PR 更新日 2025.6.30

早稲田大学 社会科学部の偏差値・倍率や各入試方式の科目を徹底解説!

早稲田大学は全国の大学の中でもトップクラスの難関私立大学です。

並みの努力では合格できないことから非常に優秀な人材が集まっている大学であり、その後の就職活動も有利に進めることができるでしょう。

今回は、そんな早稲田大学の中でもトップの学力を持っている社会科学部についてそのカリキュラムや入試科・偏差値・倍率なども含めてご紹介しますので参考にしてみてください。

早稲田大学社会科学部の特徴

早稲田大学社会科学部のカリキュラムについて

学際性を取り入れたカリキュラム

早稲田大学社会科学部は、コミュニケーションをとりながら自己の考えを主張できる人材の養成を目標として学際性と専門性を重視したカリキュラムを実施しています。

専門科目においては、政治学、法学、経済学、商学を中心とした社会科学について学ぶことができます。

さらに、人文科学や自然科学についても開講しています。

4年間の学びの流れ

主に1、2年生の社会科学基礎教育課程を学び、3、4年生になると学際・複合教育課程を学び、学際性と専門性を養うことができます。

社会科学基礎教育課程では、社会科学の基礎概念と各学問の基礎知識や手法などを学習します。

学際・複合教育課程では、実際に高度な学際性と専門性の研究をしながら知見を深めていきます。

3年で卒業の制度有り

3年卒業制度は、極めて優秀な成績を収めている生徒に対して与えられる権限のようなもので1年早く大学院に進学したり、社会に出て活躍することができます。

早稲田大学の指定する所定の基準を満たすことができれば受けることができる制度となっています。

早稲田大学社会科学部の利点

専門性の高いゼミ

早稲田大学社会科学部のゼミ活動は活発なことで有名です。

60以上のゼミが開講されており、1、2年時に学んだ基礎科目をもとに自ら深く学びたい学問を選んで専門性を深めることが可能です。

ゼミ合宿やプレゼンを通して、専攻する学問を深めるとともに社会に出てから必要になる力も育むことができます。

他学部の授業を受けられる全学オープン科目制度

ゼミ活動で専門性を深めることができる一方、早稲田大学には所属する学部にかかわららず全学生が受けることのできる「全学オープン科目」があります。

他学部提供科目や他大学提供科目、体育科目や人間的力量科目があり、実践的な学習が可能です。

所属する学部にかかわらず様々な学問に触れ、視野を広げることができる点も、早稲田大学の利点といえるでしょう。

早稲田大学社会科学部では何を学べる?

社会科学部の成り立ち

社会科学部は、もともと早稲田大学の夜間学部として1966年に誕生しました。

法学部、商学部、政治経済学部の社会科学系三学部が統合した学部です。

その後2009年に昼間部に完全に移行し現在の形となりました。

法学から政治経済まで幅広く学べる

上記のような成り立ちがあるため、社会科学部の授業には政治、法、経済、商と幅広いラインナップが並んでいます。

さらに人文科学や自然科学も学ぶことができ、幅広い学問を学ぶことができるという点では他の大学・学部と比べてもトップクラスといえます。

 

✓多くの分野を学ぶことができる

✓3年から専門性が高まる内容に変わる

✓早めに卒業して社会で活躍することが可能

早稲田大学社会科学部の難易度

トップレベルの偏差値を誇る早稲田大学社会科学部

早稲田大学の偏差値について

早稲田大学社会科学部は早稲田大学の中でも非常にレベルが高く、偏差値が70.0程度といわれています。

人気のある学部のため、穴場とは言えないでしょう。

そんな早稲田大学社会科学部の倍率を調査したので以下よりご確認ください。

早稲田大学社会科学部の倍率一覧

試験方式名 志願者数 合格者数 倍率
一般入試合計 11,932 1,008 12.9
AO入試合計 502 32 13.6
共テ合計 1,285 201 6.1

早稲田大学社会科学部の倍率も非常に高く、どの入試方式をとっても毎年10倍前後の倍率があります。

また、一般入試の志願者は1万人を超えているため合格には相当な努力が必要でしょう。

 

✓社会科学部の偏差値は70

✓倍率毎年10倍を超える程難関

早稲田大学社会科学部とMARCHの社会系学部を比較すると

偏差値を比較すると

早稲田大学社会科学部とMARCHの社会系学部・社会系学科の偏差値を以下の表に示しました。

大学名 偏差値
早稲田大学社会科学部 70.0
明治大学文学部心理社会学科 62.5
青山学院大社会情報学部 60.0
立教大学社会学部 65.0
中央大学文学部人文社会学科 60.0
法政大学社会学部 57.5

