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更新日 2023.9.8

【三重大学】医学部を紹介!特徴・学費・偏差値・倍率・入試情報など

三重県にある国公立大学である三重大学。

この三重大学には医学部が存在し、国公立の医学部として人気です。

今回はそんな三重大学の医学部の基本情報や、偏差値、入試の難易度などを見ていきたいと思います。

【三重大学】医学部

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まずは三重大学医学部がどんな学校なのかを見ていきましょう。

三重大学医学部の概要

三重大学医学部はその名の通り、三重に本拠地を置く大学で、三重で唯一の医師養成機関です。

医学部の中でも医学科看護学科に分かれています。

医学科は臨床医学、医学・生物学などの分野で活躍する人材の養成を目指しており、医師国家免許の取得を目指します。

看護学科では、こころ・専門技術・専門知識を伸ばす教育を通じて広く保健・医療に関わる看護職者の育成を目指しています。

また他にも大学院課程が存在しています。

基本情報

三重大学の医学部は地方にある事もあり、地域に根ざした医療人を輩出する取り組みで有名です。

三重大学医学部では、地域医療の拡充を目指しつつ、先進的な医療学習を提供し、さらに近年のグローバル化に対応できるような人材を育成しています。

定員数

次に定員数を見ていきましょう。

2023年度の三重大学医学部の募集人員は125名と予想されています。

他の大学では100名前後ですので、比較的多い募集人数となっています。

一般選抜の前期課程で75名、後期課程で10名、学校推薦型選抜で40名という内訳になっています。

三重大学医学部のキャンパスはどこ?

三重大学医学部のキャンパスは三重県津市にあります。

津駅から北西方向に1.5kmほどのところにあり、津駅からバスで15分、近鉄江戸橋駅から徒歩15分ほどで行くことが出来ます。

名古屋駅からも1時間強で行くことが出来るのでアクセスは比較的良いと言えますね。

医学部の偏差値は?

難易度として、三重大学医学部の偏差値を、見ていきましょう。

三重大学医学部の偏差値は65.0で、国公立大学の中では真ん中くらいです。

とはいえ、全体で見ると、非常に高い数字となっているので、相当な学力が必要です。

偏差値の近い国公立大学

三重大学医学部と偏差値の近い国公立大学はどこなのでしょうか?

少し上の大学と少し下の大学を見ていきましょう。

三重大学医学部 偏差値の近い大学
三重大学医学部より少し上の大学 岡山大学、北海道大学、奈良県立医科大学、筑波大学、千葉大学など
三重大学医学部より少し下の大学 金沢大学、福井大学、長崎大学、岐阜大学、名古屋市立大学など

三重大学医学部の倍率は?

次は三重大学医学部の倍率を見ていきましょう。

最も一般的な前期試験の倍率の推移を見ていきましょう。

三重大学医学部 倍率の推移
年度 2018 2019 2020 2021 2022
倍率 5.3 3.6 4 5.3 5.2

2019,2020年度は低い値となっていますが、だいたい5倍前後の倍率となっています。

名古屋圏からのアクセスも可能ということで、人気の高い大学となっていますね。

医学部の学費はいくら?

次は医学部の学費を見ていきましょう。

三重大学医学部 学費
授業料 535,800円
入学料 282,000円

入学料が282,000円、授業料が535,800円となっています。

6年で、350万円ほどという計算になります。

私立大学は安くても2000万円ほどかかるので、それと比べると非常に安い金額となっています。

国立大学の学費は他の大学もこの金額で一律です。

医学部の奨学金制度は?

比較的安いと言ってもなかなか納めるのが大変なご家庭もあると思いますので、奨学金制度を紹介していきます。

三重大学医学部 奨学金制度
制度名 受給資格 支給金額
梅林正直三重大学名誉教授タイ人留学生助成金 タイ国籍を有する者 10万円/年
三重大学国際交流特別奨学金(1) 今日抵抗へ6ヶ月以上、交換留学を行う者 15万円
三重大学国際交流特別奨学金(2) 国際交流事業へ参加する者 10万円
三重大学国際交流特別奨学金(3) 本学に6ヶ月以上滞在する交換留学生 2万円/月
三重大学「三重県民共済奨学金」 三重大学の大学/大学院の正規課程に在籍する外国人留学生 5万円/月
三重大学入学特別奨学金制度(給付型) 入学料免除を申請した者のうち、入学料免除の選考基準相応の免除を受けることができなかった者 入学料の1/4を超えない額
三重県医師修学資金(地域枠コース) 三重大学医学部地域枠の医学生(1~6年生) 1年次:150万円ほど
2年次:124万円ほど
三重県医師修学資金(一般枠コース) 県内外の医学生(1〜6年生) 1年次:150万円ほど
2年次:124万円ほど

