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更新日 2023.9.8

【プロ家庭教師監修】慶應義塾大学 法学部 英語の対策法・偏差値・参考書

受験生の憧れでもある慶應義塾大学法学部の英語は難しいイメージがありますが、しっかりと対策を行い、適切な勉強法を行うことで確実に合格ラインに近づくことができます。

慶應義塾大学法学部の英語は試験時間80分で行われるのに対し、大問数は5問で時間に対して文量が多く、非常に高い語彙力が問われる点が特徴です。

そこで今回は知名度抜群で安心、家庭教師のトライの監修のもと、慶應義塾大学法学部の英語の合格点を分析した難易度、配点、傾向・対策方法などの入試情報について紹介していきます。

慶應義塾大学法学部の英語の入試概要

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慶應義塾大学法学部の英語の問題構成・試験時間

5つの大問から構成

慶應義塾大学法学部の英語の問題構成は以下の通りです。

問題の総語数は2,000語程度の傾向があり、試験時間は80分とボリュームに対して短めです。

法学部の英語の問題構成
試験時間 80分
大問1 発音
大問2 文法問題(誤り指摘)
大問3 会話文挿入
大問4 難単語推測
大問5 長文読解

慶應義塾大学法学部の英語の配点

各大問の配点は非公開

慶應義塾大学法学部の英語の問題配点は公開されていません。

また、参考書などに書かれている配点はあくまで著者の独断で配点を決めているため、必ずしも正確な配点ではありません。

しかし、英語は200点満点で例年の合格者平均点は100点前後なので、大問3〜5を中心におよそ半分程度解けたら合格ラインと言えるでしょう

また、慶應義塾大学法学部の入試科目は全体で400点満点で、内訳は英語200点、歴史科目100点、論述100点で、英語が入試全体の半分を占めています。

これは早稲田大学など、他大学と比べても英語の配点が非常に高くなっていると言えます。

そのため、慶應義塾大学法学部は英語で点数を稼ぐことができれば入試をかなり有利に進められます。

慶應義塾大学法学部の英語の難易度について

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何割必要?慶應義塾大学法学部の英語

英語の合格最低点は非公開

慶應義塾大学は科目ごとの合格最低点は公開していません。

しかし、合計点の合格最低点と各科目の受験者平均点が公開されているので大体の予想はつけられます。

実際に以下の見出しで確認していきましょう。

法律学科の英語の受験者平均点

過去5年間の受験者平均点を見るとかなり難易度の上下が激しいですが、過去問で安定して6割を得点できれば問題ないレベルの英語力があると考えられます。

法律学科の入試データ
入試年度 英語の配点 受験者平均点 3教科の合格最低点
2023年 200点 111.40点 247/400点
2022年 200点 110.16点 239/400点
2021年 200点 104.55点 234/400点
2020年 200点 124.06点 252/400点
2019年 200点 90.25点 227/400点

政治学科の英語の受験者平均点

法律学科より政治学科の受験者平均点の方がわずかに高いので難易度は政治学科の方が高いといえます。

しかし、同様に点数に波があるので6割をボーダーラインと考えていいでしょう。

政治学科の入試データ
入試年度 英語の配点 受験者平均点 3教科の合格最低点
2023年 200点 115.99点 252/400点
2022年 200点 113.01点 236/400点
2021年 200点 106.65点 235/400点
2020年 200点 124.43点 258/400点
2019年 200点 93.23点 224/400点

✔︎政治学科の方がレベルが高い

✔︎合格最低点は非公開

✔︎安定して6割を目標

慶應義塾大学法学部の英語の傾向や対策・勉強法

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慶應義塾大学法学部の英語に見られる3つの傾向

発音・文法・語法のレベルが高い

大学によっては長文問題がほとんどというところもあります。

しかし慶應義塾大学法学部の入試英語では大問が5つあり、長文だけに焦点を当てた勉強方法では太刀打ちできません

私立大学の入試ではあまり見られないアクセント・発音問題や、予備校の解答速報で答えが割れるような難問の文法問題が出題される傾向があります。

長文のテーマが幅広い

慶應義塾大学法学部の英語の最終問題は毎年、長文問題となっています。

配点は公開されていませんが、この長文読解の配点は高いと考えるのが妥当です。

また、長文のテーマが最新の時事問題に関することから、社会、科学、医療、経済、法律までジャンル問わず出題されます。

会話文の問題が出題される

慶應義塾大学法学部の英語は毎年会話文が大問1つ分出題されます。

この会話文問題では文脈に合った熟語を空欄に入れる問題が出題されるのですが、選択肢が多く、難易度の高い熟語表現の知識が必要とされるので、会話で使われる表現は参考書1冊分程度は頭に入れましょう。

