世界史は、非常に勉強することが多い上に、覚える量が膨大なので苦手意識を感じている方も多いのではないでしょうか。
特に、世界史は出来事が多いため、それぞれの年号を覚えるのは非常に骨が折れます。
年号や用語を覚えるだけでも膨大な時間が必要でしょう。
そこで本記事では、世界史で覚えるべき内容とともに、最も覚えるのに時間がかかる年号の効率良い覚え方を解説します。
世界史が苦手な方は、まずは本記事の内容をマスターできるように勉強してみてください。
世界史は覚えることが非常に多く、一つひとつを確認するだけでも時間がかかります。
そのため、一つひとつの語句や年号を効率良く覚えることが必要です。
ここでは、世界史の語句や年号の簡単な覚え方について解説します。
簡単な覚え方の例として、下記の2つが挙げられます。
それぞれ順番に解説します。
語呂合わせは年号を覚えるために、最も効率よく覚えられる方法とも言えます。
年号を正確に覚えておかなければ、時代の流れや、同時期に起きた違う場所での出来事を把握できません。
世界史において、必ず覚えておくべき出来事の年号と語呂合わせは下記の通りです。
もちろん、他の出来事の年号に関しても、調べれば語呂合わせが出てくるでしょう。
覚えにくい年号は、語呂合わせを調べて覚えていくことをおすすめします。
また、本記事の最後には、重要な出来事の年号を語呂合わせと一緒に紹介しているので、参考にしてください。
硬貨換算は、何世紀であるかを確実に答える際に便利な方法です。
たとえば、1401年~1500年は、15世紀ですが、14世紀と間違えて答える方が非常に多いです。
このような間違いを防ぐために、硬貨換算が便利になります。
たとえば、1,334円のものを100円玉のみで買おうしたら、100円玉は14枚必要です。
この値段と必要な100円の枚数が、年代とその年が何年であるかに対応しています。
何世紀か考える問題で間違える傾向のある方は、硬貨換算で考えても良いでしょう。
✔年号は語呂合わせで覚えると、比較的楽に覚えられる
✔何世紀かどうかを答える問題では、硬貨換算法が便利
世界史では、非常に多くの内容を覚える必要があります。
覚えるのが苦手な生徒によっては、億劫に感じることも多いでしょう。
世界史で覚えるべきことは、主に下記の4つです。
それぞれ、どのような出題がされるのかも含めて解説します。
年号はその名の通り、出来事が起きた年のことです。
年号は、正確に覚えなければ時代の流れを捉えられません。
共通テストでは、年代の並び替え問題や、同時期に起きた事件を答える問題が頻出です。
これらの問題を落とさずに確実に答えるためにも、各出来事の年号は覚えておくと良いでしょう。
世界史において、場所は非常に重要です。
特に戦争が行われた場所や、その時代の首都の場所はよく聞かれます。
下記の場所については出題されやすいので必ず押さえておきましょう。
この他にも、様々な出題観点から地名や場所を答える問題が出題されます。
練習問題などを解く中で、一つひとつを頭に入れるようにしましょう。
当然ながら、世界史の教科書で出てくる用語についても必ず覚えなければなりません。
世界史の用語をさらに細分化すると、下記に分けられます。
各時代において、現れた上記の用語はすべて覚える必要があります。
特に、王朝の名前や戦争の名前などは、年代と併せて出題されることが多いため、年号を覚えると同時に必ず覚えるようにしましょう。
人名についても、紛らわしいものが多いので注意が必要です。
中世ヨーロッパの「~世」の部分だけ異なる人名や、中国の読み方は同じなのに漢字が異なる人名が多くあります。
それぞれを確実に覚えて、混同しないことが、確実に点数を獲得するには大切です。
世界史の用語を覚える際は、必ずその用語の内容を覚えるようにしましょう。
上述した用語を細分化したものに、覚えるべき内容を加えたものは下記の通りです。
用語を理解しただけでは、思うように回答できないため、それぞれの意味を確実に理解することが大切です。
覚える量が多いと感じるかもしれませんが、セットで覚えてしまったほうが記憶に定着しやすいので、粘り強く学習しましょう。
✔世界史では、非常に多くのことを覚える必要がある
✔それぞれの用語とその意味をセットで覚えなければならない
✔それぞれの時代の地理的な特徴も覚えておくと良い
ここまで、世界史で覚えなければならない内容について解説しました。
世界史で覚えなければならないものの中でも、一番覚えにくいものは年号ではないでしょうか。
ここからは、年号を的確に覚えるために、それぞれの場所に分けて、重要な出来事と年号、その語呂合わせを網羅的に紹介します。
年号を覚えることが苦手な方は、まずはここで紹介する出来事の年号から覚えていきましょう。
アジアやアフリカは、比較的年号の幅が広いことが特徴です。
そのため、紀元前〜1000年、1001年〜2000以降など、アジア・アフリカの中でも切り分けて覚えることを推奨します。
東・南アジアは、どうしても出来事として漢字の割合が多くなってしまいます。
そのため、漢字を覚えることに必死になってしまうと、肝心の年号の語呂合わせを覚えることが疎かになる恐れがあります。
それらを回避するためにも、年号をカタカナや平仮名で書き直しながら覚えてみても良いかもしれません。
ヨーロッパやアメリカに関しても、アジア・アフリカと同様に年号の幅が広いです。
そのため、自分の都合の良い年代にさらに切り分け、部分的に少しずつ覚える方法がおすすめです。
✔年号を覚えるには、語呂合わせを使うことが有効
✔年号を覚えることが苦手な人は、まずはここで紹介したものから覚えると良い
✔当然年号だけではなく、それぞれの出来事のきっかけや結果などの内容も覚えるべき
本記事では、世界史における年代問題の対策を行う方法について解説しました。
年代問題の対策として、年号を語呂合わせで覚えることが非常に有効です。
世界史の用語やその意味を覚えることはもちろんのこと、同時に年号を覚えましょう。
これによって、頻出問題である、年代並び替え問題などでも点数を取れるようになります。
世界史が苦手な方は、まずは本記事で解説した内容や年号をマスターすることをおすすめします。
また、苦手でない方も、ぜひ本記事を世界史の勉強の参考にしてください。