様々な奨学金制度が導入されている事がわかりますね。

それに加えて、成績優秀者向けの授業料免除制度など授業料減免制度もあるので、該当するかどうか確認しておきましょう。

✔三重大学医学部は三重県津市にある大学で、地域医療に力を入れる

✔偏差値は65.0で、倍率は前期一般試験で5倍前後となっている

✔学費は6年で350万円で、奨学金制度も充実

入試の情報を紹介

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次は三重大学の入試情報を見ていきましょう。

募集要項

三重大学医学部の入試日程は、前期日程が2/25・2/26の二日間、後期日程が3/12となっています。

後期日程も用意されていますので、前期に違う国公立大学を受験していても後期日程で三重大学を目指すことが出来ます。

医学科では特に求める人として、医学の進歩と健康の向上に高い関心を持つ人、必要な学習能力と、誠実な人間性を有している人、困難に立ち向かう強さと優しさを兼ね備えている人、地域医療への貢献に対する意識も持つ人が挙げられている。

それらの素養を見るためにも、入学試験には面接が導入されている。

入試科目

三重大学医学部は国公立大学なので、共通テストも試験に含まれます。

英数国と地理歴史・公民が各100点、理科が200点で合計600点の配点となっています。

また、二次試験は、英数理が200点ずつ、面接が100点の合計700点となっています。

これらの合計1,300点で合否が決まります。

二次試験では国語・社会がないですが、共通テストでは必要になってくるので、これらの対策もある程度しっかりやらなければなりません。

共通テストの比率も半分弱あるので、こちらの対策も怠らないようにしましょう。

また、面接の対策も先生と模擬面接をやるなど、しっかりと対策しておきましょう。

✔試験日程は、前期日程が2/25-26の二日間、後期日程が3/12

✔地域医療への貢献に対する意識を持つ人が募集の理想像として挙げられている

✔共通テストが600点、二次試験が700点と、共通テストの配分が高め

三重大学医学部の特徴は?

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次に、三重大学医学部の特徴を見ていきましょう。

三重大学医学部の概要

一つ、三重大学医学部の特徴として、1年次の前期から2年次にかけて教養教育も医学教育と同時並行で学んでいきます。

医学とは直接関わらない分野ですが、他学部の学生と同じようにアクティブラーニング形式の授業を受けることが目的です。

これにより、受動的に受けるのが一般的な授業を、能動的に受ける姿勢が身につき、学びの意欲や量が高まっていきます。

附属病院で実践的医療を学べる臨床実習

三重大学医学部では、4年次から附属病院などで臨床実習を行い、実践的医療を学ぶことが出来ます。

現役の医者と一緒に実際に患者と触れ合い、病気や症状の理解、治療方法の理解度を深めることが出来ます。

また、患者さんとのコミュニケーションなどを学ぶ事で、卒業後に病院で働く時に慣れた状態で仕事をすることが出来ます。

地域医療学習プログラム

他にも三重大学は地方にある大学として、地域医療の重要性を認知しており、地域医療学習プログラムを提供しています。

このプログラムでは、県内の病院や介護施設、診療所などの医療関係の施設に行き、現場で学習するとともに、地域の医療に貢献していきます。

さらに、役場に出向いて保健行政の学習をしたり、小学校における救急蘇生講習会を開いたりなど、幅広い活動が出来ます。

✔2年次まで教養教育も学び、アクティブラーニングを行う。

✔附属病院で実践的・現場的な医療を学べる

✔地域医療の重要性から、地域医療学習プログラムを提供している

三重大学医学部の学び

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次は三重大学でどのような資格が取れるかなどを見ていきましょう。

