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更新日 2024.4.10

【いつから?】赤本を始めるタイミングと気をつけるべき使い方について

過去問対策をするときに赤本を”どうやって使えばいいのか”、”いつから、どれくらいの量をこなせばいいのか”疑問を持っている人もいると思います。

本記事では、赤本を使い始めるべき時期や、解くべき過去問の年数について徹底解説します。

大学受験対策に必須の過去問対策を効率よく意味あるものにするために、本記事を参考にしてください。

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赤本とは?

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王道の過去問題集シリーズ

赤本について簡単におさらい

赤本の特徴

●教学社が販売している過去問題集

●学校別・学部別で分かれている

●対策や問題傾向がまとまっている

赤本は大学受験生なら必ず耳にする問題集です。

受験勉強で一番大切だと言われている過去問対策を効率よくできる問題集です。

難関大学を志望している人ほど、赤本の使い方が大切になってきます。

赤本の有効活用方法についてはこちら⇨

赤本を使うメリット

赤本を使うメリットは以下の3つです。

  • 形式・傾向を掴むことができる
  • 受験当日のイメージができる
  • 自分の実力を知ることができる

問題の形式・傾向を掴むことができる

受験対策で大切なのは、知識や応用力だけではありません。

出題される問題の形式・傾向を知っておくことでより効率的な学習をすることができます。

何年間か問題を解いてみて、当日の解く順番や得点源を確認しておきましょう。

受験当日のシュミレーションができる

過去問を解くことで、受験当日にどのくらいのスピードで解けばいいのかどの問題を先に解いた方がいいのかなどを確認することができます。

また、何年か解くことによって出題形式にも慣れることができるため、当日も時間に余裕を持って解くことが可能となります。

自分の実力を知ることができる

赤本には当日最低点などの情報も載っていることがあります。

赤本を解くことによって自分がどれくらいの実力があるかの判断材料になります。

実力を知ることによって、志望校や学部の変更など合格を意識した志望校選びができるのでおすすめです。

赤本を使うデメリット

解説が不十分

赤本の解説や説明は一般的な問題集と比較すると非常に量が少ないのが特徴的です。

わからなかった問題や間違え問題など赤本だけでは十分に理解できない可能性があります。

周りに質問できる環境がない方は、学校の先生や友達に聞くしかないため大学受験対策ができる塾に通いながら自習時間で赤本を解くことをお勧めします。

赤本より解説が充実している青本についてはこちら⇨

POINT

メリット⇨形式・傾向の理解/当日のシュミレーション/自力を理解

デメリット⇨解説が不十分

【いつから?】赤本(過去問)を解き始める時期は?