偏差値はMARCHの社会学部と比べると5~10以上もの差があり、優秀な人材が多く集まっている学部であることが分かります。

偏差値70を有している学部は日本全国の中でも限られており、進学することができれば日本トップレベルの環境で勉学に励むことが可能になります。

倍率を比較すると

早稲田大学社会科学部とMARCHの社会学部・社会系学科の倍率を比較してみましょう。

大学名 一般入試倍率
早稲田大学社会科学部 12.9倍
明治大学文学部心理社会学科 7.1倍
青山学院大学社会情報学部 9.2倍
立教大学社会学部 6.0倍
中央大学文学部人文社会学科 4.0倍
法政大学社会学部 5.2倍

早稲田大学社会学部の倍率は他大学の社会学部と比べて頭一つ抜けて高いです。

志願者がとても多く、困難を極める難易度であるといえます。

社会学部の倍率が高い理由は、政経学部、法学部、商学部、教育学部などの受験生が併願しているためです。

併願学部としてよく選ばれるため毎年倍率が高いのです。

 

✓他大学に比べて圧倒的な倍率

✓併願学部としてよく選ばれる

【2025年】早稲田大学社会科学部の入試日程・科目

【2025年度】一般方式の変更点

早稲田大学社会科学部では、2025年度から一般選抜入試が従来の3教科型の方式に代わり、大学入学共通テストと大学独自試験の組み合わせによる方式になることが発表されました。

大学独自の試験は、英語と合わせ、総合問題か数学のどちらかを選択することができます。

この変更によって従来より共通テストの点数が合否に大きく関わるようになると予想されます。

かなり大きな変更になりますので、受験を考えている方は入試要項を必ず確認しましょう。

また、募集人数が従来の450名から370名へ縮小されています。

この変更によって倍率はさらに上がることが予想されます。

早稲田大学社会科学部の一般方式の入試情報

早稲田大学社会科学部の一般方式の特徴

一般方式の特徴は、外国語、国語、地歴または数学の3教科の共通テストの点数を利用し、独自試験は英語、数学または総合問題から出題されることです。

全ての試験方式の中で一般方式の募集人員が一番多く、受験者が必然的に最多になります。

一般方式の入試日程

一般方式の入試日程は以下の通りです。

合格発表日は3月と私立大学の中では遅めの入試日程となっています。

出願期間 試験日 合格者発表日
2026/1/7~2026/1/20 2026/2/10 2026/2/18

一般方式の受験科目

一般方式の科目は、一般的な私立の文系の大学入試の科目とは少し異なります。

一般的な私立文系の大学は英語、国語、地歴公民の3科目で合否判定を出すのに対して、社会科学部では英語、国語の2科目と数学もしくは総合問題を選択する方式になっています。

試験教科 試験科目(共通テスト) 配点
外国語 コミュ英Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、英表Ⅰ・Ⅱ 40点
国語 国語総合・現代文B・古典B 40点
地歴・公民
数学・理科
から1科目
次のうちから1科目選択
(1)地総、地理探究 (2)歴総、日本史探究
(3)歴総、世界史探求 (4)公共、政・経
(5)数ⅠA (6)数ⅡB
(7)物理 (8)化学 (9)生物 (10)地学
40点

