この記事では中学生の国語の勉強法や活用できる問題集、おすすめ塾などをご紹介します。
主教科の中で国語は一番最初に攻略するべき教科です。
国語力を身につけるメリットや国語力を上げるための力は何なのかなども紹介しています。
また、科目別・目的別でおすすめの勉強法も解説しています。
おすすめの塾や手軽に買えるおすすめの問題集なども徹底解説しています。
国語の勉強のやり方がわからない方や、国語の成績が上がらないことに悩んでいる方はぜひ、この記事を読んでみてください。
■まとめ
国語力はすべての教科を読み解くために必要です。
国語力を身につけることで、国語の問題はもちろん、英語や数学の問題を解く際にも、問題文を短時間で正確に理解できるようになり、定期テストで高得点が狙えるようになります。
国語力の向上には、毎日コツコツと学習を継続していくことが重要です。
多くの受験生が実力をつけるのが難しい国語を得意科目にできれば大きな強みとなります。
ぜひ、国語を得意科目にしていきましょう。
国語力はしばしば「論理的思考力」と同義とされます。
論理的思考力を身につけることで、複雑な事象を細かく分析して状況を把握したり、しっかり筋道立てて思考できるようになります。
論理的思考力を身につければ、ビジネスの場での問題解決能力はもちろん、プレゼンや文章作成など、様々な局面で役に立ちます。
国語は得点をとるために、いくつもの力が必要とされます。
そのためそのためセンスが問われると言われることもありますが、それは大きな間違いです。
必要とされる力が多いために、点数アップが難しく感じてしまうのです。
必要とされる力として、語彙力・読解力・表現力・暗記力があります。
新しい語彙の知識を増やすこと、文章をたくさん読むこと、意見を正確に伝える練習をすること、文法や漢字などの知識を暗記すること、で国語力をつけることができます。
鍛えたい力は何かを意識して勉強することで、必要な力を身につけることができ、成績を上げることができます。
✔︎いろいろな教科で活かせる国語力
✔︎国語の学習で論理的思考力が身につく
国語の授業をより理解するために教科書ガイドを使ってみましょう。
教科書ガイドは定期テストに向けた勉強をする際にとても役立ちます。
中学生になると国語の学習内容が難しくなります。
語彙力が無いと、教科書の内容がわからなかったり、国語の授業で先生が何を言っているのか分からなかったり、テストの問題の意味がわからないといった状況に陥ります。
ぜひ語彙力を身につけて、受験で高得点を取れるようにしましょう。
志望校に合格するためには、過去問を解くことが欠かせません。
過去問を解くことで、どんな雰囲気の問題が出るのかがわかり、受験勉強を進めやすくなります。
本格的に国語の受験勉強を始める前に、まずは1年分解いてみましょう。
✔︎教科書ガイドで国語の勉強が捗る
✔︎志望校合格に向けて過去問を解こう
国語の成績を上げるために必要な力は分かったが、具体的にどんな勉強法が正しいのかわからない方もいるでしょう。
今回は、国語の正しい勉強法をいくつか紹介します。
漢字を学ぶ時間帯は、夜にすることを意識しましょう。
学習した後に睡眠をとることで、脳に記憶が定着しやすく、漢字も効率的に覚えることができます。
また忘れかけタイミングで復習することも重要で、覚えた1週間後や1か月後を目安に繰り返し学習していきましょう
タイミングを見極めながら、復習していくことが漢字を覚える近道です。
国語の文法用語は「助詞」や「格助詞」などが多く、ややこしくなっています。
そこで、文法用語を自分の言葉に言い換えて学習してみましょう。
例えば、形容詞は名詞を説明するものだと言い換えることができます。
文法用語の言い換えができるようになると、文法の理解が一気に進みます。
小説文を読み解くためには、基本語彙を覚えること、日頃から文章を読むことが大事です。
重要語彙がまとめられている本を積極的に読むことで、基礎的な語彙を覚えましょう。
また文章をたくさん読むことで、文章を読むスピードを上げる事もできます。
説明文では筆者の意見を読み解く力が必要になってきます。
そのため勉強するときには、逆接の接続詞に注目しましょう。
逆説の接続詞の後には、筆者の言いたいことが書かれていたり、同じ言葉の言い換えや繰り返しの部分には強調したい内容が書かれていたりします。
文章を注意深く読むことが大切です。
記述力を高めるには、文章をよく書く習慣をつけることが効率的です。
教科書や記述問題の回答の文章を書き写したり、自分の言葉で書き直したりすることで、文の書き方を知りましょう。
また書きたいことを表現するには、語彙の知識も必要です。
分からない言葉をキャッチするアンテナを張っておき、知らない言葉は辞書で調べ、知っている言葉を増やしていきましょう。
まずは、単語や文法を覚えることから始めましょう。
単語や文法が頭に入っていないと、古文は正確に読めるようにはならないです。
基礎知識をインプットした後、問題集を解くことで古文の文章に慣れていきましょう。
古文をたくさん読むことで、古文を読む力がついてきます。
まずは、句法の知識を頭に入れましょう。
句法は漢文を日本語のように読むときに必要なので、しっかりマスターすることが必須になています。
句法の効果的な覚え方としては、よく音読することで最も効率的に覚えることが出来ます。
テキストをただ見ているだけではなく、口を積極的に動かすようにしていきましょう。
読解力を身につける問題集として『「解き方」がわかる国語文章読解』をご紹介します。
この問題集では、高校入試問題を論理的に解くためのポイントを、親しみやすい語り口調でわかりやすく解説しています。
