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更新日 2024.2.4

【世界史】大学受験に向けた勉強法┃短期間で得点を上げる方法

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定期テスト・大学受験に向けた世界史の対策方法を皆さんはしっかり理解できていますか?

本記事は定期テスト向け・大学受験向け別におすすめの勉強法を紹介しています。

定期テスト対策はもちろん、文系・理系の人も共通テストで利用する教科として、選択の視野に入ってくると思います。

今回は定期テスト・大学受験に向けて世界史を学習するメリットデメリット、さらに効果的な勉強方法やおすすめの塾、おすすめの参考書をご紹介したいと思います。

【短期間】世界史の定期テスト向けた勉強

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短期間で結果が出るおすすめの勉強法

①定期テストに絶対出る情報や単元を集める

②テスト範囲の単語・用語を完璧に覚える

③前日に自分が間違いやすい部分をピックアップして確認する

①定期テストに絶対出る情報や単元を集める

テスト範囲の中から、少しでも具体的な出題部分を探るためにも授業内の先生の「ここ出すよ」というような発言は聞き逃さないようにしましょう。

また、授業や課題内でするプリントにマーカーを引いていたり太字で書いていたりしている所はテストで出題される可能性が高いです。

テスト範囲の中でも学習する優先度をつけたほうが効率的に学習出来ます。

②テスト範囲の単語・用語を完璧に覚える

定期テストでは、テスト範囲の単語や用語を完璧に覚えることが最初の一歩です。

単語を完璧に覚えることが出来れば、「各単元の歴史の流れ」を理解することも容易になります。

また、ただ単に単語や用語を一問一答方式で覚えるのではなく、必ず各単元の流れも頭に入れながら覚えていくことが重要です。

③前日に自分が間違いやすい部分をピックアップして確認する

定期テスト前日の学習は、一番新しい記憶になるため、テスト本番で力が発揮しやすいです。

そこで自分の苦手な部分や間違えやすい部分を確認することでテスト本番で、不安な部分を潰して挑むことが出来ます。

今までの学習で使用した教科書や授業ノートなどを見返して授業を思い出しながら復習していくのも効果的です。

★授業内での先生の話は逃さず聞く

★流れを確認しながら単語を覚えていく

★不安部分を消すために前日にしっかり確認

【大学受験対策】おすすめの勉強法

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  • 因果関係・流れを理解する
  • 基本的な用語の暗記をする
  • 文化史の知識を固めていく
  • 地図関係を暗記していく
  • 重要な年号を暗記して縦と横の流れを理解する
  • 演習でアウトプットする