数学の傾向と対策

数学の問題形式は以下の通りです。

科目名 大問数 制限時間
数学 3 60分

早稲田大学社会科学部の数学の傾向として、「微分・積分」が頻出です。

基礎基本から重点的に学習しましょう。

また、60分という時間内に大問3問を正確に計算できるスピード感を身に付けることも必要な対策の一つです。

そして、出題される問題の多くが記述問題のため、普段の問題演習から計算過程を意識しながら取り組みましょう。

総合問題の傾向と対策

早稲田大学ホームページによると、総合問題は以下のように説明されています。

「社会における諸課題に関する文章を読み解き、論理的思考力および表現力を問う問題とします。」

総合問題の問題形式は以下の通りです。

科目名 大問数 制限時間
総合問題 2 60分

早稲田大学社会科学部の総合問題の傾向として、サンプル問題では日本語・英文・図表が混在した現代文型になっています。

日本語長文(現代文)、英文、図表読み取り、記述・論述など多数の要素が含まれるため、何度も過去問に取り組み、慣れることが必要でしょう。

対策として、直前期ではなく早い時期から過去問に触れ、論理的思考を身に付けることが重要です。

また限られた時間の中で情報の取捨選択が出来る能力も試されます。

精読ではなく全体像をつかむ速読の癖をつけましょう。

早稲田大学社会科学部の共通テスト方式の入試情報

早稲田大学社会科学部の共通テスト方式の特徴

共通テスト方式は、大学から出題される試験を受ける必要がありません。

大学共通テストの結果を早稲田大学の基準のもと、点数を換算して結果が出されます。

早稲田大学社会科学部の共通テスト方式の入試日程

共通テスト利用方式の入試日程は以下の通りです。

共通テストを受検してから出願ができるので、自己採点をして合格が見込めそうな点数なら出願しましょう。

出願期間 合格者発表日
2026/1/7~2026/1/20 2026/3/3

早稲田大学社会科学部の共通テスト方式の受験科目

ここでは、共通テスト方式の受験科目についてご紹介します。

選択科目は必須で選択した科目を選択することはできません。

試験教科 試験科目 配点
必須 外国語 次のうちから1科目を選択
英語(リスニング含む)/ドイツ語/フランス語/中国語/韓国語
125点
国語 国語総合 100点
地歴・公民 次のうちから1科目を選択
世界史B/日本史B/地理B
現代社会/倫理/政治・経済
倫理/政治・経済
100点
数学 数学Ⅰ・A 100点
理科 基礎は4科目のうちから2科目を選択
物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎
また基礎を付していない4科目のうちから1科目を選択
物理/化学/生物/地学
100点
選択 地歴・公民 世界史B/日本史B/地理B
現代社会/倫理/政治・経済/倫理/政治・経済
100点
数学 数学Ⅱ・B 100点
理科 必須と同様 100点

早稲田大学社会科学部の自己推薦方式

早稲田大学社会科学部の自己推薦方式の特徴

自己推薦方式には、高校3年間の評定平均が4.0以上や早稲田大学の指定する成績の基準を満たした者しか出願することができないため注意しましょう。

早稲田大学社会科学部の自己推薦方式の入試日程

一次選考が終わって約一週間後に二次試験が待ち構えています。

自己推薦方式は一般入試よりも早く試験が実施されます。

出願期間 一次選考 合格者発表日 二次選考実施日 二次選考 合格者発表日
2025/9月24日(水)~9月30日(火) 2025/11/7 2025/11/16 2025/12/12

早稲田大学社会科学部の自己推薦方式の受験科目

自己推薦方式の受験科目は書類審査・小論文・面接試験のみです。

選考名 試験科目
一次選考 書類審査
二次選考 小論文および面接試験 ※一次選考合格者のみ
 

✓試験科目は3科目

✓推薦入試は小論文と面接がある

✓国際的な思考を持っている生徒を募集している

早稲田大学社会科学部の受験対策ならこの塾!

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対象学年 小学生・中学生・高校生
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完全個別指導塾TOMASの無料体験授業

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対象学年 小学生・中学生・高校生
対象校舎 首都圏を中心に約70校を展開
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  2. 校舎と日時の決定
  3. 体験授業を受講
  4. 個別面談

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TOMASは、東京大学や京都大学などを始めとした全国の難関大学への合格実績が豊富にあります。

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総合型選抜専門塾AOI

 
総合型選抜専門塾AOI
対象学年 高校生
授業形態 個別指導(1対1) 集団指導(少人数制)
対象地域 京都・大阪・兵庫・東京

総合型選抜専門塾AOIの強み

総合型選抜専門塾AOIは、生徒の学校成績や活動実績のみならず、生徒の性格等のデータを多く蓄積しています。

生徒の性格や個性のデータを集めることでより本質的な指導を可能にしており、推薦入試を中心とした質の高い受験対策をしています。

また、早稲田大学社会科学部には推薦入試があるため推薦入試にて社会科学部を受験したい方に適した環境を提供してくれるでしょう。

総合型選抜専門塾AOIの合格実績

総合型選抜専門塾AOIは、早慶上智・MARCH合格率89.2%の実績を持っています。

また、関関同立への合格者が400名以上と非常に高い実績を誇ります。

関東を中心とした難関私立大学への合格率が非常に高く、MARCH以上を受験希望の方に特におすすめの学習塾です。

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✓生徒の性格などを考慮して進路を決めていく

まとめ

早稲田大学社会科学部は、早稲田大学の中でもトップの偏差値と受験難易度を有しています。

毎年多くの受験生が受験しており、倍率も10倍前後と非常に高いです。

しかし、試験の傾向や特徴を捉え、学習塾などを活用して地道に対策を繰り返していけば合格は不可能ではありません。

自分に適した試験方式を活用して受験に臨むとより有利に立ち回ることができるでしょう。

【初心者でもわかる】この記事のまとめ

「早稲田大学 社会科学部」に関してよくある質問を集めました。

早稲田大学社会科学部の難易度は?

早稲田大学社会科学部の難易度は、偏差値が約70.0で早稲田大学の中でも高いレベルといえます。また、倍率は一般入試は12.9、AO入試は13.6、共通テスト利用入試が6.1です。毎年10倍近くの倍率となっています。

早稲田大学社会科学部の入試科目は?

早稲田大学社会科学部の入試科目は、一般入試・共通テスト利用入試は一般的な文系の入試科目と変わりません。ただ、一般入試では国語総合に漢文が含まれていない点が特徴です。自己推薦入試は書類審査・小論文・面接のみです。

この記事を企画・執筆した人
-StudySearch編集部-
この記事は、StudySearchを運営している株式会社デジタルトレンズのStudySearch編集部が企画・執筆した記事です。
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