この記事では上智大学の神学部についてご紹介します。
全国では唯一のカトリック系神学部とあって注目も高いです。
上智大学の神学部のユニークな入試方法から偏差値や難易度、評価や口コミまた卒業後の進路まで徹底的に解説していきますので、神学部に興味のある方や受験をお考えの方はぜひ参考にしてみてください。
■まとめ
上智大学の神学部ではキリスト教を探求していく学部で、日本でカトリック系の神学部が設置されているのはここ上智大学のみなので非常に貴重な存在だといえます。
上智大学の神学部ではキリスト教を研究、その真理を理解しキリスト教の観点から社会を考察できる能力を身に着けた人材の育成に努めています。
キリスト教を学問的に捉え、1・2年次にはその基礎知識を習得し、3年次からは「神学系」「キリスト教倫理系」「キリスト教文化系」の中から専門分野を選択しそれぞれのより学びたい分野に力をいれていきます。
「神学系」ではカトリック神学の研究に努め聖職者の養成等を目指します。
「キリスト教倫理系」では人間の命など倫理分野をキリスト教の立場から学びます。
「キリスト教文化系」では思想や芸術を学びキリスト教系の教養を身に着けていきます。
上記で述べたように上智大学の神学部では聖職者の養成にも力をいれていますので、将来的にキリスト教系の職に就きたいと考えている学生は神学部への入学を志望するでしょう。
また身近に起こっている社会問題などをキリスト教的考えに絡めて分析することもできるので、物事を異なる視点から観察したいという生徒にも神学部はおすすめです。
カトリック系キリスト教を専門的に学べる学部は日本では上智大学にしか設置されていないので、神学を熱心に学びたい人には最適な学部と言えます。
上智大学の神学部の卒業生は就職先として例年情報通信系の職や学校教育に携わる職業を選んでいます。
その他にも小売業や金融系、法務系などその就職先はバラエティーに富んでいて、小規模な学部ながら毎年10を超える業界へと就職していきます。
全生徒の約三分の一程度は大学院などへ進学する道を選んでいます。
このように神学の枠を超えて様々な職種に着くことが可能です。
★キリスト教の講義を探求
★カトリック系キリスト教を学べるのは上智だけ
★神学の枠を超えて様々な職に
上智大学の神学部は上智大学内の他の学部と比較すれば難易度はやや低くなりますが、他大学と比べるとやはり難易度はそこまで低いとは言えないでしょう。
下記項目で実際に具体的な数字を表示して偏差値の比較を行いますので参考にしてみてください。
この項目では神学部の偏差値を上智大学にある全ての学部の偏差値と比較していきます。
学部 | 偏差値 |
---|---|
神学部 | 55 |
文学部 | 60~67.5 |
総合人間科学部 | 57.5~70 |
法学部 | 65 |
経済学部 | 60~70 |
外国語学部 | 60~70 |
総合グローバル学部 | 65~67.5 |
理工学部 | 55~62.5 |
国際教養学部 | - |
下記表では神学部の過去2年分(2020年度、2019年度)の一般入試での入試倍率を上智大学の全学部の倍率と比較していきます。
学部 | 倍率(2020年) | 倍率(2019年) |
---|---|---|
神学部 | 6.8 | 6.8 |
文学部 | 4.2 | 4.6 |
総合人間科学部 | 6.1 | 6.9 |
法学部 | 5.4 | 6.2 |
経済学部 | 5.1 | 6.8 |
外国語学部 | 3.9 | 5.5 |
総合グローバル学部 | 4.8 | 5.5 |
理工学部 | 3.9 | 4.7 |
国際教養学部 | 2.0 | 2.0 |
★神学部はそこまで低い偏差値ではない
★他学部よりも倍率が高い
出願条件 | ・出願学科への入学を確約できる者・学科の指定した必履修科目を履修した者・学科の指定する評定平均値を満たす者・学科の指定する外国語試験のいずれかを満たす者以上の全ての項目を満たす必要があります。 |
---|---|
入試科目 | 高等学校調査書、自己推薦書、レポートなどの特定課題 |