早慶レベルに対応できる参考書はこちら

慶應法学部の英語の対策すべきポイント

各大問の時間配分を決める

見直しの時間を考慮した時間配分を決めましょう。

また、配点が高いと予想される後半の長文問題にできるだけ時間を使えるように前半の語彙問題などは早く解き終わるのが理想的です。

理想の時間配分
大問1 5分
大問2 10分
大問3 15分
大問4 15分
大問5 25分
見直し 10分

知らない単語を前後の文脈から推測する練習

慶應義塾大学法学部の英語の語彙レベルに対応するなら、これまで使用していたのとは別に早慶レベルの単語が載っている単語帳を新しくもう1冊取り組むことをおすすめします。

しかし、早慶レベルの英語入試となると単語数はきりがないため、完全に単語を網羅しようとしていると勉強の効率が悪いです。

そこで、早慶レベルの英語を攻略するためには知らない単語が長文に出てきても、前後の文脈から意味の推測ができるようになる必要があります。

単語の意味をすぐに調べて暗記することも大事ですが、調べる前に推測をする習慣を付けてみましょう。

語彙力強化のための参考書はこちら

過去問演習は10年分は行う

慶應義塾大学法学部の英語は難易度に波があるので過去10年分程度の問題は解いて対応力を付けておきましょう。

また、慶應義塾大学は学部毎に問題の傾向が大きく異なりますが、過去問対策を行うときは志望する学部の問題だけでなく他学部の問題にも取り組んでみましょう。

様々な傾向の問題を解いて対応力が鍛えられますし、得意な英語の入試傾向を持った学部を発見できる可能性もあります。

記事の最後に過去問のリンクを掲載しているので、記事を全て読んだ上で実際に確認してみましょう。

✔︎発音・文法・語法のレベルが高い

✔︎長文のテーマが幅広い

✔︎会話文の問題が出題される

慶應義塾大学法学部の英語対策で使える参考書

おすすめの参考書3冊

【語彙の総合力が身につく】解体英熟語 改訂第2版

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出版社 価格(税込) タイプ
Z会 1,100円 単語帳

解体英熟語の最大の特徴は1冊で問題集・参考書・単語帳の役割を担う点です。

主要難関大学で頻出の英熟語を例文と共に覚えられるので、ただ覚えるのではなくより実践に近い形式で暗記ができます。

特に、慶應義塾大学法学部の英語ではかなり高い語彙・文法力が問われるのでこの1冊を完璧にして対応できるようにしましょう。

【文法力強化に】アップグレード英文法・語法問題

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出版社 価格(税込) タイプ
数研出版 1,419円 問題集

アップグレード英文法・語法問題は過去15年間6,000回の入試問題を分析したデータに基づいて作られた問題集です。

難解な構文は図を用いて分かりやすく説明してくれています。

アクセント・発音問題も網羅しているのでこの1冊をやりこめば慶應義塾大学法学部の英語にも対応できる語彙力が身につくでしょう。

【過去問・長文対策に】慶應の英語

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出版社 価格(税込) タイプ
教学社 2,310円 問題集・過去問

慶應の英語は各学部の英語入試の過去問が15年分収録されていて、解答だけでなく各学部の傾向や対策ポイントを教えてくれます。

この1冊で慶應義塾大学の英語の傾向を掴めるだけでなく、長文問題の演習にもなるので一石二鳥の要素を詰め込んだ問題集です。

単語や文法の参考書をある程度仕上げてから取り組むことをおすすめします。

慶應義塾大学法学部の英語対策でお悩みの方へ

庭教師のトライがおすすめ

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まとめ

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慶應義塾大学法学部の英語の傾向・対策から難易度やおすすめの参考書までを紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

慶應義塾大学法学部は私立大学最難関レベルを誇り、対策に悩みを抱える学生も多くいます。

特に、独学で対策を行うのは非常に困難なことだといえるので、ぜひ記事の最後で紹介した家庭教師のトライの利用を無料体験だけでもご検討ください。

独学に自信がある方でも、プロの家庭教師を利用することで新たな気づきを発見でき、合格に繋げることができる可能性があります。

【初心者でもわかる】この記事のまとめ

「慶應義塾大学 法学部 英語」に関してよくある質問を集めました。

慶應義塾大学 法学部 英語の合格最低点は?

慶應義塾大学 法学部の英語の平均点数は、2023年度は法律学科が111.40点、政治学科が115.99点でした。過去5年間で英語の受験者平均点数は20点近く前後しているので、難易度に波が見られます。

慶應義塾大学 法学部 英語おすすめの参考書は?

慶應義塾大学 法学部の英語対策で使える参考書は、「解体英熟語」です。問題集としての役割も果たす上に難易度の高い語彙までカバーしているので、おすすめです。

この記事を企画・執筆した人
-StudySearch編集部-
この記事は、StudySearchを運営している株式会社デジタルトレンズのStudySearch編集部が企画・執筆した記事です。
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