①:因果関係を把握し、流れを理解する

大学受験向きの世界史の勉強法の1つ目は因果関係を把握し、流れを理解する勉強です。

授業を自分なりにまとめたり、通史が載っている参考書を用いることで、世界史を頭の中で整理してストーリー仕立てで覚えるようにしましょう。

因果関係を把握して、流れで掴むことで知識が定着しやすいのです。

②:基本的な用語の暗記に入る

用語は暗記すれば得点を取れ、周りと差もつけやすい重要な項目です。

暗記する際には、一問一答形式で学習すると、通学時間などちょっとした隙間時間に知識を付けられるのでおすすめです。

覚えられなかった用語だけ絞って何度も確認することで、効率的に暗記が出来るでしょう。

③:文化史の知識を固めていく

共通テストでも出題される文化史の知識から固めていきましょう。

様々な時代や地域の文化史が出題されますが、得点を取りやすいのは東南アジアやラテンアメリカ、アフリカの文化史です。

暗記量が他の地域に比べて少ないものの、出題される確率は他の地域と変わらないので狙い目の地域です。

④:地図関係を暗記していく

地図問題は、日頃から地図をみる習慣を付け覚えていきましょう。

共通テストでは地図問題が、1〜2問出題されますが、どれも基本的なレベルが多く、過去問を解いてしっかりと対策をすれば、満点も狙える項目です。

基本的な地名や位置関係を地図を見ながら把握しておきましょう。

⑤:重要な年号を暗記して縦と横の流れを理解する

細かい年号を問われることは少ないですが、何世紀におきた出来事なのか把握しておくことで、流れがわかるので暗記しやすくなります。

年号は隙間時間に覚えることも出来るため、年号がまとめられている参考書を1冊用意して何度も覚えるのが効果的です。

⑥:演習でアウトプット

ある程度知識がインプットされた後は、本当に使える知識になっているのか実際に確かめてみる必要があります。

また演習をこなす中でどのような問題が狙われやすいのか、自分の苦手なジャンルがどこなのかを把握することが出来ます。

さらにアウトプットの「書く」という作業によってより知識を定着させるという効果もあります。

★単語で覚えるはNG

★流れを理解する

★最後は演習でアウトプット!

【迷ったらコレ!】世界史のおすすめ参考書

世界史の参考書はどのようなものを使えばいいのでしょうか。

今回はおすすめの世界史の参考書をご紹介します。

【基礎編】世界史B 講義の実況中継

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参考書名 レベル こんな人におすすめ
世界史B 講義の実況中継 レべル1 世界史の勉強法を理解していない
世界史の基礎を固めたい

世界史の効果的な勉強法の1つでもある因果関係を把握し、流れを理解するに最適な参考書がこの「世界史B 講義の実況中継」です。

世界史がストーリーとして書かれているのでこの参考書を1冊買うだけで、世界史の基礎的な学習は着実に出来るでしょう。

世界地図なども適宜載っているため他の参考書と併用しなくても、それだけで学習が進められるところがポイントです。

【中級編】時代と流れで覚える!世界史B用語

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参考書名 レベル こんな人におすすめ
時代と流れで覚える!世界史B用語 レベル3 世界史の流れまで完璧に覚えたい人
単語・用語は習得済みな人

「時代と流れで覚える!世界史B用語」は流れの中で覚えるというコンテンツでありながらも一問一答のようにも使える参考書です。

従来の一問一答の問題集だけで細切れの歴史用語の知識を入れても入試には対応できませんが、この参考書は歴史のストーリーの中で知識のインプットが出来ます。

【上級編】実力をつける世界史100題

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参考書名 レベル こんな人におすすめ
実力をつける世界史100題 レベル5 流れも理解したうえで演習したい人
難関国公立大学を目指している人

「実力をつける世界史100題」はアウトプットのための参考書としておすすめします。

難度が高いので、ある程度知識がついてから取り組んでみるのがよいでしょう。

この参考書は早慶、また難関国公立大学の問題を参考にして作られているため、難関大を目指す人には必須の参考書です。

【意味がない!】失敗する勉強法

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  • 一問一答から学び始める
  • 多くの参考書を使う
  • 単語で覚える

一問一答から学び始める

流れがつかめないまま、ただ覚えることを意識して一問一答を繰り返しても、世界史の面白さが何一つわからずに、記憶するという作業に嫌気がさしてしまうでしょう。

そもそも単語だけ覚えたところで流れは理解することが出来ません。

しかし、一問一答の方が単語としては覚えやすいです。

単語を覚えつつ、効率的に流れを理解するためには塾・家庭教師に通ってプロの講師の指導を受けるのも1つの手ですね。

効率よく世界史の勉強をサポートしてもらえる家庭教師はこちら

多くの参考書を使う

これはどの教科の勉強に対しても同じことが言えますが、参考書は少数のものを端から端まで使い切りましょう。

大学受験用の参考書は書き方や表現方法、スタイルが異なるだけでほぼほぼ同じことが書いてあります。

多くの参考書を使うことで書いてある内容は同じであるにも関わらず、書き方が異なるだけでさらに覚えなければならないのではないかという錯覚に陥ります。

ただ教科書を見て終わる

世界史の勉強法では、アウトプットの時間は重要です。

一見、世界史は流れさえつかめばどうにでも書くことが出来ると思いがちですが、一回一回演習をしてアウトプットしないと、自分に自覚がなくても勝手に忘れていってしまいます。