出願条件 | ・高校卒業後、社会で働いたのちに司祭、修道者を志す者または・高校での成績が3.5以上の者で以下のどちらかを満たすもの・カトリック教会の教区神学生として正式に認められている者・修道会の正式な会員 または修道院などで共同生活を行っている者 |
---|---|
入試科目 | 出身校での成績、外国語試験、面接 |
出願条件 | ・日本カトリック学校連合会に加盟する高等学校を卒業見込みの者・評定平均値が4.0以上のもので外国語試験の基準を満たすもの |
---|---|
入試科目 | 書類審査、学科試問、面接 |
出願条件 | ・4年制大学の2年次までを修了した者で出願時に60単位以上取得済みであること・短期大学の場合は準学士を取得済みであること加えて以下条件を満たすもの・外国語検定試験のいずれかの基準を満たす者 |
---|---|
入試科目 | 学科試問、面接 |
上智大学では複数の入試方式が用意されており、中でも学科独自の推薦入試やカトリック高校在籍者を対象とした入試方式は他の大学では中々見られないユニークな試験方法だと言えます。
また、いずれの試験方式も外国語試験の基準を満たす必要があるので早いうちから取得に向けた勉強を開始することをおすすめします。
★特徴的な入試方法
★外国語勉強が必須
★複数の入試方法
先生との距離が近く、一人一人を見てくれている感覚がします。
とても仲良いため、毎日通うことが苦ではありません
学科の授業は充実していると思います。
しかし、生徒の人数が少ないため良くも悪くも教員と生徒の距離が近く、出席に関しては厳しいです。
ですが、面倒見が良く、勉学に集中できる環境です。
学部全体の人数が他の学部と比べても少ないため、教授との距離が近くに感じられ丁寧な指導を受けることができるようです。
神学部だからと言って神父さんになる人は少なく、一般就職が多いため普通に就職実績は高め!
神学は、何か直接社会の仕事に役に立つわけではないため、皆が同じ分野に就職、進学するわけではないですが、在学中に自分の生き方について良く考える機会が与えられるので、多くの生徒は路自分なりに考えた進路を一人ひとり選んでいる印象です。
収入のみを考え、大企業に入るための学科を探しているなら他学科の方が有益であると思います。
神学部の卒業生でも神学にあまり関係のない職に就く卒業生も多く、就職率は他学部と比べても劣りません。
また在学期間中に自分自身と向き合う機会も多い為、自分に最も合った道をしっかりと選び進んでいく生徒も多く見られますね。
★一人一人を見てもらえる
★就職実績が高い
★自分と向き合える
上智大学の神学部に興味がある方、また神学部に興味があり、具体的に大学はまだ決めていない方もいると思います。
そこで今回は有名私立大学である上智大学の神学部を、神学部のある同志社大学、関西学院大学の神学部と偏差値や倍率で比較していきます。
上智大学神学部の難易度は上智大学の他の学部に比べると高くないと言えるでしょう。
しかし、神学部のある他の大学と比べると高いと言えます。
具体的に偏差値や倍率をみていきます。
まずは各大学の偏差値を比較します。
大学 | 偏差値 |
---|---|
上智大学神学部 | 55.0 |
同志社大学 | 60.0~57.5 |
関西学院大学 | 57.5~55.0 |
上智大学神学部の偏差値は他の有名私立大学の神学部と比べると偏差値は低いと言えます。
上智大学の他の学部と比べても偏差値は低いです。
次に一般入試の倍率を比較します。
大学 | 倍率(2020年) | 倍率(2019年) |
---|---|---|
上智大学神学部 | 6.8 | 6.8 |
同志社大学神学部 | 4.1 | 6.4 |
関西学院大学神学部 | 3.9 | 6.9 |
2019年は同じくらいですが2020年は他の大学よりも高いです。
また上智大学の他の学部と比べても神学部の倍率は高いです。
✓偏差値はそこまで高くない
✓倍率は高い
家庭教師のアルファの基本情報 | |
---|---|
対象 | 小学生、中学生、高校生 |
授業形式 | 訪問型指導、オンライン指導 |
