今回は広島県の中学入試に特化した「家庭学習研究社」についてご紹介していきます。
中学受験を勝ち抜くためには、知識だけではなく思考力・判断力・表現力が必要です。
家庭学習研究社では、小学校低学年で知的好奇心や探求心を引き出し、高学年で基礎学力を身に付けることが出来るカリキュラムが組まれています。
また、集団授業で先取型の学習をしていくため、カリキュラムに従って塾と家庭でしっかり学習をすることができ、難関中学校への合格を実現させます。
「広島県内で塾を探しているけど、どこが良いのか分からない…」という方は、ぜひ読んでみてください。
■まとめ
| 家庭学習研究社の基本情報 | |
|---|---|
| 対象 | 小学1年生～小学6年生 |
| 学生数 | １クラス２０～２８名程度 |
| 授業形態 | 集団授業 |
| 対象地域 （広島県内のみ） |
三條校・己斐校・広島校・五日市校・呉校・東広島校 |
| 特徴 | 広島県内の中学校受験に強い地域密着型の学習塾 |
家庭学習研究社は、広島県内にある中学校受験を目指す小学生を対象とした進学塾です。
小学1～3年生の「低学年指導部門」では、この5つを指導方針として掲げています。
知的好奇心や探求心を引き出し、勉強に必要な読むチカラ、柔軟な発想力などを身に付けることが出来ます。
このように家庭学習研究社で指導を受けることで、勉強をするために必要な基礎能力を身に付けることが出来るでしょう。
小学4～6年生の「中学受験指導部門」では、この5つを指導方針として掲げています。
この部門では、中学受験生に必要な"基礎学力"を身に付けるカリキュラムが組まれています。
家庭学習研究社は、「中学受験に合格したら終わり」というわけではありません。
中学校進学後にも正しい学習生活を送れるように、授業の受け方・家庭学習の進め方などの指導も行ってくれます。
| 対象 | 新小学４～６年生 （現３～５年生） |
|---|---|
| 試験科目・出題範囲 | 算数、国語/各３０分 |
| 受験料 | 無料 |
家庭学習研究社の中学受験指導部門へ入会するには、「会員選抜試験」を受ける必要があります。
対象は、新4年生から新6年生（現3年生から現6年生）です。
この試験に合格し、所定の手続きをすることで入学することができます。
100点満点×2教科で、200点満点の総合点で合否を決定しています。
そのため、算数90点、国語65点でも、2教科合わせた点数が基準点に達していた場合は、合格となります。
合格の点数は、その試験日に出題された問題の難易度、各学年の全参加者の平均点で決まります。
合格点が取れなくても、何回も試験を受けることが出来ます。
小学3年生までの低学年部門クラスに関しては、選抜試験はありません。
しかし、定員に達している場合は入会ができないため、注意が必要です。
小学5年・6年生は、学力到達度でクラスを振り分けます。
また、クラス替えは年に数回行っており、お子さんの成績次第で頻繁にクラスが変わります。
低学年では学習の習慣づけや学習に対する好奇心を高め、算数・国語の基礎力を固めます。
低学年部門には「ジュニアスクール(通学コース/ホームワークコース)」「玉井式国語的算数教室」が用意されています。
| 対象学年 | 週回数 | 教科 | 授業形態 |
|---|---|---|---|
| 小学3年生 | 1回 | 国語(40分)算数(40分) | 集団指導/定員15名 |
ジュニアスクールは小学3年生を対象とした家庭学習研究社独自の講座です。
週1回の授業では学習の「基本の考え方」や「勉強の面白さ」を学び、授業以外の日には家庭学習用のプリント(ホームワーク)で「学力の定着」や「学習の習慣づけ」を行います。
そのことにより最終的に中学受験対策の学習にムリなく移行できるようになる。
ジュニアスクールコースの狙いは以下の4つです。
| 対象学年 | 学習教科 | 学習形態 |
|---|---|---|
| 小1～小3 | 算数・国語 | 家庭学習(通学無し)※ |
※小3生のみ、年2回通学コースの授業に参加する機会あり
ホームワークコースは、通学が困難な生徒でも家庭でしっかり勉強ができるように設計されたジュニアスクールに併設されたコースです。
月1回郵送で家庭に送られてくる教材を使って、計画的に学習を進めていきます。
4週間を通して週5日ホームワークに取り組んだ上で「ステップアップテスト」で学習の定着度を確認します。
ホームワークには「ホームワークガイド」が添付されているので、保護者が学習をサポートしやすいようになっています。
| 対象学年 | 週回数 | 時間 | 授業形態 |
|---|---|---|---|
| 小1～小3 | 1回 | 小1(60分)、小2/小3(70分) | 集団指導(クラス担任制) |
玉井式国語的算数教室は、アニメーションと連動したオリジナル教材を用いた学習を通じ、図形の展開や構造、文章内容を把握する力＝イメージング力を育てる教育プログラムです。
イメージング力がつくことで、算数の文章題や国語の長文読解に強くなります。
小学4年生からは「中学受験指導部」に入り中学受験準備を始めていきます。
小学4年生では受験勉強を進めていく態勢を少しずつ整えながら算数・国語の基礎学力を強化します。