アウトプットをより効率的に行うために、定期的なテストや演習時間を取ってもらえる塾・家庭教師を利用するのが良いでしょう。

専門的に正しい大学受験対策を学べる塾はこちら

★流れの理解を優先するべき

★一冊ずつ参考書をやりきる

★記述問題の対策をする

【定期テスト・大学受験対策をしたい方へ!】おすすめの塾・家庭教師

今回は定期テスト・大学受験対策におすすめの塾・家庭教師をご紹介します。

大学受験予備校のトライ

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大学受験予備校のトライの基本情報
対象学年 大学受験生(新高3生、高卒生)
地域 全国各地(北海道から九州まで)
指導形式 完全個別マンツーマン授業

オーダーメイドの「最短ルート」

逆転合格をするためには、周りと同じ勉強をしても追い越すことができないため、大学受験予備校のトライでは合格のために穏当に必要な学習を明確にしています。

一人ひとりの現状と志望校合格までの最短ルートを明確にすることで、確実に志望校合格に近づくことができます。

【2023年】トライの大学受験コーチングの実績

トライでは、3ヶ月で1日の学習時間が10時間にUP(※1)したり、入会時の模擬試験の点数から共通テストが128点UP(※2)したりという実績を残しています。

トライでは、月別・週別まで細かく個別の学習計画を立てることで、常に必要な学習量・学習する科目や単元等を把握することで、学習習慣を身につけることができます。

※1 本実績はトライの「難関大合格パーソナルプログラム」にご入会い ただいた292名の1月初旬の指定の日曜日における学習時間を算出し、 平均したものです。

※2 本実績は同サービスのご入会者のうち、共通テストを受験した119 名の入会時の河合塾全統共通テスト模試の平均点数(402.7点)と共通 テストの自己採点結果(532.1点)を900点満点換算で比較して算出し た点数の差分です。

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【徹底した学習のサポート】家庭教師のアルファ

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家庭教師のアルファ
対象学年 小学生~高校生
授業形態 訪問型指導、オンライン指導
対象地域 39都道府県

アルファのハイレベルなプロ講師

家庭教師のアルファの講師は全員が教育を指導する講師として成熟しているプロの家庭教師です。

特徴としては、他塾のようにアルバイト講師を一切採用していない所です。

また、万が一講師との相性が良くなかった場合には無料で講師変更が出来る制度も導入しています。

全国どこでも受講可能なオンライン指導

家庭教師のアルファは、通常の訪問式の他にオンラインでの対応も行っています。

オンラインなら、自宅でパソコン一台あれば通常授業と同じクオリティで受講することが出来ます。

自分のペースで効率的に学習を進めたいけど自分の住んでいる地域には対応していない、という方でも安心して受講することが可能です。

家庭教師のアルファの料金

家庭教師のアルファは、入会金0円、紹介金0円、講師交代費0円となります。

コース 月間指導料金(税込)
小学生コース 8,800円~
中学受験コース 11,440円~
中学生コース 8,800円~
中高一貫コース 11,440円~
高校生コース 12,320円~
あるふぁるふぁ(幼児)コース 9,900円~

上記月額料金は目安になっているので自分のカリキュラムでの詳しい料金が知りたいという方は下記の公式サイトにお問い合わせください。

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そもそも世界史を選択するメリットは?