特徴 | プロ家庭教師の完全個別指導なのに破格の安さ |
家庭教師のアルファでは、毎回の指導時に週間学習計画表を作成してくれます。
習慣学習計画表には、1週間分の学習内容が細かくスケジューリングされており、これを活用することで毎日の勉強習慣を身に付けられます。
また、毎回の指導時には学習計画表の作成だけでなく1週間の振り返りも合わせて実施され、良かった点と悪かった点を明確にすることで翌週からの学習をより効果的なものにすることが出来ます。
ここからは、家庭教師のアルファの口コミ・評判を紹介していきます。
塾が嫌いな息子にこちらで個別指導をしてもらったことで、勉強のコツをつかんだようでとても成績が伸びました。
講師の先生が、よき友人のように優しく接してくれそれまで無理かと思った第一志望の学校に合格をすることが出来ました。
一人ひとりに合ったオーダーメイドのカリキュラムを作成してくれ、無理のない指導を行ってくれて楽しんで勉強をしていました。
集団で学ぶ塾が嫌いでこちらで、教えてもらうことになりましたが個別指導のおかげで抵抗感なく子供が学ぶことが出来ました。
講師の先生の指導のおかげで、無事に第一志望に合格できたようです。
家庭教師のアルファは、講師の質が高いだけでなく正しい学習習慣を身に付けられるところが良いという口コミが多く見られました。
日々の学習をしっかりと出来るようになったことで、学力をしっかりと伸ばすことができているようです。
家庭教師のガンバには12万人を超える講師が登録しているので生徒の希望や性格に合った講師を必ず見つけることができます。
また納得のいくまで講師を無料で何度でも交代することができるので生徒にとっても安心感が大きいのではないでしょうか。
またガンバの指導料は一律で高校生の場合だと1コマ30分あたり1,250円(税込)。
この金額は講師の経験年数や、志望校などによって変動することはありません。
ここでは、家庭教師のガンバの口コミ・評判を紹介します。
優しい講師の方が揃っていて、どの方に当たっても丁寧に教えてくださるので、萎縮しがちな大人しい娘でものびのびと学習できています。
勉強の教え方が上手なのはある意味当然ですが、子供一人一人に合った勉強のやり方や進め方を徹底的に探ってくれるので、どんなタイプの子供でもうまく指導してくれそうです。
口コミでの人気や料金の安さなどがウリになっているようですが、安かろう悪かろうでなく、また、単なる人気取り的な内容ではないので基礎からしっかり学べて勉強習慣がつきにくい子供におすすめです。
ガンバでは生徒と相性ピッタリの講師のおかげで、生徒の学習に対するやる気と成績がアップし、その結果見事志望校合格というケースが多く見られます。
例えばC判定やD判定から見事合格を勝ち取った生徒や、苦手科目の点数を50点から85点にまであげ志望校合格を果たした生徒もおり、多くの生徒が志望校合格の夢を勝ち取っています。
★信頼できるトライの指導の質
★ガンバは信頼できる講師に出会える
★大学受験には家庭教師
今回は上智大学の神学部についてご紹介しました。
神学部は中々珍しい学部である上に、カトリック系キリスト教の神学部は全国では上智大学のみにしか設置されていないので非常に稀な学部だと言えます。
キリスト教を通して社会全体を考察できるだけでなく自己を見つめるきっかけも多くなり自分自身をより深く理解できることでしょう。
入試方法も様々用意されているのでぜひ一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
「上智大学の神学部」に関してよくある質問を集めました。
上智大学の神学部は、キリスト教を探求していく学部で、キリスト教の観点から社会を考察できる能力を身に着けることができます。
上智大学の神学部の難易度は、上智大学内では難易度はやや低くなっていますが他大学と比べるとそこまで低いと言えないです。
上智大学の神学部からの就職については、例年情報系の職や学校教育に携わる職に就いている卒業生が多いです。全生徒の約三分の一程度は大学院などへ進学する道を選んでいます。