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更新日 2024.4.9

【プロ家庭教師監修】早稲田政経の入試科目・対策法・難易度を紹介

早稲田大学政治経済学部は、多様性と国際性を重視した教育を行っていて、学科は、政治学科、経済学科、国

学科の3学科に分かれています。

早稲田大学政治経済学部の入試は大幅に改定され、多くの受験生が悩んでいると思います。

そこで、この記事では早稲田大学政治経済学部の最新の入試情報・難易度・対策方法について分かりやすく解説していきます。

また、早稲田大学政治経済学部の受験を考えている方のためにおすすめの家庭教師もご紹介しているため、ぜひ参考にしていってください。

【数学必須化】早稲田政経の入試について

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早稲田政経の一般試験の科目

早稲田政経の一般選抜では共通テスト4教科分の点数を100点に凝縮したものと学部独自の試験100点分を足した合計で合否を判断します。

【2024年度】一般入試の科目

※共通テストの国語には古文・漢文が含まれていますが学部独自の試験は現代文のみです。

一般選抜の受験
受験するもの 教科
共通テスト 「国・数1A・英」+地歴・公民、理科、数学2Bから1教科を選択
学部独自の試験 120分の総合問題「英・国」

早稲田政経入試の変更点・特徴

早稲田大学政治経済学部の入学試験では数学が必須の教科になりました。

文系学部の受験と言えば、国・英・社での受験が一般的だったため、受験生にとっては非常に混乱する出来事だったでしょう。

早稲田政経で数学が必須化された理由

グローバル化の時代では価値観の異なる人たちと議論をする機会が増えていきますが、その時に数学で学ぶことができる「数」を用いた論理的な説明力が必須の能力になると考えられています。

そこにいち早く対応できる人材を育てたいという思いから早稲田政経の入試で数学が必須教科になりました。

グローバル化に対応できるよう大学の英語試験で4技能を求める入試も増えてきているため、数学入試が動き始める可能性も十分にあります。

共通テストも合わせて合否判定

早稲田政経の一般入試は共通テストの結果も合否判定の材料になってしまうため、国立大学受験者と同じく共通テストが1次試験のような扱いになります。

そのため、国立大学志望者の併願校となることが多く、難易度も必然的に上がってしまいます。

✔︎共通テストも必要

✔︎数学が必須科目になっている

✔︎難易度はかなり高い

早稲田政経の難易度

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【難易度】早稲田政経の偏差値・倍率

【2023年】早稲田政経の偏差値

早稲田大学政治経済学部は政治学科・経済学科・国際経済学科が全て偏差値70です。

また、共通テスト利用方式では得点率が90%になっているため、92~94%は得点しなければ安心して合格はできないといえます。

早稲田大学の他の学部と比較しても最難関レベルといえますし、数学が必須科目のため他学部とは違った難しさがあるといえます。

【2023年】早稲田政経の一般選抜の倍率

こちらは一般選抜の倍率のため、共通テスト・総合問題の合計で受験した合格者の倍率です。

2023年度一般選抜
学科 定員 受験者 合格者 倍率
政治学科 100 708 260 2.7
経済学科 140 1,481 322 3.7
国際政治学科 60 462 131 3.5

【2023年】早稲田政経の共通テスト利用の倍率

こちらは共通テストの結果のみで受験した合格者の倍率です。

2023年度共通テスト利用
学科 定員 受験者 合格者 倍率
政治学科 15 358 103 3.5
経済学科 25 1,632 467 3.5
国際政治学科 10 353 111 3.2

新しくなった早稲田政経の問題は?

【2022年度】早稲田政経の過去問

本記事では早稲田大学経済学部の過去問を紹介しています。

著作権の関係上一部見れない文章もありますが、問題の流れは十分掴むことができるでしょう。

早稲田大学政治経済学部から出題される独自の新しい総合問題を掲載しているため、気になる方は記事下部からチェックしてみてください。

また、実際に新しい問題に変更される前に受験者のためにサンプル問題も公開されているためそちらもチェックしてみてください。

✔︎偏差値は早稲田最難関

✔︎学科のレベルの差はほぼなし

✔︎過去問は確認必須

早稲田政経の対策と傾向

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各科目の対策と傾向

早稲田政経【国語】

早稲田政経のこれまでの国語は現代文・古漢融合問題の2つで問題が構成されていましたが新たに変わった総合問題に含まれる国語には古文・漢文の問題が含まれてません。

過去問では総合問題の中の国語は大問が1つしかなく、7つの問いが用意されています。

問題数が非常に少なく感じるかもしれませんが大問1つの中に表と図が合わせて10個掲載されていることと、200字以内の記述問題も含まれているため、素早く文章を読み解く力だけではなく分析力・情報処理能力も必要になります。

