「大学入学共通テストになって何が変わったの?」「物理基礎で9割以上とるには何をしたらいいの?」と考えていませんか。
2021年度からセンター試験は共通テストに変わり、グラフや表からデータを読み取る問題や基礎的な知識が重要となる問題が増えました。
今回は共通テスト物理基礎で高得点をとるための対策法やおすすめの問題集などを徹底解説していきます。
まずは共通テストの物理基礎とはどのようなものなのかみていきましょう。
2018年度から2022年度までの物理基礎の平均点は以下の通りです。
年度 | 平均点 |
---|---|
2022年度 | 30.40 |
2021年度 | 37.55 |
2020年度 | 33.29 |
2019年度 | 30.58 |
2018年度 | 31.32 |
※2021年度は大学入学共通テスト第1日程の平均点、2020年度までは大学入試センター試験の平均点です。
共通テストは2020年度からなので、2020年度までの平均点は参考程度にみましょう。
共通テストの平均点は、30〜35点前後となっています。
生物基礎や化学基礎と比較して平均点は高めなので、ある程度高得点をとる必要があります。
共通テスト物理基礎の問題構成は以下の通りです。
大問 | 分野 | 配点 |
---|---|---|
1 | 小問集合 | 16 |
2 | 電気とエネルギー | 16 |
3 | 熱・力学・電気 | 18 |
合計 | 50 |
2022年度の共通テストでは文字式で解答する問題は1問のみで、グラフの選択問題や会話文形式など様々な形式が出題されました。
大問1は力学・波の基本問題、大問2は電熱線による水の温度上昇の実験や電力量などの問題、大問3はスプーンが純金製か否かを判断する実験の考察を問う問題でした。
学校で実験をする機会があれば、実験器具や実験データの取り扱いを意識して学んでおきます。
実験ができなかった場合は、共通テストに近い実験を題材とした問題を多く解き、実験方法を学んでいきましょう。
物理基礎は難易度はあまり高くないので、実際に実験ができなくても十分理解することができます。
会話文形式で熱や力学分野を総合的に考察する空所序十問題では、思考力が問われています。
日々の学習においても知識をただ覚えるのではなく、文章を読んで理解をし論理的に会話内で起きていることを考えるようにしましょう。
共通テストに変わっても、解く際に求められるのは物理基礎の法則や公式を正しく理解しておくことです。
まずは教科書レベルの基本法則や公式をしっかりと学習し、問題演習を通して理解を深め定着させましょう。
✔︎大問は全3問
✔︎実験方法を理解しておく
✔︎思考力を使う問題に慣れておく
2020年度まで行われてきたセンター試験との違いについて解説していきます。
共通テストでは生活や社会と関連して、基本的な概念や原理・法則などの理解や活用を求めており、より思考力が問われるようになりました。
しかしあくまでも基本的な理解が求められており、複雑化したわけではありません。
基礎的な知識を確実にしておくことが重要です。
従来のセンター試験では、問題文に書いてある数字を公式に当てはめれば答えが導き出せる簡単な計算問題が多かったですが、共通テストではグラフから値を読み取り計算する問題が出題されています。
模擬試験などを解いて、問題形式に慣れておきましょう。
✔︎基礎的な知識がより重要に
✔︎グラフや表から値を読み取る問題が多い
✔︎問題形式に慣れておこう
共通テスト物理基礎の平均点は、化学基礎や生物基礎と比較して高く、高得点が必要となります。
こちらではおすすめの対策法を紹介します。
まずは年間計画を立ててみましょう。
10月までに教科書や試験範囲を網羅している参考書や問題集を徹底的にやり込みます。
11月からは予備校の模試を受験したり模擬試験問題集を解き、知識の確認を行うとともに問題形式に慣れておきましょう。
10月ごろまでは学校の教科書を使用して基礎知識固めを行いましょう。
共通テストでは基礎レベルの知識が定着していれば高得点を狙えます。
大問1の小問集合は幅広い範囲から出題されるので、網羅的に勉強しておくことが重要です。
次に、共通テストで9割をとるための勉強法を紹介します。
まずは学校で配布されるテキストを完璧にしましょう。
インプットだけでは知識が定着しているか確認することができません。
学校で配布される1冊のテキストを完璧にして、基礎的な問題は全て答えられるようにしておきましょう。
物理基礎の対策には学校で配布されたテキストで十分ですが、テキストが分かりにくい場合は理科基礎対策に特化した参考書を使いましょう。
物理基礎では基本的な問題が中心に出題されるため、応用問題の対策をするのは非効率です。
基礎の内容だけを徹底してやり込みましょう。
✔︎はじめに年間計画を立てよう
