今回は大学受験における英語について紹介します。
受験シーズンが本格的に近づき、何の教科から勉強すればいいのか分からない学生も多くいると思います。
そこで英語がどれほど重要な科目であるのか、どう対策すればよいのか、英語にはどこの学習塾がいいのか、英語対策に有効な参考書は何かを解説します。
この記事をぜひ参考に学習塾選びをしてみてください。
英語が重要であるということはよく聞きますが、具体的にどうして重要なのでしょうか。
それは文系理系問わずに英語を受験科目に採用している大学が非常に多いからです。
もちろん、英語を使わずに受験をする入試方法や大学もありますが、その数は少ないです。
また英語を勉強しないことで併願校が減ると言えるでしょう。
さらに英語の配点が大きいということも大学受験の傾向として挙げられます。
一般入試でも英語1科目のみで受験できる大学があります。
いくつかあるので表にしてみましょう。
一般入試で英語のみで受験できる学部 | ||
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大学 | 学部 | 偏差値 |
慶応義塾大学 | 総合政策学部 | 83 |
慶応義塾大学 | 環境情報学部 | 72 |
青山学院大学 | 文学部英文学科 | 79 |
関西外国語大学 | 外国語学部 | 66 |
一般的に英語のみの受験を選ぶと、募集人数も少なく競争率高いため偏差値が高くなる傾向があります。
大学入試共通テストでも英語1科目のみで受験できる大学があります。
いくつかあるので表にしてみましょう。
共通テストで英語のみで受験できる学部 | ||
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大学 | 学部 | 偏差値 |
同志社大学 | 文学部英文学科 | 79 |
同志社大学 | 神学部 | 69 |
龍谷大学 | 国際学部 国際文化学科 | 67 |
このように英語のみの受験を採用している学部は外国語の学部や国際系の学部が多いことが分かります。
✔︎文系理系問わず必須の英語
✔︎英語は配点も大きい
✔︎外国語学部や国際系学部で英語受験可能
英語の勉強法は偏差値によって異なります。
まずは英語の偏差値が40の人に向けた勉強法です。
まずは単語力をつけましょう。
単語力をつけるだけで英語の文章の中に少しずつ分かる単語がでてきて、徐々にその内容を理解することができるからです。
覚える単語が分散してしまうので複数の単語帳は買う必要はありません。
まずは1つの単語の本を覚えてみましょう。
偏差値40代の人は英文法にも不安を抱えているのではないのでしょうか。
英語の基本的な文法の学習は高校の前半で終わるはずです。
中学生で学んだこと馬鹿にせずにきちんと復習することが必要です。
次に英語の偏差値が50の人に向けた勉強法です。
1つの単語帳を完璧に覚えてみましょう。
大体2000単語から3000単語覚えればかなり英語の文章が読めるようになるはずです。
複数の単語帳を並行してやるのではなく、まずは集中して1つの単語帳を制覇することがポイントです。
基本的な文法の問題でミスをしないようにしましょう。
高校までの英語文法の範囲で勉強漏れはないか、苦手な部分はないか確認しましょう。
共通テストで高得点をとる際に英文法は落としてはいけない問題になります。
大学入試共通テストの英語の問題で点数の大半を占めるのは英文読解の問題です。
これまで学んできた英単語や英文法を活用して文章が読めるようにしましょう。
最初は時間がかかるかもしれませんが、慣れが必要です。
最後に英語の偏差値が50の人に向けた勉強法です。
この勉強法は英語を学習する際の最終的な総仕上げとも言えます。
高校での履修範囲の英文法は「分からないところがない」と自身を持って言えるようにしましょう。
大学入試共通テストはもちろん大学独自の入試試験でも英文法の問題は点数を確実に取れるようにしましょう。
素早く確実に正解することで、共通テストで8割が取れます。
長文には慣れが必要であるため、毎日読むようにしましょう。
単語力にも自信があり、英文法も完璧であればある程度読めますが、それでも分からない単語はでてきます。
単語帳にも出てこない、知らなかった単語を覚えるのもよいですが、単語は無限にあるためキリがありません。
分からない単語を想像し補いながら英文を読みましょう。
時間配分も重要になるため、自分で制限時間を決めながら英文を読むといいでしょう。
ここまでくれば過去問を解くことで実際に点数がとれるように繰り返し勉強をすることが必要です。
時間配分は正しいのか、どこから先に解くと高得点につながるのかを吟味しましょう。
ただ一番重要なことは復習です。
復習をすることで次に過去問を解くときにより高得点がとれるようにしましょう。
✔︎まずは単語力が必須
✔︎英文法は確実に正解
✔︎長文は慣れが必要
英単語、英文法、長文などそれぞれの参考書の価格・出版社をそれぞれ表見てみましょう。
英単語におすすめの参考書 | ||
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参考書名 | 価格(税込) | 出版社 |
システム英単語 | 1,100円 | 駿台文庫 |
ターゲット1900 | 1,210円 | 旺文社 |
システム英単語は約3000語の単語を覚えることができ、さらに単語の派生語や成り立ちが書いてあるため、1つの単語を覚えるだけで倍勉強が捗る単語帳です。