読解問題を解くときの視点とポイントを「読解のカギ」で示し,入試本番で確実に得点できる力を養います。
「解き方」がわかる国語文章読解 | |
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出版社 | 学研プラス |
目的 | 高校入試対策 |
対象者 | 文章読解問題の解き方を身につけたい中学生 |
難易度 | 標準 |
解く時期 | 中1〜中3 |
論理的思考力が身につく問題集として『出口の国語レベル別問題集中学生版 3 -難関編-』をご紹介します。
この問題集は、国立・私立難関校入試レベルの良問を載せており、あらゆる科目の土台となる論理的思考力を養成できます。
出口の国語レベル別問題集中学生版 3 -難関編- | |
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出版社 | ナガセ |
目的 | 国立・私立難関校入試対策 |
対象者 | 難関校入試対策を行う受験生 |
難易度 | 難しい |
解く時期 | 中3の春から秋 |
語彙力が身につく問題集として『中学生のための語彙力アップ厳選1000語』をご紹介します。
この問題集では、中学生にとって特に重要だと思われる言葉を厳選して載せています。
また、この問題集は、ただ読むための参考書ではなく、書き込み式で問題を解いていくように構成されており、しっかり語彙力が身につきます。
中学生のための語彙力アップ厳選1000語 | |
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出版社 | すばる舎 |
目的 | 日々の授業や高校入試の対策 |
対象者 | 語彙力をアップさせたい中学生 |
難易度 | 標準 |
解く時期 | 中1〜中3 |
✔︎問題集で効率よく国語力アップ
✔︎高校入試対策にもオススメな問題集
個別教室のトライの基本情報 | |
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対象 | 幼児・小学生・中学生・高校生・高卒生 |
授業形式 | 1対1の完全マンツーマン指導 |
校舎 | 全国600教室以上 |
個別教室トライは、直営教室数全国No.1の個別指導塾です。
最先端のAIを活用しながら、生徒を合格へ導いています。
トライは、22万人から厳選された講師が指導しています。
お子さまの性格や学習目的などを考慮して、ぴったりの講師を選んでくれます。
教育プランナーとAIが一人ひとりに合わせたカリキュラムを作成しています。
120万人の指導実績を基に作られた独自の学習法により指導を行っています。
最後の1年の追い込みということで、過去問中心に授業をしてもらいました。
こまめに自分の現状について分析してもらえたので、客観的に苦手な単元がわかってよかったです。
トライでは、AIによる科学的な分析により、苦手科目や分野、現状の学力を知ることができます。
単元別の理解度も知ることができ、理解が足りていないところを重点的に学習できるので、効率的な勉強をすることができます。
読書と語彙力の向上にはしっかりとした相関関係がみられます。
まず、少しでも読書をする人のほうが語彙力が高い傾向にあると言われています。
また、小説からノンフィクション、実用書、新聞など幅広いジャンルの文章を読むことが、様々な語彙を増やすことにつながるとも言われます。
読書には、文章理解力が向上したり、文章を読むスピードが早くなったりといったメリットがあります。
ぜひ、読書を通して、国語力を向上させてみましょう。
読書が苦手な方が読書量を増やしたい場合は、はじめは長編の本を読もうとせず、ある程度内容がまとめられている、コンパクトな本から読み始めると良いでしょう。
物事を論理的に考える習慣を身につけることで、物事の原因を突き止める力が身につきます。
ぜひ、「 ◇ ◇ が ☆ ☆ できないのはなぜか」、「なぜ ■ ■ は失敗したのか」など、常に物事を論理的に考えるようにする習慣をつけていきましょう。
国語の文章読解の問題では、複雑な因果関係をひも解き、物事の原因を突き止める力を求められることが多いです。
論理的な考え方ができることは、ひとつの強みになります。
物事を論理的に考える習慣を身につけることで、誰にでもわかりやすく説明できるようになります。
国語のテスト問題では、文章を読んで、「なぜそうなったか」を根本まで突き詰め、出題者にわかりやすいように説明する必要が出てきます。
国語の問題を解くうえで、論理的にわかりやすく説明できることはとても重要です。
✔︎読書で国語力アップ
✔︎物事を論理的に考える習慣を身につけよう
ここまで中学生の国語の勉強法や活用できる問題集、おすすめの塾などをご紹介してきました。
国語が苦手な方も、適切な勉強法を実践したり、自身のレベルや目的に合った参考書を利用したりすることで克服することが可能です。
自分の一番合っている国語の勉強方法を探してみてください。
科目別・目的別で紹介しているので探しやすいかと思います。
この記事が高校受験を控えていたり、国語に苦手意識がある中学生の方の参考になりましたら幸いです。
国語力を向上させると、・定期テストで高得点が狙える・受験に有利・論理的思考力が身につき将来役に立つといったメリットがあります。
中学生の国語の勉強法は目的別に詳しくご紹介しています。詳しくは記事内をご参照ください。
国語力をあげる問題集は、読解力を身につける問題集、論理的思考力が身につく問題集などがあり、記事内で詳しく紹介しています。