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更新日 2024.4.9

共通テスト地学基礎勉強法┃9割目指すための対策・平均点・参考書など解説

今回は、共通テストの地学基礎の勉強法と対策についてお伝えしていきます。

出題範囲から、おすすめの参考書まで、幅広く解説しています。

地学基礎にかけられる時間は、きっと限られているでしょう。

その中で確実に点数が取れるように、早めに対策をし、しっかり理解していきましょう。

また、最後におすすめの塾とそれぞれの特徴も記載しています。

1人で勉強するのは不安な方は必見です。

地学基礎の共通テストについて

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共通テストの地学基礎は、大問4まであり、分野ごとに分かれています。

大問1は地球で、固体地球・地層と化石・鉱物と岩石がテーマとなっています。

大問2は大気と海洋で、梅雨期の天気・津波がテーマとなっています。

大問3は宇宙で、太陽・太陽系がテーマとなっています。

大問4は環境で、自然環境と災害がテーマとなっています。

近年の出題傾向

2021年の共通テストでは、地学的現象の単純な知識問題が減少しています。

代わりに、図、グラフ、表などの読み取り問題や、実験の考察問題など、思考力を問われることが多くなっています。

しかし、探究活動のレポートから、観察事実と考察事項を判断し、選択肢から選ぶ完答式の問題は出題されませんでした。

難易度はセンターや試行調査よりも易しい傾向にあります。

まずは地学現象を正しく理解し、図やグラフなどを用いた考察問題を演習して思考力を磨く必要があります。

共通テストの平均点の推移について

過去5年の平均点は以下の通りです。

2018年度 34.13点
2019年度 29.62点
2020年度 27.03点
2021年度 33.52点
2022年度 35.47点

全体の平均は、31.95点となっています。

昨年の平均点は5年間で最も高いです。

もちろん、年度によって難易度は変わりますが、過去5年間を見る限り、基礎を抑えたら、確実に点数が取れるでしょう。

配分・試験時間について

地学基礎は、1科目50点満点、2科目選択で100点満点となっています。

しかし基礎科目は、1科目で試験を受けることはできません。

そのため、地学基礎+基礎1科目(生物基礎・化学基礎・物理基礎から1つ)もしくは、地学基礎+基礎1科目+発展1科目(生物・化学・物理から1つ)がセットになっているので、注意が必要です。

共通テスト地学基礎とセンター試験の違い

センター試験と比べ共通テストでは、日常生活と関連した問題が中心に出題されます。

センター試験よりも思考力を問う問題が増加するでしょう。

しかし、基礎知識をしっかり理解していれば、対処できると考えられます。

地学基礎の基本的な勉強方法

  • 逆算して対策を考える
  • 基礎知識を固める
  • 過去問を解く

逆算して対策を考える

1月の共通テストから逆算して対策をしましょう。

オススメのやり方は、10月を目途に教科書や参考書を一通りこなすことです。

次に1月まで、共通テスト過去問をこなしながら、 教科書や参考書で適宜確認する作業を繰り返しましょう。

基礎知識を固める

基礎知識を固める際には、定期的に問題集で問題を解くことが大事です。

知識を習得してから問題集を解くよりも、解きながら知識も得る学習が最も効率が良いと考えられます。

わからなかった点は、その都度参考書や教科書に戻って学習しましょう。

過去問を解く

基礎知識を固めながら問題を解いた後は、共通テスト過去問をこなす必要があります。

是非、センター過去問も活用してください。

地学基礎の応用的な勉強方法

  • 知識の蓄積
  • 計算問題に対して
  • 問題演習を行う
  • 本番戦略をする

知識の蓄積

知識の蓄積で大事なことは、分野ごとに集中して勉強することです。

地学基礎は分野の独立性が高いので、このやり方が効率が良いと考えられます。

注意点は、 教科書に記載されている発展内容は、出題されないことです。

その記述は理解を深めるために活用しても構いませんが、基礎部分だけで本質は理解できることが多いです。

そのため、時間的な余裕がなければ、発展内容は読み飛ばしても問題ないでしょう。

教科書にも記載されていないような教養問題が出ることがありますが、気にしない方が得策です。

基本的な知識を確実に身につけましょう。

計算問題に対して

地学基礎の計算問題は、小学校の算数の延長線のレベルです。

特別な準備は必要ありませんが、単純な計算ミスをしないよう気をつけましょう。

問題演習を行う

地学基礎は、基本的に知識の量が重要です。

そのため、問題演習は、知識事項の整理を同時に行いましょう。

その問題を通してどのような知識を得たか、具体的に整理すると尚良いです。

また、問題演習以外での個別の知識の整理が有効です。

例えば、火成岩の分類では、二酸化ケイ素の含有量は、色指数や含有鉱物、粘性など他の項目にも影響を与えています。

知識を点で見るのではなく、その分類全体を俯瞰しましょう。

全体を整理しながら勉強すると効率も良くなります。

本番戦略をする

問題数は15題前後ですので、時間に余裕が持てます。

そのため、併用する科目に多くの時間を割くと良いでしょう。

✔地学基礎は、基礎知識を固めることが重要

✔ポイントは、知識を得るのと同時に問題を進めていくこと

✔共通テストになってからは、思考力を問う問題が増えてきている

【地学基礎】共通テストにおすすめの参考書3選

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『きめる!共通テスト地学基礎』(学研プラス)

