今回は、現代社会の勉強法について紹介していきます。
定期テスト・共通テストの現代社会の勉強法を細かくご紹介しています。
政治・経済・公共・倫理の4つの分野別に勉強法をご紹介しているため、自分の苦手分野だけでも読む価値はあります。
この記事を読んで、ぜひ今後の現代社会の勉強に活かしてください。
合わせておすすめの学習塾も紹介するので、自分1人で勉強するのが不安な方はそちらも参考にしてください。
■まとめ
現代社会は、まず内容把握が最初にするべきことです。
内容が把握出来たら、要所要所の単語の意味を全て理解しましょう。
内容と、単語が全て理解できたころには、何も見ずに演習を進められるようになります。
演習の中で分からない部分をピックアップして最後の暗記すれば、現代社会の定期テスト対策は完璧です。
現代社会は、公共・倫理・政治・経済の4分野にも及ぶため、それぞれの内容を把握していないと内容が混ざって効率的に勉強を進めることが出来ません。
よって、最初は教科書・授業ノート・問題集などを使って全体の流れや出来事を思い出しましょう。
また、学校の教材だけでは把握しきれないという方は、共通テストの参考書を活用してみるのもいいでしょう。
定期テストに出題される内容は、学校の授業で習ったことしか出題されないため、学校で扱っている問題集から出題される確立は高くなっています。
学校の問題集を解くときに重要なポイントは2つあります。
まず、教科書を見ながら解いてしまうと、ほぼ答えを書き写している状態になってしまっています。
その動作を何回もしたところで本番で、自分の頭だけで解くことはできません。
また、問題集は最低でも3周はしないと頭に定着はしません。
2回ほどで分かった気になっているといざ解くときに頭から抜けてしまっていることがあります。
定期テストには時事問題が出題されることがあります。
時事問題に関しては、学校の教材では対策は出来ないため、ニュースなどを見て時事問題についての知識を身に着けていきましょう。
また、ただニュースを見るだけではなく、そのニュースを見て、問題にするならここに注目するかな、自分はこのニュースに対しての意見はこうだななど、1つ1つ自分の意見をつけることも忘れずにしましょう。
最後に、テスト前日の過ごし方について紹介します。
現代社会は暗記教科なため、1日空いただけでも忘れてしまっている内容は出てきます。
そのためテスト前日は、自分が覚えた問題集や、授業ノート・教科書などを読み返してもう1度頭に定着させましょう。
また、自分が苦手な部分やすぐ忘れがちな内容などはあらかじめチェックして前日やテストが始まる直前に再確認し、不安要素がない状態でテストに挑むようにしましょう。
✔全体の内容を把握する
✔まずは学校の教材を完璧に
✔テスト前日は全体の確認に時間を使う
まず、現代社会の構成や特徴を見ていこうと思います。
現代社会は、以下の4つの分野で構成されています。
このような分野から出題される傾向にあります。
しかし、実際にはニュースで扱われる時事問題などが出題されることが多く、テレビや新聞のニュースなどに関心を持っていれば比較的答えられることが多いのが現代社会の特徴です。
現代社会は教科書・資料集からの問題だけではなく、話題になってる時事問題に関した問題が出題されるようになっています。
以前のように特別な問題はせずに高得点が取れる科目であった現代社会ではなく、年々難しくなっている現代社会。
現在では、塾なしで共通テストに挑む人はほぼいないため、受験する生徒は塾に通って受験対策を行っています。
大学受験対策を専門的に行える学習塾に通って、万全な状態で当日を迎えられるようにしましょう。
しかし、現代社会を受験科目から無くしている大学も少なくないようなので、自分の志望している大学の募集要項をよく確認するようにしましょう。
✔現代社会では大きく分けて4つの分野が出題される
✔現代社会は他科目に比べて平均点が低い
✔時事問題が出題されやすい
次に、現代社会をどう勉強していけば良いかを紹介していこうと思います。
あくまでも参考として捉え、自分に合った方法を模索してください。
まず、共通テスト対策としてセンター試験「現代社会」の過去問を演習しておくことをオススメします。
共通テスト「現代社会」の設問には、これまでのセンター試験と同じような形式の設問も混在する可能性がある為、それを用いて知識事項の確認・補充を積み重ねていくことは、共通テスト対策としても有効な学習になるのではないでしょうか。
過去問を解いて勉強する際に効率的な解き方をご紹介します。
まずは最初から普通に問題を解くように過去問を解いてください。
止まらずに解けた問題、少し迷った問題など整理しながら解いていきましょう。
分からなかった、自信がないからとりあえず書いた、解答に少し悩んでしまったという箇所がいくつか出てくると思います。
解答を見て終わり、ではなくその問題の周辺情報やその回答になる理由などを教科書や資料集でもう一度再確認しましょう。
センター試験は4択問題なので正解以外の選択肢が3つ出てくることになります。
正解にだけこだわりがちですが、他の選択肢も現代社会の情報であるため、見逃さないようにマーカーで印をつけるなどして見落とさないようにしましょう。
間違えた問題があったら、まず解答を見て理解してください。
そこで終わるのではなく、その回答に関する関連情報や、再確認するために読み直していた資料集の内容などをそこに書き込むようにしましょう。
図表に関しては、日頃から図表に表れたデータを使って計算や加工をして、そこから何が導き出せるかを考える姿勢を身に着けておく必要があります。
さまざまな条件のデータから得られる課題やテーマについて、自分なりの考え方を見つけられるように心がけておくとよいと思います。
資料集や新聞、インターネットなどを通じて慣れ親しんでおくと良いと思います。
ただし、全ての事柄を把握するのは無理なので、時事的な事柄を扱っていると思われる選択肢については一旦判断を保留して、その他の選択肢の正誤判断に取り組むことをお勧めします。
