同志社大学の理工学部は、京都府京田辺市に学部があります。
元々は1944年に工業系の専門学校として設立されたものの、2008年からは現在の理工学部に内容が変更されています。
本記事を読む方の中には、理工学部に入ることを検討しているものの、どの学校を選んで良いのか分からず、同時に同志社大学の理工学部の情報を探しているのではないでしょうか。
そこで本記事では、同志社大学の理工学部の概要と特徴をご紹介します。
また、同志社大学の理工学部がおすすめな方の特徴や、生命医科学部と比較した場合の魅力や難易度も解説しますので、ぜひ参考にしてください。
■まとめ
まずは、同志社大学の理工学部の概要から見ていきましょう。
同志社大学の理工学部は、1944年に工業系の専門学校として設立された学部です。
その後、1949年からは工学部に内容を変えており、最終的に2008年に理工学部に変わっています。
加えて、学習する内容に関しても、専門学校として運営していた頃は電気系、機械系、化学系の3分野のみでしたが、現在ではこれらに加えて情報系、数理・環境系も追加されていることが特徴です。
「エネルギー変換研究センター」「インフラストラクチャー研究センター」などとも協力体制を築いており、教育や研究環境が充実していると言えます。
同志社大学の理工学部に入ることで、電子工学や機械工学、理数工学といった異なる分野を専門的に学べるため、それらの業界のスペシャリストになれることは間違いありません。
また、上述したとおり研究センターとの協力体制も築いているため、研究職を目指す方にもおすすめです。
そのため、各分野のスペシャリストになりたい方や、将来的に研究職を目指している方などは、同志社大学の理工学部を検討してみてはいかがでしょうか。
✔2008年〜は理工学部に変更
✔異なる分野を専門的に学ぶ
✔研究センターとの協力体制も築く
ここまで、同志社大学の理工学部の概要を解説してきました。
ここからは、同志社大学の理工学部の特徴を3つご紹介します。
それぞれ順番に見ていきましょう。
同志社大学の理工学部では、どのような技術にも対応できる理工学の基礎を学べます。
同志社大学の理工学部では、下記の内容を専攻できます。
これらを見て分かるとおり、あらゆる理工学に関する知識を深められます。
理工学部は全国に多く存在するものの、これだけ充実した専攻が用意されている学校は稀だと言えるかもしれません。
また、同志社大学の理工学部では専攻を途中で変更できるので、まずは幅広く学びを深めてみるのがおすすめです。
同志社大学の理工学部には、充実した教育・研究環境が整えられています。
上述したとおり、同志社大学の理工学部は様々な研究センターと連携しており、それぞれで専門的な学びを深められることが特徴です。
たとえば、同志社大学の理工学部と連携している先端科学技術センターでは、電気や電子に関して学ぶことができます。
最新機器も多数備えられており、実際に先端科学技術センターで研究をした生徒が、大きな成果を挙げています。
他にも、各専攻に応じた研究センターが充実しているので、研究を頑張りたい方にとってはもってこいの環境だと言えるでしょう。
同志社大学の理工学部では、海外進出を力強く支援してくれます。
海外留学制度が用意されており、他の大学と比較しても留学制度は充実していると言えます。
また、留学制度は大きく3つに分かれており、それぞれの特色が異なっていることが特徴です。
たとえば、制度の1つである「ダブルディグリープログラム」は、特定の条件を満たすことで、修士学位と博士学位を同時に取得できるプログラムになっています。
✔複数の理工学を学べる
✔研究環境が充実している
✔海外留学制度もある
ここまで、同志社大学の理工学部の特徴を解説してきました。
ここからは、同志社大学の理工学部がおすすめな方の特徴を3つご紹介します。
同志社大学の理工学部は、習得した科学のちからで社会に貢献していきたい方におすすめです。
同志社大学の理工学部では、それぞれの専門分野に特化して学べるため、電子工学や機械工学などを専門的に扱うことができれば、市場価値の高い人材として様々な現場で期待されます。
実際、同志社大学の理工学部の卒業生は、約50%が就職する道を選んでいます。
就職先企業も名前のある大手企業も多いため、専門分野での就職を検討している方にもおすすめです。
同志社大学の理工学部は、AIや画像処理、ハードウェアに興味がある方にもおすすめです。
これらを学ぶことで、近年伸びている分野であるDX(デジタルトランスフォーメーション)の分野で活躍できる人材になれます。
企業はアナログからインターネット(デジタル)に移行したいものの、それらに知見のある人材や、専門知識を持った人材が不足しています。
そのため、企業から即戦力として求められる人材になることが可能です。
また、同志社大学の理工学部には、企業のイノベーションを推進できる人材になれるMOTも用意されています。
最後に、研究職にも興味がある方は同志社大学の理工学部がおすすめです。
同志社大学の理工学部の生徒は、約50%が大学院に進学し、その後約2%が研究職を目指して博士課程に進みます。
同志社大学の理工学部は専門的な学びができるものの、やはり研究職を目指す方にとっては物足りない瞬間もあるかもしれません。
その後に大学院への進学なども検討することにより、大学での学び以上に専門的な知識を身につけられるでしょう。
✔専門分野を学びたい方
✔研究職を目指している方
✔社会に貢献できる力を身につけたい方
ここまで、同志社大学の理工学部について解説をしてきました。
しかし、同志社大学の中でも、どの学部に入るべきか悩んでいる方も多いかもしれません。
