日本史は覚えることが多く、苦手意識を持っている方はいるのではないでしょうか。
日本史では、世界史以上に小刻みに覚えるべき出来事があるため、時代の流れを正確に知っておく必要があります。
時代の流れを正確に知るためには、年号を覚えなければなりません。
本記事では、日本史で覚えるべき年号と、覚えやすくするための語呂合わせを紹介します。
日本史に苦手意識を持っている方は、まずは本記事で取り上げた、年代と語呂合わせを覚えるようにしてみてはいかがでしょうか。
日本史では、非常に多くの出来事の年号を覚える必要があります。
なぜなら、地理的な範囲が狭い分、日本の歴史の深い知識が求められるからです。
もちろん、覚えなければならない年号の数も膨大です。
そのため、語呂合わせで覚えて効率化を図ることは、非常におすすめと言えるでしょう。
時代の流れを把握するとともに、覚えなければいけない年号に関しては、語呂合わせを使って確実に覚えましょう。
✔日本史では、非常に多くの出来事の年号を覚える必要がある
✔語呂合わせを使って暗記の効率化を図ることはおすすめ
✔年号だけではなく、時代の流れも把握する必要がある
ここからは、日本史で覚えるべき出来事と年号をセットにして、時代別に紹介します。
ここで紹介する年号は、すべて語呂合わせも書いているため、語呂合わせで比較的簡単に覚えられます。
日本史が苦手な方や、覚えるのが苦手な方は、まずはここで紹介する年号から覚えると良いでしょう。
弥生時代では、狩猟中心だった縄文時代の生活から、稲作中心の生活に変わりました。
そのほかにも、金属器の使用が始まったのも弥生時代です。
弥生時代の出来事で年号とともに押さえておくべき出来事は下記の2つです。
古墳時代には、大和政権が誕生し、1つの大きな勢力が統治する範囲を大幅に広げていきます。
権力者は自分の墓である巨大な古墳を作ることで、権威を示しました。
また、古墳時代の頃に、百済から仏教が伝わったとされています。
仏教が日本に伝わった年号は、確実に押さえておきましょう。
飛鳥時代は、聖徳太子らが天皇中心の中央集権政治を目指しました。
政治体制を整えるにあたって、憲法の制定や階級制度の改善などを行うとともに、中国の政治制度や文化を取り入れた時代です。
飛鳥時代の出来事の中で、年号とともに覚えておくべきものは下記の通りです。
奈良時代は、平城京に都が置かれた時代です。
仏教文化が花開き、奈良の大仏を始めとした現代に残る仏教芸術が作られました。
奈良時代の出来事で年号とともに押さえておくべき出来事は下記の通りです。
平安時代は、平安京を都として、日本独自の文化が花開いた時代です。
この時代に、現代にも読み継がれる源氏物語や枕草子が誕生しました。
また、政治面では藤原氏が実権を握り、末期には武士も誕生するなど、日本史の分岐点となる時代です。
平安時代の出来事で年号とともに押さえておくべき出来事は下記の通りです。
鎌倉時代は、武士が力を付け、政治の権力を握った時代です。
日本で初めての武家政権である、幕府が誕生したのも鎌倉時代であり、武士の時代の始まりとも言えるでしょう。
鎌倉時代の出来事で年号とともに押さえておくべき出来事は下記の通りです。
鎌倉幕府が滅亡後、一旦は公家による政治が行われました。
しかし、武士の多くが不満を抱き、別の天皇が立てられるとともに、武士が実権を握るべく京都に幕府が開かれました。
室町時代の出来事で年号とともに押さえておくべき出来事は下記の通りです。
室町幕府が滅亡し、日本が小国に分かれて争う時代です。
その中で織田信長や豊臣秀吉が台頭し、日本の政権を握ろうとしました。
豊臣秀吉は天下統一を果たし、武士が農民を支配するとともに、農民をまとめる体制を整えました。
安土桃山時代の出来事で年号とともに押さえておくべき出来事は下記の通りです。
江戸幕府は、成立してからおよそ250年の長期政権を築きました。
徹底した身分制度と、武士の配置によって安全を確保しました。
さらに鎖国によって日本の文化が再び花開いたのも江戸時代です。
江戸時代の出来事で年号とともに押さえておくべき出来事は下記の通りです。
明治時代では、武士の時代が終わり、天皇による中央集権に変化しました。
西洋から、先進的な政治思想や文化が取り入れられ、急速に国が発展していくのが明治時代です。
明治時代の出来事で年号とともに押さえておくべき出来事は下記の通りです。
✔年号は、語呂合わせで覚えることで効率が上がる
✔まずはここで紹介した年号から覚えよう
✔語句の意味も把握しておこう
最後に、近代の日本史の中で覚えておくべき年号とその語呂合わせについて解説します。
近代で年号を覚えるべき出来事は非常に多いです。
時代の流れを把握し、それぞれの出来事を繋げて考えるためにも、近代の年号を覚えておきましょう。
近代の出来事で年号とともに押さえておくべき出来事は下記の通りです。
✔近代で年号を覚えるべき出来事は非常に多い
✔特に、戦前の出来事の年号が重要
✔出来事同士の繋がりを考えて勉強すると良い
ここまで、年号の語呂合わせを解説しました。
ここからは、年号を語呂合わせで覚える2つの方法をご紹介します。
語呂合わせは、音読して覚えるのが有用です。
まずはカンペを見ながらで良いので音読し、次にカンペを見ない形で音読できるかを試します。
そこで、仮にカンペを見ない形で音読できない(覚えていない)のであれば、再度カンペを見て音読することを繰り返します。
最も簡単かつ覚えやすいやり方であるため、まずは音読から試してみましょう。
音読が苦手な方や、音読できない環境で語呂合わせを覚える場合は、何度も繰り返し読むことが大切です。
心の中で何度も繰り返し読み、カンペを見ない形でも言えるようになるまで試してみてはいかがでしょうか。
✔年号を語呂合わせで覚える方法は2つある
✔1つ目は音読して覚える方法
✔2つ目は何度も繰り返し読む方法
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本記事では、日本史の年号の覚え方と覚えるべき年号について解説しました。
日本史では、世界史とは異なり、地理的な範囲が狭い分、細かい時代の流れや出来事を覚えることが必要です。
時代の流れに関しては、1年単位の細かい前後を問われることも珍しくありません。
日本史の年号を覚えるためには、語呂合わせを活用することがおすすめです。
覚える必要のある膨大な年号を、効率良く覚えられるからです。
日本史に対して苦手意識を持っている方も、まずは本記事で紹介した年号から覚えてみてはいかがでしょうか。
「日本史 年号 語呂合わせ」に関してよくある質問を集めました。
飛鳥時代は聖徳太子が天皇中心の中央集権国家を目指し、政治体制の整備や憲法の制定などが行われました。その中で特に重要な年号は645年の大化の改新です。覚え方は「蒸しご飯食べて、大化の改新だ」です。そのほかにも重要な年号があるので詳しくはこちらをご覧ください。
日本史の年号は語呂合わせで覚えるのがおすすめです。日本史は地理的な範囲が狭い分、日本に関するより深い知識が求められます。それに伴い、覚えるべき年号の数も膨大です。語呂合わせを使って効率的に覚えるのが良いでしょう。