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更新日 2024.6.10

日本大学医学部の偏差値・倍率等の受験情報から入試対策まで徹底解説!

日本で一番学生数の多い日本大学。

その中でも日本大学医学部は私立の医学部としてかなり人気の高い学校となっています。

なぜ、日本大学医学部が人気が高いのか、偏差値や学費、カリキュラムなどから見ていきたいと思います。

日本大学医学部の基本情報

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まずは日大医学部の基本情報を見ていきましょう。

キャンパス・学部

日本大学医学部のキャンパスは、東京都の板橋区にあります。

アクセスとしては、東武東上線の大山駅(池袋駅から5分ほど)から徒歩15分ほどで行けるほか、池袋駅西口から、バスを30分ほど乗って行く事もできます。

このキャンパスには大学付属の病院があり、医学部医学科の学生が学んでいます。

日本大学医学部の特徴

日本大学医学部はどのような特徴を持っているのでしょうか?

医学英語に重点を置く

一つ目の特徴としては、医学英語に重点を置いています。

グローバル化が進むなかで、世界でも通用する医師の育成を目指していることから、このような特徴があります。

医療が進んでいる海外の症例を英文で読んだり、英語で診察をしたりするための、医学英語教育を受けることができ、現代の国際社会にも対応できる医師となることができます。

臨床実習

二つ目は、充実した臨床実習です。

附属病院が近くにあることもあり、4年生の時から医療現場に出て、患者さんと実際に対面したり、医療チームの一員となりチーム医療を体験したりしながら学んでいくことができます。

医学知識だけでなく、実際に現場で学ぶ事で、良き臨床医になることが出来ます。

最新の医療環境を身近に感じることができるので、卒後に医師となり、実際の現場となってもしっかりと対応していけるようになるでしょう。

学費は?

学費は入学金や授業料、その他会員費用なども合わせて、初年度は642万円、その後は1年間で540万円ほどかかります。

6年間で合計33,380,000円ほどかかります。

高い金額ですが、大学病院として高度な医療環境を整え、それらを医学部生も実習などを通して使うことも多いので仕方のない金額と言えます。

また、医師になった後の将来の年収なども考えると、それほど高い金額ではありません。

入試日程

日大医学部の入試日程はどのようになっているのでしょうか?

まず一番一般的な一般選抜N全学統一方式第1期の入試の試験日は、2023年だと一次試験が2月1日、二次試験が2月11日となっています。

同じ方式の第2期の試験日は2023年だと、一次試験が3月4日、二次試験が3月17日となっています。

また校友子女選抜という方式もあり、こちらの試験日は一次試験が2月1日で、二次試験が2月11日となっています。

試験科目・配点

次は各方式での試験科目やその配点を見ていきましょう。

一般選抜N全学統一方式第1期・第2期

2022年度から入試形式が大きく変わり、一次試験では、他学部・他学科と同様の問題で、理科(物理・化学・生物の中から2科目を選ぶ形)、外国語(英語)、数学②(数学Ⅰ, Ⅱ, Ⅲ, A, B)が試験科目となっています。

配点としては、理科が2科目合計で200点、外国語が100点、数学も100点という配点です。

これらを標準化得点に換算し合否判定を行うようです。

二次試験では、記述式の数学とマークシート形式の英語のほか、20分ほどの面接もあります。

3科目ともその配点は60点ずつとなっています。

校友子女選抜

校友子女選抜では、一次試験の科目・配点は上の二つとおなじですが、二次試験の内容が面接のみになり、面接をかなり重要視しているようです。

過去3年間の合格最低点は?

各方式の配点などがわかったところで、過去3年間の合格最低点を見ていきましょう。

受験年 合格最低点 満点 最低得点率
2019年 258 430 60.0%
2020年 259 430 60.2%
2021年 255 430 59.3%

おおむね6割くらいの得点率がボーダーとなっています。

どのようにして、6割を超えていくかの戦略を立てながら、各科目の勉強に励むのが良いと思います。

✔医学英語と充実の臨床実習が特徴

✔学費は6年間で3300万円ほど

✔得点率6割がボーダーライン

日本大学医学部の偏差値・倍率は?

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日本大学の基本情報を見終わったところで、日大の医学部はどれほどの難易度なのでしょうか?偏差値や倍率などから難易度を見ていきたいと思います。

偏差値について

まずは日本大学医学部の偏差値から見ていきましょう。

2022年の偏差値

河合塾によると、日本大学医学部の偏差値は67.5です。

私立大学医学部の偏差値は60.0~72.5くらいなので、私大医学部の中でもちょうど真ん中か少し上くらいだと言えます。

やはり偏差値もかなり高く、入学試験を突破する難易度はかなり高いと言えるでしょう。

直近5年間の偏差値の推移

直近5年間の偏差値の推移は以下のようになっています。

年度 2018 2019 2020 2021 2022
偏差値 65.0 67.5 67.5 67.5 67.5

2019年に偏差値が2.5UPしてから、67.5を維持し続けています。

受験生からの人気も比較的高く、高い難易度であることは間違いないです。

私立医学部偏差値ランキング

他の私立大学の偏差値はどのようになっているのでしょうか?