✔過去問の解き方で理解度は左右される
✔図表問題に慣れておく
✔問題の解く順番が重要
ここでは、参考書の選び方と定期テスト対策にも共通テスト対策にも使えるおすすめの参考書を2冊ずつ紹介します。
ぜひ参考にして、自分に合う1冊を見つけてください。
現代社会に限らず、受験勉強で重要なのは、自分に適した問題集・参考書を使うことです。
無理に難易度が高いテキストを使用したりすると、やる気が失せたり無駄に時間を費やすこともあるので気を付けましょう。
志望する大学のレベルが高ければ、徐々にステップアップするようにテキストも上げていけばよいので、自分がやりやすい易しいものから手に取ることをお勧めします。
現代社会は、「各分野どんな形で出題されるんだろう」「現代社会の勉強にあまり時間をかけたくない」などという人におすすめの問題集です。
教科書の重要なポイントや定期テストで頻出している内容を厳選して取り扱っており、効率的に勉強することが出来ます。
現代社会の全分野に対応しており、何から勉強したらいいのかいまいち分かっていないという人におすすめです。
各テーマごとに、講義形式の部分、対応してる単語の意味一覧、テーマを完結にまとめた総括という流れで構成されているため、疑問点を一切残さない作りになっています。
「現代社会」必修の50テーマと重要な学習項目を厳選し、掲載しています。
全7回の「チャレンジテスト」は、共通テストの実戦演習として取り組みましょう。
本書刊行後に起こった重要な時事的内容をまとめたPDFファイルをダウンロードできるサービスがついています。
「現代社会」教科書の用語のうち、重要語句を精選した一問一答形式の問題集です。
最新情報が追加して収録されています。
付属の赤シートで効率よく学習ができ、共通テスト対策としても最適です。
✓参考書はあくまでも自分に合うものを選ぶことが大切
✓現代社会の問題集や参考書はたくさん種類がある
✓短期間完成型の問題集も売られている
共通テストの現代社会は、参考書からは予測出来ない最新の問題が出題されるかもしれません。
基礎の部分は固められるかもしれませんが、臨機応変に対応できる知識はつきにくいです。
もっと確実なテスト傾向を知って、対策がしたいという方は受験対策の環境が充実している塾に通って最新の入試情報を手に入れることが大切です。
また、以下では共通テスト現代社会の平均点を他教科と比較してご紹介しています。
一見点数が取れそうな現代社会ですが、高得点が取りずらいという特徴があります。
共通テストの平均点を他科目と比較して表にまとめました。
2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | |
---|---|---|---|---|
英語 | 58.15 | 58.8 | 61.8 | 53.81 |
国語 | 59.66 | 117.51 | 110.26 | 105.74 |
世界史B | 62.97 | 63.49 | 65.83 | 58.43 |
日本史B | 65.45 | 64.26 | 52.81 | 59.75 |
地理B | 66.35 | 60.06 | 58.72 | 60.46 |
倫理 | 65.37 | 71.96 | 63.29 | 60.59 |
政治経済 | 53.75 | 69.26 | 56.77 | 60.59 |
表から分かる通り、現代社会を含めた社会系の科目の中では、現代社会は平均点が低い科目となっています。
一般常識があればある程度解けるものの、現代社会の対策を完璧に行おうとするとかなり範囲が広いからです。
実際、6~7割は取れるが8割以上は取れない、という人が多いのではないでしょうか。
他教科と比較しても得点しづらい現代社会はなかなか独学では挑むことは出来ません。
以下は、大学受験対策が充実していて、関東・関西どちらでも通塾することが出来るおすすめの学習塾をご紹介します。
【東京・関西】個別指導学院の基本情報 | |
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対象学年 | 小学生~高校生 |
授業形態 | 個別指導(1対1)、集団指導 |
展開地域 | 関東エリア:東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・愛知県 関西・九州エリア:京都府・大阪府・兵庫県・福岡県 |
志望校の合格から逆算された学習プランを計画してもらえます。
各生徒の苦手分野や理解度の違いなどを細かく分析して、同じ志望校でも全く違ったカリキュラムで授業を進めていきます。
東京個別・関西個別は生徒一人ひとりに合わせた対策法を準備します。
また、長年の指導実績があるため、他塾に比べて入試情報の収集力や、模試からの分析力が秀でています。
そして、そのような指導スキルを持った講師の中から、各生徒自分で選ぶことが出来ます。
講師を決めるとその後その講師がずっと指導してくれるため、理解度や進捗度合いなどずれなくスムーズに授業を進めることが出来ます。
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無料補講では、主教科の他にも理科や社会などの受講していない教科も受けられるため、全体的に対策が無料で行えます。
また、問題の演習時間も重要視しており、どの教室にも落ち着いて学習できる自習室を完備しています。
授業進度に関しても、部活などが急に入ってしまった場合でも振替に対応してもらえるので安心して両立することが出来ます。
今回は、現代社会の勉強法について見てきました。
現代社会は、出題範囲が非常に広く、高得点を取りづらい科目であると分かりました。
しかし、時事問題など、普段からニュースに関心を持っていれば解ける問題も多く出るので合わせて対策していくと良いと思います。
今回紹介した参考書や予備校を参考にして、自分に合った勉強法で高得点を目指しましょう。