医学部の資格

医学部なので医師国家試験の合格を目指します。

見事合格すれば、医師資格を取得して医師となり働くことが出来ます。

2022年のデータだと、国家試験の合格率は新卒で99.1%となっており、非常に高い数値となっています。

充実した授業が展開されているのが窺えますね。

医学部の目指せる仕事

医学部卒業後は当然、医師として働く人が多いです。

地方から都市部の病院まで様々な場所で社会貢献していきます。

医学部の就職率・卒業後の進路

三重大学医学部の卒業後の進路は主に各地の病院です。

2019年の年の卒業生で見ると、半数ほどが公立病院で働いています。

それに次いで3割ほどが民間病院、残りの2割ほどが大学病院と国立病院で就職しています。

地方別で見ると、6割以上が三重県内の研修先に行き、他の近畿地方の都道府県、中部地方で卒業生のほとんどを占めます。

地域医療を学んでいることもあり、三重県に多くの人が残るようです。

✔全員が医師国家試験を受験し、合格率は99%以上!

✔公立病院と民間病院に就職する人が多い

✔地域医療プログラムのおかげか、三重県内に残る人が6割ほどいる

三重大学 医学部受験対策

最後に医学部受験対策をどのように進めていけば良いのか見ていきましょう。

今回は医学部の受験において圧倒的な強さを誇る京都医塾を紹介します。

医学部の受験対策なら京都医塾

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京都医塾はその名の通り、京都にある医学部志望の受験生に特化した学習塾です。

京都医塾ではオリジナルの学習方法と勉強に超集中できる環境を完備しており、医学部合格を目指すことが出来ます。

1人で医学部合格を目指すのは非常に難しいですので、京都医塾の学習環境を利用して着実に合格へ近づいていくべきでしょう。

京都医塾の強み

京都医塾の強みを見ていきましょう。

京都大学の講師などを中心とした優秀な講師陣ももちろん強みではありますが、授業以外の部分でも非常に充実している事が京都医塾の特徴です。

受験においては、質の高い授業に加えて自学自習をしていく必要があります。

京都医塾では、受験生が集中して勉強に取り組めるように、個人専用の学習ブースを用意しています。

また、寮も完備しており、遠方からの受験生も受け入れ可能です。

まずは、一泊二日の医学部合格診断から申し込みをしてみましょう。

京都医塾の受験対策

京都医塾では、生徒が集中出来るように洗練された学習環境のほかに、受験対策として、1人のためのオーダーカリキュラム、生活リズムまで管理される徹底した学習管理などもあります。

生徒の能力・伸びしろを徹底的に分析して合格への最短ルートを歩ませてくれます。

その結果、2022年度では一次試験合格率78%、二次試験合格率は68%となっており、非常に高い成果を上げている事がわかります。

今回紹介してきた三重大学医学部にも合格者を輩出しています。

↓↓詳しくはこちら↓↓

✔京都医塾は京都にあり寮も完備する医学部受験生特化塾

✔集中して自学自習が出来る個人ブースがある

✔優秀な講師陣も含め、一人一人のオーダーメイドカリキュラムがある

まとめ

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三重大学医学部の紹介をしていきました。

まとめると、

  • 三重大学の偏差値は65.0で、倍率は5倍前後
  • 共通テスト600点と二次試験700点の構成で面接も含まれる
  • 充実した臨床実習と地域医療を学べるのが特徴

というような感じです。

三重大学の合格者も輩出している京都医塾も合わせてチェックしておきましょう。

【初心者でもわかる】この記事のまとめ

「三重大学医学部」に関してよくある質問を集めました。

三重大学医学部の偏差値は?

三重大学医学部の偏差値は65.0と全体的に見ると非常に高いです。国公立大学医学部の中では真ん中かそれよりも少し上くらいのレベルです。同じような偏差値の大学として、岡山大学や長崎大学、金沢大学の医学部などがあります。三重大学医学部の偏差値について知りたい方はこちら

三重大学医学部の学費は?

三重大学医学部の学費は、入学料が282,000円、授業料が535,800円となっており、6年で350万円ほどかかります。私立大学と比べると非常に安いです。成績優秀者に対する学費の減免制度や、奨学金制度も充実しているので、自分が該当するか確認しておきましょう。大阪大学医学部の学費についてはこちら

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-StudySearch編集部-
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