そこでここでは、同志社大学の理工学部と、生命医科学部を比較して解説します。
まず、これら2つの学部は根本的に学ぶ内容が異なります。
同志社大学の理工学部で学ぶことは本記事で解説しているとおりですが、生命医科学部では、医療領域に関する知識やエンジニアとしてのスキルを身につけます。
そのため、同じ技術職を目指す学部ではありながらも、スキルが大きく異なる点は理解しておきましょう。
また、受験難易度に関しては、生命医科学部が55.0〜57.5程度、理工学部が55.0〜60.0程度です。
したがって、受験難易度自体は理工学部のほうが高いと言えます。
これらを踏まえて、どちらを学びたいかという点で学部を選んでみることが重要です。
✔それぞれ学ぶ内容が異なる
✔どちらも技術系を学ぶ
✔受験難易度は理工学部が高い
ここまで、同志社大学の理工学部について解説をしてきましたが、実際に受験をするとなると、どのような受験方法が用意されているのか気になる方は多いのではないでしょうか。
結論として、同志社大学の理工学部には下記の受験方法が用意されています。
このように、多彩な受験方法が用意されていることが分かります。
多くの方が受験方法として選ぶのは、一般選抜入学試験もしくは大学入学共通テストですが、それら以外にも自分の強みを活かせる受験方法が用意されているため、あくまで自分に合った方法を選べば問題ありません。
また、最後の国際教育インスティテュート入学試験は、英語で学びたい方向けとなっていることが特徴です。
✔多彩な受験方法が用意されている
✔英語で学びたい方向けの試験もあり
✔一般選抜を選ぶ方が多い
先ほども少し触れましたが、同志社大学の理工学部は、ボーダー偏差値が55.0〜60.0程度となっています。
ボーダー偏差値に少々幅が開いていますが、これらの数字は同志社大学の中でも高い部類に入ります。
加えて、共通テストの得点率に関しても覚えておく必要があります。
同志社大学の理工学部の共通テストの得点率は、78%〜84%となっていることが特徴です。
そのため、最低でも8割以上の得点率を出さなければ、安全に合格できるラインとは言えません。
なお、現状の偏差値が足りなかったり、共通テストの得点率に不安を覚えたりする場合は、同志社大学の理工学部に合格する方法を後述するので、ぜひ参考にしてください。
✔ボーダー偏差値は55.0〜60.0
✔共通テストの得点率は78%〜84%
✔決して高い数字ではない
ここからは、同志社大学の理工学部に合格する方法をご紹介します。
それぞれ順番に見ていきましょう。
はじめに、数学、英語、理科の3科目をバランス良く対策しましょう。
同志社大学の理工学部では、これら3教科から5つの科目の問題が出されます。
そのため、これら3科目の学力を高めなければ合格することは難しいでしょう。
特に、英語に関してはリーディング200点、リスニング100点の合計300点満点です。
他の数学と理科が200点満点であることを踏まえると、英語スキルに自信がない方は今すぐに学び始める必要があります。
リーディングとリスニングに絞って、優先的に学習するようにしましょう。
次に、同志社大学の理工学部は記述式の問題が多いため、頻出のパターンを習得することが大切です。
頻出のパターンさえ覚えてしまえば、その問題に関しての不安は軽減されるため、受験当日は安心して受験に臨むことができます。
また、インターネット上には、同志社大学の理工学部の過去問が多数掲載されています。
過去問を参考にしつつ、どのような問題が出るのかを事前に把握し、過去問を完璧に回答できるまで勉強を繰り返しましょう。
最後に、プロ家庭教師ネットワークを受講することも大切です。
同志社大学の理工学部は、同志社大学の中でも偏差値や共通テストの得点率が高くなっています。
そのため、自分1人の力では合格にたどり着くのは難しいこともあるでしょう。
そのような場合に、受験合格のプロであるプロ家庭教師ネットワークを利用することで、自分に最適な家庭教師を見つけられます。
また、同志社大学の理工学部に特化したカリキュラムを組むこともできるので、気になる場合は一度無料で問い合わせをしてみてはいかがでしょうか。
✔英語・理科・数学の3科目を対策する
✔特に英語の学習が重要
✔家庭教師も検討する
本記事では、同志社大学の理工学部について解説をしてきました。
同志社大学の理工学部には、複数の専攻が用意されており、海外進出も支援されています。
加えて、研究支援や教育支援も充実しているため、将来研究職を勤めたい方にもおすすめです。
同志社大学の理工学部に合格するには、数学、英語を中心に3科目をバランス良く対策しなければなりません。
自分の力だけで学習することを不安に感じている場合は、学習塾や家庭教師の力を借りることも検討しましょう。
そのため、まずはプロ家庭教師ネットワークの無料体験から利用してみてはいかがでしょうか。
「同志社大学 理工学部」に関してよくある質問を集めました。
同志社大学の理工学部は、京都府京田辺市にあります。同志社大学は、合計で4つキャンパスを持っています。同志社大学に入学後は、それぞれ別のキャンパスにある別の学部との交流も図られるため、理工学部の生徒のみと関わるわけではありません。そのため、在学中は常に新しい学びを取り入れることができるでしょう。同志社大学の理工学部のキャンパスについてはこちらからご確認ください。
同志社大学の理工学部は、約50%が大学院に進学します。その後、大学院に進学した生徒の中で、約2%が博士課程に進学します。全体の50%の生徒が大学院に進学する大学は非常に珍しく、大学院に進学したい場合は同志社大学の理工学部を選択することも1つの手段でしょう。同志社大学の理工学部の大学院進学率についてはこちらからご確認ください。