✔︎教科書レベルの基礎知識固めをしよう
✔︎学校で配布されるテキストを完璧にしよう
こちらでは、物理基礎の対策におすすめの問題集を3つ紹介します。
それぞれの特徴も紹介するので、自分に合いそうなものがあったらぜひ使ってみてください。
1つ目のおすすめ問題集は『シグマ基本問題集 物理基礎』(シグマベスト)です。
物理基礎の内容を23項目に細かく分けてあるので苦手分野を重点的に学習することができます。
基本問題と応用問題が分かれているので、基本問題を確実にしてスムーズに実力をつけることができます。
2つ目のおすすめ問題集は『よくわかる高校物理基礎』(マイベスト問題集)です。
授業や教科書の内容を理解した上で問題トレーニングができ、重要ポイント→基礎チェック問題→単元マスター問題の3ステップ方式で無理なく学習することができます。
3つ目のおすすめ問題集は『物理基礎をはじめからていねいに』(東進ブックス)です。
東進ハイスクールの人気講師が作った物理基礎の参考書です、図やイラストが多く使われているので、物理に苦手意識を持っている人も安心です。
頻出分野を根底から理解できる、誰にでもおすすめできる究極の入門書となっています。
✔︎基本問題を中心に学習する
✔︎図やイラストが多いと分かりやすい
✔︎頻出問題を完璧にしておこう
個別教室のトライの基本情報 | |
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授業形態 | 個別指導 |
対象学年 | 小学生・中学生・高校生 |
特徴 | 120万人以上の指導実績に基づいたトライ式学習法 |
個別指導塾のトライは、全国No.1のマンツーマン指導を行う家庭教師のトライが展開する個別指導塾です。
生徒の目標や受講科目、性格を考慮して選ばれた講師が個別指導をしてくれます。
トライでは120万人以上の指導実績を活かして、子供に指導内容を教え返してもらう「ダイアログ学習法」や性格別学習法など独自の学習法を採用しています。
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個別教室のトライの口コミを見ていきましょう。
テスト前や季節講習などは1コマ単位で増やすことも可能で 臨機応変に対応頂けるとの説明でした。
追加料金もなくこちらの都合に合わせて固定の教科以外の教科に変更する事も出来るようなので その柔軟なスタイルに期待しています。
完全なマンツーマン指導なので、集中して勉強に取り組める環境。
講師は合わなければ、何回でも変更可能。
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トライでは生徒の目標設定にあわせて最適な料金プランを提案するため、公開していません。
詳しくは各校舎へお問い合わせ下さい。
✔︎120万人以上の指導実績を活かしたトライ式学習法
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東京個別指導学院の基本情報 | |
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対象生徒 | 小学生・中学生・高校生・高卒生 |
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今回は、共通テスト物理基礎の問題形式や平均点、対策におすすめの問題集などを解説しました。
共通テストでは、グラフを読み取る問題や思考力を問われる問題が多く、基礎知識をもとに回答するので基礎知識固めや問題形式に慣れておくことが重要です。
また、物理基礎対策におすすめの塾として完全マンツーマン指導の個別教室のトライを紹介しました。
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「共通テスト 物理基礎」に関してよくある質問を集めました。
10月ごろまでは学校の教科書を使用して基礎知識固めを行いましょう。共通テストでは基礎レベルの知識が定着していれば高得点を狙えます。ただしインプットだけでは知識が定着しているか確認することができません。学校で配布される1冊のテキストを完璧にして、基礎的な問題は全て答えられるようにしておきましょう。共通テスト物理基礎の対策方法の詳細はこちらを参考にしてください。
共通テスト物理基礎でおすすめの参考書は『物理基礎をはじめからていねいに』(東進ブックス)です。東進ハイスクールの人気講師が作った物理基礎の参考書です、図やイラストが多く使われているので、物理に苦手意識を持っている人も安心です。頻出分野を根底から理解できる、誰にでもおすすめできる究極の入門書となっています。共通テストの物理基礎のおすすめの参考書についてはこちらを参考にしてください。