5年生からは理科・社会の授業も加わります。
算数と同様に先取り学習を行い、6年の4月末には入試4教科の基礎力養成指導を修了します。
通塾回数は週3回コース、又は土曜日コースのどちらかから選ぶことができます。
| 対象学年 | 週回数 | 教科 | 授業形態 |
|---|---|---|---|
| 小学4年生～小6 | 3回 平日2日＋土曜 |
算数・国語(小学4年生) ※ 算数・国語・理科・社会(小5,6) |
集団指導 20～28名程度 |
| マナビーテスト(2週間に1回) (小学4年生 : 算国/小5,6 : 算国理社) | |||
| 保護者説明会(小学4年生,5 は年2回 小6は年4回)、個別面談 | |||
※小学4年生生は平日2日と、隔週土曜日(テスト日)のスケジュールになります。
また「楽しい理科・社会」のオプション講座もあります(隔週土曜日)
週3コースは、カリキュラムで決められた週ごとの単元の内容が確実に理解できるよう、週3日の授業で丁寧に指導を進めていきます。
小6からは男子校・女子高対策が始まるため、男女別のクラス別編成となります。
(一部校舎を除く)
| 対象学年 | 回数 | 教科 | 授業形態 |
|---|---|---|---|
| 小学4年生～小6 | S1(隔週土曜日) S2(毎週土曜日) |
算数・国語(小学4年生)※ 算数・国語・理科・社会(小5,6) | 集団指導/20～28名程度 |
| マナビーテスト(2週間に1回) (小学4年生 : 算国/小5,6 : 算国理社) | |||
| 保護者説明会(小学4年生,5 は年2回 小6は年4回)、個別面談 | |||
※S2コースはテストの無い土曜日の「ステップアップ講座」で算数と国語の学力を強化します。
土曜コースは、平日に通塾できない生徒のためのコースです。
家庭学習が重要になるので、家庭での学習用に編集されたテキストや副教材を用いて勉強をします。
保護者が学習をフォローしやすいよう教材には全て「正解」が添付されており、塾への電話相談もできる体制になっています。
隔週土曜日のテストは週3日コースの生徒と共通の問題です。
テスト終了後にはその日の出題内容についての授業があるので理解の定着を図ることができます。
| 入会金 | |
|---|---|
| 小学1～3年生 ・ジュニアスクール3年部 ・玉井式国語的算数教室1,2,3年部 ・ホームワークコース1,2,3年部 |
小学4～6年生 (中学受験指導部門) |
| 10,000円 | 無料 |
家庭学習研究社の月謝は「ゆうちょ銀行」からの引き落としのみとなっています。
他の支払い方法は受け付けていないため、ゆうちょの口座を持っていない場合は開設をする必要があります。
家庭学習研究社のコース料金は一部(夏期講座など)掲載されているだけになります。
教室ごとの空き状況・コース料金については各教室にお問い合わせをお願いします。
家庭学習研究社の講座は年間を通して前後期に分かれ、夏期・冬期には「夏期講座」「冬季講座」が開講されます。
6年生は年に5回の公開模試がある他、オプション講座の受講で対策を取ることができます。
| 基礎力強化特訓(前期) | 県立(適性検査)対策講座(後期) | 重点強化特訓(後期) |
7/20～8/22にかけて「中学受験夏期講習」と「夏期集中特訓」の2つの講座を開講しています。
教室により開講状況が異なるため確認が必要です。
| 学年 | 授業時間、日数 | 料金(教材費、テスト代含) |
|---|---|---|
| 1年部(小1) | 65分×5日間 | 11,550円(税込) |
| 2年部(小2) | 75分×5日間 | 12,650円(税込) |
各クラス定員は12名です。
1年生は8/5～、2年生は8/4～の授業になります。
8/3～8/22の間の8日間で算数・国語の授業を行います。
(各40分)
定員は15名、料金は全8日間で21,000円です。
| 学年 | 夏期講座 | 夏期集中特訓 | |
|---|---|---|---|
| 授業日数・教科 | 指導方法 | ||
| 4年部(小4) | 計14日間 算・国・理・社 |
通学コース オンライン(動画配信)コース |
テキストと学習ビデオによる自宅学習 全6回(算・国) |
| 5年部(小5) | テキストと学習ビデオによる自宅学習 全6回(算・国・理・社) |
||
| 6年部(小6) | 計16日間 算・国・理・社 |
通学コース オンラインコース(ZOOMによる授業) |
8/24～8/29(計6日間) 教室での対面授業 (算・国・理・社) |
※6年生の夏休み講座の受講希望者は「会員選抜試験」の受験が必要
6年生の夏期講座学費は以下の通りです。
| 夏期講座の費用一覧 | |
|---|---|
| 「中学受験夏期講習」「夏期集中特訓」セット | 75,900円(税込) |
| 「中学受験夏期講習」のみ | 59,400円(税込) |
| 「夏期集中特訓」のみ | 28,160円(税込) |
(※学費には教材費等全て込み)
冬期集中講座は小3生の場合5日間連続の集中講座等があります。
低学年部門の会員はもちろん新規で参加することも可能です。
指導教科は算数・国語の2教科。