私立のトップは慶應義塾大学医学部で、その偏差値は72.5です。

その後東京慈恵医科大学、順天堂大学が続きます。

どちらもその偏差値は70.0と高く、また慶應も含めたこの3校は私立医大御三家と呼ばれ、人気を集めています。

その後は、日本医科大学、大阪医科薬科大学、昭和大学、東海大学などの名門校が並び、偏差値は67.5ほどです。

その次の8位に今回取り上げている日大医学部が挙げられる事が多いです。

下位の方を見てみると、川崎医科大学や埼玉医科大学、獨協医科大学などが並びます。

それでも偏差値は60.0はありますので、かなりの難易度と言えそうです。

私立医学部の難易度は学費が安いところが高い傾向にありますので、学費を抑えたければ難易度の高い大学を目指すしかないですね。

日本大学医学部と偏差値の近い私立大学

日本大学医学部と偏差値の近い大学はどんなところがあるのでしょうか?

日大医学部より少し難関 日本医科大学、自治医科大学、大阪医科薬科大学、昭和大学、東海大学など
日大医学部より少し簡単 東邦大学、東京医科大学、関西医科大学、産業医科大学、金沢医科大学など

所在地も東京や大阪を中心に様々ですので、他の併願校等を考える上での参考にしましょう。

各入試方法の倍率について

次は倍率を見ていきましょう。

現在最も一般的な前期一般N方式は、2022年度から始まり、その倍率は志願者数2054名に対して、合格者が226人と、約9.1倍となっています。

その前にオーソドックスであった、A方式では倍率が10倍〜20倍ほどとなっており、いずれも非常に高い倍率になっています。

10人受験しても1人しか受からない計算になるので、周りの受験生の中でもかなり差をつけて学習を進めていく必要があります。

✔日大医学部の偏差値は67.5

✔私立の医学部の中では上位に入る難しさで、東海大学や東邦大学と同難易度

✔倍率は10倍くらい

日本大学医学部の入試の問題傾向と対策

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そのような難易度の高い日大医学部の入試問題にはどのような傾向があるのでしょうか?

試験の問題傾向と対策

日大医学部の一般入試では、偏差値などからもわかる通り、特に2次試験ではかなり難しい問題が出題されます。

教科書以上のレベルの内容を科目別に対策していく事が重要です。

数学

過去の出題内容を見ても、確率・正弦定理に関する問題や、数列の和、微分、極限を絡めた問題など、ⅠA・ⅡB・Ⅲどの分野からも満遍なく出題されています。

苦手な分野がないように、幅広く学習を進めていく事が必要です。

化学

酸と塩基、酸化還元反応などの理論化学分野はもちろん、無機物質や有機物質、高分子化合物の分野からも出題があり、こちらも全部の分野が出題されています。

出題方法も、知識を等問題から計算問題まで様々で、全ての出題形式に対応できる能力をつけておく必要があるでしょう。

生物

医学部なので、生物の中でも医学部よりの代謝や分子遺伝学の比重が大きいということはなく、全学部共通のため、生態系や進化に関する問題など他の医学部にはあまり出題されないようなものもあります。

医学部以外の受験生のように、全ての分野をカバーしておかなければなりません。

物理

大問が5つあるので、力学・熱力学・波動・電磁気・原子の5分野が出題されることが多いです。

教科書の最後に出てくる原子を苦手としている受験生が多いので、原子物理は他の人以上に対策しておきましょう。

面接

1人あたり15~20分ほどです。

志望理由や、将来について、小論文の内容についてなどが聞かれる事が多いそうです。

それに加えて、日常的なことを聞かれることもあるので、ある程度予想出来る質問について、事前に答えを用意しておくのが望ましいです。

その他、時事問題についても知識を入れておくと役に立つこともあるでしょう。

塾や高校の先生と模擬面接をして実践練習をするのも非常に効果的でしょう。

小論文

形式は課題文読解型で、60分で800字の分量となっています。

「『考えること』の重要性」など与えられた文章に対する意見を書く形式なので、特別な対策は必要ないと思われます。

字数や時間に注意をして、当日描き進められれば特に問題は無いでしょう。

不安な人は先生などに一度見せに行くのも良いと思います。

✔どの科目も分野が満遍なく出題されるので、幅広く対策を

✔面接は基本的な質問の答えを考えておこう

✔小論文は特別な対策は必要なし

まとめ

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今回は日大医学部について見ていきました。

まとめると、

  • 日大医学部は医学英語と臨床実習が充実しているのが特徴
  • 試験は理科2科目と英語、数学が基本となっており、得点率6割がボーダーライン
  • どの科目も高校の範囲から満遍なく出題されるため、穴のない勉強が必要

といった感じでしょうか。

【初心者でもわかる】この記事のまとめ

「日本大学 医学部」に関してよくある質問を集めました。

日本大学医学部の偏差値は?

日本大学医学部の偏差値は67.5ほどで、私大の医学部では上位に入る難しさです。近いレベルの大学として、昭和大学、東海大学、東邦大学、東京医科大学などがあります。偏差値を見ても相当な難易度ですので、しっかりとした対策が必要です。日本大学医学部の偏差値の判断基準の詳細はこちらを参考にしてください。

日本大学医学部の倍率は?

2022年度の倍率は9.1倍でした。例年の傾向を見ても10倍くらいになると思われます。10人に1人しか受からない計算になりますので、他の受験生と差をつけて勉強していく必要があります。日本大学医学部の倍率についてはこちらを参考にしてください。

この記事を企画・執筆した人
-StudySearch編集部-
この記事は、StudySearchを運営している株式会社デジタルトレンズのStudySearch編集部が企画・執筆した記事です。
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