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【時期別】赤本の使い方

【第一志望】始めるのは夏休みから

第一志望校の赤本は夏休みに1年分解いておくことをおすすめします。

多くの受験生が本格的に受験勉強を始める夏休みの段階で、自分の学力が第一志望に対してどのくらい足りていないのかどうかを見極めることは非常に大切です。

まずは1年分解いてみて、受験生として残りの時間をいかに効率よく学習できるかを計画しましょう。

【国公立志望】11月から本格的に

国公立志望の方は11月から本格的に大学入学共通テスト、二次試験の過去問対策を進めていきましょう。

大学入学共通テスト(センター試験)の過去問は時間を測って本番を意識することをおすすめします。

二次試験についても大学入学共通テスト前に少しでも始めておくことが大切です。

【私立志望】とにかく早くから量をこなせ

私立志望は基礎を固めつつ夏休みから始めることをおすすめします。

私立志望の方は比較的受験校が多く、また大学ごとに問題内容に癖があります。

量をこなしてとにかく慣れることが大切です。

赤本は何年分とけばいいのか

それでは赤本はどのくらいの量を解くべきなのか、それは「志望校」によって異なります。

目安は5年分から10年分です。

【第一志望】10年分

第一志望の大学については10年分解くことをおすすめします。

10年分解くことによって試験への慣れや問題形式の慣れが生まれ、試験当日の問題もスムーズに取り掛かることができます。

正しい使い方をして、過去問演習によって大きく点数を上げることができます。

【その他】5年以上がマスト

国公立大学でも、私立大学でも第一志望以外の赤本は5年以上は解くようにしましょう。

第一志望にいきたい気持ちもわかりますが、もし第一志望に届かなかったときに滑り止めができるようにしておかないと浪人することになります。

第一志望との勉強量、第一志望合格がどれくらい見込めるのかによって第二志望以下の学習量は異なるので注意しておきましょう。

POINT

いつから?⇨夏休みに一度解き、11月から始めよう

何年分?⇨5〜10年分は解こう

赤本の有効な活用方法

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おすすめの赤本の有効な活用方法3つ

時間配分を決めて解く

赤本の使い方として、時間配分を決めて解く方法があります。

一つの教科全体で解くのにどれくらい時間がかかるのかを知ることで、自分の実力を測ることができます

また、各大問ごとに分けて時間を測り、自分の苦手分野を特定し、当日までに効率のいい解き方を知ることができます。

1日受験当日を同じ流れで解く

他にも1日受験当日と同じ流れで解くと、より受験を意識することができます。

当日の朝入試が始まる時間から同じ時刻、同じ順番で試験を受けることによって集中力がどれくらい続くのか、休憩時間に何をするのかなど考えるきっかけにもなります。

復習はわかるまでやる

有効な活用方法として復習は必ず丁寧に行うということが大切です。

過去問を解いてみて一喜一憂するのではなく、どこでミスをしてどこが安定して取れているのかを確認することが大切です。

【注意!】赤本の誤った使い方

時間を計らずに解く

どうせ時間内に終わらないからと、時間を測らずに過去問を解いている方も少なくないでしょう。

時間を測らずただ解けるかどうかを確認するのは過去問を使用するにはもったいない解き方です。

必ず時間を測り、制限内に点数が取れる実力があるのかを確かめましょう。

復習をしない

復習をしないのは、ただ時間を無駄にしているのと同じです。

一度解いた問題は次確実に得点に繋げられるように、何度も復習しておきましょう。

答えを覚えてしまっていても過去問を2回解くことは解法を覚えることにも繋がるので、ぜひ取り組んでみましょう。

青本や黒本との違いは?

青本について

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青本の特徴

●駿台予備校が発売している過去問題集

●難関大学のみの掲載

●解説が充実している

青本は難関大学の過去問のみを出版している過去問題集になります。

赤本が幅広く2、3年分の掲載など幅広い出版をしているのに対し、青本は5年分で難関大学のみと限れられているのが特徴です。

赤本よりも優れている点は解説が充実しており、赤本の解説では理解できなかった部分も詳しく書いてあります。

黒本について

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黒本の特徴

●河合塾が発売している過去問題集

●大学入学共通テスト(センター試験)のみ

●解説が充実している

黒本は大学入学共通テスト(センター試験)のみ掲載されている過去問題集です。

青本同様解説が充実しているため、大学入学共通テスト(センター試験)の過去問対策をしたい方は黒本がおすすめです。

赤・青・黒本の違いを分かりやすく比較

3冊は出版社や解説方法が異なる

出版社 特徴
教学社 収録年数が多い、解説は簡潔
駿台塾 難関大の過去問のみ、解説は細かい
河合塾 大学入学共通テスト(センター試験)のみ
解説は細かい

実は赤・青・黒でそれぞれの特徴が明確に分かれています。

解説は簡潔だけど一冊で量をこなしたい方には赤本、解説が詳しく載っていて二次試験対策をしたいなら青本、同じく共通テスト対策をしたいなら黒本を購入するのがおすすめです。

【完全対策】おすすめの学習塾は?

過去問対策と言っても、独学のみで大学に合格するのは非常に難しいものです。

過去問演習をやりながら、大学入試に合格できるようにおすすめの学習塾・予備校をご紹介します。

家庭教師のアルファ

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続いて、家庭教師のアルファの具体的な指導について確認していきましょう。

家庭教師のアルファの基本情報
対象学年 幼児~高校生
指導形態 個別指導
展開地域 全国各地

プロ家庭教師が生徒を個別指導

家庭教師のアルファの指導は、厳しい採用基準を突破したプロ家庭教師がすべてしてくれます。

指導は完全1対1による個別指導であり、カリキュラムも生徒に合わせて作られているため、自分に必要な勉強を常にすることができるでしょう。

勉強を進めていくうちに、より良い勉強ができるよう改善してくれるため短期間で目標の学力に到達することも可能です。

また、家庭学習の管理もしてくれるのが家庭教師のアルファの大きな魅力であり、プロ家庭教師が勉強スケジュールを立ててくれます。

生徒ごとに作成された勉強スケジュールに基づき家庭学習を進めるだけで学力を上げられるのは嬉しい点です。

家庭教師のアルファの料金

家庭教師のアルファの詳しい料金体系については以下の表を参考にしてみてください。

コース名 月間指導料金(税込)
あるふぁるふぁ(幼児)コース 9,900円~
小学生コース 8,800円~
中学受験コース 11,440円~
中学生コース 8,800円~
中高一貫コース 11,440円~
高校生コース 12,320円~

