今回は、早稲田大学日本史の学部別出題傾向や勉強法、オススメの参考書をご紹介します。
早稲田の日本史攻略の近道になるとなるような内容を詳しく記載しています。
傾向を抑えることで対策しやすくなりますので、早稲田大学受験予定の人は合格するために、ぜひ参考にしてみてください。
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早稲田大学で出題される日本史の入試出題傾向をご紹介します。
ここでは各学部ごとの出題傾向を見ていきます。
毎年約10問が記述問題となっています。
史料問題が多いこと、早稲田大学入試で唯一100文字を超える論述問題が出題されることが特徴です。
論述の文字数は120~150字程度で、難度は高くはありませんが、特別な対策が必要です。
時代的には、近世以降が大部分を占め、テーマ史はどの分野もまんべんなく出題されています。
法学部は他の学部と比べると、史料問題よりも文章問題の多い学部です。
江戸時代以降を扱った問題が全体の7割を占めることが多く、大問の1から古い時代順に出題されています。
また、政治史と外交史の分野が7割程度を占めている年もあったため、押さえておくとよいでしょう。
商学部は、20~50文字程度の論述問題が出題されています。
出題されている年代は様々で、細かい知識を必要とする問題も出題されます。
分野では、経済史と外交史が他の学部よりも多く出題されている傾向がみられます。
文学部は、問題数が多いため、他の学部にみられるようなよく扱われる時代というものはなく、原始~近現代まで広い範囲から出題される傾向があります。
問題形式は正誤問題と説明問題が多く出題され、史料問題はありません。
また分野としては文化史が多く出題されているため、資料集で確認しておくことが必要となります。
文化構想学部の特徴は、複数の時代にまたがるテーマ史がよく出題されるということです。
時代的には、鎌倉~明治時代までの出題が大部分で、平安時代や大正時代、昭和時代を扱った出題は少ないです。
分野は、半分以上は政治史が出題されています。
国際教養学部の特徴は、英文史料問題が出題されることです。
英文の難度は、早稲田大学を合格しようとしている人にとっては、対策が必要となるようなものではありませんが、過去問で練習しておくとよいでしょう。
時代的には、近代を扱った問題が多く出題され、原始時代はほどんど出題されません。
教育学部は、江戸~昭和時代の出題が約半分占めていますが、どの時代もまんべんなく出題されています。
分野では、政治史と経済史の出題が多いですが、外交史と文化史も出題されています。
史料問題も多く出題されるので、対策が必要です。
社会科学部の特徴は、早稲田の日本史に珍しいマーク式であり、ほとんどが正誤問題ということです。
正誤問題は不適切な内容のものを選択する方式であり、難しい問題も出題されるので知識をつけておくことが大切です。
時代と分野は、特に偏りはなく、広い範囲から出題されています。
人間科学部でも、全問がマーク式であり、史料問題と文章問題が半々程度で出題されます。
全時代まんべんなく出題されていますが、明治以降を扱った問題の出題は少なめです。
分野では文化史が他の学部よりも多く出題されていますが、他の分野もまんべんなく出題されています。
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✔細かい知識が必要
✔学部によって傾向が異なる
✔出題される分野や時代に注意
早稲田の日本史は、有名私立大学の中でもトップクラスで難しくなっています。
教科書の隅々から出題されるため、細かい知識まで暗記し、きちんと対策しておくことが必要です。
早稲田大学の特に法学部・商学部・教育学部・人間科学部・社会科学部の日本史では特に正文誤文判定問題が頻出です。
正文誤文判定問題は基礎基本が身についていれば消去法で解くことができるので、まずは教科書内容をしっかり身につけましょう。
早稲田の日本史の特徴の1つのいえるのがこの史料問題です。
教科書や史料集に載っていない史料が出題されるため、時代とキーワードを踏まえてその史料について推測する力が必要となります。
しっかりした基本を身につけることで、資料の中からキーワードを見つけ出し「何に関連している資料なのか」を探り当てることが可能です。
早稲田大学の日本史では、文化史・政治史・外交史・経済史などの分野別の出題が多くみられます。
例えば、「大正時代から戦後までの経済の歴史について」などです。
学校の授業では分野ごとの学習をすることは少ないため、しっかりと基本的な知識を暗記しておかないと得点しづらい形式です。
自分で分野ごとの学習を進め、早稲田独特の出題に対応できるようにしておきましょう。