またページが進むほど単語の頻出度高くなる設定のため、前から勉強しても文章が読めるようになる実感が強く持てる単語帳です。
受験生の中でよく利用されています。
ターゲット1900は英熟語ターゲット1000と共に受験生によく利用されている単語帳です。
音声CDがついているものもあり、五感を利用して覚えることもできます。
また確認テストを行うこともできるのでしっかりと覚えられているか確認してみましょう。
英文法におすすめの参考書 | ||
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参考書名 | 価格(税込) | 出版社 |
レベル別文法問題集1 | 838円 | 東進ブックス |
英文法・語法 SPEED攻略10日間 | 660円 | Z会出版編集部 |
東進ブックスのレベル別問題集は基礎的なレベルから志望校のレベルまでさまざまな段階が用意されているシリーズです。
すべての問題に一切の無駄を省いた的確な解説を付けることで、次々と解き進めるスピード感を保ちながら、自分のペースで独習できる問題集です。
シリーズを制覇することで確実に実力を挙げられます。
英文法・語法 SPEED攻略10日間は「盲点」となる文法・語法200項目をチェックできる参考書です。
10日間で仕上げられるよう必須項目のみを厳選しています。
受験生の盲点とは入試出題官が好む「出題の狙い目」でもあり、「頻出問題」が一気に対策できます。
英語長文におすすめの参考書 | ||
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参考書名 | 価格(税込) | 出版社 |
入門英文解釈の技術70 | 1,485円 | 桐原書店 |
英語長文Rise 読解演習 1. 基礎編 | 1,100円 | Z会編集部 |
入門英文解釈の技術70は70問の例題に70問の問題がついている参考書です。
しかし問題のレベルがそこまで高くないため、さくさくと進めることができます。
非常に解説が丁寧であるため英文解釈が苦手な人におすすめです。
基礎編から始まりシリーズ4冊を仕上げると難関国公立のレベルまで学習できる参考書です。
最初の英文は約300単語程度の英文読解であるため英文読解の習慣をつけたい人におすすめです。
また英文に使われた文法や構文もまとまっていて解説も丁寧です。
✔︎単語はシステム英単語かターゲット1900
✔︎英文法は"レベル別文法問題集1
✔︎長文入門英文解釈の技術70
英語の外部試験とは、例えば英語検定やTEAPなどを指します。
これらのスコアを入試の時に英語の点数として利用するのです。
これは各大学の英語の過去問を勉強する負担を省くことができるうえに、年に何回でも外部試験を受けることができるのがポイントです。
外部試験を利用するには4つの方法があります。
1つは大学が定める資格・スコアを有していないと出願できないものです。
次に国公立大学の二次試験や私立の一般入試の英語の得点を満点とみなすものです。
そして大学が定めたやり方で得点を換算することもできます。
さらに加点として利用される場合もあります。
それぞれの外部試験は形式や対象学年などによって受験型が異なります。
自分の志望大学の出願要項をよくみて受験しましょう。
大学入試共通テストとはこれまで行われていた大学入試センター試験に代わって2021年から実装されている入学試験です。
大学入試共通テストの英語はこれまでのセンター試験の英語とどのように変わったのでしょうか。
まず1つめの特徴としてリスニングの得点配分が大きくなり100点満点となりました。
大学入試共通テストではより実用的な英語という部分に注目が置かれているのが分かります。
またセンター試験では必ず問題文が2回繰り返されていましたが、大学入試共通テストでは1回しか問題文が読まれない部分もあるので、しっかりとリスニングできる力を身に付けましょう。
特徴の2つ目は設問にも英語が使われるようになったことです。
センター試験では英語の長文や文法の問題に対して日本語の問いが課されるという形式でしたが、大学入試共通テストでは英語の問題に対して英語で答えが問われます。
過去問や模擬試験を何回も解くことで、英語で何が問われているのか理解できるようにしましょう。
✔︎外部試験の要項はよく確認
✔︎リスニング力が必須
✔︎設問の英語に慣れる
イングリードの基本情報 | |
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対象年齢 | 10代~50代 |
指導形式 | マンツーマン指導 |
授業形態 | オンライン |
料金 | 119,625円/月(税込)~ 料金プランの詳細はこちら⇒ |
公式サイト | https://englead.jp/ |
イングリードでは、第二言語習得論に基づいて個別カリキュラムを作成し、応用言語学を活用した効果的な英語学習を行っていきます。
4技能や発音など必要に応じて重点的にトレーニングを行い、ただ英語を知っているだけでなく、実際に使える英語の習得を目指します。
また、無駄なく効率的に学習を行うため、1日に必要な学習時間やトータルの学習期間などを明確に分析します。
イングリードでは、オリジナルの学習管理システム「ENGLEAD Mgr」を用いて学習管理をしていくことによって、効率的に学習でき、挫折せずに英語学習を継続していくことができます。