出版社 学研プラス
発行月 2020年6月
料金 -1,430(税込)
特徴 試験直前まで使える「別冊ふろく」付き

シリーズ累計、300万部を突破している参考書です。

ほとんどの人が、地学基礎以外の教科も受けると思います。

全ての参考書を持ち運ぶのは大変ですので、「別冊ふろく」があると便利ですね。

青木の地学基礎をはじめからていねいに

出版社 東進ブックス / ナガセ
発行月 2016年2月
料金 -1,320(税込)
特徴 高1生が読んでも理解できる内容

センター試験に出るところを中心に構成されています。

また、それぞれのチャプターに授業と確認テストが記載されています。

オリジナルの図版も用いているので、理解できないところはビジュアルで確認することも可能です。

大学入学共通テスト 地学基礎 実戦対策問題集

出版社 旺文社
発売日 2020年7月20日
料金 -1,210(税込)
特徴 読解力と考察力を高める問題を厳選

先ほど紹介した2冊と違い、思考力や考察力を鍛える問題集です。

より地学基礎に力をいれたい人向けになるでしょう。

また、新傾向の問題やレポート式の問題もあります。

基礎を身につけた後、問題に慣れるために活用するのがオススメです。

✔参考書によって特徴が違う

✔自分に合った参考書を選ぶ必要がある

✔紹介した3冊は、過去10年以内に発行されている

共通テスト地学基礎対策におすすめの学習塾

東京個別指導学院

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東京個別指導学院の基本情報

東京個別指導学院の基本情報をまとめました。

塾名 東京個別指導学院
対象学年 小学校1年生〜高校3年生
対象範囲 定期テスト対策から大学受験対策まで
授業形態 1対1もしくは1対2の個別指導
 
  • 何でも話せる関係性を築けて、勉強以外もサポートしてくれる
  • 自分に必要なステップだけだから、無駄がない

東京個別指導学院の特徴

共通テストの地学基礎対策を含め、1人ひとりのペースに合わせたスケジュールの中で授業が提供されています。

入塾後は、講師数名の授業を体験し、相性がよい講師を見つけてもらいます。

また、授業開始後の講師変更も可能です。

三者面談を年に6回程度と多めに設定し、目標達成のために必要なことをアドバイスしてもらうことができます。

部活や習い事のスケジュールに合わせて、通塾回数や通塾日を調整できます。

教室での個別指導に加え、自宅での学習に対応したオンライン学習サービスもあります。

東京個別指導学院の料金

授業料は、1人ひとりの学習プランによって変わります。

まず、学習相談やレベルチェックで現状を把握し、目標達成に向けた学習プランを設定します。

受講科目や通塾回数などを考慮した上で、授業料が決まります。

授業料の目安を自動返信メールで確認することも可能です。

合格実績としては、模試E判定→B判定に向上し、千葉大学教育学部に合格した人や、部活と両立しながら志望校に合格した人もいます。

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まとめ

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今回は、共通テストの地学基礎の勉強法と対策について紹介しました。

共通テストは、将来を大きく左右する大事な試験です。

その中の1つである、地学基礎の対策を進めていきましょう。

また、1人で勉強するのは不安な学生は、学習塾の選択肢も視野に入れると良いでしょう。

資料請求や無料体験教室を実施していることもあるため、気になる方は調べてみてください。

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【入会金不要!】無料体験・教室見学受付中!!

東京個別指導学院の魅力
苦手克服から受験対策まで対応可能
学習目的に合わせた一人ひとり柔軟なカリキュラム
継続的な学習習慣が身につく個別指導

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【初心者でもわかる】この記事のまとめ

「共通テスト 地学基礎」に関してよくある質問を集めました。

共通テスト地学基礎の範囲は?

共通テスト地学基礎の範囲は、大問4まであり、分野ごとに分かれています。大問1は地球で、固体地球・地層と化石・鉱物と岩石がテーマとなっています。大問2は大気と海洋で、梅雨期の天気・津波がテーマとなっています。大問3は宇宙で、太陽・太陽系がテーマとなっています。大問4は環境で、自然環境と災害がテーマとなっています。共通テスト地学基礎の範囲の詳細はこちらを参考にしてください。

共通テスト地学基礎のおすすめな対策法は?

1月の共通テストから逆算して対策をしましょう。オススメのやり方は、10月を目途に教科書や参考書を一通りこなすことです。次に1月まで、共通テスト過去問をこなしながら、 教科書や参考書で適宜確認する作業を繰り返しましょう。共通テスト地学基礎のおすすめな対策法についてはこちらを参考にしてください。

この記事を企画・執筆した人
-StudySearch編集部-
この記事は、StudySearchを運営している株式会社デジタルトレンズのStudySearch編集部が企画・執筆した記事です。
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