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早稲田大学の日本史は細かい知識を問う問題も出題されますが、難易度の高い問題にばかり考えていては合格は遠ざかってしまいます。
まずは、基礎基本的な問題を高確率で得点できるように学習を進めましょう。
ここでは、最短で合格基準点をとるための勉強法をご紹介します。
深く覚えるまで同じところを暗記するより、とにかく教科書や一問一答を周回することをオススメします。
まずは教科を繰り返し使用し、日本史の流れを身に着けることが大切です。
教科書で流れをつかむことによって、その後の細かい知識がつきやすくなります。
高3の夏までに、教科書を利用した自分だけの時代の流れがわかるノートを作成することで、復習や入試直前の学習に役立ちます。
一問一答はある程度教科書を読みこんで、流れを理解してから取り組みましょう。
一問一答で単語や人物名を完璧に暗記しましょう。
一周では、知識は定着しないので何周もすると効果的なインプットを行うことができます。
日本史は暗記科目ですが、早稲田の日本史は特に難関であり、特異な問題も出題されるため、問題に慣れることが必要です。
ある程度知識を暗記することができたら、早稲田大学の過去問や、志望している学部の過去問を行い、自分の知識の定着力を確かめることをオススメします。
また、過去問では、自分がどれだけ解けるのかも大切ですが、過去問の傾向を研究することも大切です。
✔早稲田の日本史は最難関
✔基礎から応用まで確実に知識をつけるとよい
✔過去問は解くだけではなく研究する
ここでは、早稲田大学の日本史のオススメ参考書や教材をご紹介します。
ポイントは、多くの参考書を完璧にするのではなく、一つの参考書を徹底的に完璧にすることです。
●日本史b 教科書
●日本史史料問題の一問一答
●日本史用語の一問一答
●早稲田大学入試対策用日本史問題集
●実力をつける日本史100題
参考書名 | 詳説日本史 改訂版 日B309 |
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出版社名 | 山川出版社 |
価格(税込) | 844円 |
大きな流れを押さえるためにも、論述問題対策にもオススメは、教科書です。
また、早稲田の日本史で多く出題される推測が必要な問題にも、教科書で得た流れは応用できます。
教科書を徹底的に読み込み、過去問を徹底的に解けば、早稲田大学入試の日本史で合格基準点程度はとれるでしょう。
また、教科書に掲載されている史料にもきちんと目を通しておことで難しい問題の対策が可能です。
参考書名 | 日本史史料一問一答【完全版】2nd edition |
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出版社名 | 東進ブックス |
価格(税込) | 1,078円 |
史料問題に特化した一問一答の問題集です。
教科書の内容が網羅された史料問題に触れることで、早稲田で頻出の史料問題対策を行うことができます。
問題は難度の低いものから、難関なものまで記載されているので自分の学力に合わせて使用することも可能です。
参考書名 | 山川 一問一答日本史 第3版 |
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出版社名 | 山川出版社 |
価格(税込) | 880円 |
この一問一答を使い、日本史の重要な用語や人物名を完全にインプットしましょう。
教科書や資料集で知識をつけるよりも効率的に学習することができます。
一問一答の問題集は復習する用語にチェックを入れながら、直前まで復習することが重要です。
参考書名 | 実力をつける日本史100題 [改訂第3版] |
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出版社名 | Z-KAI |
価格(税込) | 1,430円 |
Z会の膨大なデータから精選された問題を詰め込んだ問題集です。
早稲田の日本史に頻出のテーマ別の問題にも対応しているのでおすすめです。
解答はとてもわかりやすく作られているため、わからない問題があっても知識をつけることができます。
参考書名 | 早稲田大学入試対策用 日本史問題集 第2版 |
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出版社名 | 山川出版社 |
価格(税込) | 1,100円 |
早稲田大学の日本史の試験を実施するすべての学部の過去問が掲載されている問題集です。
各学部の過去問を取り揃える必要がなく、早稲田のすべての問題形式を把握できるのでおすすめです。
解説もわかりやすいため、過去問を解く前にやっておくと良いでしょう。
