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更新日 2023.9.8

【プロ家庭教師監修】共通テスト英語の変更点・時間配分などの対策を解説

2021年度からセンター試験に代わり、大学入学共通テストが実施されるようになりました。

これまでのセンター試験とは求められる力も異なり、リスニングの配点が上がったり、思考力を問う問題が増えたので新しい対策が必要となります。

この記事では、主に共通テストの英語における変更点と理想の時間配分・対策・勉強法を解説します。

共通テストとセンター試験の比較

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共通テスト英語の変更点

下記がセンター試験、共通テストのおおまかな内容です。

  センター試験 共通テスト
出題方式 マークシート マークシート
問われる能力 知識・技能 思考力・判断力・表現力
出題内容 文法・長文読解・リスニング 長文読解・リスニング

配点が大幅に変更

共通テストの英語の配点は、リーディング100点・リスニング100点です。

センター試験と比較してリスニングの比重が高くなり、配点が1:1になったのが特徴的です。

  配点 時間
リーディング 100 80
リスニング 100 60

発音・アクセント・文法がなくなる

前述の通り、当初はアクセントや発音の技能を図る問題は外部試験を導入し評価する予定でしたが、少なくとも2025年までは見送りとなりました。

確実とは言えませんが、2024年も同様に出題されないと予想できます。

問題も含め英語で設問が作られる

大学入学共通テストでは、これまで日本語だった設問が英語になりました。

解き慣れていない方は難しく感じるかもしれませんが、一つひとつの単語についての難易度はそこまで高くはないため、基礎力がついていれば十分対応できます。

リスニング問題の再生が1回と2回の混在

大学入学共通テストの英語はリスニングの再生回数が2回から1回になった部分もあり、多くの学生が対策方法に悩んでいます。

大学入学共通テストの英語のリスニング問題については以下を参考にしてください。

大問 小問 内容 マーク数 配点 放送回数
1 A 短い発話の内容理解 4 16 2
B 短い発話に一致するイラスト選択 3 9 2
2 - 対話文に一致するイラスト選択 4 16 2
3 - 対話文の内容理解 6 18 1
4 A 学校や日常生活に関する英文の内容理解
※図表読み取り含む
8 10 1
B 4人の意見の内容理解
※状況と条件の読み取り含む
1 2 1
5 - 大学講義の内容理解
※状況と図表の読み取り含む
7 15 1
6 A 留学に関する2者の対話文の内容理解 2 6 1
B 4人の会話文の内容理解
※図表読み取り含む
2 8 1

✔大学入学共通テストもマークシートを使用

✔より実用的・実践的な学力が求められる

✔精度を高めるための総合的な英語力が必要

共通テスト英語の時間配分は決めておくべき!

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各大問の配点から時間配分を決めよう

リーディングの時間配分

各大問に対する理想の時間配分は以下の表を参考にしてください。

共通テスト英語の時間配分はできるだけ後半の配点が高い大問5・6に時間をかけたいところです。

理想の時間配分
大問1 8分 10点
大問2 14分 20点
大問3 12分 10点
大問4 10分 16点
大問5 14分 20点
大問6 22分 24点

共通テスト英語を解く時のポイント

設問と選択肢を先に読む

共通テスト英語のリーディングではいきなり英語の本文を読むことをおすすめしません。

問題に取り掛かる前に最初に選択肢と設問を読むことで、短い時間で長文の題材が何なのかを簡単に掴めることがあります。

少しでも全体の内容が頭に入っていると、本文で分からない単語が出てきた時に単語を予測しやすくなります。

この方法を使っていない方は今すぐにでも始めるべきでしょう。

分からない問題を迷わずに飛ばす

共通テストの英語は時間との勝負です。

配点を考えると解くのに時間を掛けたいのは後半の問題なので、特に前半で分からない問題が出てきた際には一旦諦めて先に進みましょう。

諦めることが時には点数アップに繋がることがあります。

大問を順番通りに解く

大問5・6の配点が高い分、時間に余裕がある間に解いた方がいいと思うかもしれませんが、大問1~4で英文を読むのに慣れた状態を作ってから読んだ方が読解の精度が上がるでしょう。

また、試験が始まった瞬間は緊張感があったり、一気に集中モードに入るのが難しいためこの方法をおすすめします。

✔︎大問5・6は配点が高い

✔︎設問の先読み

✔︎分からない問題は飛ばす

共通テスト英語の具体的な対策方法は?