また、海外就労経験などのある優秀なコーチ陣が質の高い学習を行ってくれるため、生徒一人一人に寄り添った手厚い学習サポートを提供しくれるため、着実に目標達成向けた学習をすることができます。
明確な目標を持ち、確実に英語力をステップアップさせてたい方に非常におすすめの英語コーチングです。
イングリードの料金・費用 | |
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入会金 | 55,000円(税込) |
サブスクプラン | 137,500円/月(税込) 料金プランの詳細を確認する⇒ |
長期一括プラン | 119,625円/月(税込) 料金プランの詳細を確認する⇒ |
イングリードの入会金は、55,000円(税込)となっております。
また、料金プランはサブスクプランと長期一括プランの2種類があります。
サブスクプランはその名の通り、月額で支払いを行うプランとなっており、月額137,500円となります。
長期一括プランは最低6カ月からの契約となり、契約期間が長くなるに連れ月額が安くなります。
一括で受講料の支払いが可能な場合は、長期一括プランでお支払いするのがお得です。
料金プランについての詳細は、公式サイトよりご確認ください。
イングリードの特徴であるカウンセリングからカリキュラムの受講まですべてオンラインで完結する点や、専属のコーチが私のスケジュールや英語のレベル、苦手分野を考慮した学習カリキュラムを作成してくれる点が、受講を決意した決め手です。
コーチは私の1番の目標であった「自分の意見を英語ではっきりと相手に伝える」ことを実現するためのカリキュラム設計をしてくださり、その目標に向けて、自分の足りない部分を補うための英語学習の道筋を明確に示してくださったため、3ヶ月間モチベーションを高く学習を続けることができました。
カウンセリングからレッスンの受講までオンラインで完結するため、実際に通うよりもレッスンの受講のハードルが低いことがわかります。
その一方で、専属コーチや個別に合わせて作成してもらった個別のカリキュラムの質が高く、生徒の現状などをしっかり分析してくれるので、目標を達成することに非常に効果的に学習出来ていることがわかります。
さらに、自分になにが足りないかなどを明確に示してくれるため、モチベーションを維持しつつ学習を行えたこともわかります。
イングリードでは、無料カウンセリングを行っています。
無料カウンセリング受講の手順は上記の通りです。
まずは、予約フォームにて必要な情報を入力します。
その際、Zoomでカウンセリングを行う日時を選択する必要があるため、前もって60分程時間を確保できる日程を確認しておきましょう。
その後、日時確定メールが送信されるため、間違いがないか内容を確認しておきましょう。
また、日時確定メールにアンケートが添付されているため、カウンセリングまでに事前アンケートを記入しておくようにしましょう。
そして、カウンセリング用のリンクがメールで送られるため、日時当日にカウンセリングに参加しましょう。
ENGLISH COMPANY 大学受験部の基本情報 | |
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指導対象 | 高校生、高卒生 |
授業形態 | 個別指導 |
エリア | オンライン、銀座、梅田 |
特徴 | 英語の「読む」「聞く」を伸ばす英語パーソナルジム |
センター試験からリスニングの配点が倍になった大学入試共通テストを攻略するには、リスニング力が必要です。
"ENGLISH COMPANY 大学受験部では英語教育の専門家がパーソナルトレーナーとなって徹底的にサポートしてくれます。
マンツーマンで日々の自宅学習までコーチしてくれます。
料金は以下の通りです。
また料金は税込価格です。
ENGLISH COMPANY 大学受験部の料金 | ||
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入会金 | 55,000円 | |
授業料 | 週2回×3か月 | 396,000円 |
週1回×6が月 | 419,000円 |
「※料金は自社調べにより、あくまで目安として参考にしてください。」
また他の塾や予備校から移籍した場合や友人や家族の紹介などで10,000円オフになるキャンペーンもあります。
✔︎英語のパーソナルジム
✔︎リスニング力がつく
✔︎10,000円オフのキャンペーンあり
今回は大学受験における「英語」について解説しました。
文系でも理系でも学習しなければならない科目でありますが、苦手とする人も多いと思います。
今回紹介した偏差値ごとの学習方法やおすすめの参考書を利用してみてください。
また記事内で紹介した英語専門塾ENGLISH COMPANYが気になる方はぜひ問い合わせしてみてください。
「大学受験の英語」に関してよくある質問を集めました。
偏差値ごとに適切な勉強法が異なります。英語が苦手な方はまず単語力を強化することが最優先となります。それと並行して中学レベルからの英文法を復習してみましょう。単語や文法がある程度身に付いたら英文解釈に挑戦してみましょう。
英文法、単語、英文解釈のそれぞれで必要な参考書が異なります。英単語では「システム英単語」や「ターゲット1900」、「英文法ではレベル別文法問題集1」や「英文法・語法 SPEED攻略10日間」、英文解釈では「入門英文解釈の技術70」、「英語長文Rise 読解演習 1. 基礎編」がおすすめです。