかり行うことも大事です。
復習は学力を大きく伸ばします。
ついついおろそかにしてしまいがちですが、復習を習慣化して学力をアップさせていきましょう!
「模試 判定」に関してよくある質問を集めました。
模試の判定を見る際の注意点を3点紹介しています。1つ目は「一喜一憂してはならない」2つ目は「A.B判定で安心はキケン!」3つ目は「信頼しすぎない」となります。詳細については詳しくご説明していますので、記事内を参考にしてください。
模試の結果の正しい見方をご紹介しています。正しい見方は3つあり、1つ目は「自分の苦手分野を知る」、2つ目は「正しい伸ばし方ができているか確認」、3つ目は「他の志望者のレベルを体感する」となります。内容の詳細は記事内にまとめてありますので、こちらを参考にしてみてください。