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リーディングの対策・勉強法

音読で日本語を介さない英訳

共通テストの英語は長文問題の単語を一語一語日本語に訳して読んでいては、時間内に読み終わらせることは不可能に近いです。

そこで、リーディングの練習法として音読を行います。

ただし、ただ英文の意味を分からずに音読するのではなく、日本語訳が頭に入っている状態で英文の音読を行います。

また、この時に自分で理解できるスピードで音読するようにしましょう。

その状態で英文を声に出しながら訳すとなると、自然と日本語に訳さずに英文を読むという感覚が身につくので、長文を読むスピードを上げたい方はぜひ試してみてください。

一冊の文法書を完璧にする

英語の長文を読むスピードが上がり、知っている単語数が増えてきても、知らない文法が長文にでてくると必ずそこで引っかかってしまいます。

例えば現在完了という用法がhave+過去分詞系の動詞で経験・完了・継続という意味を持ちますが、これはhaveの持つ本来の意味だけでは考えられない訳し方になります。

このようにいくら単語を知っていて、長文対策を行っても読めない箇所がでてきてしまうので文法対策も十分に行いましょう。

リスニングの対策・勉強法

正しい単語の発音を覚える

英語のリスニング問題で音が聞き取れない最大の原因は自分の思っている音と、実際の音が異なることです。

日本語の母音が5つなのに対して、英語には母音が細かく分けると全部で26個もあります。

日本人はこの5つに音が近いものは全部同じ音として認識してしまうので、ネイティブの正しい発音を聞くと混乱してしまう人が多いのです。

そのため、リスニング対策をするなら、正しい母音の発音を一通り聴いてみることをおすすめします。

間に問題の先読みをする

共通テストの英語では1回しか放送されないリスニング問題があります。

そのため、いかに問題間で次の設問を先読みをできるかが大事になってくるので、リスニング問題を解いて対策する際には先読みの練習をしておきましょう。

✔文法対策は不可欠

✔リスニング対策はリーディングから

✔英語対策には地道な反復学習が必要

【2選】英語対策におすすめの塾・家庭教師

①:家庭教師のトライ

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家庭教師のトライの基本情報
対象学年 幼児から高卒生まで対象
授業形態 1対1の個別指導
対象地域 全国

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家庭教室のトライではオーダーメイドのカリキュラムを作成するため料金は一人ひとり異なります

無料のお見積りも行っていますので、是非公式サイトよりお問い合わせください。

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②:ENGLISH COMPANY 大学受験部

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ENGLISH COMPANY 大学受験部の基本情報
対象学年 高校生・高卒生
授業形態 個別指導
教室一覧 オンライン

マンツーマン指導による共通テスト対策

ENGLISH COMPANY大学受験部は共通テスト対策のためのマンツーマントレーニングを実施しています。

オンライン指導ですが、自宅で取り組むメニューを設定してくれるため効率よく学習することができます。

また、アプリを使ってトレーナーに質問することができるため、英語が苦手な方や質問したいという方にもおすすめです。

リスニング対策にも対応している

ENGLISH COMPANY 大学受験部は独自開発のリスニング力強化アプリによるリスニング対策ができます。

音声変化させることもでき、また、アプリなのでどこでも学習できるというのが強みです。

その他にも、文法や正しい発音を学べる豊富な動画コンテンツや学習サポート、オリジナルコンテンツも多数用意されています。

↓↓詳細はこちら↓↓

まとめ

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より総合的な学力が求められる大学入学共通テスト。

知識・技能だけでなく、さまざまな角度から見る学力が求められます。

これまでの学習は継続しつつ、新しく求められる力に対応することが重要です。

共通テスト英語の対策をするなら塾・家庭教師を利用したほうが圧倒的に効率よく学習できます。

少しでも早く点数を伸ばしたい方や、成績に伸び悩んでいる方はまずは無料体験の授業を受けてみることをおすすめします。

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家庭教師のトライ

冬期講習受付中
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30年以上、120万人の指導実績から生まれたトライ式学習法
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【初心者でもわかる】この記事のまとめ

「共通テスト英語」に関してよくある質問を集めました。

共通テスト 英語の変更点は?

共通テスト英語の変更点は、①発音・アクセント・並び替え問題がなくなる、②リスニングの配点が高くなる、③リスニング問題の再生が1回と2回で混在する、④問題文も含め、英文で設問が作られるという変更点があります。それぞれの詳しい変更点については記事内で紹介していますので参考にしてください。

共通テスト 英語の対策方法は?

共通テスト英語の対策方法は、リーディング対策に関しては文法力を鍛えることと、速読のために音読を行うのがいいでしょう。またリスニング対策においては、英語にしかない母音を理解し、正しい発音を知ることが大切です。

この記事を企画・執筆した人
-StudySearch編集部-
この記事は、StudySearchを運営している株式会社デジタルトレンズのStudySearch編集部が企画・執筆した記事です。
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