入会金は無料であり、学年ごとに諸経費がかかることもありません。

上記料金は目安料金であり、カリキュラムによっては前後する可能性があるので参考程度にとどめておきましょう。

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大学受験予備校のトライ

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大学受験予備校のトライの基本情報
対象学年 大学受験生(新高3生、高卒生)
地域 全国各地(北海道から九州まで)
指導形式 完全個別マンツーマン授業

オーダーメイドの最短ルート

他の人と同じ勉強をしても同じだけしか成長できないため、他の人と差をつけたり逆転合格をしたりすることは難しいです。

そこで、大学受験予備校のトライでは、一人ひとりの現状の学力と志望校合格に必要な学力から本当に合格するために必要な学習を明確にすることで最短ルートで合格に近づくことができます。

安心のサポート

大学受験予備校のトライは、月別・週別でカリキュラムを組んでくれるだけでなく、難関大生コーチが毎週の学習を一緒に振り返ってくれます

そこでは1週間の成長を確認し翌週の学習計画を練り直したり、受験相談をしたりすることができます。

また、わからない問題があったら、チャットでいつでも質問でき、現役難関大生や難関大を卒業した大学受験専門チームが丁寧に対応してくれます。

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東京個別指導学院

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東京個別指導学院の基本情報
対象生徒 小学生・中学生・高校生・高卒生
対象地域 首都圏を中心に全250以上の教室
指導方法 最大1対2までの個別指導
自習室情報 あり(教室により要確認)
特徴 ベネッセグループの情報力と個別指導歴35年

難関大学受験の専門塾

東京個別指導学院の35年以上のノウハウが詰まった大学受験の指導実績は2022年度だけで約9,500名に上ります。

さらに、実績は日本の最難関東京大学から、旧帝大、早慶などの難関私立大学にも及んでいます。

そのため、各大学の入試データは大手予備校にも劣らず、集団授業の予備校では中々実現することができない一人ひとりの進路相談も受けることができます。

東京個別指導学院の料金プラン

東京個別指導学院はお問い合わせにて料金を確認できます。

以下のボタンより公式サイトに移動できるので、無料体験の申し込みや資料請求で詳細を確認してみるのもいいでしょう。

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TOMAS(トーマス)

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 TOMASの基本情報
対象学年 小学生・中学生・高校生
指導形態 完全個別指導(1対1)
展開地域 東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県

完全1対1の個別指導塾

TOMAS(トーマス)は、個別指導塾でありながら、高い合格実績を誇っています。

1対1の個別指導だからできる、発問型の授業で、大学入試において必要とされる「思考力・記述力」を身につけることがができます。

志望校に合わせた逆算カリキュラムにより、1人ひとりに徹底的なスケジュール管理をしてくれるので、効率良く学習を進めることができます。

他塾とは異なり、カリキュラムの作成だけでなく、お子様の理解度に応じたスケジュールの修正にも柔軟に対応してくれます。

また実績のある講師が多数在籍しているため、志望校を分析した指導で合格へと導きます。

TOMAS(トーマス)の料金

TOMASの授業料は非公開となっています。

授業料は学年・コースによって異なります。

無料で料金の見積もりも行ってくれますので、ご気軽に公式サイトへお問い合わせください。

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まとめ

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赤本を使った過去問演習は受験勉強を有利に進める上で非常に大切です。

しかし、赤本のデメリットに気を配らなかったり、誤った使い方をしてしまったりすると、その学習効果は大きく下がってしまいます。

こうした点に気を付けながら正しく赤本を利用し、着実に実力をつけていきましょう。

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【初心者でもわかる】この記事のまとめ

「赤本 いつから?」に関してよくある質問を集めました。

赤本を使い始めるのはいつ頃?

赤本を使い時始めるのは夏休み、11月から12月がおすすめです。自分が受ける志望校の難易度を知るために夏休みには一度解いておくことをおすすめします。また、11月から12月は大学入学共通テストや二次試験の過去問を本格的に時始める必要があるので、それまでに一連の学習を終わらせておきましょう。詳細はこちらを参考にしてください。

赤本ってどのくらい解けばいいの?

赤本は第一志望は10年分、それ以外は5年分は解いておきましょう。過去問を解くにつれ慣れが出てくるので、本番もスムーズに問題を解くことができます。詳細はこちらを参考にしてください。

赤本の有効活用方法は?

赤本の有効活用方法は、①時間を測って解く、②試験当日を想定して解く、③復習を完璧になるまでやる、です。この3つを完璧にこなすことで過去問演習によって大きく点数を伸ばすことができます。詳細はこちらを参考にしてください。

この記事を企画・執筆した人
-StudySearch編集部-
この記事は、StudySearchを運営している株式会社デジタルトレンズのStudySearch編集部が企画・執筆した記事です。
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