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社会科目の中で一番効率的

  • 安定して点が取れやすい
  • 高得点が狙いやすい
  • 大学の選択肢が広がる

安定して点が取れやすい

世界史はその問いの答えを覚えているか覚えていないかで点数が決まります。

現代文や数学は勉強を重ねても、試験で解法がひらめかない、また思うように答えを導けないことがあります。

しかし世界史は勉強した分だけ試験で点数となって返ってきます

高得点が狙いやすい

世界史はしっかりと準備を行えば大学入試でも高得点を狙うことが出来るのです。

勉強したら勉強した分だけ点数は伴ってくると考えましょう。

そのため、高得点を狙ってくる受験生は多いですが、その分自分も切磋琢磨しながら、よりレベルの高い所まで対策をすることが出来ます。

大学の選択肢が広がる

文系の受験科目として世界史が入っている大学は多く、世界史を選択して学習しておくことで、どの大学の受験にも通用する教科が出来ると言えます。

また東大など大学によっては世界史の選択が必須となるところもあります。

そのためにも文系で何の科目を学習すればいいのか決めかねている人は、自身の将来の選択肢をより多く残すためにも世界史を選ぶという手段があります。

【注意】覚える分量は多い

世界史は日本史と比較して、覚える分量が多い点には注意が必要です。

一般的に受験において世界史は日本史の約1.4倍の約5000語を覚える必要があると言われています。

ただし、歴史を暗記する際は時代の流れを理解すると、それぞれの単語に繋がりが見えるようになるので、暗記しやすくなります。

他の社会科目と特徴の比較

地理や日本史など、他の社会科目と勉強時間や難易度を比較してみましょう。

  地理 日本史 世界史 政治経済
時間 短め 長い 最も長い 短め
難易度 暗記量は少ない 暗記量は多い 暗記量が最も多い 暗記量は少ない
特徴 分析力・思考力
が必要
時系列順に
じっくりと学ぶ
縦横の流れの
理解も必要
時事問題の
知識も必要

日本史・世界史は勉強時間は必要ですが高得点が狙いやすいです。

地理は、暗記量が少なく難易度は高くないものの、暗記だけでは高得点を狙えないため、思考力も求められます。

世界史も同様に、暗記量は多いものの高得点が狙いやすくなっています。

一方で政治経済は、暗記量が最も少ないものの時事問題や最新の動向を積極的に知っておく必要があるでしょう。

★安定して点が取りやすい

★高得点が狙いやすい

★大学の選択に支障が出にくい

まとめ

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今回は定期テスト・大学受験に向けて世界史を学習するメリットやデメリット、さらに効果的な学習方法やおすすめの塾、おすすめの参考書をご紹介しました。

世界史は一度因果関係を把握し流れをつかんで覚えてしまえば、大学受験の時も得点源になってくれる教科です。

今回紹介したことを参考にしながら、効果的な世界史の学習を進めてみてください。

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【初心者でもわかる】この記事のまとめ

「世界史 勉強法」に関してよくある質問を集めました。

世界史を選択するメリットは?

世界史を選択し伸ばすメリットは主に3つあります。1つ目は、社会科目の中で一番効果的なこと。2つ目は、安定して点数が取りやすいため高得点を積極的に狙うことが出来ます。3つ目は、大学の選択肢が広がるということです。世界史のメリットの詳細はこちらを参考にしてください。

実力が付く効果的な勉強法は?

せっかく勉強量を重ねても間違った勉強法をすると成績が思ったように伸びないことはよくあります。世界史では因果関係や流れを理解することが重要になってます。自分だけで全て学習するには不安という人は、塾や家庭教師を利用することも1つの手です。受験対策を効果的にする塾・家庭教師はこちらを参考にしてください。

世界史の受験対策におすすめの学習塾は?

合格への近道は正しい勉強法を継続することのみです。具体的には、定期テスト対策として短期間で理解が深まるような勉強法なのか、大学受験対策として流れや因果関係が理解出来るような勉強法なのかで異なってきます。世界史のおすすめの勉強法の詳細はこちらを参考にしてください。

この記事を企画・執筆した人
-StudySearch編集部-
この記事は、StudySearchを運営している株式会社デジタルトレンズのStudySearch編集部が企画・執筆した記事です。
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