学力到達度別のクラス編成での授業を行います。
| 2023年入試の合格実績 | |||
|---|---|---|---|
| 広島学院 | 57名 | 修道 | 147名 |
| 広島城北 | 139名 | 崇徳 | 5名(男)/1名(女) |
| ノートルダム清心 | 85名 | 広島女学院 | 145名 |
| 安田女子 | 119名 | 比治山女子 | 21名 |
| 広島大学附属 | 16名(男)/11名(女) | 広島大学附属東雲 | 8名(男)/8名(女) |
| 広島県立広島 | 11名(男)/23名(女) | 広島県立広島叡智学園 | 1名(男)/2名(女) |
| 広島市立広島中等教育学校 | 11名(男)/16名(女) | 広島なぎさ中学校 | 69名(男)/38名(女) |
| 近畿大学付属広島(東広島校) | 19名(男)/19名(女) | 広島国際学院 | 14名(男)/3名(女) |
| 広島修道大学ひろしま協創 | 2名(男)/7名(女) | AICJ | 13名(男)/13名(女) |
長年培った経験値が蓄積されているので、この地区で中学受験を考えているのなら一択。
やはり、中学受験専門の塾ということで、講習のクオリティは非常に高いと思った。学校紹介のイベント、卒業生との交流会もあり、モチベーションを高める工夫が良かったと思う
長年のノウハウと自分の経験を織り交ぜて授業を展開していた。
中学受験が主な目的のため、レベルは平均以上を軸に展開するのでついていけない生徒に対しては厳しい場面も多々あったように感じる。
広島県の中学入試に特化した塾であることから、カリキュラムに満足している保護者の意見が多く見られました。
家庭学習のフォローが必要なため、保護者の負担が大きいことについての指摘もあったことから、家庭で時間を設けて学習指導をすることが必要だということが分かりました。
ここからは中学受験に高い評判を持つ個別指導塾「東京個別指導学院」の指導方法との違いをみていきましょう。
| 東京個別指導学院の基本情報 | |
|---|---|
| 対象生徒 | 小学生・中学生・高校生・高卒生 |
| 対象地域 | 首都圏を中心に全250の直営教室を展開 |
| 指導方法 | 最大1対2までの個別指導 |
| 自習室情報 | あり（教室により要確認） |
| 特徴 | 「成績向上・結果」「講師」で顧客満足度の高い指導 |
東京個別指導学院は、一人ひとりに寄り添い最適な学習を提供するコーチング指導を特徴としています。
一人ひとりの現状や志望校に合わせて、最適な学習計画を作成してくれます。
また、教室に自習室を完備しており、授業がない日でもしっかりと勉強をすることが可能です。
集団指導であれば一旦授業についていけなくなると授業に「参加しているだけ」になってしまいがちです。
恥ずかしがり屋な生徒であれば自分から質問にいくこともできず、思うような効果を得られないということにもなり兼ねません。
東京個別指導学院ではコーチング指導という、生徒一人ひとりのやる気や自信を引き出す指導を行っています。
生徒のモチベーションや学習計画をしっかりとサポートすることで、目標の達成を実現します。
110万人以上の指導実績を持つ「家庭教師のトライ」から生まれた完全マンツーマン指導の個別指導塾が「個別教室のトライ」です。
優秀な講師陣による「トライ式学習法」で子供のやる気を引き出し、「オーダメイドカリキュラム」で一人ひとりの目標に向けた最適なサポートを行いゴール(合格)を目指します。
個別教室のトライは1対1の個別指導なので、「日々の学習の習慣づけ」や「ノートの取り方」、「苦手分野の克服」「志望校合格」といった生徒一人ひとりの悩み・目標に対するプランの作成が可能です。
全国規模のネットワークにより最新の受験情報を持っているため、学校によって傾向の異なる中学入試の対応も安心です。
集団指導であれば一旦授業についていけなくなると授業に「参加しているだけ」になってしまいがちです。
恥ずかしがり屋な生徒であれば自分から質問にいくこともできず、思うような効果を得られないということにもなり兼ねません。
トライでは「ダイアログ学習法」という、生徒の口から説明させる学習法を取っています。
このことで生徒の「わかったつもり」を防ぎ、知識を定着化させることができます。
広い知識や考える力が必要とされるこれからの受験には、対話型のマンツーマン授業が効率的になってきます。
2020年教育改革以降、受験で求められる学力は、表現力、思考力、判断力です。
新しい入試のカタチに対応するためには子供の性格に合わせた塾選びが大切になってきます。
ライバルと切磋琢磨しながら志望校を目指すのであれば集団指導の「家庭学習研究社」がおススメです。
子供の性格に合わせた学習法で苦手な単元を克服しつつ、効率的に志望校合格を目指したいのであれば「個別教室のトライ」で対策を立てましょう。
マンツーマン授業なので子供が積極的に学び、思考力や表現力を身に付けることができます。
受験生の夏はとても短いものです。
秋、冬へと順調にラストスパートをかけることができるよう、今できることをしっかりがんばりましょう。
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