早稲田大学に合格するには、周りの受験生の何倍も勉強し、しっかり過去問に取り組む必要があります。
ここでは大学受験をサポートしてくれる、早稲田大学に合格するために最適な塾をご紹介します。
現論会の基本情報 | |
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対象年齢 | 高校生・浪人生 |
指導形式 | 個別指導 |
校舎 | 新宿校・横浜校・柏校・大宮校・天王寺校 千種校・四条烏丸校・藤沢校・オンライン校 |
特徴 | 正しい勉強法を指導してくれる難関大受験専門塾 |
現論会は東京・神奈川・埼玉・千葉・愛知・京都・オンラインに展開する難関大学受験を専門とした学習塾です。
現論会は、生徒一人一人に専用の年間カリキュラムを作成し、正しい勉強法を指導してくれます。
また、現論会では、300冊以上の参考書に対応しており、生徒に合わせた最適の参考書をおすすめしてくれます。
現論会のカリキュラムは、毎授業ごとに生徒の学習状況や苦手分野の発見のため修正されていくので、自分の最適のカリキュラムで学ぶことが出来ます。
難関大受験専門塾なので、入試情報が豊富で適切なカリキュラムを組んでもらうことができます。
現論会では、高校3年生と浪人生は志望校に合わせたコースで指導を受けることができます。
志望校別のコースと料金は以下の通りです。
高校3年生・既卒生の料金 | |
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コース名 | 月謝(税込) |
東大コース | 65,450円 |
京大コース | 65,450円 |
難関国公立コース | 61,050円 |
早慶コース | 56,650円 |
難関私大コース | 56,650円 |
各志望校の入試を分析し、その入試傾向や入試科目に合わせた学習が行えるようカリキュラムを作成してくれます。
個別指導塾TOMASの基本情報 | |
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対象 | 小学生・中学生・高校生・高卒生 |
授業形式 | 1対1の個別指導 |
校舎 | 首都圏に展開 |
特徴 | 難関校への高い合格率を誇る個別指導塾 |
個別指導塾TOMASは、完全1対1で志望校合格を目指す個別指導の学習塾です。
TOMASでは、志望校を妥協せずに設定し、その志望校合格と現状の学力の差を埋めるカリキュラムを作成します。
自分のペースで自分の苦手な部分を重点的に学習することができるので効果的です。
TOMASでは、生徒1人と講師1人の1対1で授業を行います。
そのため、周りの子に合わせたり、集中を失われたりする恐れがありません。
授業は、講師がホワイトボードを使って行うので、より理解しやすくなっています。
TOMASの魅力は、難関校への高い合格率です。
ここでは、2023年の大学合格実績をご紹介します。
学校名 | 合格者数 |
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東京大学 | 9名 |
京都大学 | 2名 |
東京工業大学 | 10名 |
一橋大学 | 5名 |
早稲田大学 | 161名 |
慶應義塾大学 | 110名 |
慶應義塾大学(医学部医学科) | 4名 |
東京慈恵会医科大学(医学部医学科) | 10名 |
このように、TOMASは早稲田大学に多くの生徒を合格させています。
気になった方はぜひお問い合わせしてみてください。
早稲田大学入試の日本史についてご紹介しました。
日本史の勉強は、基本的には暗記と復習の繰り返しです。
早稲田の日本史のお傾向をしっかりとつかみ、早めに対策をしていきましょう。
大学受験をサポートしてくれる塾もご紹介しましたので、ぜひ参考にしてみてください。
「早稲田大学 日本史」に関してよくある質問を集めました。
早稲田大学日本史の入試は、全9学部で実施されています。問題形式としてはマーク式と記述式の併用が多く、正誤問題や史料問題が多く出題されます。空欄補充・正誤判定・一問一答・配列・論述問題なども出題されるので、対策が必要です。出題される時代や分野が学部ごと異なるので詳しく知りたい方は記事をご覧ください。
早稲田大学日本史の特徴は、私立大学の中でも最難関であり、史料問題・正誤問題・分野別問題が頻出であることが挙げられます。勉強法としては、まずは教科書を何周もすること・つぎに知識をつけること・そして過去問をたくさん解くことがあげられます。詳しい金額は記事に記載しています。
早稲田大学の日本史におすすめの参考書では、詳説日本史 改訂版 日B309・日本史史料問題一問一答・一問一答日本史 日本史用語集・実力をつける日本史100題・早稲田大学入試対策用日本史問題集が挙げられます。具体的な内容や使い方は記事に記載しています。