また、問題数が少ないということは1問あたりの点数が高いということなので注意が必要です。

早稲田政経【英語】

英語も総合問題に含まれているため、共通テストとは別で対策が必要になります。

英語は大問が2つあり、1つ目は7つの問いがあってもう2つ目は丸ごと英作文という構成になっています。

問題の英文には全部で3つの数字の入った表とグラフが掲載されていて、国語同様に分析力と素早い情報処理能力が問われます。

そのため、頻繁に表やグラフと共に用いられる単語をしっかりと頭に入れおくことが必要になります。

英作文に文字数の指定はないですが、15行分の解答蘭が用意されているため、過去問の解答用紙を利用して英作文の練習をするといいでしょう。

早稲田政経【数学】

受験科目として数学が必須となりましたが、実際に受験しなくてはならないのは共通テストの数学1Aのみです。

範囲としては数学1Aのみになっていて、もう1科目を選択科目として地歴・公民、数学2B、理科の中から選択できるようになっています。

つまり、数学が必須科目になったとはいえ、最低でも数学1Aだけを追加で勉強すればいいことになります。

文系学部を受験する方は国・英・社がほとんどだと思うので他に併願で受験を考えているのなら、数学2Bを新たに勉強するのは時間がかかるため避けるべきでしょう。

早稲田政経【社会】

社会も受験するのは共通テストのみです。

早稲田政経の入試問題が変わるまでは学部独自の社会科目を受験しなくてはならなかったのですが、総合問題には社会が含まれていないため、共通テストの対策をひたすら行うことが合格に繋がります。

✔国語と英語は別で対策が必要

✔数学・社会はひたすら共通テスト対策

✔素早い分析力と情報処理能力が問われる

独学で早稲田政経に合格は可能?

早稲田大学の政治経済学部に独学で合格することは可能ではありますが、家庭教師や個別指導塾に通うほうがカリキュラムがしっかりしていたり、受験に関する情報が豊富なため効率よく学習を進めることができます。

独学のメリットは費用がかからないことですが、学習計画を立てることや受験情報を集めることなど自分でやらなければならないことがたくさんあります。

自己管理が得意な人は独学でも合格は可能ですが、あまり得意ではない人は家庭教師や個別指導塾に通うことをおすすめします。

おすすめは家庭教師のトライ

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家庭教師のトライのコースと料金

トライの高校生コースの中にはトライ式早大対策コースといった早稲田大学志望者のための専用コースが用意されています。

このコースではこれまでに輩出してきた多数の早大合格者のノウハウを凝縮したカリキュラムがあるため、独学で受験を考えている方でも一度考え直して見てはいかがでしょうか。

また、早稲田大学に合格するために塾や家庭教師を利用しようと考えている方も、トライのように実績を基に個人に合わせたカリキュラムを作成してくれる場所を選ぶことをおすすめします。

トライの料金は個別のカリキュラムや授業日数に合わせて料金が設定されるため、料金の詳細が知りたい方は以下よりお問い合わせください。

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✔質の高い講師陣

✔早大専用のコースを用意

✔料金は問い合わせで確認

まとめ

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早稲田大学政治経済学部は、早稲田大学のなかでも最難関レベルの学部といわれています。

そこに入試科目で数学が必須になることに加えて、学部独自の問題にも大きく変更が加わりました。

そのため、早稲田大学政治経済学部を志望していた方は非常に困惑すると思いますが、この記事で紹介した入試情報や対策法を参考に受験の計画を立てていただければ幸いです。

また、大学入試は志望する大学のレベルが高くなるほど自分の力だけで学習していくのは難しくなっていくため、先程紹介した家庭教師のトライも一度受験する上でぜひ参考にしてみてください。

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【初心者でもわかる】この記事のまとめ

「早稲田政経 入試」に関してよくある質問を集めました。

早稲田政経の入試科目・範囲は?

早稲田政経の入試科目・範囲は、国語は現代文のみ、必須科目の数学は共通テストの1Aを必ず受験しなくてはいけません。学部独自の試験は国語と英語のみで構成されているため、社会科目は共通テストで選択しない限り受験する必要はないです。

早稲田政経の偏差値・倍率は?

早稲田政経の偏差値・倍率は、偏差値が70、共通テスト利用受験者の得点率が90%となっています。倍率は2.8~5.2倍となっています。数学が必須科目になったことによって国立・理系志望者も併願校として受験する可能性が高くなりました。

早稲田政経の傾向・必要な対策は?

早稲田政経に必要な対策は、素早い分析力と情報処理能力を鍛えることです。学部独自の総合問題では国・英どちらも文章内で表やグラフが多く用いられているため注意が必要です。

この記事を企画・執筆した人
-StudySearch編集部-
この記事は、StudySearchを運営している株式会社デジタルトレンズのStudySearch編集部が企画・執筆した記事です。
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